す 行
【鬆()pore 収穫時期が過ぎた根菜類に入る芯
 すー 孔(あな) 穴 hole 「鼻ンす」鼻腔 「じごんす」肛門
 せる する 「泣かす」
 …しようが 「来ぅず来るみゃーず勝手」
すあい すあえ すわい【酢和え】 酢で和えた料理
すい する 「しごっすい」仕事する《牛深》〈る→い転音〉
すいー すいか すっぱか【酸い】sour 酸っぱい
すいがや《牛深》 すいけん するから するのだ
すいきょうまわす 古語【酔狂】 酔狂する
すいちゃがや すいちゃんば すいとさな するのだ《牛深》
すいで するから するので 「わいがすいでやっか」
ずいどう【随道】tunnel 山腹など地中を繰り抜いた道路
すいとる 好きだ 好みだ 惚れている
すいとる 隙間がある 空いている A暇だ
すいもん【吸い物】 汁物 soup
すー【巣】 脂 溜まり場 A秘密の場所 (短音長呼)
すー 孔(あな) 穴 hole 「鼻ンすー」鼻腔 「じごんすー」肛門
すー【鬆()pore 根菜類に入る芯 (短音長呼)
ずうかまする〈頭〉headbat 頭突きする
すーき【好き】liking 人や物に好意を持つ(短音長呼)
ずうしー ずしー【雑炊】 野菜などを入れたお粥 おじや
すーしとる 空気が抜けている 「タイヤんすーしとる」
すーすーすっ すーすーする 透き間風が入る
ずーずーべったり けじめがない
ずーずくまる ずずくまる 縮こまる 体を丸める
すーする 空気が抜ける
ずうだ ずうわい 出よう《牛深》
ずうたい【図体】 ずうてぇ ずうてゃー 身体 body
  体格 体つき
ずうっと《京》 ずっと 長い間 A常に
すーばん 古語【相伴】 持て成し お節介 干渉《高浜》
ずーり ずり に沿って に伝って ひと続きに すがら
ずーわた【臓腸】 内臓 臓物《竜ヶ岳》
ずーんする 汗が引いて寒気がする
すえぜん 古語【据え膳】 食膳を整える 食事を接待する
  A女から情事を誘うこと 「据え膳喰わぬは男の恥」
すか 当てが外れる 騙される《京》
すかくう すかくろうた 当てが外れた 騙された
すかす お好みでいらっしゃる 好物 気があられる
すかす 古語【透かす】 まばらにする A放屁する
すかす 古語【賺す】coax なだめ賺す 機嫌とる A煽てる
すかたんくらう(近世語) 見込み違い 当て外れる
すかっさん お気に召さない
すがっつく【縋り付く】助けを求めてる 頼る《日ポ》
すかっとする 清々しくさっぱりとする 気がすっきりする
すがね すがり すがる すがれ 古語【すがる】 似我蜂 蟻(あり)
すかばる すかばるる すかばれる 古語【竦(すくば)る】 竦(すく)
  硬直する 顔や手足が浮腫(むく)
すがめ【眇】 斜視 やぶにらみ
すかん 好きでない 嫌い dislike《京》
すかんすかん 隙間だらけ 疎(まば)
すがん すぎゃん その通り thatright
すがんじゃか すぎゃんじゃか じゃなか そうではない
すがんすれば すぎゃんすれば そうすれば
すかんとかい すかんとな すかんとね 嫌いですか
すかんときゃー すかんとけー  すかんねー 嫌いか
すかんぴん【素寒貧】 一文無し 貧乏《京》
すきかい すききゃー すきけー すきや 好きですか
ずきずき ずきんずきん 傷が脈打って痛む様
すきっとせん 気持ちがすっきりしない 気が晴れない
すきなすか すきなはるか お好きですか 好みですか
すきなっせん すきなはらん お好きでない お気に召さない
すきふう 好みのタイプ A嗜好に合った物
すきゃーて 澄まして 平気な顔して A知らぬ振りする
すきゃーとる すみゃーとる 澄ましている 知らぬ振りする
すぎらいた すぎらした 逝去なさった 死去された
すく【敷く】 物の下におく 広げる 〔し〕の転音
すくう【掬(すく)う】scoop 手や匙で汲み取って A浚う
すぐさまに【直ぐ様】 短兵急に 性急に
ずぐし ずぐっしょ【熟柿(じゅくし)】 A蝉(つくつくぼうし)
すくすく すっくすっく 伸び伸びと成長する
すくなか すくにゃー すくねー 少ない
すくのうなる すくのなる 少なくなる
すくばる 古語【竦(すく)ばる】 硬直する 竦(すく)む《京》
ずぐらうつ  (蛇が)とぐろ巻く
すくらかす 古語【賺(すか)す】 煽てる incite なだめ賺す
すくらきゃーて すくらけーて (おだて)て なだめ賺して
ずぐらめ ずんぐらめ 蝸牛(カタツムリ) snail 陸生巻貝
すぐりわら【選り藁】 古語【選る】 袴を取った藁
すくる すける すけとる 透けて見える
すくる【助ける】 手を差し伸べる 救援 A敷く《日ポ》
すぐる 古語【選る】 選び出す 選り抜く A藁の袴を抜く
すぐる すげる はめこむ 差し替える 「鼻緒すげる」
すくるる すくれる 古語【竦(すく)ばる 竦(すく)む】硬直する《日ポ》
すぐれん 気分が悪い A体調が悪い
ずぐろか どす黒い A打身で黒ずむ
すげー《京》 すごか【凄い】 優れている
すけかい 土台と密着するように敷く物 (下駄を履かせる)
すけかう《日ポ》 桁を支えるために支柱を敷く
すげかゆる 新しい柄を付ける A緒を取り替える《日ポ》
ずけずけ ずばずば 遠慮なくはっきり言う
すけてまっとる 手を差し伸べて待っている 待ち受けている
すけとる 透けて見える 透き通っている
すけべ すけべー【助平】 好色家 エッチ(Hentai) 《京》
すごき 腰紐 和装用の細い紐
すごく【扱(しご)く】 挟み込んで引き抜く 厳しく訓練する
スココベ スココンベ スッコベー スッコンベ カワハギ
すこすこ すごすご 退散する 引き下がる
すこたえまくる すこたゆる 慌てる 狼狽する
すこたゆんな 慌てるな 間違うな
すこたん 近世語【すこたん】 馬鹿 見当違い《京》
スコップ 《オランダ語》schop シャベル ショベル shovel
すこぶる 古語【頗(すこぶ)る】 随分 かなり
すさ《京・日ポ》 すさわら 古語【寸莎藁】 壁土に混ぜる藁
ずさずさ 水分過多 A垂れ下がる様子
すざる すだる【退る】 退く 後退り 下がる
すじ【筋】 血筋 血統 素質 nature
すしーで 古語【濯ぐ】 洗い落として 良く洗って
すじきゃー すじけー【筋交()い】 斜(はす)()slant 耐震補強材
すじけ《日ポ》 すじンつる 引き付け 痙攣する 麻痺
すじちぎゃー【筋違い】 道理に外れている A相手違い
すじノよか すじンよか 素質がよい
すじひっぱっとる 筋状になっている A血縁関係にある
すじむかい《京》 すじむかえ 斜め向かい
すじゃー【素茶】 粗茶 お茶受けを添えずお茶だけ
すじょう 古語【素性】 素質 nature 性格 血筋 育ち
すじょうンよか 性格がよい 生育がよい A真っ直ぐだ
すじンつる 引き付けを起こす 痙攣する 神経麻痺
すずうどる 涼しい風に当たっている 涼を取っている
すずく 古語【雫(しずく)】 滴(しずく) drop 水の滴り 〔し〕の転音
すすくる 古語【煤(すす)く】 煤ける 見栄えが悪い《日ポ》
すすくれ 煤で燻された物 A野暮天
すすけかぶる 煤が付いている A古びている
すすけとる 煤けている 古びている A野暮ったい
すずしか【涼しい】cool ひんやりと爽やか A清い clear
すずしゅうなりやした 涼しくなりましたね
すずなりしとる【鈴生り】 果実が密生している A群がる
すずむ【沈む】sink 沈没する 没する 水の底に落ちる
すすりこむ 汁物等を吸って食べる A鼻汁を吸い込む
すする 古語【啜(すす)る】sip 吸い上げて飲む しゃぶる
すずるる すずれる 溢れる 液体が容器から溢れる
すそご すそったれ すそっぽ 末っ子
すたすた すたんすたん 液体が漉(した)まる音 水滴の音
ずたずた ずたんずたん 切り裂いて細切れになる
すたたまる すたたる すたたるる 溢れて垂れる
ずだぶくろ【頭陀袋】 修業僧が持つ袋 布製の袋《京》
すたまり 古語【壻(した)まり 漉(した)まり】 雫(しずく) drop 水滴
すたまる 水気が抜ける 水分が出る 垂れる
すたむる すためる 古語【壻(した)む 漉(した)む】 水滴を切る
すためとく 古語【壻(した)む 漉(した)む】 水滴を切っておく
すたりもん 不要品 A無用の者 B流行遅れ 流行廃(はやりすた)
すたる 古語【廃る】 無駄になる
すだる 古語【退(すさ)る 退(しりぞ)く】go back 後退 下がる《京》
すだれ〈枝垂れ〉 氷柱(つらら) icicle
ずつ 古語【づつ】 等分量に分ける 同一量の繰り返し
すっからかん 何もかもなくなる 無一文 全部使い切る
すっかぬぐ すっくゎぬぐ 脱ぎ捨てる
すっかんがす すっくゎんがす 引き抜く 抜き取る
すっかんぐる すっくゎんぐる 摺り抜ける
ずっきずっきする 鼓動を打って痛む
すっきら すっきりゃ 全部 all 残らず 根刮ぎ そっくり
ズック 《オランダ語》doek  幌布製の靴
ずっく ずっくー 太くて短い
ずっくずっく 傷などが痛む様子
すっくりかやす【鋤き返す】 田畑の土を掘り起こす
すっくゎぬぐ すっくゎんがす 引き抜く 抜き取る
すっけんぎょ すっけんご 片足跳び
ずっこくる ずっこける 的外れ Aだらしなく落ちる
スッコベー スッコンベ カワハギ科の磯魚 コウベ
ずっさがる ずりさがる 滑って下がる ずれて下がる
すっじぇー するじぇー するよ《佐伊津》
すっじゃー するじゃー するべー 始めるよ
すっじゃっか すっとたー するではないか
ずっずりー 根元がずれて不揃いになる
すっせん すっせんか すっで すっでか しますから
すっぞ するびゃー するべー 始めるよ するよ
すったー すったい すったな すったね するといいですよ
すっだいこん〈擂り大根〉 下ろし大根
すったくれ すったくろ 放蕩息子 道楽もの A末子
すったりした 体から力が抜けた 疲れ果てた 疲労困憊した
すったりこすったり じゃれて体を擦り付ける
すったれ 末子 兄弟姉妹の一番下の子
すっだんか すっだんじゃか する段階ではない
すっちあろきゃー すってあろに するものではないよ
すっちされば すると言ったらしますよ
すっちゃい すっちゃいろ すっちゃろかい するのだろうか
すっちゃかー すっちゃかいや するのではないですか
すっちゃっかい すっとじゃっかい するのだよ
すっちゃっせん すっちゃっで すっとじゃっで するのだから
すっちゃったて すっちゃったとに する積もりだったのに
すっちゃって すってー すっとこれ すっとに するもね
  するのに
すっちゃっとん するぞ するはずだ
すっちゃば 《下浦 新和》 すっちゃばって すっとばって
  するのだけど
すっちゃもね すっちゃん すっとじゃん する積りだ
すっちゃもんさな するのですよ《竜ヶ岳 御所浦》
すっちゃろう すっちゃろもん するのですか
すっちゃろが すっちゃろもん するのでしょう
すっちゃろで すっどで するだろうに
すっちゃろばって するのだろうけど
すっちゃろもん すっどもん するだろう するでしょう
すっちゃんばー するのだ するよ《苓北 牛深》
すっつもっでおる すっつもりしとる する積りで居る
すってー すっでー するのに しますから 済ませますから
すっでさい すっでさな すっでたい するからだよ
すっでじゃっか すっでじゃん たい わい するからだ
すってんてん すってんぱー 無一文 何も無くなる《京》
すっと するのだ するのです
すっど すっどう すっどもん するだろう
すっとー すっとかい …きゃー けー な ね 
  するのか
すっどうか すっどかにゃ すっどかね するだろうか
すっとがー すっとさい …じゃん すっとぞー するのだ
ずっとかい きゃー けー なー や  出るのか
すっとかせんとか するのかしないのか
すっときにゃ すっときゃ する時は
すっとぎり すっとなろ すっとなろば するならば
すっとこどっこい 相手を馬鹿にして罵ることば
すっどころか すっだんか すっだんじゃか する場合か
すっとさー すっとさい さな さね するのだよ
すっとされ すっとされば するのだよ するに決まっている
すっとじゃい すっとじゃいろ するのだろうか
すっとしゃが すっとしゃがにゃ すっとなろ するならば
すっとじゃかー すっとじゃかいや するのではないだろうか
すっとじゃもんさな するのですよ《竜ヶ岳 御所浦》
すっとじょん するのだ《苓北》
すっとぞ すっとべ するのだよ するのです
すっとぞうな するのだよ《新和》
すっどだ すっどもね すっどもん すっどだな する筈だ
すっとた すっとたな すっとたね すっとわい するのだよ
すっとたい するのだよ Aするのかい
すっとに すっとこれ すっちゃって するもね するものを
すっとばい ばえ びゃー べー するのだよ
すっとばしんごて するわけでもないのに
すっとぼけ 馬鹿を決め込む 知らぬ振りをする
すっともとった すっどもとった するだろうと思っていた
すっとよかたい すれよかもね するといいよ
すっとん するぞ 「怪我すっとん」怪我するぞ
すっとんかえる すっとんかやる 尻餅を搗く 転倒する
すっとんきょう【素っ頓狂】 間抜けで調子外れ
ずつない《京》 ずつなか ずつねー 古語【術無し】
  方法がない A切ない 心苦しい 満腹で苦しい
ずっぱい《牛深》 ずっぱり 一杯 沢山 enough
すっぱか すっぴゃー すっぺー【酸い】sour 酸っぱい
すっぱくもん 道楽者 《島子》
すっぱだか【素っ裸】nude 丸裸 着衣がない
すっぱぬく すっぽぬく 引き抜く 抜いて外す
すっぱり すっきり すっかり 後腐れなく 綺麗さっぱり
すっぺかまする 爪先で弾く
すっぺこっぺぬかすな 屁理屈言うな(卑語)
すっぺったこっぺった ああだこうだと言い訳をする
すっぺり ずっぺり 近世語【すっぺり】 辺り一面 全面に
  A全て すっかり
すっぺりこっぺり 辺り一面 全面的に すっかり
すっぽかさるる すっぽかされる 約束をはぐらかされる
すっぽかす すっぽがす 約束を守らないで放っておく
すっぽんきがえ 総着替え
すっぽんぐる すっぽんげる 抜ける 抜け落ちる
すっぽんぽん 着衣を付けないでいる 素っ裸 nude
すつる【捨てる】 放棄する 廃棄する disuse A見放す
すつんな すてなすな 捨てるな
ステテコ 《ポルトガル語》 男性用下着 ズボン下
すてでにゃ すてでん すてんで 捨てないで
すでぶり【素手振り】 手ぶらで
すとーンのよか 素通り 通りがよい 《新和》
すどか すろうか すろか 素早い すばしっこい A悪賢い
ずな【砂】sand 砂利 岩石の粒
すにーで 引き抜いで 抜き取って
すぬぐ 引き抜く 束から一部を抜き取る 掻き出す
すばしこか すばしっこか 素早い quick 敏捷だ
ずばずばいう 遠慮なくはっきり言う
すぱっと ずばっと 単刀直入に すっきりと 正確に
すびーて 歯に染みて痛んで 身に凍みて
すびく《日ポ》 すぶく 古語【すびく】 歯や身に凍む
ずぶずぶ 腐敗する A貫通する
ずぶぬれ びしょ濡れ ぐしょぬれ《京》
ずぶの 全くの 「ずぶの素人」
すぶる 古語【燻(くすぶ・ふすぶ)り】 燻(くすぶ)smoke 燃えないで煙る
すべい【滑る】slip 試験に落ちる A思わず口に出す
すべーて すぼらきゃーて すぼらけーて 燻らして
すべくる すべくったわす すべくりかえる すべくる
ずべくる ずべる 古語【滑る】slip 転倒する
  A試験に落ちる Bずれて動く slide
すべっぞ すべったい すべっとん 滑るよ
すべったくる すべりこくる 滑って転倒する
すべらか ずべらか すべらしか 滑り易い
すべりンよか すべんノよか 滑りが良い よく滑る
すぼ 古語【藁楷(わらしべ)straw sandals 稲藁の芯
スポイト 《オランダ語》spuit 液体吸引器
すぼうだ 古語【窄(すぼ)む】narrow 縮んだ 狭まった《京》
すぼえ 藁葺き屋根の家
すぼす 古語【燻(くすぶ・ふすぶ)る】 燻ぶらす 〔く〕の省略《京》
すぼすな すぼらかすな 燻らすな
すぼむる 古語【窄(すぼ)める】 狭める 縮める
ずぼら 無精 怠け 怠け者 《京》
すぼり 古語【燻(くすぶ・ふすぶ)り】 燻(いぶ)り 煤ける 黒ずむ
すぼる 古語【燻(くすぼ・ふすぼ)る】 燻(いぶ)smoke 燃えないで煙る
ズボン 《フランス語》jupon pantalon ズボン slacks pants
すまさした 済まされた お済みになった
すます すまする 澄ます 不純物を除去する
すまじゃった すまんじゃった 済まなかった 申し訳ない
すまん 済まない 申し訳ない 御免 《京》
すみだる【角樽】 柄樽 祝いの酒樽
すみちぃた 古語【住み着いた】 定住した 永く棲む
すみどうら【炭俵】 木炭を入れる萱で編んだ俵
すみにゃおけん 陰で何をするか解らない 油断ならない
すみゃーた すめーた 済ませた
すみゃーとる すめーとる 済ましている 気取っている
すみやっせん すんまっせん 済みません
すむ 潜る dive 水に潜る 潜水する《日ポ》
スムース スムーズ smooth 円滑 円満 peace 流暢 順調
スムシ 穀象虫 穀類に付く虫
すむみゃー 済まないだろう 終わらない 解決しない
すむる すめる 澄ます 搾(しぼ)る 椿や菜種から搾油する
  搾油して不純物を除去する 「油澄めどん」搾油 精油所
すめきもせん 呻き声も出さない 呻き声を押し殺す
すめく 古語【すめく】 呻(うめ)く 呻き声を漏らす
すもうかい すもうきゃ すもうけ すもうに 終わらない
すもうとる 住まっている 居住している 生活している
すもぐり【素潜り】潜水器具を着けずに裸で潜水する
すもどり 古語【素戻り】 何の用事も果さず帰る
すやき 古語【須恵器】 素焼き 釉薬を掛けない陶器
すやつ 古語【其奴】 其の奴
すやつだ すやっだ すやつどまー すやっどま 彼らは
すゆーい すゆーして【酔い】sour 酸っぱくて
すゆる【据える】 動かないように置く 地位に着かせる
ずらうつ ずらかる 逃避する 高飛びする
すらごつ すらごと 古語【空言 空虚(そらごと)】 虚言 嘘 偽り言
ずらす ずる 移動する A日程などを変更する
すらすら すんなり 淀みなく 物事が順調に運ぶ
ずり に沿って に伝って 「川ずり下(くだ)る」
すりーろ するにーろ するだろうか
ずりおつる ずりおてる 少しずつ動いて落ちる
ずりさがる 滑って下がる 「ズボンがずり下がる」
すりひゃーだ すりへーだ【擦り剥いだ】
すりみーた【擦り剥いた】 擦って皮膚を剥く
ずる 古語【出()づ】 出る 外へ行く 現れる A卒業する
するいちり ただするだけ
するいっぽう する傍ら ひたむきにする 一途に
するが (きっと)するよ するだろうよ
するか きゃー けー …なー ねー  しますか
ずるか【狡い】 悪賢い 自分の利益優先にする
  A怠ける neglect
するかい するかいた するかな するかん しますか
するかたで するかたわら する一方で 片手間に
するがな するさー するする しますとも
するがや するじゃないか するよ 《牛深》
するぎっと するぎり するぎんに するぎんにゃ するなら
ずるくりべったり けじめが付かない
するぐりゃーなろ するぐれーなろ する位なら
ずるくる ずるける《京》【狡ける】 怠ける neglect
ずるけとる 怠けている
するけん するしぇ(せ)ん  しますから
するけんや するせんや するので するから《二江》
するごし するごて するように
するこたする するべき事はする A一応する 取り敢えずする
するごっせろ するごてせろ するようにしなさい
するこっでけん するこつならん してはいけない
することなすこと 何をするに付けすべて
するささ するはざ する間中 する間に
するしぇな (するせな) するっしぇ(せ)な するので《佐伊津》
するじぇ (するぜー) するよ 《佐伊津》
するしこ するだけ する分量
するする 滑らかに 滑る
するする 必ずする 絶対する しない訳がない
ずるずる 次第に滑る 引きずる 引きずられる
ずるずるづる 次々に出る
ずるずるべったり 優柔不断 長引いて決断できない
するせんたー するせんじゃん するからですよ
するちされば するてされば 必ずするよ
するっかい するちゅうかい するのか しますか《佐伊津》
するった するったな するのだよ 《佐伊津》
するっぱい するっぱな するっぺー しますよ《佐伊津》
するどーか するどーかい するだろうか 《佐伊津》
するどーもん するだろう 《佐伊津》
するなー するねー するやー しますか
するばい するばえ するばな するばいた しますよ
するびゃー するべー しますよ するよ
するべきンこたせんば すべきことはしなければ
するべしーしとる 必ずすることにしている
するほどしにゃ する位なら する程度なら
するみゃー するみゃーい するめー すまい しないだろう
するみゃーせん するめーせん(しぇん) しないだろうから
するみゃーぞ するめーぞ するではないぞ しては駄目だぞ
するみゃーだ するめーだ すまい しないことにしよう
するみゃーに するめーに する間に
するみゃーもん するめーもん しない筈だ しないだろうよ
するもね するのに するものを
するもねーろ するものやら
するもんか きゃー   する筈がない
するもんき するもんやき するものだから
するもんさな するのですよ《竜ヶ岳 御所浦》
するもんじゃか するもんじゃなか してはいけない
するもんじゃけん するもんじゃっで するものだから
するもんなるか なるきゃ するものではない しては駄目だ
ずるもんなるか 出るものではない 出たら駄目だ
するもんばい するもんばえ するものだよ 慣習だよ
ずるやすみ〈狡休み〉 ずぼらして休む
するる【擦れる】be rubbed 擂れる A人柄が悪くなる
すれーっとしとる 気付かない振りしている 白けている
ずれーっとしとる とぼけている 間が抜けている
すれーよかて よかとこれ よかもね すれば良いのに
すれーよかとん すれーよかばって すれば良いのだが
ずれずれ【徒然(つれづれ)】 ずれんくゎれん ずれんずれん
  することもなく退屈 だらだら 愚図愚図
すれっからし【擦れ枯らし】 人柄が悪くなった人
すれっと すっかり 抵抗なく 躊躇いもなく《京》
すれとる 擦れている A人柄が悪くなっている
すればー すればよかて すればよかもね したらどうですか
ずればずるもん 良く出るものだ
すろうか すろか 怠ける neglect ずるい 悪賢い
すわい すわえ【酢和え】 酢で和えた料理
すわっざきンなか 座る場所がない
すわぶる 古語【しはぶる】 舐める しゃぶる 〔し〕の転音
すわんなっせ すわんなはりまっせ お座りください
すんぎり 古語【寸切り】 輪切り A大雑把に
ずんぐらめ かたつむり 陸生巻貝
ずんぐり【団栗(ドングリ)】 クヌギや楢の実の総称《新和》
すんずまり【寸詰まり】 背が伸びない
ずんずん どんどん 次第に A仕事が進む 捗る advance
すんだつな すんだとな すんだんな 済みましたか
すんたらず 長さが足りない A身長が低い
すんだりーろ すんだろかい 済んだのだろうか
ずんだるる ずんだれる 弛む 締まりがない A服装が乱れる
ずんだれ 自堕落 だらしない 締まりのない人(服装)
すんだろうば すんだろば 済んだならば
ずんどう 古語【寸胴】 胴体にくびれがない
すんどる 住んでいる 居住している 生活している dwell
すんどる 澄む 水が透き通る A雑念が無い be clear
すんどる 済んでいる 終了している end
すんな【為勿(するなかれ)】 い え   …ね するな
すんなー すんねー しますか
ずんな ずんない ずんなえ ずんなぞ ずんなね 出るな
すんなら すんなろ 古語【すんなら】 それでは ではまた
すんなり 順調に 不都合なく A細くしなやかに《京》
すんぬく すんぬぐ 引き抜く 束から一部を抜き取る
ずんばい 一杯 沢山《牛深》
ずんばり 満潮 full tide  液体が漲(みなぎ)る《牛深 湯島》
ずんぶり 古語【ずんぶり】 どっぷり びっしょり浸る
すんめらしゅう 滑らかに 速やかに すんなり
すんません《京》 すんまっせん 相済みません
 
  せ 行
 ください なさいませ 「来なっせ」
ぜ ぜー ぞ だよ
せい せー 古語【所為】 原因 もと 責任転嫁
せいきゅうじん〈性急人〉 せっかち 短気者
せいせい【先生】 教師
せいた【背板】 製材滓 丸みが残った板《京》
せいっぴゃー せいっぺー【精一杯】 出来る限り 力の限り
せいろう せーろ【蒸籠】 蒸気で蒸す調理器具
せいを【瀬魚】 小魚
せー【菜】 お数(かず) 副食品 side dish 惣菜《五和》
せーえん せーえんばたけ【菜園】 野菜畑
せーじ せーでん せんで しないで
せーじゃ《京》 せじゃ するとも Aしなさいよ
せーじゃこて せじゃこて しないことには
せーじゃった せじゃった しなかった
せーじゃにゃー せーじゃねー しなくちゃね しないとね
せーじゃま せじゃま しないといけないよ
せーする さにする がる 「痒いせーする」
せーた【咲いた】 〔さ〕の転音 「花ンせーた」
せーた【刺した】 〔さ〕の転音 「蜂ンせーた」
せーた【閉めた】 閉ざした 「戸バせーた」
せーた【急()いた】 急いだ
せーた【注した】〔さ〕の転音《佐伊津 五和》
せーた【堰いた】 流れを止めた A閉めた 塞(ふさ)いだ
せーた【翳(かざ)した】「傘せーた」《佐伊津 五和》
せーた 大勢で混み合った
せーた ひどく腹痛がした 「腹ンせーた」
ぜーたくな  贅沢な 身分不相応な贅沢だ
せーたぐる せーたげる 古語【虐(しへた)ぐ】 苛める 責める
ぜーたん ぜーたんぼ 溝(どぶ) 下水溝 潟
せーつ【佐伊津】(地名) 〔さ〕の転音
せーて 古語【急く】hurry 急いで
せーてせかん 急ぐが緊急ではない 「せーてせかんこつ」
せーでにゃ せーでん せんで せんでん しないで
せーでにゃいっちょけ せーでんいっちょけ しないで置け
せーでにゃおられん せーでんおれん しないではいられない
せーでんじゃん しなくてね しなかったのか
せーね 転(うた)た寝 着衣のまま眠る
せーノたっか せーンたっか 背が高い
せーばづく せーべづく お節介をする《佐伊津 五和》
せーまか せばか 狭い narrow 狭苦しい
せーまいじょ 【精米所】 精米加工所 米穀所
せーまぎる せーまづく お節介をする 出しゃばる
せーら  古語【簓(ささら)】 刺(とげ) thorn 毬(いが)
せーろ【蒸籠】 蒸気で蒸す調理器具
せがき《京》 せがけ 古語【施餓鬼】 仏教の法要
せかする 古語【急く】hurry 急がせる 急き立てる
せかすんな 急がせるな 急き立てるな 焦らせるな
せかせか 古語 せせこましい 落ち着かな 気が焦る
せかせろ 急がせろ 急き立てろ
せかせろ 古語【塞く】 戸を閉じさせなさい
せかぼう 短気者 性急な人 せっかち
せがむ 古語【せがむ】 無理にねだる せびる《日ポ》
せがむな ねだるな せびるな
せがむる【苛める】oppress しごく
せからし せからしい《日ポ》 せからしか 煩い 喧しい
  騒々しい A厄介  面倒だ
せがれ【倅】son 子息 息子のことを謙遜して言う《京》
せかんか せけ 古語【塞く】 戸を閉めなさい
せきころす 《日ポ》 せっころす 絞め殺される程の胃痛
せきつむる 古語【塞き詰む】 塞詰める 閉じこめる
せきと せきとう【石塔】 石碑 墓石《京》
せきノやま【関の山】 際限 こ以上はできないところ
せきもん 【急き物】 仕上がりを急ぐ品 《京》
せぎり せこぎり 古語【背切り】 骨付きの刺身
せく 古語【急く】hurry 急ぐ 焦る はやる A混み合う《京》
せく 古語【塞く 堰く】 止める A閉じる《日ポ・京》
せく〈塞く〉 痛む ache 腹痛 A咳をする 「腹ンせく」
せくな 【塞くな】 閉めるな
せくな せっつくな【急くな】 急ぐな 焦るな
せげし〈下げ足〉 竹馬
せけんなみ【世間並み】 人並み
せこ 籾櫃(もみひつ) 籾を貯蔵する容器
せこか 狡(ずる)cunnig 狡賢い けちくさい
せこぎり せごし 古語【背切り】 骨ごと切った刺身
せし【施主】 主催者 sponsor 指導者《日ポ》
ぜし ぜしと ぜしとん【是非とも】 必ず きっと
せしーなる せしなる【施主】 主になって活動する
せしかい せしきゃー せしけ 繁忙 business 多忙 busy
せしかう 忙しく立ち働く A急いで準備する《日ポ》
せしかえ(ゑ) 急げ hurry up 早くしろ A精を出して働け
せしきゃーじゃんなした ご多忙でございました
せしきゃーにん せしけーにん 料理などの加勢人
せじぐすり【煎じ薬】 薬草を煮出した薬
せしこっせろ せしこてせろ 急いでしなさい
ぜしとん【是非とも】 必ず きっと
せしむる せしめる うまく手に入れる
せじゃこて せじゃね しないことには
せじらきゃーた せじらけーた 煎じ過ぎた 煮詰め過ぎた
せじる【煎じる】 煮詰める 煮出す
せじるる せじれる 過熱して水分がなくなる
ぜぜ ぜんぜん お金 銭(幼児語)
せせくっつらかす せせっつらかす 弄り回す play with
せせくらん 弄らない 触れない
せせくる  せせる《ポルトガル語》xexeru 責める A扱う
  触る touch 弄(いじ)る 弄(いら)う B弄(もてあそ)play with
  Cほじくる pick《京》
せせくんな せせんな 弄るな 触れるな 扱うな
せせこましい せせこましか 落ち着かない うるさい《京》
せせっつらかす 弄り回す
せせっぱいか 五月蠅い(うるさ)《有明》
せせらすんな 触れさせるな 弄らせるな
せせらせられん 触れさせる訳にいかない
せせらせん 触れさせない 扱わせない
せせらわるう 嘲(あざけ)り笑う 冷笑する
せせらん 弄らない 弄ばない 触れない
せせり 蚋(ブユ・ブヨ)(ブユ科の昆虫) 動物の血を吸う昆虫
せせりンきんたま せせんノきんたま 小蝿の睾丸 A小心者
せせんな 弄ぶな 触るな 扱うな
せせんノきんたま〈蚋(ぶよ)の金玉〉 小心者
せちがらい【世知辛い】 損得に抜け目無く人情が薄い《京》
せっかくじゃいてー お骨折り頂いたから《佐伊津》
せっかくじゃって 序(つい)でだから 幸便だから
せっかち 性急 短気 《京》
せつかるる せっつかるる 急く 急かせられる
せっかん 古語【折檻】 厳しく責める 厳しく叱る《京》
せっき 古語【節季】 歳末 年の暮 盆暮の決算期《京》
せっきる【堰切る】 川の流れを止める
せっきょう 古語【説経】 説教 説法 談義 sermon
せつく 近世語【責付く】 責め立てる A催促する
せっくばたらき 節句に働く者を嘲ることば 不精者 怠け者
せっくばま〈節句浜〉 最も潮位が低い時 潮干狩りに最適
せっくゎん【赤飯】《新和 島子》
せっころす 死ぬほど酷い腹痛 「腹ン塞っこれーた」
せっしょう すんな 古語【殺生】 生き物を殺すな
せつせつと【切々】 真心を込めて 身にしみて ひしひしと
せっせっせ【切々々】 幼児の手遊び さあいいかい
せっちゃー せってー せってゃー 古語【接待】 施し
  持て成し entertain
せっちん 古語【雪隠(せっちん)】 便所 厠(かわや) lavatory《京》
せっつく 古語【責付く】 ぴったり寄り付く A競り合う
せつなか せつにゃー 古語【切なし】 窮屈だ A辛苦
せっぱつまる 近世語【切羽】 抜き差しならぬ 窮迫する
せっぴゃー【精一杯】 出来る限り 力の限り A沢山
せづら〈畝面〉 用地面積 田畑の耕地面積
せつる 窮屈 ゆとりがない 狭苦しい
せど せどぐち 古語【背戸 背戸口】 裏口《日ポ》
せどうぇ 背戸家に 《御領》
せともん【瀬戸物】 瀬戸焼 陶器《京》
せとや せどや せどわ 古語【背戸家】 裏家 裏にある家
せどやかぜ〈背戸家風〉 家並の狭い路地から吹く風
せな ので だから 「行くっせな」
せなおれん せにゃおれん せずには居れない
せなか (しぇなか)【背中】back
せなきゃー せなけー【背中に】
せなん せにゃん せにゃいかん せにゃならん せんばん
  しなければならない すべきである
せなんか せにゃんか せんばんか しなければならないのか
せなんばい せにゃんばい しなければならないよ
せにゃ せんと せんなら せんば しなければ
ぜにゃーもたん ぜんナもたん 銭は持たない お金はない
ぜにゃもたでんおって 金も持っていないのに
せばか せびゃー せべー 古語【狭し】 狭い narrow
せばくるしか せまくるしい《京》【狭苦しい】
せばしゃー せばせー 狭いので 狭そうに
せばむる【狭める】 規模を小さくする 細める
せび【蝉】 セミ科の昆虫 《京》
せびゃーもん せべーもん せみゃもん せめーもん 狭いな
せびらかす(近世語) せぶらかす からかう 冷やかす《京》
せびる(近世語) せぶる 責め取る せがむ ねだる
せびんな ねだるな 欲しがるな
せぶらきゃーて せぶらけーて からかって 冷やかして
せぼ【歳暮】 年の瀬の贈答品(長音短呼)
せぼうい せぼうして せぼうて 狭くて 狭いので
せぼうしなる せぼうなる せぼなる 狭くなる
せまち【畝町】 田圃や畑の広さ 水田面積 耕地の区画
せまちなりンわるか せまちなンのわるか 田畑の形状が悪い
せみゃー せめー 古語【狭し】 狭い narrow
せむる 攻める attack A責める《久玉》
せめきあう 競い合う 張り合う
せめく 古語【鬩(せめ)ぐ】quarrel 恨む A責め立てる
せめく 息遣いが悪く喉が苦しい 《高浜》
せめて できれば 最低でも《京》
せもうしなる せもうなる せもなる 狭くなる
せらいた せらった した 「病気せらいた」《苓北》
せらした  された なさった
せらす せらる せらるる される なさる
せらすと せらっと なさるのだ《苓北》
せらすど なさるはずだ 「当選せらすど」
せらすりーろ せらっしーろ なさるだろうか
せらっさん なさらない
せらっと するのだ 「結婚せらっと」《苓北》
せらっど するはずだ《苓北》
せられん 出来ない しない なさらない《島子 苓北 久玉》
せり【競り】 競り合う 競争する A競り売りする
せりあう せりぐら 古語【競り合う】 力や技を競い合う
せれ せろ 古語【せよ】 しなさい
せれば せろば  すれば したら
せればー せろばー したらどうか してはどうだろう
せろ せろい ぞ   古語【せよ】 しなさい
せろばせろ するならしてみろ
せろよかったー せろよかもね すればよいのに
せわえーて せわやーて 心配して 気を揉んで
せわしか せわしなか 古語【忙(せは)し】 忙(いそが)しい 余裕が無い
せわなし 世話無 安心 relief 大丈夫 sure《日ポ》
せわやく 心配する 気を揉む A世話係
せわらし せわらしか 五月蠅(うるさ)い 煩(うるさ)troublesome
  騒がしい 喧しい A面倒だ
せわンなる せゑゃーなる せゑーなる お世話になる
せゑーなりやして せゑゃーなりやして お世話になりまして
せゑーなる せゑゃーなる 世話になる
せん 古語【せぬ】 しない やらない 「勉強せん 」
せん【繊】 芋類や豆類などの繊維質 澱粉質
ぜん 古語【銭(ぜに)money お金 貨幣
せん せんか ので から 「来るせん」
せんか せんかな せんばんぞ しなさいよ
せんか《京》 せんかいた かな かのー かん
  しませんか
せんがー せんとん しないが しないようだが
ぜんかせぎ【銭稼ぎ】 働いて金を稼ぐ
ぜんがたーある ぜんがつある 価格相応の価値がある value
せんかった せんじゃった しなかった
せんかなー せんかなん しませんか
せんがなー しませんよ する筈がないよ
ぜんかねンこたいうな ケチなことを言うな
せんかのー しませんか
せんがまし せんがよか しないほうが得策
せんかもしれん せんかんしれん しないかも分からない
せんから せんかり せんかる せんに 先から 先程から
せんからから 先から 先刻から 先程から
せんき 古語【疝気】 漢方 腸や腰の病 尿管閉塞症
せんきもち〈疝気持ち〉 腸や腰痛の病人
せんきゃー …けー …なー …ねー …やー しないか
せんきゅう《日ポ》 せんきゅうづら 痘痕(あばた) 疱瘡の跡
せんぎり〈切干大根〉《京》
せんぎりゃ せんぎんにゃ せんとなろ しないなら
ぜんくうとる ぜんくとる 費用が掛かっている
せんぐり 古語【先繰り】 順番に 次第に《京》
せんけな せな  しないから《佐伊津》
せんけん せん せんか でか でん しないから
せんごし 千替え(漁獲の単位)の大漁 大漁《牛深 苓北》
ぜんこそなかばってくちゃいく 金は無いが食べていける
せんごたでけん せんごつぁでけん しないわけにはいかない
せんこつ せんこっぞ しないことが得策
せんごつせろ せんごてせんば しないようにしなさい
せんこつにゃ せんこてにゃ しないことには
ぜんざい 古語【善哉】 善哉餅の略《京》
せんさく 古語【詮索(せんさく)】 細かい事を捜し出して調べる
せんじゃー せんぞー せんびゃー せんべー しないよ
せんじゃっかい せんたー せんもね しないじゃないか
せんじゃった せんだった しなかった
ぜんじょうもん【禅定門】 熱心な仏道信者 A戒名の位
ぜんずいえ (じぇんずいえ) ぜんずうえ【銭(ぜに)費え】 無駄金
せんずく せんまま しないままに 長い間しないで
せんずり 自慰 masturbation 手淫 《ドイツ語》Onanie
せんぜー しないよ《佐伊津》
せんせん 決してしない Aしては駄目だゾ
ぜんぜん【全然】 全く 全て
ぜんぜん【銭】 お金(幼児語)
せんせんじゃん せんせんたー しないからですよ
せんぞがえり【先祖帰り】 隔世遺伝 祖父母似 A種帰り
ぜんだかもん〈銭高物〉 高価な物
せんだって【先達て】 先頃 先般 先日《京》
ぜんだて〈銭立て〉 現金を用立てる 現金で支払う
せんたてーしとる しないことに(主義)している
せんちあろかい …きゃー …けー しない訳にはいかないよ
せんちゃ せんでちゃ しないでいても しなくても
せんちな せんちや な ね やー しないと言うのか
せんちゃい せんちゃいろ しないのだろうか
せんちゃかー せんちゃかいや しないのではないですか
せんちゃっで せんとじゃっで しないのだから
せんちゃっとん せんとじゃっとん しないのだが
せんちゃよか せんでちゃよか せんでよか しなくても良い
せんちゃよかてー せんちゃよかとに しなくても良いのに
せんちゃもね せんとじゃもね しないのだもの
せんちゃろう せんちゃろもん しないのでしょう
せんちゃろかい せんとじゃいろ じゃろかい
  しないのだろうか
せんちゃろでー …ばって …ばってん しないのだろうけど
せんちゃん せんとじゃん しないのだよ
せんでいっちょけ しないで放置しなさい 関係するな
せんでええ せんでよか せんでんよか しなくても良い
せんでかじゃん せんでじゃん しないからだよ
せんてな ね やー しないと言うのか
せんでもともと しなければ始まらない Aし甲斐がある
せんでにゃ しない訳には しないでは
せんと がー  ばえ   しないのだよ
せんとー せんとかい きゃ け な ね 
  しないのか
せんどー せんとじゃろう しないはずだ
せんどが せんもね しないではないか
せんとがー ぞー ばえ …べー しないよ
せんどかい しないだろうか
せんときゃー せんとけー せんとねー しないのか
せんとぎりゃ せんとしゃが せんとなろ しないのならば
せんとじゃっとん せんとん しないが
せんとたー せんとばい しないのだな
せんどだー しないだろうよ
せんとちー しないのだそうだ《本町》
せんとちゅう せんとちゅうかい しないだろうか
ぜんとっどん〈銭(ぜに)取り〉 集金人
せんとてー しないのに《鬼池》
せんとなるばって せんとなるばってん しないのだけど
せんとなろー せんとなろば しないのであれば
せんともとった せんどもとった しないと思っていた
せんどもん しないでしょう Aしませんか
せんなー …ねー …やー しないか
せんな おれん しないではおれない
せんなか【詮無い】 仕方ない やむをえない
せんならん 《京》 せんばならん しなければならない
ぜんにあかせて【銭に飽かす】 金を充分に注ぎ込んで
せんば【千歯】 脱穀用農具
せんば しなければ 「さっさせんば」
せんばい せんばいた せんばえ
せんびゃー せんべー せんわい しないよ
せんばいかん でけん つまらん しなければならない
せんばえ せんべー しないよ
せんばせんちゃよか ちゃでんよか 無理にしないでも良い
せんばせんもん しないにも程がある
ぜんばたらき〈銭働き〉 銭稼ぎ 金銭収入
せんばつまらん せんばん しなければいけない
せんばどい せんばどうい しないわけにはいかない
せんばなん したくありません しません
せんばよかて せんばよかとに しなくて良いのに
ぜんばりゃー〈銭払い〉 金銭の支払い
せんばんたい しなくてはならないね すべきだろうね
せんばんちゃって せんばんとばって すべきだけど
せんばんで しなければならないから
せんぶ せんぼ【蜻蛉(とんぼ)】 蜻蛉(せいれい) dragonfly
ぜんぶ ぜーんぶ【全部】all 全て 悉(ことごと)く  残らず
せんぶり【千振(センブリ)】 リンドウ科の二年草 薬草(胃腸薬)
せんぺーぶとん【煎餅蒲団】 粗末で薄い蒲団
せんぺりわた 古語【腸(はらわた)】 内臓 臓綿(ぞうわた)
ぜんほどき【銭ほどき】 銭稼ぎ 金銭収入
ぜんもうけ【銭儲け】 金儲け
ぜんもたず〈銭持たず〉 無銭 貧乏人
ぜんもち ぜんもちどん 金持ち rich man
せんもなーおらん せんもんなおらん しない者は居ない
せんもね しないじゃないか
せんもん しないよ しなかったよ
ぜんもん どん【禅門】 仏門に入った在家の男子 A乞食
せんもんじゃっで しないものだから
せんやー しないか
せんや から ので 「来るせんや」《二江》
せんわけいかん しない訳にはいかない
 
  そ 行
ぞ ぞい ぞう だぞ だよ ですよ
そい【其れ】 A其の人《京・有明・牛深》〈れ→い転音〉
そいから それから《京・有明・牛深》〈れ→い転音〉
そいけん そいせん そっけん それだから
そいだけ そっだけ それだけ《京》
そいつ〈其の奴〉 そ奴 〔その人〕の俗語《京》
そいっちゃ そっちゃ それだから それでも尚
そいで《京》 そいでか そっでか それだから
そいば それを 《苓北・有明・牛深》
そいばって さな そいばってん 然しながら だけどだね
そいふう そういうふう そのような状態 そんな感じ
ぞう 古語【族(ぞう)】 族(ぞく)の音便 一族 a family 「天草族(ぞう)
ぞう だぞ だよ 「見たっぞう」《大多尾》
そうかいた そうかなー そうな そうや そうですか
そうかす 水に晒(さら)して灰汁(あく)を抜く
そうがましか そうどがましか そどがましか 騒々しい
ぞうきんたんのごたる ぞうたんのごたる ご冗談でしょう
ぞうくっとる 小馬鹿にしている 巫山戯(ふざけ)ている
ぞうくる 古語【戯(じゃう)ける】 戯れる joke ふざける おどける
ぞうくんな 冗談を言うな ふざけるな
そうけ 古語【?(そうけ) 笊笥(そうけ)】 竹編みの笊(ざる) busket 竹籠
  《日ポ・京》
ぞうさ【造作】 手を掛ける 面倒なこと《京》
ぞうさなか 造作ない 訳無い 簡単だ 容易だ
そうしたりゃ そしたりゃ そうしたら
そうじて 古語【総じて】 概して 大概 大体において
そうじゃか そうじゃなか そがんじゃか そうではない
そうじゃけん そうじゃっで そがんじゃけん そうだから
そうじゃっか そがんじゃっか そうだろう そうでしょう
そうじゃった そがんじゃった そうであった《京》
そうじゃったっちゃ そがんじゃったっちゃ そうであっても
そうじゃのうして そうじゃのうて そうではなくて
そうじゃば そうだけど《下浦 新和》
そうじゃるばって そがんじゃばって そうですけれども
そうじゃろもん そがんじゃろもん そうでしょう
ぞうず【雑水】 牛馬に与える水や汁もの《京》
そうすかん《京》 そうすかんくろうた 皆から嫌われた
そうすっと《京》 そうするぎっと …ぎりゃ そうすると
そうせん そうせんもん 釣り合わない《有明》
そうそう 古語【多々(さはさは)】 頻繁ではない 再三
そうぞう 面会 《竜ヶ岳》
ソーダ 《オランダ語》 soda 炭酸ナトリューム
そうたー そうたい そうたなー その通りですよ
ぞうたん【冗談(じょうだん)joke でたらめを言う
そうちーて そうどじーて【騒動して】 騒いで
そうちゃー そうてー【総体】 全体的に 大体において
  大凡(おおよそ) 大方
そうちゃん 少しも 《宮地岳》
そうつく そうどずく【騒動する】 集まって騒ぐ 巫山戯る
そうてーにゃ そうてゃーにゃ【総体】 大体 元来は 大方
そうでがす そうでやす そうでござす そうでございます
そうど そど【騒動】agitation 取り込み 騒ぎ もめ事 《京》
そうどがましか 騒々しい 騒いでうるさい
そうな そうに そうにゃ《京》 そにゃ 古語【多(さは)に】
  沢山に 可成り 大層 とても
ぞうな ですよ だよ 「良かっぞうな」《大多尾》
そうなか そうは(ゎ)なか 思った程ではない 滅多にない
そうなもん しそうだ らしい 「来そうなもん」
そうに そうにゃ《京》 古語【多(さは)に】 沢山に 可成り
ぞうに【雑煮】 雑炊 野菜を入れて炊き込んだ粥
そうにある しそうだ らしい 「雨そうにある」
そうによか そうにゃ そにゃ 可成り良い 随分立派だ
そうば なさるならば 「来らっそうば」
そうは(ゎ)いうたっちゃ そのように言っても
そうは(ゎ)いかん そのように簡単ではない《京》
そうばいた そうばえ そうばな そうばね そうですよ
そうばって そりばって そりばってか けれども だけど
ぞうもつ【臓物】 内蔵 腸
そうよ【総容】 そうよとめ 全部 all 家族全員 ご一同
ぞうよ【雑用】 経費 費用 雑費《日ポ・京》
そうら そら 束子(たわし) 磨き洗う道具
そうらえる そうらゆる 古語【浚(さら)う】 浚える 全部取り去る
そうらそうら そらそら そろそろ ゆっくりと のんびりと
そうらっと そろっと 《京》 そっと 静かに 優しく
そうりょうむすこ 古語【総領】 跡取り 嫡子 長男
そうれん【葬連 葬列】 会葬者の列《京》
そうれんまい 葬列が左回りする儀式 A逆回転
ぞうわた【臓腸】 内蔵 腸(はらわた) 腸(ちょう)
そえじょ【副え女】 花嫁の付き添い人(婚礼儀式)
そえとく 付け加える おまけする
そがいに そんなに そのように《京》
そがしこ そぎゃしこ そげしこ そしこ そりしこ それだけ
そがしこだ そぎゃしこだ そげしこだ そしこだ それ位は
そがしこどん そぎゃしこどん そしこどん たったそれ位
そがしこんこて そぎゃしこんこて そんなに沢山
そがにゃ そぎゃにゃ そげにゃ そんなには
そがはざ その期間 その時間 その間
そがん そぎゃん《京》 そげん その通り Aそんなに
そがんいうたっちゃ そぎゃんいうたっちゃ そう言っても
そがんかいた そぎゃんかいた そげんかいた そうですか
そがんかなん そぎゃんかなん そげんかん そうですか
そがんかもしれん そぎゃんかもしれん そうかも知れない
そがんこたなか そぎゃんこたなか そんなことはない
そがんこつ そぎゃんこつ そげんこつ そんなこと
そがんこっば そぎゃんこっば そげんこっば そんなことを
そがんしたっちゃ そぎゃんしたっちゃ そうしても
そがんじゃか そがんじゃなか そうではない
そがんじゃっで そぎゃんじゃっで そうだから
そがんじゃっと そぎゃんじゃっと その通りだよ
そがんじゃなか そがんじゃなかもね そうじゃないでしょう
そがんじゃば そぎゃんじゃば そげんじゃば そうだけど
そがんじゃもね そぎゃんじゃもね その通りだよ
そがんじゃんなん そぎゃんじゃんなん そうですよね
そがんすんな そぎゃんすんな そげん そんなにするな
そがんそがん そぎゃんそぎゃん そうそう その通り
そがんた そぎゃんた そげんた そんなものは
そがんたー その通りです
そがんたい そぎゃんたい そげんたい そうですよ
そがんだんじゃか そぎゃんだんじゃか そんな段階ではない
そがんて そぎゃんて そげんて そんなものに
そがんでござすと そぎゃんでござすと その通りです
そがんと そぎゃんと そげんと そんなもの
そがんとば そぎゃんとば そげんとば そんなものを
そがんとなろ そぎゃんとなろ そげんと そんなものなら
そがんなるばって そげんなるばって そうなんだけど
そがんなろ そがんなろ そげんなろ それならば
そがんにゃ そぎゃんにゃ そげにゃ そんなには それ程は
そがんばいた そぎゃんばいた そうですよ
そがんはざなか そぎゃんはざなか そんなはずはない
そがんばなん そぎゃんばなん そげん その通りですよ
そがんも そぎゃんも そげんも そんなにも
そがんやけん そがんやっき  その通りだから
そぎゃん そげん その通り Aそんなに
ぞきん ぞっきん【雑巾(ぞうきん)dustcloth (長音短呼)
そくぃー 修理 repair 「モグラ穴そくぃー」
そくう 繕(つくろ)う 修理する A整える《京》
そぐわん 不相応 似つかわしくない《京》
そけ そけー その場に そこに 「そけ置け」
そけー そこさね そこさん【底に】
そげーな そげな そげん そんげん そんな そんなには
そこいら そこいらへん そこらへん その辺《京》
そこかしこ そっここ 方々 あちらこちら
そこさにゃ そこさね そこさん《京》 そこへ そちらへ
そこそこ 古語【其処其処】 中途半端 いい加減《京》
ぞごぞごする 悪寒がする 寒気がする
そこつ 古語【粗忽】careless 軽率 A無礼 B過失
そこなう 古語【損(そこな)ふ 害(そこな)ふ】injure 壊す し損じる《日ポ》
そこなし 古語【底無】 際限なし A大酒飲み
そこひ〈底翳〉 白内障 緑内障(眼病)
そこびえ【底冷え】 体の心まで冷える
そこらへんに そこんにき そこの近くに そこら付近に
そざきゃーて そざして 損して 傷めて
そざさんごつ そじらせんごて 傷めないように
そざす 古語【損()ず】 損なう 悪くする 傷む《日ポ》
そじきゃーて そじらきゃーて そぜーて 損じて 傷めて
そしこ そりしこ それしこ それだけ
そじらんごつ そぜんごて 傷まないように
そしり 古語【謗(そし)り 誹り】 誹謗 非難 悪く言う《京》
そしる 古語【謗(そし)る】 非難する 悪く言う くさす けなす
そずる そぜる 古語【損()ず】 消耗する 悪くなる 傷む
そせーで【濯いで】 汚れを洗い落して 注いで 流し込んで
そそぐ 古語【濯(そそ)ぐ】wash 濯(すす)ぐ 洗い流す
そそくさ 慌ただしい 落ち着かない 《京》
そそくる 古語【そそくる】 弄ぶ A修繕 修理する《京》
そそくりノわるか そそくんノわるか 通りが悪い
そそっかしか 古語【そそかし】 挙動が慌ただしい《日ポ》
そそめーて 小声で話して 耳打ちして
そそめく 古語【ささめく】 囁く 小声で話す《日ポ》
そぞろあるき【漫ろ歩き】 気ままにぶらりと歩く
そつ 近世語【そつ】 手抜かり 手落ち 無駄《京》
そっ そっだ そっどま そやっだ それ等 〔彼ら〕の卑語
そっが そりが そるが それが そ奴が
そっから 《京》 そりから そるかる それから
そっぎり【削ぎ切り】 青竹を削いで切る 尖った切り株
そっくり 残らず 根刮ぎ ごっそり 全部 all 《京》
  A瓜二つ よく似ている
ぞっくりおわる 密集して生える 群生する
そっけなか【素気なし】冷淡だ 薄情 つれない にべもない
そっけん そりけん そるけん それだから
そっここ【其処此処】 彼方此方 あちらこちら
そっこけー 其処かしこに
そっしぇせん そっで そりせん それで それだから
そっじゃー それじゃー それでは
そっじゃ あろば ではまた(別れのあいさつ)
そっじゃきかん それでは及ばない それより多い筈だ
そっじゃけん そっじゃっで  そうだから
そっじゃったっちゃ そっちゃ そうであっても
そっじゃば そっじゃばって そっじゃばってん そうだけど
そったーいわん そっでにゃきかん そっとはいわん それ以上
そっだけん そっだるけん そうだから
そっち 其方 そちら
そっちー そっちさね そっちさん そっちゃん そちらへ
そっちびんた 反対側 裏側
そっちゃ そっでちゃ それでも それにしても
そっちゃまー そっちゃねー それでもね
そっちゃん そっつぁん そちらへ
そっちんた そちらの方は そちらの物は
そっちんとバやれ そちら側の物を遣れ
そっで そっでか そっでん そっでんか それだから
  だからとは言え
そっでさい そっでじゃん そっでたー だからだよ
そっでたな そっでたね そっでわい だからだよ
そっでにゃ それでにゃ それでは
そっどこいか それどころか
そっどみ そっどん 彼ら その奴ら
そつノなか 手抜かりがない 失敗がない
そっば そりば そるば それを
ソップ 《オランダ語》sope 出汁(だし) soup stock《京》
そてーずる そとさねずる そとさんずる 外出する
そでーする 古語【袖にす】 粗末にする Aいい加減にする
そでごい 古語【袖乞ひ】  物貰い A乞食
そでのした そでンした【袖の下】bribe 賄賂 賂(まいない)
そど【騒動】agitation 取り込み 騒ぎ もめ事 《牛深》
そとあるき 外出 夜間外出 A散歩 promenade
そとがま 外股 爪先を外に向けて歩く
そとさねずる そとさんずる 外出する
そとづら【外面】outside 外側 A体面 面子 honour
そとば【卒塔婆】《梵語》stupa 経文を書いた塔形の板
そとまったとこる そとまったところ 外側の部分
そどやがや【騒動】 大騒ぎになりました 忙しかったよ《牛深》
そなえとる 古語【備へ】 用意している 準備している
そねくりかやる 反り曲がる A威張る
そねばる 反り返って駄々をこねる A威張る
そねむ 古語【嫉(そね)む】 妬(ねた)む 嫉妬 jealousy 恨む 憎む
そのまんま そんまま そのまま 《京》
そのよな 《京》 そのよなこっば そのような(ひどい)事を
そばだつる 古語【そばだつ】 聞き耳を立てる
そびーて 古語【そ引く しょびく】 引き摺って
そびきだす 引き摺り出す
そびきつらかす 無闇に引き摺る
そびく 古語【そ引く しょびく】 無理に引っ張る《日ポ》
そびっくーだ そびっこーだ 引き摺り込んだ
そびっこむ 引き摺り込む
そびゃー そべー【側に】 近くに
そびゃーおれ そべーおれ 側に居れ 近くに居なさい
そびゆる 古語【聳ゆ】 聳える 高く立つ
そびるる 流れが滞る A言いよどむ
そぶり 古語【素振り】air 挙動 動作 action 様子 state
そべー【側に】 近くに
そまつーなる 粗末になる 無駄になる useless
そむ 古語【染む】dye 染まる 色づく 馴染む 感化する
そむく 古語【背く】 従わない 反対する 後ろ向く
そめかん そめきもせん 苦しさを我慢して声を出さない
そめく 古語【騒(そめ)ぐ】be noisy 騒ぐ 《京》
そめなゑぇーた そめなゑゃーた 染め直した
そもさん 古語【作麼生】 さあどうだ 如何に(仏教語)
そもそも 古語【抑(そもそ)も】 さて 元々 元来 originally
そもっそも  全く 全然 「そもっそも無しーなっとる」
そやつ 古語【其奴(そやつ・すやつ)】 〔その人〕の(卑語)
そやつどみ そやっどみ 古語【其奴共】 そいつ等(卑語)
そゆる【添える】 付け加える 手助けする
そら 《京》 そらー そりゃ そりゃー それは そ奴は
そら 屋根 roof 二階 「小屋ンそら」小屋の二階
そらーっと 静かに そっと ゆっくり 徐々に
そらぎゅう 円錐形の盃 「そら」とやったらぎゅっと飲む
そらごつ 古語【空言 空虚(そらごと)lie 虚言 嘘 偽り言
そらそら そろそろ ゆっくり のんびり
そらで (そら)んじて 暗記して《京》 「そらで言いきる」
そらね【空寝】 眠ったふり 狸寝入り
そらね【空音】 音真似 鳴き真似
そらみみ 古語【空耳】mishearing 幻聴
そらよい 古語【空酔ひ】 酔ったふりをする
そらんずる 古語【諳(そら)んず】 暗記している 暗唱する
そり そる それ その物 その者
そりがさい そりがさな そりがさね それがだね
そりがにゃー そりがねー それがね
そりから そりかり そりかる それから
そりからこっち そるからこっち それ以来 それ以後
そりぎっ そりぎり そるぎっ そるぎり それ限り
そりくりかやる 反れて曲がる
そりけん そるけん そるせん だから それだから
そりごと そるごつ そんながら【それ毎】 それと共に
そりしこ それしこ それだけ
そりで それーで それで その物で
そりノあわん 気心が合わない 性格が合わない
そりば そるば それを その物を その者を
そりばって そりばっ そるばって そうだけど
そりもこりも それんこれん それもこれも
そりもそうばって そりもそうばってん それもそうだけど
そりゃー それは しかし だって
そりゃーあって それはつまり
そりゃーうそ それは嘘 それは違う
そりゃーどうい そりゃーどうし それはどうして
そりゃーよか そりゃよか それは良い
そりよか そりよっか そるよか それよりも
そる【其れ】 それ《牛深・有明》
そるけん そるせん だから それだから
そるば 其れを《牛深・有明》
そるばって そるばってん そうだけど《有明》
そるる 古語【逸()る】 外れる 違う方向へ行く
そるる 古語【反()る】 板などが弓状になる
それー それに Aその人に
それーで それで その物で
それがし 古語【某】 誰其れ 何がし A私
それみたこっか それ見たことか ザマミロ
ぞろ 《京》 ぞろぞろ 麺類 素麺 (幼児語)
そろうそろ そろそろ《京》 ゆっくり 次第に やがて
そろうて 《京》 そろて 揃って お揃いで
ぞろぞろ 続々と 次々に A物を引き摺る
そろうた 《京》 そろた 揃った 準備が出来た
そろっと そっと 静かに ゆっくりと《日ポ・京》
ぞろっと 総勢で 全部で みんなで
そろびく ぞろびく 着物を長めに着る 引きずる《日ポ》
ぞろり 総嘗()め 総て all 全部 A繋がって
そわそわする 落ち着かない 気が騒ぐ
そん そん〈其の〉 其処の
そんあげ〈其の上〉 その後 事後 爾来
そんいき その勢いで Aその内に
そんうち その内に 間もなく 近日中に
そんくぃ そんぐぃ 尖った杙 尖った切り株
そんくちー その際に その節に
そんくりゃー そんくれー そんくんにゃ それ位 それ程
そんくりゃーだ そんくりゃどま そんくれーどん それ位は
そんこ そんじょ〈其の子〉 その娘
そんこらー そんじぶんな その頃は その時期は
そんこれー そんじぶんに その頃に その時期に
ぞんざい 近世語【ぞんざい】 無礼 粗末 いい加減 rough
そんざま〈其の様〉 無様 その格好ったら
そんしー そんしと そんひと そんふと その衆 その人
そんしこー その姿形 その身なり 「そんしこー見ろ」
そんじぶん その頃 その時期 当時
そんじょ〈其の嬢〉 その女 その娘
そんじょそこら 中世語【其の定】その周辺 around《京》
そんじょそこらにゃなか 何処にでもある物ではない
ぞんぞろびく 引きずる
ぞんぞんする 悪寒がする《京》
そんつもり〈其の積もり〉 その予定
そんつれ その連れ その関係者 Aその類い
そんつれんとん その類の物 「そんつれんとンなかろかい」
そんて その手法 Aその型式 Bその種類 「そんてンと」
そんときそんとき その時々の状況によって
そんときゃそんとき その時の状況次第では
そんながら【それ毎】 それと共に
そんなら《京》 そんなろ そんなろば それならば
そんなり そんなりふり その服装 Aその様態 mode《京》
そんなりー そのまま その状態で 継続して 《京》
そんなれ そんなん そんまれ【その汝】 その人
ぞんぶん【存分】 思い通り 思うまま A充分に
そんまま そのまま その状態で
そんみゃーに そんめーに その間に 何かをしている間に
そんもん〈其の者〉 その人《高浜 大江》
そんもんそんもん 各人各様
そんわったち そんわれたち その衆 その人たち
そんわり そんわれ【其の汝】 その人
 
  た 行
た たー さ だな ですよ 「良かたこれたー」
 しようよ 「しゅうだ」
 位は 共は 達は 「きゅうだ・わっだ」
たー ではないか 「来んたー」来ないではないか
たー なのか なのだ 「高級品たー」
たー なのは 「派手かたー駄目」
だー だーだー さあ そら では どれ ほれ 「だー遣れ」
だー だろう しようよ 「じゃろだー」
だー 位は 共は 達は 「飯だー喰うて行け」
たーいわん とは言わない それ以上だ
だーが だが だっが だりが だるが【誰が】
だーがいうた だがいうた 誰が言ったか
だーがしたっか だーがしたとか 誰がしたのか
だーがせー【誰の所為】 誰の責任か 原因は誰だ
だーがつ だーがと だりがと だるがつ【誰の物】
だーがっじゃい だーがっじゃいろ 誰の物やら
だーがんな だりがとな だるがつな 誰の物ですか
たーしながら であるが故に であるばかり
たーちーなる  たーちなる  二才になる 〔ふ〕の省略
たーつ【二つ】 二才 〔ふ〕の省略
たーった【多々】 A常々 何時も B次第に 徐々に
だーっちゃ だけど だって《大多尾》
たーっで【二人で】 共同で 〔ふ〕の省略
たーつとおちーなす 二つを一緒にする 〔ふ〕の省略
たーつとめ たーっとめ【二つ共】 二人共 〔ふ〕の省略
たーつぶせ 二つ違い 「みっつぶせ」
たーり【二人】 一組 二名 両名 〔ふ〕の省略
だーり だーる だりかい だるかい 誰だい
たい ですか 「残業たい?」残業ですか
たい ですよ するといいよ なさいよ「休むたい」
たい さ だよ だな ですよ 「良かたい」
だい しよう 「寝ゅうだい」
だいおうじょう 古語【大往生(わうじゃう)】 見事な死に際(きわ)
たいが たいぎゃ たいげ《京》 たいげぇ【大概】 generally
  大層 随分 A大略 あらまし 程々 並に
だいか 誰か《牛深》〈れ→い転音〉
だいかおいとな 誰か居るのか《牛深》〈る・れ→い転音〉
たいぎじゃった 古語【大儀】 重大な儀式 Aご苦労だった
たいぎゃたいぎゃ【大概】 たいげたいげ 大雑把(おおざっぱ) rough
  大略 程々 凡(おおよ)そ いい加減
たいぎゃたいぎゃせろ いい加減にしなさい
たいくつしのぎ【退屈凌ぎ】 退屈を紛らわす 暇潰しで
だいこんかまんかん 大根を食べないか(冷やかし)
たいしょ たいしょう【大将】general 主人 親方 頭領
たいせーつ【大切】importance 大変だ とんでもない事だ
たいそ【大層】very 大分 随分 より A大袈裟(おおげさ)
たいそうに 沢山に enough 非常に A大袈裟に
たいそよか 大分良くなった 随分回復した
たいたい《日ポ・京》 たいたいで 古語【対々】 対等で
たいて《京》 たいてにゃ【大抵】 大方は ほとんどが
だいでんかいでん だいもかいも【誰も彼も】《牛深》
たいな たいね たいの だよね
だいなしーにゃーた【台無し】 使い物にならなくなった
たいへいらく【太平楽】 好き勝手な言動
たいまつ 古語【松明】torch 松脂を炊いて照明にしたもの
たいや 古語【逮夜】 命日の前夜
たいらぐる たいらげる 食べてしまう A退治する
たうえ 古語【手植(たう)え 田植え】 稲苗を植え付ける
たおこし【田起こし】 田を耕す 土を鋤き返す
たおっとる 撓んでいる 曲がっている 弛んでいる
たおる 古語【手折(たお)る】pluck 手で折る A手込めにする
たおる 古語【撓(たわ)む】 弓状に曲がる
たおるる【倒れる】tumble 傾斜する A目方が減る
たか【和凧(たこ)】 凧 kite 「たか揚げ」凧揚げ
たが 古語【箍(たが)hoop 桶の輪 《京》
たがう 古語【違ふ】differ A約束を破る B関節がずれる
たかか たきゃー たけー たっか【高い】tall
  背丈が高い 高価だ
たかが たかだか どんなに高く見ても 精々
たかがしれとる 高々知れている 大した事ない
たかさー たきゃーもん たけーもん 高いな A高価だな
たかざるき 遠くまで遊び回る
たがね【鏨】 金属や石を切る鋼鉄の鑿(のみ)
たかねノけんぶつ  高嶺の見物 眺めるだけで届かない
たかのぞみ 実力や才能と不相応な大きな望み
たかぶる 古語【高ぶる】 偉そうに威張る A興奮する
たかぼうき【竹(たか)(ぼうき)】(掃除用具)
たかまくら 古語【高枕】peaceful sleep 安眠 熟睡する
たかやぶ たかやぼ【竹藪】
たがらおとし たがりおとし 田植え後の農休日
たかる たかるる 古語【集る】gather 虫や鳥などが群れる
たかる 強情(ゆす)blackmail 強要する
たかれとる たかるる 群れている
たがわする 古語【違ふ】 捻挫する 脱臼(だっきゅう) 外れる 捏(こね)
たがわん 違わない 間違いが無い
たがンうっぱずるる 古語【箍(たが)hoop 桶の輪が外れる
  A節度がない
たかンばっちょ 古語【ばってう笠】 真竹皮製の笠
たきつくる 古語【焚き付ける】 着火する A煽動(せんどう)する
たきつけ【焚き付】 着火材 A煽動
たきもん【炊き物】 炊き枝() 粗朶(そだ) faggot 薪 fuel《京》
たきゃー たけー【高い】 丈が高い 高価だ
たぎらかす 古語【滾(たぎ)らかす】 沸かす 煮え立たせる
たぎらきゃーた たぎらけーた 古語【滾(たぎ)らす】 煮立てた
  沸かした
たぎる 古語【滾(たぎ)る】boil 煮え立つ 沸騰する 高温になる
たきわる〈炊き割る〉 空炊()きする A破産する
たく【炊く A焚く】 煮る boil A薪を燃やす burn
だくぃー だっか【楽だ】 大人しい
たくう たぐう 古語【貯(たくは)ふ】 貯える 蓄える store
たくうとる 蓄えている 貯蔵している 備蓄している
たくしあぐる 手繰り上げる 捲り上げる
たくはつ【托鉢】 僧が鉄鉢を持って家々を廻り施しを受ける
たくぼりひくぼり 出たり引っ込んだり 凸凹
ダクマ 手長(テナガ)海老(エビ) (川海老の一種)
たくりかるぐる 古語【手繰り絡げる】 裾を折り曲げる
たぐりよする【手繰り寄せる】 手元へ引き寄せる
たくる たぐる 古語【手繰る】 手元へ引き寄せる《京》
たくる 放題 しまくる 「塗ったくる」
たくるる たくれる 捲り上がる 皺(しわ)になる《日ポ》
たくわえ【貯え】store 貯蔵物 貯金 savings
たくわゆる 古語【貯ふ 蓄ふ】store 貯蔵する
たくをーとく 貯わえておく store 貯蔵しておく
たけなわ 古語【酣(たけなわ)height まっ最中 最盛期
たける 古語【哮(たけ)る】shout 呻(うめ)moan 唸(うな)る 苦しむ
だけん だるけん だから であるから
たけンこ【筍(たけのこ)】 竹の地下茎から出る若芽
だけんじゃん だけんたー だからですよ
たけンそんぎゅー たけンそんくぃ 竹の杙(くい) 竹の刺 切株
たけンたっか 丈が高い 身長が高い A高い所
たけンたわん 丈が及ばない 高さが届かない
だけんなんな だけんなんや だからなんと言うのだ
たけンぼんがら《有明》 たけンぼんぎり【竹筒】
たけんま【竹馬】(遊具)《京》
たこ【胼胝】 手足の皮膚の一部が硬くなった状態
だご【団子】《京》 「だごじゅる」団子汁
たこう【高く】 A高値に《京》
たこうい たこうして たこうて 高くて 高いので
たこうげん たこうに たこに 高く 高めに
たこうたこう たこたこ【高く高く】 更に高く(重複強調)
たこぅちーた 高いものになった 高価な買物 高い代償
たこうつく たこつく《京》 高くつく
たこぅなった 高くなった A高価になった
たこぅひくぅ 高低差をつける 凸凹に
だごじゅり …じゅる …じる【団子汁】 水団(すいとん) 麺料理 汁物
たことった〈鮹捕った〉 A躓(つまづ)いて倒れた
だごンごつなる 一カ所に固まる 凝縮する 密集する
だごンは【団子の葉】 サルトリイバラの葉
ださっせば だしなっせば だしなはれば お出しになれば
ださっそうば お出しになられるのであれば
だされん だせん 出せない A出すことができない
ださん だせん 出さない A出す訳にいかない
ださんば 出さなければ A出しなさいよ
だし【出汁】stock 煮出し汁 broth A手段 方便 means
たしーなる 足しになる 補充できる
だしかえる だしかゆる 立て替え払いする
だしかぶる 他人の勘定まで払う羽目になる
たしきゃー たしけ  古語【確か】firm 確実 間違いなく
だししびる だししぶる〈出し渋る〉 出し惜しみする
たじたじ 恐れてたじろぐこと 引けをとる
たじなか 古語【足し無し】 物が不足する 乏しい
た しながら であるが故に とは言え
だしなさる だしなす だしなはる お出しになる
たしなむ 古語【嗜(たしな)む】like 好んでする A慎む 我慢する
たしなむる〈窘める〉 反省させる 戒める
だしならん 出せない 出すわけにいかない《御所浦》
だしノとおか だしンとおか 木材などの搬出距離が遠い
だしまえ だしめ 負担金 A割前 割当
だしゃーされず だしゃーせーず 出さないのですよ
…たしゃーする …したがる 「見たしゃーする」
たしょ 古語【他所】 余所 別の所《京》
たしょンしー たしょンもん〈他所者〉 余所の人
たじろぐ 古語【たぢろく】flinch ひるむ 尻込みする
たすけびより 天気が持ち直す 天候が好転する
たぞう〈田族〉 古語【族(ぞう)】 近隣耕作者仲間
だだ【駄駄】 子どもが甘えて我が儘を言う 地団駄《京》
たたき【三和土(たたき)】 粘土+石灰+塩+にがりを叩き固める
ただごっじゃか 古語【徒事(ただごと)】 普通でない 尋常でない
だだこぬる 我がままを言う A言うことを聞かない
たたじる 叩いて固める 打ち固める 「雨ンたたじる」
たたずむ【佇む】 その場にじっと立ちつくす
たたっくやす【叩き壊す】 打ち壊す
たたったった (たた)りを受けたのだ 怨霊(おんりょう)の報いを受けたのだ
たたっとっとた (たた)りを被っているのだ
たたっぴしゃぐ 叩き潰す
だだっぴろか 何もなくやたらに広い 殺風景
ただばたらき 無報酬で働く
ただめしぐい ただめしぐらい 居候 厄介者
ただもんじゃか ただもんじゃなか 凡人ではない
たたり 古語【祟り】curse 呪い 悪事の報い 災い
ただるる【爛(ただ)れる】be sore 皮膚が化膿してくずれる
たたん 立たない 経過しない A勃起(ぼっき)しない
ただンごたる 無料同然だ 値段が安い
たち【質】nature 性質 性格 personality 天性
だちあかん だちいかん【埒(らち)】 捗(はかど)らない 捌(さば)けない
たちかくる 立て掛ける
たちくらみ たちぐらみ 目まい 貧血《京》
たちげ たちげみ〈立毛見〉 農作物の生育状況 収穫予見
たちすくむ 古語【立ち竦む】 立ったまま動けない
たちずくめ たちっぱなし 長時間起立している
たちどころに 古語【立ち所に】 直ちに directly  その場で
たちはたがる 古語【立ちはだかる】 手足を広げて立つ
  立ち塞(ふさ)がる
たちまちづき【立待ち月】 十七夜の月
たちゃーた たてーた《佐伊津 五和》【叩いた】
たちゃっくれ 叩いてくれ
だちん 古語【駄賃】reward 労働報酬
たつい《牛深》 たつる 立てる A建てる
たっか【高い】 丈が高い 高価だ
だっか【穏(おだ)やか】 ゆったりしている 大人しい 〔ら〕の転音
だっか だっかい だっきゃー だりけー だるかい【誰か】
たっかろじゃー たっかろでー 高価だろうに 高いだろうに
たっかろだい たっかろばい 高価だろうな
だっこっき【脱穀機】《京》
だっじゃいろ だっじゃろかい だっちゅかい 誰だろうか
たっしゃ《京》 たっしゃか 古語【達者】《梵語》 壮健 healthy
  元気
たっしゃからすな たっしょうあんなすな 達者ですね
たっしょしとんなすか お達者でしたか お元気でしたか
たった たったの 僅(わず)a little 些(いささ)か《京》
たったいま 少し前 今し方
たったがしこ たったぎゃしこ 僅かこれだけ
たったっかい たったったい たったとね 足りたのか
たったりーろ たったろかにゃ たったろかね 足りただろうか
だっだりー だっだりな だっだりね だっだりや 誰と誰か
たっち たっちたっち(幼児語) 立つこと
だっちゃ だっでん だりでん だれでん 誰でも 誰だって
だっちゅうこたなしー だっとはのう …なし 誰と特定なく
たっつらかす【垂れ散らす】 垂れ流す
だってろさん 誰某(ぼう) 何某 誰々さん
だってろんかってろん 誰とか彼とか 不特定の人 A大勢
だっでんかっでん 誰と言うことはなく 誰でも彼でも
たっどかい …かにゃ …かね たりーろ 足りるだろうか
たっとけ たっとれ 立っていろ
だっどみ だっども だっどん【誰共】 誰たち
たっどもん たろうもん 足りるでしょう
たっとらす (仏像が)建立されている 立っておられる
たっとる 立っている 建っている A経過している
たづな 古語【手綱(たづな)bridle 馬の轡(くつわ)につけて馬を操る綱
だつノよか〈質(たち)〉 品質が良い 製品が良い
たづる たでる 患部を薬や湿布で浸す《日ポ》
だて 古語【伊達】dandy 派手 gaiety 粋 smart お洒落
たてかゆる 代理で支払う A更新して建てる
たてくぅどる たてこうどる たてこんどる 混雑している
たてこむ 建物が密集する 混雑する 雑踏する《京》
だてする 古語【伊達】 お洒落する めかす
たてつく 古語【楯突く】 逆らう 反抗する 刃向かう《日ポ》
たてつづけ 間断なく 引続いて 休みなしに
たてとる 地位につけて敬意を払っている
たてまえ【建前】 棟上 上棟 A原則 方針 course《京》
だてら だてりゃ 身分不相応に 似つかわしくない
たとうし 古語【畳(たたう)(かみ)】 着物を入れる厚手の和紙 A懐紙
たとうだ【畳む】 折って重ねた 閉じた 閉店した
たどたどしか 不確か 覚束(おぼつか)ない 自信が無い
たとむ【畳む】fold 折って重ねる A閉じる《京》
たどる 古語【辿る】trace 探り求める 尋ねて探す 探す
たな たない たね たの たのい
  するといいよ 「来ったな」
たなぎょう【棚経】 お盆に僧侶が檀家を回って読経する
たなごごろ 古語【掌(てのひら)palm 〔た〕は手、〔な〕は〔の〕
たなだ【棚田】たんだ 山間地の段状の田圃
たなびく 古語【棚引く】 雲や霞が長く連なる
たぬぎ たのき 《京》たのぎ【狸(タヌキ)badger イヌ科の哺乳動物
たぬぅで《佐伊津 五和》 たのうで【頼んで】 依頼して
たねあぶら たねンあぶら【種油】 菜種の油
たねバひねる たねひねる 種を蒔く 播種する
たねよする【種付けする】 交尾させる
たねんま【種馬】stallion 繁殖用の優秀な牡馬
たのうでみゅーだ たのンみゅーだ 頼んでみよう
たのえ 田の除草や中耕などの農作業
たのしゅうで 楽しんで
たのみぎゃーンなか たのみげーンなか 頼み甲斐が無い
たのみやす たのんます お頼みします お願いします
たのもしこう【頼母子(たのもし)講】 講 相互無尽講
たのんもす〈お頼み申す〉 〔頼む〕の丁寧語
タバコ 《ポルトガル語》tabaco 【煙草】tobacco
たばけーしゅうだ 煙草休憩 一休みしよう 休憩 rest
たばぬる 古語【束ねる】bundle A取り仕切る まとめる
だばら〈駄腹〉 駄馬みたいな大食家
タビ タブ【椨(タブノキ)】 タブノキ クス科の常緑樹
タビ タブ 魚をすくう網
たびゅうい たびゅうかい  わい 食べよう
だぶだぶ だぼだぼ 大き過ぎてゆとりがある
だぶつく ゆとりがある 量が多すぎる
たぶらかす 古語【誑(たぶら)かす】cheat 騙す 欺(あざむ)く 誤魔化す
たぶらきゃーた けーた 騙した 欺(あざむ)いた 誤魔化した
だまーって【黙って】 A断りなく 無断で
たまーにゃ たまにゃ 時には 時々 傍らには
だまかす だまくらかす【騙す】cheat 誤魔化す
  A宥(なだ)める《京》
たまがった たまげた 古語【魂(たま)()た】 驚いた びっくりした
たまがらかす 驚かす びっくりさせる
たまがらきゃーた たまがらけーた 驚かせた
たまがらん 驚かない 動揺しない
たまがる 古語【魂(たま)()る】 驚く surprise《日ポ》
たまぎる【矯める 玉切る】 材木を適当な長さに切り揃える
だまくらきゃーて だまくらけーて【騙して】 要領良く
たまさか 偶然に まれに A時たま sometimes
だまさるる 騙される 誤魔化される 欺かれる
たまし【人魂】 霊魂 soul 火の玉 A精神 mind
  B気力 energy
たましごっつ たましごろ 気が利いている子供 利発な子
だましすきゃーて 子供に虚言で諦めさせる 騙す soothe
たまったもんじゃか たまらん 限度を超えている
だまっとけ だまっとれ 黙れ 黙っていろ しゃべるな
たまっとる 貯まっている A溜まっている
だまっとる 黙る 黙っている しゃべらない
たまとる 子猫がじゃれる様子《京》
たまに 《京》 たまにゃ【偶(たま)には】 時たまには 希には
だまりこくる 硬く口を閉ざす
たみな【田蜷(にし)】 田ニナ
だみゃーて だめーて 騙して A要領良く
たむくる 古語【手向く】 神仏に物を供える 餞別をやる
たむる【貯める 溜める】 貯金する A水を溜る
ためいけ【溜め池】 堤 bank 用水池
ためーならん【為】 利益にならない A役立たない
ためくうで ためこうで 貯め込んで 十分貯えて
たも たもあみ 掬(すく)い網 たも網
だもん だもんなー ですよね 《御所浦》
たもんなっせ 古語【賜(たも)る】 賜(たまわ)る 頂く A頂戴な 下さい
だら 古語【陀羅】 阿呆陀羅経を文字った 馬鹿《京》
だら だらごえ 下肥 人糞肥料 《京》
だらくる だらける 《日ポ・京》 だらしがなくなる
だらけ で一杯 まみれ 《京》
たらし たろんべー たるき 古語【垂氷(たるひ)icicle 氷柱(つらら)
…たらしか 語彙を強調 「憎たらしか・惨(むご)たらしか」
だらしか だりー【懈(だる)い】 古語【怠(だる)し】 体がだるい
  ものうい かったるい 倦怠感
だらしなか 節度がない しまりがない
たらたら だらだら 液体がこぼれ落ちる A長く続く
  B締まりがない
たらん たりん 足りない 不足する 値しない 知恵が無い
たらんたらんで 不足がちで 不足気味で
だり だりかい だりきゃ だりけ だりな だるかい 誰だい
たりーろ たるりーろ 足るだろうか
だりがとね だりがつね だがんな 誰の物ですか
だりかりなしー だれかれなしー 誰彼と特定しないで
たりくさか 古語【足り臭し】 足りそうにない
だりっちゃ だれっちゃ 誰でも 誰だって
だりも だるも だんも【誰も】
だりもかりも だるもかるも【誰も彼も】 誰しも
だりやすみ だりやみ だるやすめ だるやみ だれやみ
 【弛止】 疲労回復の晩酌
たりゃー たれー 古語【盥(たらい)】 洗濯や手洗いに使う丸容器
たる【足りる】 充足する
だるか【懈(だる)い】古語【怠(だる)し】 疲れる 覇気がない《日ポ》
だるか【誰か】 誰だ 《有明》〈れ→る転音〉
たるき たろき《苓北》 たろんべ 古語【垂氷(たるひ)】 氷柱(つらら)
だるけん だから であるから
たるしこ たるだけ 足りるだけ
たるしこなか 足りるだけの物が無い
たるびろう【樽披露】 婚約を披露して祝宴をする
だるもかるも【誰も彼も】 誰しも《有明》〈れ→る転音〉
だるやすめ だるやみ だれやみ【弛止】 疲労回復の晩酌
たるる【垂れる】 排泄する(脱糞 放尿 放屁(ほうひ))
  A〔言う〕の卑語 「文句たるる」
だるる だれる【懈(だる)い】 疲れて弛む《日ポ》
たれ【垂れ】 不要物 「糞たれ」「馬鹿垂れ」
たれかぶる【垂れ被る】 下痢する A鼻汁を垂れる
だれた【懈(だる)い】 疲れた 体がだるい 緊張が解れた
たれとらん たれん 垂れていない
たれとる 垂れている 下げる A滴る drop
たれなぎゃーた たれなげーた 垂れ流した
たろ たろう たろば なら ならば 「来たろ」
だろたいなー だろもんなー でしょうね
たろもん? したでしょう? 「見たろもん」
たわくる 古語【戯く】 戯(たわむれ)れる joke 戯(おど)ける
たわけ 古語【戯け者】 馬鹿者 おろか者 阿呆《日ポ》
たわごつ たわごと 古語【戯言】 ふざけたことば
たわす【倒す】 伐採する A病気になる
たわみ 古語【撓み】 折れ曲がり しなやかな曲がり
たわるる【倒れる】 転ぶ 破産する A目方が減る
  B病気する C死ぬ
たわん 届かない 及ばない
たん だん だよ ですよ 「良かたん」良いよ
たンあぜ〈田の畦〉 土を盛った田の仕切
たんがく たんぎゃく 古語【谷蟇(たにぐく)】 蝦蟇(ガマ) 殿様蛙
タンガネ〈田の蟹〉 沢ガニ
たんがる たんぐゎる【魂消る】 驚く びっくりする
たンくさとり 田の除草作業
たんご 古語【坦桶(たご)】 担い桶《日ポ・京》
だンこえ【駄ン肥】 厩(きゅう)() 牛馬の敷藁で作る堆肥
たんこぶ 頭を打撲して出来た大きな瘤(こぶ)
だんじゃか だんじゃなか する段階でない する処でない
たんしょうもち たんしょもち 喘息患者
だんだん【段々に】 次第に 徐々に 漸次 short time
だんだん 有難う thank you 重畳
たんとき〈短時〉 端的 即座に 直ぐ様 手っ取り早く
だんどり【段取り】 準備 手筈 arrangement
  手順 process 《京》 「だんどんノわるか」
だんな 古語【旦那】master 親方 亭主 husband
たんなか【田の中】 田圃 rice field
だんなっと 誰なりと 誰か どなたか
だんなんさま 旦那 master 親方 亭主 husband A金持ち
だんなンし 古語【旦那衆】 主人 身分が高い殿方
たんぬる たんねる《日ポ・京》【尋ねる】 問う
たんねンど たんねんみろ 尋ねてご覧
だんノやすまるごて〈懈(だる)〉 疲れが取れるように
たんびたんび たんびに たんべんに【度々】 再々《京》
たんぺいきゅうに【短兵急】 性急に 直ぐさまに
だんまり 薪の束 《新和》
たんもん【反物】 着尺 呉服 《京》
 
  ち 行
ちぁくる ちぁける ちあゆる ちやゆる 落ちる fall
 して 「行たちけ」行って来い
ちー【血】blood 血液 (短音長呼)「ちーひく」《京》
ちー【乳】milk 母乳 (短音長呼)「ちーのまする」《京》
ちー 接頭語 「ちーねーる」眠ってしまう
ちー だって だとよ と言う 「来ぇーちー」
ちーくれた ちーやった 呉てしまった
ちーしゃー ちーせー 小さい small 幼い young A細かい
ちーじゃある 血縁とは奇異なものだ さすがに血縁だ
ちーしゅうだ ついでにしよう やってしまおう
ちーすーとる (蚊が)血を吸っている
ちーする 序でに為る してしまう
ちーすわる 座ってしまう
ちーせろ してしまいなさい 「又ン度ちーせろ」
ちいた【着いた】 「船ンちいた」〔つ〕の転音
ちいた【付いた】 「塵ンちいた」〔つ〕の転音
ちいた【突いた】 「鉾でちいた」〔つ〕の転音
ちいた【搗いた】 「餅バちいた」〔つ〕の転音
ちいだ【接いだ】 「接ぎ穂バちいだ」〔つ〕の転音
ちいだ【注いだ】 「お茶ちいだ」〔つ〕の転音
ちーっくる ちーてくる ついて来る 〔つ〕の転音
ちーっくれ ちーでくれ  注いでくれ 器に料理を装ってくれ
ちーっけ ちーてけー ついて来い 〔つ〕の転音
ちーっさるく ちーてさるく 随行する ついて回る
ちいった ちったー 少しは 少々 多少は
ちいっと ちびっと ちょびっと 少し 僅か a little
ちいっとぐりゃーだ ちいっとだ ちいっとどま 少し位は
ちいっとずつ ちっとずつ 少しずつ
ちいっとばかり ちっとばっか 少しばかり
ちーて【付いて】 従って 〔つ〕の転音
ちーで【注いで】 注ぎ入れて 装って 〔つ〕の転音
ちーで【接いで】 〔つ〕の転音
ちーてはちけー 付いて来ると良いよ 付いて来ないか
ちーてはってく 付いて行く お供する
ちーとけ ちーとれ 付き添っておれ 傍に居ろ
ちーとっと ちーとる 付いている 付き添っているのだ
ちーとらん 着いていない 到着していない
ちーどらん 注いでいない Aご飯を装っていない
ちーとる 付いている A看取る 看病する〔つ〕の転音
ちーどる 注いでいる ご飯を装っている
ちーぬる ちーねーる つい眠ってしまう A寝てしまう
ちーノちーとる ちーンちーとる 血が付いている
ちーノでた ちーンでた 血が出た 出血した
ちーのみご ちのみご〈乳飲み児〉 乳幼児 赤子 baby
ちーひーとる ちーひく 血縁を受け継ぐ 遺伝している
ちーみゅうだ ついでに見よう
ちーもどる 戻ろう 帰ってみよう
ちーわすれた ちわすれた つい忘れてしまった
ちーん 一つも 一向に 少しも 全然 全く
ちーんか【小さい】small チビ A幼い 歳が若い young
ちぇくらかす 古語【ちょがらかす】 冷やかす からかう
  嘲奔(ちょうろう)する
ちえしゃ 知識経験が豊富で判断が優れている人
ちえなし 知能が低い人 思考判断が鈍い人
ちぇんちぇん (幼児語)お座り
ちか ちかい ちゅかい だろうか 「良かちか」
ちかーっと ちかっと ちょっとだけ ほんの少し 少しだけ
ちかか ちきゃー ちけー【近い】near 「ちきゃーもん」
ちかがつれ 古語【餓(かつえ)る】hungry ひもじい 腹が空いた
ちかしか 身近い 親密 懇意
ちかしゅう ちこらしゅう 親しく 親密に 懇意に
ちかちかする 目や皮膚が刺激で傷む
ちがや 古語【茅(チガヤ) 白芽(チガヤ)】 萱(カヤ) イネ科の多年草
ちがゑゃーせんか ちごうちゃおらんな ちごうとらんね
  違わないか
ちがわん ちぎゃーなか ちげーなか 相違ない そっくり
ちきしょう 古語【畜生】brute 獣 beast
  A相手を罵ることば
ぢきたくり ぢきたり【直に】 直接
ちきゃー ちけー【近い】
ちぎゃーなか ちげーなか 違いない Aそっくりだ
ぢきやり【直に】 直接 直ぐ A即座に
ちぎらにゃん ちぎらんばん 千切らなければならない
ちきり 古語【杠秤(ちぎ)】 竿秤 天秤式計量器
ちぎる【千切る】tear 捻り切る 切り離す もぎ取る《京》
ちぎるる ちんぎるる【千切れる】
ちくちく 先の尖った物で突く 刺すように痛む
ちぐはぐ 食い違い 互い違い 不調和 不揃い《京》
ちくび ちちくび【乳首】 乳頭 nipple 乳房 breasts
ちくびっか ちびっか 小さく低い
ちけ【血気】 血の道 産後の病 婦人病
ちけようじょ【血気養生】 産後の養生
ちこうい ちこうして ちこうて ちこして 近くて
ちごうた ちごた【違った】《京》
ちごうとる ちごとる 違っている
ちこうなる ちこなる 近くなる《京》
ちこちこ ちこに ちこらしゅう 身近に 親密に 懇意に
ぢごろ【地五郎】 生え抜きの人
ちさい ちされば と言ったら と言っているのに
ぢじゃー ぢだ ぢでぇ ぢでゃ 地面 ground
ちちくりあう 男女が戯れ合う 《京》
ちちくる 近世語【乳(ちち)()る】 弄(もてあそ)ぶ A男女が戯れ合う
ちちくれ ちちこ 糸の撚()り節 「ちちこン撚る」
ちぢこまる 縮む 小さくなる A寒さに体を細める《京》
ちぢゅうだ【縮んだ】 萎縮した 短くなった
ちぢゅむ【縮む】shrink 萎縮する 短くなる
ちぢれげ【縮れ毛】 ちんじゅ ちんじゅかんげ
  縮れている頭髪 wave
ちった ちっとだ ちっとどま 少しは 多少は 幾らかは
ちったおろ 少し気分が悪い 気分が冴えない
ちっと ちょっと 少し a little 僅か
ちっとずつ ちょっとずつ 少しずつ
ちっとそっとじゃか 少々のことではない 少なくない
ちっとばっかし ちっとばっかり 少しばかり
ちっとばって ちっとばってか ちっとばってん 少ないけど
ちっとも ちっとん《志柿》 少しも
ちっとやそっとじゃ でにゃ 些細なことでは
ちっとんこて 些細なことで
ぢでぇ ぢでゃ【地面】 ground
ちどりまっか ちどるまっきゃ 血塗れ 血みどろ
ちどろもどろ 言葉や態度がはっきりしない
ちとん と言う話だが そうだが 「来んちとん」
ちな ちなん ちね ちや だって 「何ちな」
ちぬ ちん 黒鯛 《京》
ちのけノひく ちのけンひく 血圧が下がる 失神する
ちのけンうーか 血気盛ん 勢いが良い 短気で喧嘩っ早い
ちのみご 乳児 baby 乳幼児 赤子
ちのわ ちわ 古語【茅(ちかや)の輪】 夏越し祭りのお祓い
ちばしっとる〈血走る〉 熱中して目が充血している
ちびちび ちびりちびり 少しずつ 僅かずつ 少量ずつ
ちびった 失禁した お漏らしした
ちびっと 近世語【ちょびっと】 僅か ほんの少量《京》
ちびノよか ちゅうびノよか〈調備〉 調理加減がよい
  具合がよい
ちびる 失禁する 粗相する《京》
ちびる 磨り減る《京》
ちびんか ちょびんか ちんか 小さい small 幼い young
ちぼ 大綱を練る藁(わら)の小束
ちまき〈粽〉 茅(ちがや)や竹の皮などに糯米を詰めて蒸した加工食品
ちまちま ちんまり こぢんまり 小さいながらまとまって
ちみどろ 血塗れ 大量出血
ちみもうりょう【魑魅魍魎】 化け物 妖怪変化
ちみろ してご覧 「歌とうちみろ」
ちめぐりンわるか ちめぐんノわるか 血液循環が悪い
  A反応が鈍い
ちもん ちゅうもん だそうだ「居らいたっちもん」
ちゃー ちゃい ちゃっちゃい ちゃん 父親 father
ちや だって? と言うのか 「来るちや」
ちゃ しても でも 「行ったっちゃ 良かね」
ちゃー しては には 「話しちゃー みる」
ちゃーかす ちゃいかす ちやかす 落とす fall 遺失する
ちゃーくい ちゃいくい 落ちる《牛深 有明》
ちゃーくる ちゃーける ちゃいくる ける 落ちる fall
ちゃーけた ちゃいけた ちやけた 落ちた
ちゃーた 炊いた 煮た A焚いた 燃やした〔た〕の転音
ちゃーちーどる お茶を注いでいる
ちゃーにする 小休止する 休息する 小昼 おやつ
ちゃーのみなっせ お茶を召し上がれ
ちゃーばり ちゃーばる【田原】 田園 country 田圃
ちゃーばんなか 田原 田園 田圃 田園地帯 country
ちゃーら 古語【盥(たらい)】 《有明》
ちゃーわかす お湯を沸かす お茶を点()てる
ちゃいかす 落とす《牛深》
ちゃいくる ちゃいける 落ちる fall 落下する dropping
ちゃいろ だろうか 「行くちゃいろ」行くのだろうか
ちゃおけ ちゃわけ【お茶請け】teacake 茶菓子や漬物
ちゃが だが 筈だが 「来っちゃが」
ちゃかー ちゃかいや ちゃかんな ではないですか
ちゃかす 落とす 《竜ヶ岳 倉岳》
ちゃかろかい ではないだろうか 「来んちゃかろかい」
ちゃがや ちゃがや 《牛深》 …だよ
ちやくる ちゃくる ちやける ちゃける ちやゆる 落ちる
ちゃだし 古語【茶出し】 急須
ちゃち《京》 ちゃちか 貧弱 粗悪 粗末 安物
ちゃちゃいるる【茶茶】 脇から冷やかす 冗談を言う《京》
ちゃちゃくる 古語【ちゃちゃくる】 男女がじゃれ合う
チャッカー 小型動力船
ちゃっかい だよ 「すっちゃっかい」するのだよ
ちゃっせん だから 「来っちゃっせん」来るのだから
ちゃっちゃ ウグイス科の鳥類 〔鶯(ウグイス)〕の幼鳥
ちゃって ちゃっとん なのに 筈だが
ちゃっで だから なのだから 「来っちゃっで」
ちゃのみ 小宴 女性だけの宴 冠婚葬祭の二次的な宴会
ちゃば なのだけど 「寄っちゃば」《新和》
ちゃばって なのだけど 「行くちゃばって」
ちゃびん 古語【茶瓶】 土瓶 A禿(はげ)頭《京》
ちゃぶり 竹篭の一種
ちゃべんがら 茶碗類の破片
ちゃべんな お喋りするな 吹聴するな
チャボ champa《インドシナ》 矮鶏 bantam
ちゃぼと 泥水が跳ねること《志柿》
ちゃめく 古語【ちゃめく】 ふざける おどける
ちゃめし【茶飯】 お茶水を入れて炊いたご飯
ちゃめンはる 濃い茶を飲むと眠れないこと
ちゃもね だもの なのだ の積もりだ
ちゃもね だもの なのだ の積もりだ
ちゃもんさな なのですよ 「居らんちゃもんさな」
ちゃもんば なのだけど 「来ンちゃもんば」
ちやゆる 落ちる fall
ちゃら 手持ちがなくなる おしまい 帳消し《京》
ちゃら 古語【盥(たらい)】 洗濯や手洗いに使う丸容器《牛深》
ちゃらふく 近世語【ちゃらふく】 出鱈目を言う
  出任せを言う
チャランポラン 《ペルシャ語》 いい加減 出鱈目《京》
チャルメラ 《ポルトガル語》charamela 唐人笛
  木管楽器 《京》
ちゃろう なのですか 「遣っちゃろう」
ちゃろかい なのだろうか 「すっちゃろかい」
ちゃろばって なのだろうけど 「来っちゃろばって」
ちゃろもん でしょう 「行かんちゃろもん」
ちゃわん【茶碗】 食器 A陰毛の無い女性
ちやん 血鮠(チハヤ) チハヤ 腹の赤い川魚 コイ科の淡水魚
ちゃん【父】 父親 お父ちゃん《御所浦》
ちゃん するのだよ の積もりだ 「すっちゃん」
ちゃん へ の方へ 「あっちゃん行こだ」
ちゃんから ちゃんくゎら 安物 中古品 不良品
ちゃんしもた しまった 失敗した 惜しいことをした
ちゃんちゃら 饒舌家 お喋り chatter 《宮地岳》
ちゃんちゃん おしまい(幼児語)
ちゃんちゃんこ 綿入れの袖無し 《京》
ちゃんと つい うっかり すっかり Aすでに
ちゃんとせろ 整然としろ きちんとしろ しっかりしろ
ちゃんばー なのだ だよ 「すいちゃんば」《牛深》
ちゃんべら ちゃんめら お喋り chatter 饒舌家
ちゃんぽん ごちゃ混ぜ 《京》
ちゅう と言う と言った 「何ちゅう」《京》
ちゅう …だって …だとよ ですよ と言うのに
ちゅう ちゅうかい きゃー けー だろうか
ちゅうかがみ〈中屈み〉 中腰
ちゅうき ちゅうぶ【痛風】《京》
ちゅうけん せん  でか だそうだから
ちゅうこつ ちゅうごつ ちゅうごて と言う如く の様に
ちゅうじゃっきゃ ちゅうじゃっけー だそうだね
ちゅうぞ ちゅうたな ちゅうびゃー と言う話だ
ちゆうた ちわいた ちわった と言った
ちゅうたっちゃ と言っても 「せんちゅうたっちゃ」
ちゅうたな ちゅたな …だそうです
ちゅうたもね ちゅうたろが  と言ったじゃない
ちゅうたもんばえ と言ったものだよ 言い慣わしだ
ちゅうたろう と言ったでしょう
ちゅうちゅう リボン ribbon
ちゅうて ちゅて と言って だそうだが《京》
ちゅうで と言うから 「明日は雨ちゅうで」
ちゅうどが とこれ とに と言っているのに
ちゅうとはんぱ【中途半端】《京》
ちゅうとん と言う話だが だそうですね
ちゅうなえ ちゅうなぞ と言うなよ
ちゅうに おぼえとる 宙に覚える 暗記(記憶)している
ちゅうにん【仲人】 媒酌人
ちゅうの ちゅうのう ちょうな【手斧】 大工道具《日ポ》
ちゅうのだて【手斧建て】 大工の仕事始め
ちゅうばい ちゅうばえ ちゅうばな と言う話だよ
ちゅうばってか ちゅうばってん と言う話だが
ちゅうび【調味】 調子 具合 塩梅 程合い 程度《日ポ》
ちゅうびゃー ちゅうべー と言っているよ
  だそうですよ
ちゅうびンよか 調理加減がよい 塩梅が良い 具合が良い
ちゅうぶらりん 宙に浮いて所在がない 中途半端
ちゅうもね と言っているが だそうですね
ちゅうもん ちゅうわい ちゅたな だそうだ
ちゅうりこーり ちゅりこり ちょっとやそっとでは
ちゅうは(ヮ) と言うのは
…ちゅうわい ちゅうわな と言う話だ だそうだよ
ちゅたい ちゅたな …だそうです
ちゅたろうが ちゅたもね と言ったでしょう
ちゅわいた …ちゅわした ちわした と仰った
ちゅわす ちわす と仰っしゃる 「良かちゅわす」
ちゅわる ちわる と言っている
ちゅんちゅらちゅん ちゅんちゅるてん 着丈が短い
ちゅんちゅんとしとる 丈が短い 小さい
ちょい ちょいと ちょっと 少し 一寸 暫く《京》
ちょいちょい ちょくちょく 時々 度々 頻繁に《京》
ちょいちょい いい気味 ざま見ろ 罰あたりだ
ちょうけた 落ちた《有明》
ちょうしもん【調子者】人に合わせて上手い人 程よい調子
ちょうじょう 古語【重畳(ちょうでふ)】 有難う thank you A満足
ちょうず《京》 ちょっどころ 古語【手水(てうず)】 洗面所 便所
ちょうずばち 古語【手水(てうず)鉢】 手洗い鉢 つくばい《京》
ちょうずだらい ちょうっだりゃー 古語【手水(てうず)盥】 手洗い盥
ちょうちんもち 世話焼き 仲介人 A仲人
ちょうどしとらん【丁度】 じっとしていない
ちょうどしとれ 大人しくしていろ
ちょうどよか ちょうどンよか 丁度良い 最適
  Aいい気味 ザマ見ろ
ちょうどンとき 頃良く good timing
ちょうな【手斧】 大工道具
ちょうば【帳場】 商家の事務所 勘定所
ちょうめんけし 名目だけの役目 Aお義理の参加
ちょか 急須 お茶を入れる容器
ちょくちょく《京》 ちょこちょこ 時々 度々 頻繁に
ちょくらかす ちょこらかす 近世語【ちょがらかす】
  冷やかす からかう  嘲奔(ちょうろう)する 小馬鹿にする《京》
ちょこ 急須 お茶を入れる容器 A盃《京》
ちょこざいな 近世語【猪口才】 小癪な 生意気な《京》
ちょこって ちょこっと《京》 ちょっとの間 A少し 簡単に
ちょこちょこ 小股に歩く A忙しく落ち着かない《京》
ちょこちょこぎ ちょこちょこぎー 普段着
ちょこらんと ちょっこらんと ちょっこり お淑やかに
ちょちょくらかす ちょちょくる 冷やかす からかう
  嘲奔(ちょうろう)する 淫らに触れる
チョッキ 《ポルトガル語》jaque 袖無し vest
ちょっかい お節介 手出し 茶々を入れる《京》
ちょっきり 丁度 同じ《京》
ちょっこらーと 近世語【ちょっこり】 こぢんまりと
ちょっこらちょっと 性急に 短兵急に 簡単に 手軽に《京》
ちょっだりゃ ちょっだれー 古語【手水(てうず)(たらい)】 洗面用の盥
ちょってーにゃ ちょってにゃ 少々では すぐには
ちょっとじゃか ちょっとそっとじゃか 少々の事ではない
ちょっとでん ちょっとん 少しも
ちょびちょび 少量づつ 少しづつ 小出しに
ちょびっと 近世語【ちょびっと】 少し a little《京》
ちょびひげ ちょぼひげ 小さな鼻髭
ちょびんか ちんか 小さい small 幼い young
ちょりこり ちっとやそっとでは《上津深江》
ちょろきん 氷柱(つらら) 垂氷(たるひ) icicle
ちょろちょろ 小川の流れる音 僅かに燃える 動き回る
ちょろっとンみゃーに 短時間に
ちょろまかす 近世語【ちょろまかす】 誤魔化す
  騙(だま) soothe 盗む 《京》
ちょん 坊や 男児 boy 《高浜》
ちょん【ゝ(ちょん)】 少しも 僅か a little 印ばかり A全く
ちょんかくる 少し腰掛ける 少し掛ける
ちょんかけごま 掛け独楽(こま)(遊具)
ちょんきる ちょんぎる《京》 少し切り落とす 切り放す
ちょんちょらちょん 着丈が短か過ぎる
ちょんぼ ちんぼ ちんぽ 男性性器 penis
ちょんもらーっと ちょんもり 少量 僅か 飾り程度
ちらっともせん 少しも姿を見せない
ちらばらきゃーて ちらばらけーて 散らして
ちりぢり 飛散する 散らばる 分裂する
ちわ 古語【茅の輪】 茅(ちかや) 夏越し祭りのお祓い
ちわげんか【痴話(ちわ)喧嘩】 男女の他愛ない喧嘩 A夫婦喧嘩
…ちわす …と仰る 〔…と言う〕の敬語
ちわんちゃよかもね と言わなくても良いのに
ちんか ちんちょか 小さい 幼い A可愛い
ちんかジョンjohn】 小さい坊や
ちんかも ちんちんかもかも《京》 仲睦まじい間柄
ちんぐ ちんぐう〈稚児偶〉 幼馴染み 仲良し 友達 親友
ちんぐりかんぐり ちんごまんご 曲がりくねる
ちんこ ちんちん(幼児語) 男児の可愛い性器
ちんじゅ ちんじゅかんげ 縮れた髪の毛 wave
ちんじに ちんじりー 散り散りに 四散する
ちんじんばらばら バラバラに切り放す
ちんだはんだ 途切れ途切れ 不揃い
ちんだらはんだら 途切れ途切れに だらだらと
ちんちく【珍竹】 蓬莱竹(ホウライチク) 中国原産の竹《日ポ》
ちんちくりー 大慌て 大急ぎ 一目散に
ちんちくりん 衣服が短くて背丈に合わない《京》
ちんちょ 干し柿 吊るし柿
ちんちょか 小さい 幼い A可愛い
ちんちろまい ちんちろみゃー 狼狽する 慌てる 大忙し
ちんぴら 不良少年 小者
ちんぷんかんぷん 意味不明 訳が分からないこと《京》
ちんぼ ちんぽ〈珍宝〉 男性性器 penis《京》
ちんまり こぢんまりと 小さいながら纏まって《京》
ちんノやみ【鎮ノ闇】 真暗闇 静寂な闇
 
  つ 行
 なのだ 「したつ・来たつ・良かつ」
つあえる つあゆる つわゆる 落ちる fall《御領》
ついえ つうえ 古語【費(つひ)え】expense 費用 支出 A無駄
ついえいく ついえか 古語【費(つひ)え】 無駄になる
ついでじゃって 古語【序(つい)で】 良い機会だから 幸便
ついでじゃもね ついでンこて 序でに 良い機会だから
つう〈蓋〉 瘡蓋(かさぶた) A蟹や亀の甲羅 B野菜や果物の蒂(へた)
づう【頭】head 「づうかまする」頭突きする
つうえか つえか 古語【費(つひ)え】 無駄だ 勿体ない
つうえもん つうえナもん 古語【費(つひ)え】 無駄な物
つうえる つうゆる 古語【費(つひ)え】 無駄になる A潰(つぶ)される
つーかー 意思がよく疎通する 「つーかーの仲」
つうかぶる 瘡蓋(かさぶた)を被る
つうじ【通詞】 通訳 通訳をする人 A地名「通詞島」
つうじ【通じ】 通る A気持が伝わる B便通《京》
つうじん 通じない 通わない 伝わらない
つうつう 情報が筒抜け A意志が疎通する 良く通じ合う
つうぶし つぶし《日ポ》 膝関節 「つうぶしン痛か」
つうぶせ 上から布を当てて補修する 〔つう〕は蓋
つえー つよか【強い】strong 丈夫だ
つえ つえか 古語【費(つひ)え】expense 費用 支出 A無駄
つえーもん 強いものだ 強いな
つがい 古語【番(つがひ)pair 動物の雌雄 A関節 joint 繋(つなぎ)
つかいくうだ つかいこうだ 使い慣れた A使い込んだ
つかいでノある つかいでンある 使い量がある
つかいもん 進物品 贈答品 present《京》
つかいもんにならん【使い物】 使えない 役立たず 粗悪品
つかいもんにならん【使い者】 使用出来ない 役立たず
つかえる《日ポ・京》 つかゆる 支える 故障
  塞がる break down
つかっとる【浸(ひた)る】 水に浸っている A入り浸り
つがね 沢蟹 谷川に生息する小蟹
つかばるる 顔が浮腫(むく)む 水分が溜まって腫()れる
つがま 続き つなぎ目
つかまえる《京》 つかまゆる 掴まる hold 捉(とら)える
  捕える catch
つかまさるる 値打ちのない品物を買わされる 賄賂を貰う
つかまする つかませる 賄賂(わいろ)を遣る
つかませ(しぇ)もん 値打ちのない品物 A賄賂の品
つかゆる【痞(つか)える】 流れが滞る A胸が塞がって苦しくなる
つからん 着床しない 付着しない A種が着かない
つがらん 活着しない 接着しない
つかる【浸(ひた)る】 水に入る A居続ける《京》
つがる【接がる】 接木が活着する 骨がつがる
つかわにゃ つかわんば 使わなければ
つかん 着かない 付かない 着床しない 付着しない
つかんこと 古語【つがなし】 訳もない 他愛ない《京》
つがん 継がない 跡継ぎをしない
つきあがる 調子に乗る 図に乗る 増長する 自惚(うぬぼ)れる
つきあわする【付き合わす】 照合する
つきあわん 交際しない
つきおうとる つきようとる 交際している
つきしょう つくしょう 古語【畜生】brute 鳥獣
  A罵(ののし)り《京》
つきのいさま つきのんさま【お月様】moon (事象敬語)
つきノかさ【暈(かさ)halo 月の周りにできる輪状の光
つぎはぎ【継ぎ接ぎ】 穴を継いで補修する
つきもん〈憑物〉 物の怪 specter 人に乗り移った霊
つきやー【付き合い】 交際 intercourse
  A義理で行動を共にする
つきゃー つけー 古語【使ひ 遣ひ】messenger 小遣い
  A案内 招待
つきゃーせん【小使銭】 小銭
つきゃーばしり つけーばしり〈使い走り〉 小使 使用人
つきゃーみちンなか つけーみちンなか 用途がない
つきゅうだ 付けようか 付けようよ
つぐ【注ぐ】 容器に入れる 液体を注ぐ 「飯つぐ」
づく ままに 「行かんづくで」
つくじる つっくじる 古語【抉(くじ)る】 嘴でつっ突く
つくっじゃーた つくっでーた 作物の出来栄えがよかった
つくっつち〈作土〉 田畑の表土
つくね 栽培用の山芋
つくばい 古語【蹲(つくばい)・蹲踞(そんきょ)】 茶道の手水(ちょうず)鉢 Aしゃがむ
つくばう つくばる 古語【蹲(つくば)ふ】 うずくまる しゃがむ
  蹲踞(そんきょ) 腹這いになる《京》
つぐむ【噤む】 口を閉じる 黙る
づくめ 尽くし 主体 「働きづくめ」
つくら 懐(ふところ) 胸の内側 服の内胸
つぐら 古語【つぐら】 藁で丸く編んだ保温用の飯櫃(ひつ) jar
つくらでにゃ つくらでん 作らないで
つぐらめ つんぐらめ(カタツムリ) snail マイマイ でんでん虫
つぐらうつ つぐらまく 古語【つぐら】 蛇がどくろ巻く
つぐり 紐や綱を巻き取った物
つくりもん 農作物 工芸品 生き作り
つくる【漬ける】 野菜を漬物にする 液体に浸す
つぐる 細く長い物を丸く巻き取る 「縄つぐる」
つくれん 繕いができない 物にならない 成就(じょうじゅ)しない
づぐろか 皮下出血で黒っぽくなる 唇の色が黒っぽい
つくろう 古語【繕ふ】 修理する 乱れを直す
つくろうろ 作ろうか 作ったものやら
つぐんつぐん つんぐつんぐ つんぐまんぐ(幼児語)もじもじ
つけ【付け】 買い掛け金 A売り掛け金
つけー 古語【使ひ 遣ひ】messenger 小遣い A招待
  案内 guide
つけくうだ つけこうだ 漬け込んだ
つけたし【付足し】 つけたり《京》 付属 添加物 おまけ
づけづけいう 言いたい放題に言う 放言 暴言
つけとどけ 古語【付け届け】 謝礼 御進物 present《京》
つけにゃん つけんばん つけなければならない
つけめ【付け目】aim 目当て 狙い 目的 object
つけもん【漬物】pickles 
  野菜を塩・味噌・糠等に漬けた食品《京》
つけもんおぶし〈重石〉 漬物用重石 圧し石 weight
つけん 着けない 付けない 添えない
つけんつけんいう【突っ慳貪】 邪険に言う 険悪な言い方
つごうじゃ つごうでにゃ【都合】 場合によっては
つごうする《京》 つごうつける 工面する 調達する
つこうた つこた【使った】 利用した A雇用した
つこうだ【掴(つか)んだ】 手に取った 手に入れた A理解した
つこうちみる つこうンみる 使ってみる 試用してみる
つこうちくだっせ つこうっくだっせ お使いください
つごうつくる 繰合せる 用立てる 間に合わせる
つこうとる つことる 使用している A雇用している
つごーンつかん 都合が悪い A用立てできない
つごーンちーたろ つごーンちーたろば 都合が着いたら
つごーンよか 都合が良い 便利だ A出来がよい
つこかした つこきゃーた つこけーた 落した A紛失した
つこかす つっこかす《京》 突き落とす A紛失する
つこかせ つっこかせ 落とせ 落としてやれ
つこくっぞ つこくっとん  落ちるよ
つこくる つこける つっこくる 落ちる 転倒する
つこくんなえ つこくんなぞ つこくんなな 落ちるなよ
つこけた つっこけた 落ちた 転倒した
つこけらした 転倒なさった 落ちられた 落選された
つこけんごっせろ 落ちないようにしなさい
つごもり 古語【晦】 月篭りの略 三十日
つじ 古語【辻】 四辻 四つ角 交差路 crossroads
つじーとる 続いている
つじべー 古語【辻弊】 十字路に立てる魔除けの御弊
つじまき〈辻巻き〉 旋風 cyclone つむじ風《日ポ》
つず つば 唾液 つばき 消化液 「つば吐く」
つず 古語【円(つぶ)ら】round 粒 A形状 太さ
づだぶくろ 《梵語》 dhuta 古語【頭蛇(づだ)袋】 修行僧が持つ袋
つちかう 古語【土囲う】 つつかう 土を寄せる
つちくれ 古語【土塊(くれ)】 土の塊
つっ 接頭語 「つっ剥ぐる」
つづ つび【粒】 「つづん太か」
づつ 古語【づつ】 等分量に分ける 同一量の繰り返し
つつうだ【包んだ】 覆い囲んだ 取り巻いた
つつうでくだっせ つつうっくだっせ 包んでください
つづーら 不倫 道徳を破ること
つっかかる【突き掛かる】 言い掛かり A少し触れる
つっかぐ【突き欠ぐ】 物に当たって欠く 破損する
つっかやせ つっくゎやせ 壊せ
つっかゆい つっくゎゆい 壊れる《牛深》
つっからつぎ 次々に 順々に
つっかんがす つっくゎんがす 引き抜く 抜かす
つっかんげ つっくゎんげ 抜けている 間抜け 馬鹿
つっかんぐる つっくゎんぐる 引き抜ける 抜け落ちる
つつく 古語【突く】軽く何回も突く A激しく痛む《日ポ》
つっくうだ つっこうだ 衝突した 突入した とび込んだ
つっくえる つっくゆる 古語【崩る】 崩(くえ)る 壊れる
づづくまる【蹲(うずくま)る】 縮こまる
つっくやす つっくゎやす  突き壊す 壊す break
つっくやせ つっくゎやせ【壊せ】 壊してしまえ
つっくりびく つっくるびく 下を向く
つっけんどう《京》 つっけんどか【突っ慳貪】 邪険 無愛想
つっこうだ 注ぎ込んだ 容器に注ぐ 資金投入
つっこかさした 落された A紛失なさった
つっこかす 落す
つっこくる つっこける 落ちる fall 落下する 転倒する
つっこまれた 指摘された やり込められた 訴えられた
つっこむ【突っ込む】 挿入する A注ぎ込む 投資する
つったっとんな 呆然と立ったままでいるな
つったまがる つったんがる【魂消る】 びっくりする
つっつきつらかす やたらと突っつく
つっとぼくる つっとぼけとる ぼんやりしている
づつなか づつにゃぁ 古語【術無し】 切ない 苦しい
つづノこまか つづンこまか 粒が小さい
つっぱい 水の中に落ちる《牛深》
つっぱぐる つっぱげる 剥げ落ちる A化けの皮が剥げる
つっぱぐる 離れる《志柿》
つっぱしる【突っ走る】 走り抜ける A独断専行する
つっぱしる 弾(はじ)ける 跳ねる 飛び散る A箍(たが)が外れる
つっぱたがる はだかる 両足を広げる
つっぱったっじゃがや 落ちたのだよ《牛深》
つっぱなるる【離れる】 遠く隔たる 間隔が広がる
つっぱぬる【撥()ねる】 関知しない A不合格にする
つっぱり 支柱 support 支え《京》
つっぱりかう 支えをする つっかう《京》
つっぱりかく つっぱるかく 腹を立てる
つっぱる つんばる 支える 倒れまいとする
つっぴしぇ(せ)ーだ つっぴしゃーだ 潰した
つっぴしゃぐ 潰(つぶ)crush
つっぽがす 突き破る 穴を開ける 貫通させる 穿(うが)つ
つっぽぎゃーた つっぽげーた 突き破った 穴を開けた
つっぽぐる つっぽげる 穴が開く 底板が抜ける 貫通する
つっぽげ 貫通した穴 穿(うが)った穴 壁穴
つっぽげた 貫通した 穴が空いた
つっぽてーた 縫い物や編み物を解いてしまった
つっぽとく つっぽどく 縫い物や編み物を解く
つっぽとくる つっぽとける 結んだものが解ける
つづまり 結論 最終的に 結局 after all
つづまる 古語【約(つづ)まる】 縮(ちぢ)まる 短くなる 切迫する
つづまんのつかん 辻褄が合わない 理に適わない
  結論が出ない
つづら【葛】 葛巻(くずまき) 蔓草(つるくさ) A葛籠(つづら)
つづらおり〈九十九折り 葛折り〉曲がりくねった山道
つづる 古語【綴る】 繋ぎ合わせる A書く write《京》
つづれ 古語【綴れ】 破れを繕った着物《京》
つつンぶしん【堤普請】 堤の補修工事
つて 古語【伝(つて)message 手づる connections 縁故 頼り
つと 古語【苞(つと)】 藁苞 A脹ら脛(はぎ)
つと つとずね〈苞(つと)脛〉 脹ら脛 calf A向こう脛 lag
つとうて 伝って 取り付いて
つとび【苞火】線香の束を藁苞に包んだ物 葬送用具
つとまらん 務めが果たせない
つとまろかい 役割が果たせそうにない 務まる訳ない
つにゃーだ つねーだ【繋ぐ】tie 結んだ 連結した
  持ち堪えた
つのだる【角樽】 柄樽 祝用酒樽
つのんぼじょうり 鼻緒が角状になった草履
つば つばき 古語【唾(つばき)】 唾液 消化液
つば 唇(くちびる) lips 《日ポ》
つばいろ つばンいろ 唇の色 唇の血色
つばぐちたたく 駄弁 無駄口を言う
つばくらめ つばくろ 古語【燕(つばくらめ・つばくら) 】
  燕(つばめ) swallow《京》
つばつけとく 唾液を付けておく A取得権を表明する
つばつづき つばつるげ 引っ切りなしに 間断なく
つばひゃーた つばへーた 唾を吐いた
つばな 古語【芽花(つばな)】 茅(チガヤ)の花
つばなぶるい バラバラに散らばる
つばぬる つばねる 斑なく広げる
つび 女性の性器 vagina
つび つぶ 古語【円(つぶ)ら】 粒 小さく丸いもの A太さ
つびーた【潰して】押し壊した A鳥料理した B放屁した
つぶき 淵 川の深み よどみ 《高浜》
つぶす【潰す】crush 押して壊す A鳥を料理する B放屁
つぶつぶ【粒粒】 多くの粒
つぶる【瞑(つむ)る】shut 閉じる 「眼つぶる」《京》
つぶるる 古語【潰る】 押して壊す A駄目になる 倒産
つべこべぬかす 古語【つべらこべら】 あれこれと言う《京》
つぼごえ【壷肥】 人糞を壺の中で発酵させた肥料
つぼね 古語【局(つぼね)】 隠居所 離れ屋 分家
つぼむる【窄(すぼ)める】 狭くする 細める 「傘つぼむる」
つま 古語【端】edge 縁 際 縁際 「座敷ンつま」
つまいん 古語【爪判(つめはん)】 拇印
つまえる【摘える】《日ポ・京》 つまゆる
  茶葉など先端を摘む 摘果する A髪を切る 散髪する
つましか【約しい】《日ポ》 倹約 辛抱 地味で質素
つまだけ つまだち つめだけ【爪立ち】 足の爪先で立つ
つまっとる 施錠してある 閉まっている 塞がっている
つまはじき 古語【爪弾き】 爪で弾く A仲間外し
つまびらか〈詳らか〉 詳しく 詳細に
つまらん 値打ちがない 出来ない 駄目だ A面白くない
  味気(あじけ)ない
つまらんぎっちょ 出来の悪い人 普通より劣っている 劣等
つまらんけん …せん …でか 駄目だから 劣っているから
つまらんなもん 情けないといったら 残念だ 駄目だ
つまらんもん 粗末な物 粗品
つまるか つまるもんか してはならない してはいけない
つみごえ 堆肥 compost 雑草を積んで発酵させた肥料
つむ【摘む】pick 摘み取る 刈る 「かんげつむ」髪を切る
つむる 古語【詰む】 満杯に入れる 縮める A出務する
つむる つめる 塞ぐ block A閉じる shut 閉めて施錠する
つめくうどる つめこうどる 詰め込んでいる
つめくじる 古語【抓()む】 抓る pinch 爪で摘んでねじる
つめくったつる つめたつる 爪を立てる
つめける【躓(つまづ)く】 足先が物に当ってよろける
つめこくる 詰める 戸を閉めてしまう 閉じこめる
つめたか つめちゃー つめてー つめてゃー つんたか
  冷たい cold A心が冷淡 coolness
つめてしごっする 休みなく仕事する
つめとーして つめとーて つめとして 冷たくて
つもり 古語【積】心算 計画 plan 予定 方針《京》
つもりンわるか つもんノわるか 段取りが悪い
つもる 古語【積もる】 積み重なる 深くなる
  A見積もる 算段
つやす【潰す】 A腫()れ物を切開して膿(うみ)を出す《京》
つやゆる 落ちる fall 落下する dropping《御領》
つゆう つゆうと 古語【露と】 ある程度 Aあまり
つようい つようて つようして 強いので 強すぎて
つよかよー つよからす つよさー 強いね
つよごち〈強東風〉 強い東風
つら 上代語【蔓(つる)vine 蔓草(つるくさ) creeper 茎 葛の茎
つら【面】 顔 顔面 face A面目 honor B側 side 表面
つらあて〈面当て〉 当て付け 当て擦り A腹癒()
つらえん 釣ることが出来ない《牛深》
つらか つりゃー【辛い】painful
つらかす し放題 制限なく続ける 「おめきつらかす」
つらがまえ〈面構え〉 顔つき 人相 looks
つらかまわず つらかんまず 厚顔 あつかましい
つらくせンわるか 顔つきが悪い
つらしかむる 眉間に皺(しわ)を寄せる 顔をしかめる
つらしゃー つらせー 辛さに 辛いので
つらぞくにゃ つらぞくね つらぞこにゃ つらぞこね
  〈面損ない〉 面子・対面を潰す
つらつきあわする 対面する interview 出会う
つらつくり 顔つくり 保身 自分の体面を守る
つらつっくやす つらつっくゎやす 顔をしかめる
つらつら【熟】 つくづく よくよく 念入りに
つらなし〈面無し〉 恥ずかしがり屋 照れ屋
つらにっか 古語【面憎し】 憎い hateful 可愛げがない
つらはり〈面張り〉 見栄っ張り 見栄坊
つらはる〈面張る〉 見栄を張る
つらようする〈面様〉 顔の表情で感情に表わす
つらよごし〈面汚し〉 面子を潰す 体面を汚す
つらら 古語【連連(つらつら)icicle 氷柱(つらら) 垂氷(たるひ)
つらるる 釣られる A相手の考えにはまる 誘いに乗る
つらンかわンあつか 厚顔 厚かましい
つり【釣銭】 お釣り change 《京》
つりかわ【吊り川】 釣瓶のある深井戸
つりさがり【吊り下がり】 A既製品 redy-made A縊死(いし)
つりゃーもん つれーもん 辛いものだ
づる 古語【出()づ】 出る come out 外に出る 滲み出る
つるーどる つるんどる 古語【つるむ】 交接する
  繋がる be linked
つるしがき【吊るし柿】 つるっしょ 干し柿
つるっぱげ つるんつるん 剥()げ 無毛 滑りやすい
つるつる 滑らかで艶がある 滑りやすい A啜り込む
づるづる 滑らかに動く 滑る
つるつるてん 鶴の足の如く衣服から長く脛が出ている様
つるべ 古語【釣瓶】 深井戸用水汲み桶
つるむ 古語【つるむ】 繋がる be linked A交尾する
つるる【釣れる】 魚を針に引っ掛ける Aだまされる
つれ【連れ】companion 同伴者 仲間 連帯 同族《京》
つれあい つれやー【連れ合い】 伴侶 companion
  夫婦 couple
つれしょん〈連れ小便〉 小用行動を連れと共にする
つれっけ 連れて来い 連れてお出で
つれっさるく つれてさるく 連れて回る 同伴する
づれづれ 古語【徒然(つれづれ)づれんくゎれん づれんづれん
  することもなく退屈 だらだら
つれなか 薄情 cold hearted 気にとめない 平気
つれのうて《京》つれのうで 古語【連れ立つ】一緒に伴う
つれん 釣れない 魚が掛らない
つろ だろう ならば なのか 「来つろ・見つろ」
つろうあたる 辛く当たる 意地悪する 虐める
つろうい つろうして つろうて 辛くて 辛いので
つわえる つわゆる 落ちる fall《御領》
つん 接頭語 「つん曲がる」
つんおるる【摘み折る】 折り曲げる 折れてしまう
つんかぐる つんかげる 欠ける break
つんかげた 欠けた
つんきゃーだ つんけーだ 欠いだ
つんきる【摘み切る】 草や芽などを摘み取る
つんきるる【切れる】 物が分断される
つんくえる つんくゆる 崩れる break down 壊れる
つんくじる 古語【抉(くじ)る】scoop pick 抉(えぐ)る 爪でつねり取る
つんぐつんぐ つんぐまんぐ(幼児語)もじもじ
つんぐらめ つんぐるみゃー 蝸牛(カタツムリ) snail でんでん虫
つんころす〈摘み殺す〉 虫などを指で摘んで殺す
つんしゃーだ つんぴせーだ 押し潰した ぺしゃんこにした
つんじゃーた つんでーた 丸出しにした
つんじゃーとる 出してしまってる 丸見えになっている
つんしゃぐ つんぴしゃぐ 押し潰す ぺしゃんこにする
つんしゃぐる つんぴしゃぐる 押し潰れる
つんたか つんてー つんてゃー 温度が低い A冷淡だ
つんだす 丸出しにする
つんつらかす 摘み散らす ちぎり散らす
つんつるてん 剥げ頭 A着丈が短い衣服《京》
つんつん 取り澄まして愛嬌がない態度
つんでくる 露出する 出る A家出する
つんでけてはってく 出て行ってしまう
つんとーして つんとーて 冷たくて
つんとうなった つんとなった 冷たくなった
つんどく 積んでおく A積読(読まずに積んでいるけ)
つんなむ 古語【連れ立つ】 伴う 一緒に行く
つんなみやっしゅうい やっしょう 一緒に行きましょう
つんなめん 一緒に行けない Aつきあえない
つんなもーだ 一緒に行こう 一緒に行動しよう
つんにーた つんぬいた 貫いた 串を通すした 棘を刺した
つんにがす 逃がしてしまう
つんにぎゃーた つんにげーた 逃がしてしまった
つんぬーで つんのうで 連れだって 一緒に 同行して
つんぬく【貫く】pierce 串を通す とげを刺す
つんぬくる つんぬける 抜け落ちる 抜けてしまう
つんねーっとる つんねっとる 眠り込んでいる
つんのうで 連れだって 一緒に 同行して
つんのは【鶴の葉】 正月飾りに使うユズリハ
つんのぼする 夢中になる 我を忘れる 有頂天になる
つんのめる 前に滑って倒れる
つんばり【突っ張り】 支柱 support 支え棒
つんぴしぇーだ 押し潰した《五和》
つんぴしゃぐ 押し潰す crush
つんぶるう 振り払う 振ほどく A無一文になる 散財する
つんぽぐる つんぽげる 穴が開く
つんぼさじき【聾桟敷】等外席 局外者
  A事情を知らされない立場
つんまがる【曲がる】bend A折れる
つんまげた 曲げてしまった A折れた
つんむくる つんむける 皮が剥げる
つんむけた 皮が剥げてしまった
つんむしる【毟(むし)る】pluck 掴んで引き抜く 羽を抜く
つんもうる つんもる【漏る】leak out 水などが漏る
つんもやす【燃やす】burn 燃す 焼却する
つんもゆる【燃える】burn 燃えてしまう
つんもらしゅう 整然と
つんわる【割る】break 割ってしまう
つんわるる 割れる crack
 
  て 行
 から ので のに 「俺がすっ
 と だと 「来んて 言いよる」
で でー【代】 価値 分量 measure 保有量 A長持ち
 から ので 「良かで」
 ではないか しよう 「がまだそで」頑張ろうよ
てー 支柱 添え木 「てーくるる」
てー から ので のに 「早かてー乗る」
てー のに 「温っかてー」
でー【お礼】thanks ご挨拶 「正月でーに行く」
でー から ので しようよ 「行こうでー」
てあい【相手】 仲間 連中
であいしごつ でやーしごつ〈出会い仕事〉 共同作業
てあかンつく 手の皮脂が付着する
であき〈出秋〉 秋の収穫時期
てあたりばったり〈手当たり次第〉 無秩序に 片っ端から
であと〈出跡〉 実家 元家 嫁や養子の実家
てあます てーあます 持て余す 手をやく 手に負えない
てあらか【手荒い】 取り扱いが乱暴 荒々しい
であるき〈出歩き〉 外出 散歩
ていたらく〈為体〉condition だらしない状態 自堕落
ていっぴゃー ていっぺー〈手一杯〉 手に負えない
てーうつ【手を打つ】 A妥協する A契約が成立する
てーかく【手を欠く】 手入れを怠る 手抜きする
てーかくる【手掛ける】自ら手を下す 手数を掛ける 直接扱う
てーかす【手を貸す】 手伝う
でーく でーくどん でゃーく【大工】carpenter 建築技能士
てーくるる 支柱を立てる 添え木をする
てーげ てげ【大概】generally 粗まし 大方 大略 程々
てーげてーげ てげてげ 大概に 大雑把に rough 大体で
  程々 凡そ いい加減に 〔た〕の転音
でーこん でゃーこん【大根】 スズシロ(春の七草)
でーぜん でぜん【霊膳】 仏壇に供える膳
てーた【炊いた】 煮た 〔た〕の転音《佐伊津 五和》
てーた【解いた】 解体した 〔と〕の転音《佐伊津 五和》
てーだ【研いだ】 〔と〕の転音 「鎌てーだ」鎌を研いだ
でーた【出した】 外へ動かした 表わした 提出した
てーつにゃーで てーつねーで 手をつないで 手を取って
てーで 手で 「手ーで掴()こうで」
でーでー【橙(だいだい) 〔だ〕の転音
でーでにゃいっしょれ でーでンいっしょれ 出ないで居れ
でーてみろ でーてんど でーんみろ 退いてみろ
てーとけ 炊いておきなさい 《佐伊津 五和》
でーとけ でーとれ 退いておれ 下がっていなさい
てーとる【手を取る】 A世話が焼ける 《京》
でーノある でノある 持ちが良い 経済的だ 分量が豊富だ
てーばら てーばる【田原】 田園 countly《佐伊津 五和》
でーら でゃーら【平】 平地 plain 〔た〕の転音
でーんとしとる 恬(てん)としている 平然として動じない
デウスっさま 《ラテン語》deus キリスト様 Cristo
ておい 古語【手負ひ】wounded 負傷した獲物 負傷兵
でおくれ【出遅れ】 婚期の遅れた女性
ておけ てぎ〈手桶〉 片手桶
でか から ので 「俺が行くでか・良かでか」
でかかる でかくる【出掛ける】 正に出る 出ようとする
てがしぇ(せ)【手加勢】 手伝い
でかした 古語【でかす】 よっくやった《日ポ》
でがしら【出頭】 出っ端 出てすぐ
でがす でございます 「達者でがす」
でかくる 出掛ける 出発する
てかけ 古語【手掛】 妾(めかけ) 第二夫人 second wife《京》
でがけ【出掛け】 出る時間に 出る頃 出始めで
でかけらいた でかけらした お出掛けになった
てかてか 艶があって光る様
てがやす【手返す】 裏面を反して干す 寄せて広げ直す
でがらし【出涸らし】 味が出尽くした茶殻
てかり 光沢 艶があって光る
てぎ【手器】 手桶 片手桶
できあい《京》 できや 古語【出来合】既製品 ready-made
できあがっとる 完成している A酔っている
てきき【手利き】 腕利き 技術や技能が優れている
できそくにゃー でけそくねー でけそこねー 出来損ない
できだか【出来高】 能率額 能率給
できださん でけださん 出来上がらない 仕上がらない
できたしこ でけたしこ 出来ただけ 生産量
できのよか でけのよか 古語【出来(でけ)】 成績がよい
できばしするごつ でけばしするごつ 出来もしないのに
できぶつ でけぶつ 優秀な人材 実力家
できもん でけもん 近世語【でけもの】 腫瘍(しゅよう)《京》
できやっせん でけやっせん 出来ません
できゅうかい でゅうかい 外出しようか 出ましょうか
できゅうきゃー できゅうけー できゅうに 出来る訳がない
てぎれーか 手が器用 skil 出来栄えがよい
てぎわ【手際】skil 技量 talent 手腕 tact A出来具合
できん でけん 出来ない 不可能 A駄目 してはいけない
できんどかい でけんどかい 出来ないだろうか
できんどもん でけんどもん 出来ないでしょうね
でく【木偶】 てっくう 木彫り人形 A不器用
てぐす【天蚕糸(テグス)】 ヤママユガ科テグスガの幼虫の錦糸腺
   A釣り糸
てぐすねひく 古語【手薬練】 用意万端整える 満を持す
てぐせ【手癖】 盗癖
でぐせ【出癖】 外出癖
でくっだけ でくるしこ できる限り
でくっどうかね でくりーろ 出来るだろうか
てぐり【手繰り網】 魚網
でくる でける 古語【出来(でけ)る】 生じる 可能
  A成績がよい《日ポ》
でくる【出る】 外出する 出場する
でくわする でっくゎす 古語【出交す】 突然出会う
でくんな 外へ出るな
てげ【大概】generally 粗まし 大方 大略 程々
でけた 古語【出来(でけ)た】 出た 完成した A発売した《京》
でけだか【出来高】 出来た分量 生産高 A取引総額
でけてから 出来てから 出てから A収穫してから
てげてげ【大概】大雑把に 大略 程々 凡そ いい加減
でけてはってく でてはってく 出て行く
でけん 古語【出来(でけ)ぬ】 駄目 成績が悪い《京》
でけん でらん でん 古語【出ぬ】 出ない 外出しない
  出場しない 現われない
てご〈手籠〉 竹編みの笊 busket 竹籠
でこ でこちん 額 額の広い人《京》
てこいれ【梃子入れ】 下支え 補強 A暴落を防ぐ買い支え
でござす でござっす で御在居ます
でござすどかい でしょうか
でござっしゅかい でございましょうか
てこずる【梃子摺る】 持て余す 始末に困る《京》
てごめ【手込め】 暴力で服従させる 強姦(ごうかん) rape 婦女暴行
てごんみゃー てごんめー〈手籠 手駒〉 勝手に 思い通り
てさい てさな だとさ だそうです
てさばき【手捌き】 手つき 手振り 手で扱う
てし てしー 古語【手為(てし)】 手製 手作り handmade 自作
  A自分勝手に
てしお てしを 古語【手塩(しほ)】 自ら世話をする 手に掛ける
  A手皿 小皿 《日ポ》
てしおざら てしをざら 古語【手塩皿】 小皿
てしおにかくる 古語【手塩(しほ)】 手を掛けて大事に養育する
てしじょい てしじょゆ 古語【手為(てし)handmade soy
  手製の醤油
でしな 出際 出掛ける間際 出発前 〔しな〕は接尾語
てしゃ〈手者〉 手利き 手達者 巧者 達人
てじゃかんか 器用である
てしゃくゎしゃおえん 手に負えない 始末に負えない
でしゃばり お節介する人 差し出がましい人
でしゃばる 差し出る 出過ぎる《京》
でしゃばんな 差し出るな 出過ぎるな
でしょがー でしょが でしょうもん そうでしょう
てじるし【手印】 寸志 心付け tip 気持ちばかりの贈物
てすき 手が空いている 暇 time
てずさみ 古語【手遊(ずさ)み】fingering 手ずさび 手なぐさみ
てすじノよか 手筋がよい 技量に長けている
ですたい ですばい ですよ
でずっぱり でっぱなし 出先から更に出る 出っ放し
ですばって ですばってん …ですけど
ですもんなー ですよね
でぜん【霊膳】 仏壇に供える膳
てぞいうた ならばこそ言った 「我が子てぞ言うた」
てたい だそうですよ 「来っとてたい」
てだい てでゃー 古語【手代】 使用人 A下級役人
てだし【手出し】 自腹を切る A争いに加わる 関係する
でだし 出だし 最初 始まり 出発
てだすけ【手助け】 手伝い
でたち 古語【出発ち】 死者を送る別れの食事 出棺の膳
でたちやど【出発ち宿】 葬儀参列者の食事処
でたとこしょうぶ 無計画な挑戦
でたろうば でつろうば 出たならば
てち と とて 「行こうてちせん」
でちがう 古語【出違ふ】 入れ違いになる
てちぎゃー てちげー【手違い】hitch 手順や方法の間違い
てちもせん ともしない 「しゅうてちもせん」
てちゃ と でも だって 「俺てちゃ」
でちゃ でっちゃ であっても 「来たでちゃ役せん」
でっかす でっくゎす 古語【出交す】 思い掛けなく出会う
てつかず 手を加えない A使用していない状態
てつかみ てづかみ【手掴み】 素手で物を掴む
てつき【手付き】 手際 skill 手の所作 動作 仕種(しぐさ)
てっきり 絶対に きっと 必ず 間違いなく
てっくう 古語【木偶(でく)】 木人形 A不器用者
でつくる でつける《京》 外出が習慣になる
でっくゎせた 古語【出交す】 偶然出会せた
てっこう てっこ てぬき【手っ甲】 手の甲を覆う布
でっしゅ でっしょ でしょう
てっしらーと〈徹して〉 存分に A見栄えよく
でっち 古語【丁稚】boy 小僧 雑役の小僧 男児《京》
てっつくる 照り付ける
てつでー《佐伊津 五和》 てつでゃー【手伝い】helper
てっとりばよう 素早く 簡単に 手間を掛けず
でっぱな【出端】 最初 始め 出始め 走り
てつびん 古語【鉄瓶】 鉄製の湯沸し器
でっぷらーと でっぷり 古語【でっぷり】 肥っている
てっぺん 古語【天辺】top 頂上 summit 頂き 山頂《京》
てっぽうち《京》 てっぽううちどん【鉄砲撃ち】 猟師 hunter
てっぽンたま【鉄砲弾】 A出掛けたまま帰らない
てづま【手爪】 手先 手仕事
でづら【出面】 顔ぶれ A日雇い人夫の出勤日数
でてうせろ 出て失せろ 出て行け (卑語)
てておや 古語【父親】father 男親《京》
でてはってく 逃げ出す 出奔(しゅっぽん)する flight
でてみゅう 出てみよう A出場しよう
てでゃー 古語【手代】clerk 使用人 小使い A下級役人
ててんご てまんご 古語【手転業(ててんご)】 手ずさび 手なぐさみ
でとうなか でとうにゃー 出たくない
でとく 出ている A出て待っている
でどころ【出処】 出身地 生家 出口
でとけ でとれ 出ていろ
てどり 手付き 手の所作 手の動かし方 手振り 手捌き
てとり あしとり 手取り足取り 懇切丁寧に
てどりノわるか てどンのわるか 手捌きが悪い
でとる 出ている A出来ている B突出している
てなー てなん てや だって 「何てなー」
てなれとる 古語【手馴れ】 熟練している
でなん でにゃん でらにゃん でんなん 出なければならない
てにおえん てにゃおえん 手に負えない 持て余す
てにかのうとる 手利き 腕利き 器用である 技術がある
でにっか 出難い 出辛い 出ることが困難
てにも はりゃーも 掌(てのひら) palm A唯一の 他に無い
てにゃ しては 「聞いてにゃみゅうだ」
でにゃ せずに しないで 「行かでにゃいっしょれ」
てぬき【手貫】 手甲(てっこう) 手の甲を覆う布 腕カバー
でぬぎノでけでにゃ ノでけでん 抜け出る事が出来ずに
てぬぐい てのぐい てのごい《京》 古語【手拭ひ】towel
てね てねー だと言うのか なんだって
ての だとか とか や 「蛸ての烏賊てのばっかり」
てノあがる 上達する
でノある 持ちが良い A経済的だ B分量が豊富だ
てノいる 人手が要る 人工が掛かる
てのうで 連れだって 一緒になって 「てのうで行こう」
てノかかる 手間が掛かる 手数が要る 世話がやける
てノかなわん てンかなわん 手が思うように使えない
てノきれーか 技量が優れている 手先が器用
で のしでにゃ で のしにゃ でなければ
てノたらん てンたらん 人手が足りない 手不足
てノでらん てノでん 欲しくても求められない
てノはやか【手早い】quick すぐ暴力を振るう A女に手を出す
てノはら てノひら てンはら てンひら【掌(てのひら)palm
でノなか でンなか 持ちが悪い A不経済である
で ばしあるごて だとでも言うのか ではない筈
てはず【手筈】arrangement 準備 用意
てはっちょうくちはっちょう【手八丁口八丁】
  仕事上手で能弁家
てばな【手鼻】 手で洟をかむ
ではな 古語【出鼻】 旬 season 出っ端 出初め
でばな くじく 古語【でばなくじく】 最初からけちがつく
てばなひる〈手洟〉 指を当てて洟を放る
てばやか【手早い】quick 仕事が早い 手が早い A女好き
てばらきる〈手腹〉 他人の分まで自分の持金を出す
でばり〈出針〉 外出前の縫い物(忌み嫌う)
でばり〈出張〉 出ずっ張り
てびろか【手広い】 広範囲 大規模
てぶきンわるか てむきンわるか【手向き】 手の所作が悪い
でぶし【手節】 手 腕 腕前 お手並み
でぶしょう【出無精】 外出嫌い
でぶそく〈出不足〉 男女の労賃格差を不足金として取った
てぶら《京》 てぶり 古語【手振り】 素手振り
でべそ【出臍】 つき出ている臍 A出たがりや でしゃばり
てぼ〈手籠〉 竹編みの笊 (ざる)busket 竹籠
でほ【出穂(しゅっすい)】 稲の穂が出る
でぼ でぼちん 額 額の広い人《京・宮地岳》
てぼめ 古語【手誉め】 自画自賛 自慢
てま てまちん【手間賃】 仕事の時間や労苦 手数 労賃
てまえすかさん 自己中心 自分勝手 我田引水
てまがえ〈手間換え〉 加勢 共同作業 労力交換《京》
てまがえし〈手間返し〉 相互援助作業 労力交換 ゆい
でまかせ でまかしぇ【出任せ】 言いたい放題 出鱈目を言う
てまとったね てまとりやして お手間を煩わしました
てまひまいらん てまひまかからん 雑作無いこと
てまひまかくる 手間を掛ける 造作する
てまめ〈手忠実〉 手作業を面倒がらず誠実に働く《京》
てまわし 準備 段取 「てまわしンよか」用意周到
でまわる【出回る】 普及する 流行(はや)
てまんご 古語【手転業(ててんご)】 手ずさび 手なぐさみ
てみず〈手水〉 餅搗きの杵取りが使う水 A手洗水
でみせ【出店】 仮店舗 出張店《京》
てむかう〈手向かう〉 反抗する 逆らう
てめー【手前】you 貴様 〔あなた〕の卑語《京》
てめし〈手飯〉 自前で食事する 手弁当 弁当持参
てもち【手持ち】 現に所有している物
でもどり〈出戻り〉 離婚して実家に戻ること その女性
でもん〈出物〉 排出物 排ガス オナラ
てやー 古語【手合ひ】 仲間 相手 partner 手合わせ
てやー  だと言うのか なんだって「好きてやー」
てやーくむ 仲間に入れる 結託する
でやー【出会い】 集会 集まり meating A初対面
でゃーく でゃーくどん【大工】carpenter 〔だ〕の転音
でゃーこん 【大根】 アブラナ科の二年草《京》
でゃーじ【大事】importance 大切 important 〔だ〕の転音
てゃーて【炊いて】 煮て《京》〔た〕の転音
でゃーなし 台無し
でゃーら【平】 平地 plain 〔た〕の転音
でやう【出会う】meet with 行き会う Aおち会う
でやす でございます 「そうでやす」
でやすたいなー ですよね《下津浦》
でやっしゅう でございましょう
でやならん 出られない 外出できない《竜ヶ岳》
てよう 手の所作 gesture 手のこなし 動作 仕種 action
でようた でよた《京》【出合った】 A出会った
てらす【照る】shine 日照 お照りになる(事象敬語)
デラックス《フランス語》de luxe 贅沢(ぜいたく)な 豪華 luxury 高級
てらにんそく〈寺人足〉 寺へ使いに行く人
でらりゅうきゃー でらりゅうけ でらりゅうに 出られないよ
でらるる でられる 出られる 外へ移動する A出場できる
でられん でれん 古語【出れぬ】 出られない
てるる【照れる】 はにかむ 恥じらう きまりが悪い
てれぇっとしとる ぼんやりしている
てれくしゃーもん 恥ずかしいものだ きまり悪いよ
でれっとしとる だらりとして締まりがない
でれでれ てれんくゎれん てれんてれん …ぱれん
  ぶらぶら だらだら
てろ てろん だとか とか やら 「なんてろかんてろ」
てん 古語【てむ】 しても 「行たてんよかね」
てん してご覧 「こっち来てん」こちらへ来てご覧
でん 古語【出ぬ】 出ない 現われない
でん せずに しないで  「行かでんいっちょる」
でん でも 「何でんかんでん」何でもかんでも
でンある 持ちが良い 経済的だ 分量が豊富だ
てんか してご覧 「貸してんか」貸してご覧
てんがな 器用 skill 手利き 《志柿》
でんきばしら でんきンばしら 電柱 送電用の支柱
でんぐ 古語【伝供(でんぐ)】《梵語》 手渡しで仏前に供物を供える
てんぐさ【天草】 テングサ科の海藻 心太(ところてん) ・寒天の原料
てんぐどり 古語【伝供(でんぐ)取り】 瓦などを列に並んで手渡しする
てンくぼ 掌(てのひら) palm 手の内側 たなごごろ
でんぐりかやす 引っ繰り返す 逆さにする《京》
でんぐりかやる 前転する 引っ繰り返る《京》
てんぐるま〈天車〉 肩車 人を肩に跨らせて担ぐ
てんぐゎ 手軽い鍬 板鍬 《京》
てんげ 古語【手拭ひ】 タオル towel
てんげんつう 古語【天眼通】天眼で見透かす力
  A抜け目のない人 ずる賢い人 口八丁手八丁 手利き
てんこもり 掌一杯 茶碗一杯盛り立てること 山盛り《京》
でんじ【田地】 田となっている土地
てんじく【天竺】 インドの古称 外国 A舶来 B天竺木綿
でんじでんぱた〈田地田畑〉 田と畑 農家の財産
でんじもち〈田地持ち〉 大地主《京》
でんしんばしら【電信柱】 通信用の電線を架設する柱
てんちがえし〈天地返し〉 田畑を深く鋤き返す 反転
てんで 天から 丸きり 全然 全く utterly《京》
てんでなっとらん 丸きり駄目だ
てんてこみゃー てんてこめー【天手古舞】 大忙し busy
てんでに 古語【手手(てんで)に】各自 everyone 夫夫(それぞれ) 銘々《京》
でんでんむし 蝸牛(カタツムリ) snail マイマイ科の軟体動物《京》
てんど してご覧 「遣ってんど」
てんどうまわり〈天道回り〉 出棺時に庭で3回右回りをする
てんとさま てんとさん 古語【天道(てんたう)】 天の神 太陽
てんとまぶり〈天道塗り〉 日当りの良い田畑
てんともうり〈天道守り〉 水利が悪い水田 日照頼り
でンなか 持ちが悪い 不経済である
テンバ 《オランダ語》on ten boar お転婆 tomboy
  陽気で活発な娘 騒々しく慎みのない娘
てんば〈天端〉 上端 上面 生コンクリート等の上面
でんば でんばん 出なければならない
でんぱた【田畑】 田と畑
てンはら【掌】 手のひら たなごころ
てンはらひっくりかやーたごて 急に態度を変えて 豹変して
てんぴ【天日】sunlight 太陽熱
てんぴぼし【天日干し】 太陽熱で乾燥させる
てんびんぼう【天秤棒】 担い棒  朸(あふこ・おうご)
テンプラ 《ポルトガル語》temporas 天麩羅
てんぽせん【天保銭】 八厘 少し足りない A知恵なし
てんま てんません【伝馬船】 艀(はしけ) 釣舟 小舟
てんまかせ 天運 自然の運命 成り行きに任せる
てんもっこ【天秤畚(もっこ)】古語【畚(ふご)basket 土木作業用運搬具
てんやわんや 混乱 confusion 混雑 A大騒ぎ 大忙し
 
  と 行
…と …なのだ 「すっと・とっとっと・よかと」
と? なのか ですか なのだ 「どけ行くと」
ど? どー であろう でしょう 「来んど」
どい どーい 何故 why どうして 不都合 不具合 拙い
どいあって 何故ならば どうしたって どうであれ
どいかい きゃ    …ね や 何故ですか
どいが どれが A誰が 《牛深・有明》
といき〈一息〉 一服 一休み 〔ひ〕の省略
どいじゃろもん 不都合でしょう 悪いでしょう 拙いよ
どいしょ 何故でしょうか
どいつ《京》 どやつ 何奴 〔誰、どの人〕の卑語
どいてみろ 避けなさい 場所を空けろ 席を譲れ
どいでん どうしてでん どうしてん どうしても 何故でも
どいとけ どけ 避けていろ 離れていろ
どいなくとー どいなくとねー 何故泣くの
どいにゃー どいねー どいばい どいまー 仕方ないね
どいばな 具合悪いよ 不都合ですよ まずかろう
どいふう どういうふう どんな調子 どんな様子 具合
どいまー 何故ならば どしてかというと
といめん 対面 interview 反対側 向こう側
どいもこいも どれもこれも《牛深》
どいもんか どういもんか どういうもんか 何と言うことか
どいわりゃ どうして(あなた) だって(お前) 《志柿》
とう? の のか のだ なのか 「来っとう」
とう? の物か 「あんたがとう」あなたの物ですか
どう どれ ほれ さあ では さて 「どう、かせてみろ」
どう? だろう であろう 「良かっどう」
どうあっか ありろ ある あるか あろに …あんな
  良いではないか
どうあってん どわってん どのような理由があっても
どういうふう どんな調子 どんな様子 具合
とーうす とうす《京》【唐臼】 手動式籾摺り機
とうが とうぐゎ【唐鍬】 幅の狭い鍬 鍬の一種
どうか どうだろう 何と 「どうかよかおなごよ」
どうか だろうか 「良かっどうか」
どうかい どうかな どうきゃー どうけー  如何ですか
とうがき【唐柿】 無花果 (イチジク)《五和・京》
とーき とぎ【伽(とぎ)】 通夜 A慰め役 nursing B寝所の相手
とうきどき ときたーま 時々
トウキビ【唐黍】 南蛮黍(きび) トウモロコシ イネ科
どうぎょうし 古語【同行衆】信仰仲間 門徒
どうぐしまう 道具が壊れてしまう 道具を破損する
どうぐよろず〈道具萬〉 道具類
どうこういうな どうのこうのいうな 難癖付けるな
とうざ 古語【当座(たうざ)】 当分の間 差当たり Aその場
どうさくどん【造作】 藁屋根葺き職人 〔ぞ〕の転音
とうさん とうちゃん お父さん father
とうし とうしー【通し】 続け様に 引き続き
とうじ 釜炊きご飯で底部の焦げた部分
どうし どし 古語【同士 同志】 友達 friend 連れ
  仲間 companion
どうし どし …な …ね …や どうして なぜですか
どうしたっちゃ どうしてん どうしてでん どうしても
どうしたもねろ どうしたもんか どうしたものやら
どうしなしたか どがんしなしたか どうなさいましたか
とうしゃー とうせー 遠さに 遠いので
どうじゃい どうじゃいろ どうじゃろかい どうだろうか
どうじゃいわからん どうだか判らない
どうしやっしゅうかい どうしゅうかい どうしましょう
ドウシュウ【童鯛】 小鯛
どうしゅうか どうしゅうかい どうしましょう
どうしゅうきゃー どうしゅうに 仕方ないよ
どうしゅうろ どうしよう どうしましょう oh! my god
どうしようンござっせん どうしようもありません
トウジンマメ【唐人豆 異人豆 南京豆】 落花生(ラッカセイ) peanuts
とうす 古語【東司(とうす)】《梵語》 禅寺の便所
どうするかなー どうすんな どうしましょう
どうせ 所詮 after all 結局は どっちみち《京》
とうだ〈跳んだ〉jumping 跳ねた 跳ね上がった
とうだ〈飛んだ〉flying 「飛うではってた」飛び去った
トウタビ トウタブ【唐タブ】 無花果(いちじく)
とうちーなす 一つにする 一緒にする 混合する
どうちゅうこたなか 心配には及ばない 特別ではない
どうづき【土搗き】地搗き よいとまけ 基礎を搗()き固める
とうつこつ 同一のこと 同じこと 〔ひ〕の省略
とうつ たーつ 一つ二つ 〔ひ・ふ〕の省略
どうてろこうてろ どうこう どうのこうの 言い訳
どうでん どがんでん どぎゃんでん どうにも 何としても
どうでんこうでん どうにもこうにも 是が非でも
とうと 古語【とうと】 遂に at last 結局 最終的に
どうと どうとう〈白蟻〉 シロアリ科の昆虫
どうどう 作業用牛馬に「止まれ」の合図《京》
とーとーとー 鶏を呼び集める声《京》
とうなす【唐茄子】 南瓜(カボチャ) pumpkin《京》
どうなっとなっど きゃーなろもん  どうにか成るだろう
どうなりこうなり 何とか 曲がりなりにも《京》
どうなるもねーろ どうなることやら
どうなろうきゃー どうなろうに どうなるものでもない
とうにん 古語【頭人】 祭礼行事の世話役 幹事《京》
どうのこうの どうとかこうとか 色々と
とうノたつ【薹(とう)】 花の軸が伸びる A盛りを過ぎる
とうノむかし【疾うの昔】 とっくに ずっと前に
とうはた とうばた【唐旗】 凧
どうはっせん〈唐人豆 異人豆 南京豆〉 落花生(ラッカセイ) peanuts
とうまいぶくろ【唐米袋】 玄米を入れる麻袋
とうみ【唐箕】 とみ 農具 穀物選別機
どうみたっちゃ どうみてん どう見ても 吟味
どうも 何だか 何かしら どうにも 誠に 全く
どうもー どうも【老耄(ろうもう)】 老耄性痴呆(ちほう)症 〔ろ〕の転音
どうもこうも どもこも どんこん 古語【どもかうも】
  如何にも どうにもこうにも
どうもせん 何もしない 加害を与えない
とうもと【当元】 行事の当番役 世話役 輪番幹事
とうや【通屋】 軒下の狭い通路 背戸家《崎津》
どうやら 近世語【どうやら】 どうにか なんとなく《京》
どうゆうこつか どゆこっか どうゆうことか
とうら【俵(たわら)】 藁や葦で編んだ袋 籾俵 《京》
とうらい【到来】とうりゃー 死期到来 A寺に訃報を届ける
どうらく【道楽】《梵語》pastime 正業を怠り遊び耽る 放蕩
どうらくもん【道楽者】 放蕩者 身持ちが悪い人《京》
とーりごつ とーりごと【独語】 一人で呟くことば
とーり たーり【一人 二人】 〔ひ・ふ〕の省略
とーりまえ【一人前】 〔ひ〕の省略
とーりもん【独り者】 独身者 〔ひ〕の省略
どうろこうろ どうろころ どろころ どうにかこうにか
どうわいらん どわいらん 不用意に いい加減に
どうわっか どうわる いいじゃないか平気だよ
とお とんを【十】 ten 数
とおうい とおうて とおうして とおさもとおさ 遠くて
とおから とおに《京》 とっくに 以前から
とおかろきゃー とおかろけー 遠いものか 遠くない
とおかろで とおかろに 遠いだろうに
とおさせん とおらせん 通さない 進入させない 通行止め
とおさね とおさん とおに 遠くへ
とおさんじめ〈通さぬ〆〉 魔除けの注連縄
とおし【通し】 引き続き 休みなく 続けて 常に 何時も
とおし【篩(とおし)】 篩(ふる)sieve 粉篩い《京》 「小実(こざね)(とおし)
とおして とおしで 通して 引続いて 継続して《日ポ》
とおしもん 街頭見せ物の人形(伝統民芸)
とおせんぼ 通行止め 通交妨害 進入禁止
とぉつこっ とぉつこつ とぉつこと 一つ事 同じ事
とぉっずつ 一つ一つ 一つずつ 〔ひ〕の省略
とぉつ たーつ 一つ 二つ 〔ひ・ふ〕の省略
とぉっつくら〈一ツ懐〉 同衾(どうきん) 共寝 添い寝
とぉっで とーりで【一人で】 〔ひ〕の省略
とぉで〈跳んで〉 跳ねる 跳ね上がる
とぉでとんまくる 喜んで跳び跳ねる ひたすら跳び廻る
とぉではってく 飛ぶ fly 飛び去る 飛んで逃げる
とおのく【遠退く】 遠ざかる
とおノむかし〈遠の昔〉とっくの昔 ずっと以前から《京》
とおみばんしょ【遠見番所】 海上の見張り番が駐在する処
とおらいた とおらした とおんなった 通った 当選した
とおらせん 通さない 進入させない
とおりがけ 通りすがり 通り掛かり
とおりみち〈通り道〉 通路 way 何時も通る道
とおるる とおれる【倒れる】 転倒する 転ぶ 〔た〕の転音
とおれた【倒れた】 転倒した 転んだ 〔た〕の転音
とおんなすな とおんなな とおんなね 通らないで下さい
とか ときゃー とけー なのですか 「すっとか」
とが 古語【科(とが)charge 過失 過ち fault 罪 crime
とが のが なのが 「こまかとがよか」
どか どかい だろうか 「良かっどか」
どが でしょうが だろうが 「せんどが」
どかーいらん 何処かしこに どこにでも
どがーいらん どぎゃいらん どげいらん 不用意に
  いい加減に 不注意に 構わず
とかい とかいた なのか 「来っとかい」
どがい 如何な どんな どのように《牛深》
どがい あっとー どうあるというのか 構わないよ《牛深》
とかき【斗掻き】 升掻き 升で穀類を計量する時の均し棒
とかぎり【蜥蜴(トカゲ)lizard 爬虫類 《日ポ》
どがささでん どぎゃささでん 何時までも
とかさね〈一重ね〉 重ねた物の一組 〔ひ〕の省略
どがしこ どぎゃしこ どげしこ どしこ 如何程 どれだけ
どがしこでん どぎゃしこでん どれ丈でも いくらでも
どかす 古語【退()かす】 退()ける 移動する《京》
とかたげ〈一担ぎ〉 一度に担ぐ荷物 〔ひ〕の省略
とかな なのか 「来っとかな」
とかなー とかなん  なのですか 「良かとかなん」
どがなー どがにゃ でしょう 「せんどがにゃ」
どかにゃ どかねー だろうか 「見んどかにゃ」
どがはざでん どぎゃはざでん 何時までも
とかまえた とかめた 捕らえた
とかまる【掴(つか)まる】hold しっかり握る A捕まる
とかまえる とかまる とかむる 捕まえる catch
とがむる 古語【咎(とが)む】 咎める 責める 非難する A心が痛む
とかりゃー とかれー 一荷分の荷物 〔ひ〕の省略
とがる とんがる【尖る】get sharp 先端が鋭い《日ポ》
とかん? なのか 「行くとかん」
どかん 退かない 場所を動かない 移動しない
どがん どぎゃん どげん【如何】how どん様な どんな
どがんあるか どぎゃんあるか どげんあるか いいじゃないか
どかんか どけ 退きなさい 避けなさい 道を譲りなさい
どがんかい どぎゃんかい どげんかい どうだい
どがんかせんば どぎゃんか どうにかしなければ
どがんかな どぎゃんかな どげんかなー 如何ですか
どがんかなっど どぎゃんか 何とかかなるだろう
どがんこっでん どぎゃん… どんなことでも
どがんしたっちゃ どぎゃん どげん どうしても
どがんしてでん どがんしてん どぎゃん どげん
  どうしても 何が何でも
どがんじゃいろ どぎゃんじゃろかい どうだろうか
どがんじゃった どぎゃんだった どげん どうでしたか
どがんしゅうかい どぎゃん… どげん… どうしようか
どがんしゅうろ どぎゃん… どげん… どうしたものか
どがんしゅうに どぎゃん… どげん… どうしょうもないよ
どがんしよもなか どがんしよんなか どうしょうもない
とかんちーて とかんついて 掴まって
とかんつく【掴(つか)まる】hold すがり付く
どがんでござすどかい どげんで… どうでしょうか
どがんでん どぎゃんでん どげんでん どうにでも
どがんどがん どぎゃんどぎゃん 如何様に どんなに
どがんとでん どぎゃンでん どげんとでん どんな物でも
どがんな どぎゃんな どげんな どうですか 如何ですか
どがんなか どぎゃんなか どげんなか どうもない 平気
どがんなった どぎゃん どげん どうなりましたか
どがんなっと どぎゃんなっと どげんなっと どうにか
どがんなっとっと どぎゃんなっとっと どうなっているのか
どがんなっとなっど どぎゃんなっとなっど どうにかなるよ
どがんなるもねろ どぎゃんなるもねろ どうなるものやら
どがんなろうに どぎゃんなろうに どうなるものでもない
どがんふう どぎゃんふう どげん 調子はどうですか
どがんもこがんも どぎゃんもこぎゃんも どげんもこげんも
 どうにもこうにも
どがんもせんちゃ どぎゃんも… どげんも… 何もしなくても
どがんもなか どぎゃんもなか どげんもなか どうもない
どがんもなりやっせん どぎゃんも どうにもなりません
どがんや どぎゃんや どげんや どうですか 如何ですか
とぎ【伽】 通夜 死を悼む A慰め役 nursing
  B寝所の相手 《京》
ときーにゃ ときにゃ ときにゃーにゃ 偶には 時偶 時折
どきつか どぎつか 味や色があくどい 非常に強烈
ときたーま ときたま【時偶】 偶に 時折 sometimes
ときならんとき 不定時に 不定期に
ときに ときにが 時として 処で それはそうと《日ポ》
ときにゃ 時には 珠には 「来んときにゃ」
とぎみみゃー とぎみめー【伽見舞い】 通夜 死者を悼む
どぎもぬく【度肝抜く】 ひどく驚く
ときゃー? とけー? となー? なのか
どぎゃーいらん どげーいらん 不用意に いい加減に
どぎゃしこ どげしこ どしこ 如何程 どれだけ
どぎゃん どげん【如何】how どん様な どんな
どぎゃんもなか どげんもなか どうもない
とぎらきゃーて とぎらけーて 尖らせて
とぎりゃ ならば 「来っとぎりゃ」
とぎる とんぎる【削る】 先端を細く削って尖らせる《日ポ》
ときれ〈一切れ〉 一片の 〔ひ〕の省略
どきんがん ひどい近視
とく どく しておく 「言うとく」「読んどく」
どく 古語【退()く】 退()ける 取り除く 避ける《京》
どくぃーなる 毒になる 害する
とくしん 古語【得心】full consent 納得 consent《京》
とくしんノいかん 納得できない 合点がいかない
どくすっぽ 碌すっぽ 碌に 確かに 満足に 〔ろ〕の転音
どくだんそう ドクダミソウ ドクダミ科の多年草
とくち〈一口〉 一度に口に入れる A一言 B口数
どくなこたなか 碌でない まともでない
とくば〈一焼()べ〉 一回焼べる分量の薪 〔ひ〕の省略
とくぼ〈一窪〉 蒸し物の蒸籠一杯の分量 〔ひ〕の省略
ドグラ ドンクロ ドンコ科ドンコ 淡水魚 ハゼの仲間
どぐらしか 毒々しい 味がどぎつい 味が濃すぎる
とくる【解ける】 ほどける A問題が解決する B心安くなる
とくる【融ける】melt 雪や氷が水になる
どくる 古語【退()かす】 退()ける 場所を移す
どぐろ【塒】 とぐろ 蛇が渦巻状態になる
とげ【刺】spine 先が尖った物 A樹皮に出来る針状の突起
どけ 古語【退()け】 退()け 道を譲れ 避難しろ《京》
どけ どけぇ どこさね どこさん【何処へ】where どちらへ
とけ していなさい 「見とけ」
どけ しておきなさい 「やすうどけ」
とけー? なのか 「来んとけー」
どけーいく  いくとな いくとや 何処へ行くのか
どけーいこうろ どけいころ 何処へ行こうかな
どけーいたりーろ 何処へ行ったやら
どけーいらん 所構わず どこにでも
どけいきなすか  何処へお行きになりますか
どけいたー どけいたなー 何処へ行ったのか
どげいらん 不用意に いい加減に 不注意に 構わず
どげしこ どしこ どりしこ どれだけ
どげしこでん どしこでん どれ丈でも
どけだっか【毒気高い】 毒々しい けばけばしい
 味や色がどきつい
どけち しみったれ 卑(いや)しい A貧弱
どけでんかしこでん どけもこけも 何処かしこに
とげとげしか ことば使いや態度が突き刺すように辛辣
どげな どげん【如何】 how どんな どんなに どのような
どけなっと どっか 何処かに 何処にか
どげらしか 毒々しい 味や色があくどい 非常に強烈
どげんけー どげんなー どげんやー どうだい
どげんしも どうしよう《志柿》
どげんしゅうかい どうしましよう どうしようか
どげんどげんしとるけー どうしていますか《佐伊津 五和》
どげんなっとなるどー どうにかなるよ《佐伊津 五和》
とこ どこ しておこう 「見とこ 読んどこ」
どこいきじゃいろ どちらへ行くのだろうか
どこいらへん どこらへん【何処ら辺】 何処ら辺り
とごえる とごゆる 馬鹿ふざけする 騒動する ふざけて騒
どこからじゃいろ どっからか 何処からか
どこさね どこさん 何処へ where どちらへ
どこさんいたっか どこへ行ったのか
どこさんでん どこっちゃ どこでん 何処へでも
どこじゃい どこじゃいろ どっか【何処か】 何処だか
とこずれ【床擦れ】bedsore 褥瘡(じょくそう)・蓐瘡
  床に圧迫してできる腫瘍
どこそけー 何処かしこへ 特定できない場所へ
どこだきよりーろ 何処ら付近を来てるだろうか
とこってん ところてん【心太】《京》 天草(テングサ) A練り物
とこっどこ とこっどこる【所々】 あちこち そこここ
  そこかしこ
とこっどこれ【所々に】 あちこちに そこここに
どこでんかしこでん どこでんかっでん 所々方々に
とこと〈一言〉 少しのことば 〔ひ〕の省略
とことん 最後まで 何処までも 徹底的に 完全に《京》
とこなえ【床苗】 床で育てた苗
どこなっと《京》 どこなっとん 何処なりと 何処へか
とこはる【常春】 気候温暖地
とこぶし【床節(トコブシ)】 鮑(アワビ)に似た貝類(腹足類の巻貝)
どこまっでん どこまででん 何処までも
どこもかしこも どこもここも 至る所に
どこもんじゃいろ 何処の産物だろうか
とごゆい《牛深》 とごゆる 馬鹿ふざけして騒ぐ 騒動する
とごゆんな 騒動するな ふざけるな 暴れるな
ところがじゃっかい ところがたい 処がね 結末だが
とこれー 処なのに のに
どこんしじゃい どこんしじゃいろ 何処の人だろうか
どこンうまンほねじゃいろ 素性の判らない者だか
とさー とさい とさな とさね なのですよ
とさか【鶏冠】 鶏の頭部にある赤い突起
どさくさまぎれ 混雑に紛れて 混雑に乗じて《京》
どざえもん 溺死者 水死体 《京》
とざな【戸棚】 前面に戸があり棚付きの物入れ《京》
ドザメ 魚名 メダカ
どし 古語【同士 同志】 友達 friend 仲間 companion
どし …な …ね …や どうして なぜですか
どじ どじっぱら【土地】ground 地面 《日ポ》
どじ 失敗 不手際 mismanagement ぽか へま《京》
どしあたり 同士討 相討ち 仲間同士で対立する
とじーた とでーた【届いた】
とじぇんなか 古語【徒然なし】 退屈
  A寂しい lonesome B心細い helpless C手持無沙汰
とじぇんなしぇー とじぇんなしゃー 寂しがって 退屈して
とじぇんのうして 寂しくて 退屈で 静か過ぎて
としおり としをり【年寄り】 老人 old man
としかさ 歳のほど 歳の多さ 年配 age
としぎゃーもなか としげーンなか 歳甲斐もない
どしぐい …ぐぃ 周囲の人に触発されて思わず食べてしまう
とじくる【綴じる】 A穀類に虫が脂で巣を作る
としくろーて …くろて 歳を重ねて 年季が入って 経験豊富
どしこ【如何程】 どれだけ
どしこでん どれしこでん どれだけでも
とししでー とししでゃー〈歳次第〉 年齢によっては
としじゃー としぞー としべー 歳をとっているよ 歳だよ
どしづれ どしどうし 友達同士 仲間 companion 連中
としとくさま【歳徳様】 福徳を司る歳の神 新年を迎える神
としとりぎゃーノなか げーンなか 歳を重ねた甲斐が無い
としノばん【年の晩】 大晦日 十二月三十一日
としま【年増】 年配の女性
としゃが としゃがにゃ ならば 「行かんとしゃが」
どしょうぼね【土性骨】根性 nature 生まれつきの性質《京》
どしろうと 全くの素人
どしわけ【同士分け】 仲間外し
とずかん 古語【届(とづ)かぬ】 届かない
どすぐれー どすぐろか 色が黒い 黒くて汚い感じ
どすノきいたこえ 凄みのある低い声
とせまち〈一畝町〉 一畝(30坪) 一区画の田畑
とぜんなか とぜんなか 古語【徒然なし】 退屈
  A寂しい lonesome B心細い helpless C手持無沙汰
とぜんなせー とぜんなしゃー 寂しがって 退屈して
とぜんねー 古語【徒然なし】 寂しい lonesome A退屈
  B心細い
とぜんのうして 寂しくて 退屈で 静か過ぎて
とぞ ぞ なのだ 「行くとぞ」
とたー  なのか  「来んとたー」
どだー  だろう 「来っどだー」
とたい  だよ 「見っとたい」
どだい【土台】foundation 基礎 基盤 A元来《日ポ》
どだい  だろうよ 「知らんどだい」
とたま〈一玉〉 うどんなどの分量 一滴 〔ひ〕の省略
とたまりゃなか ひとたまりもない 〔ひ〕の省略
とだゆる 古語【跡絶ゆ】 跡絶える 中途で絶える 途切れる
トタン《ポルトガル語》tutanaga 亜鉛をメッキした薄い鉄板
とちめく とちる とちるる とちれる 古語【とちめく】
  狼狽する 慌て騒ぐ 慌てふためく《日ポ》
どっ どり どれ 「強かたどっ」
どっから どっかる 何処から
どっからか どっかかりか どっかかるか  何処からか
とっかえひっかえ 度々変える 再三変更する
とっかかり とっつき 手掛かり し始め
どっかっじゃい どっからじゃいろ 何処からか
とつかみ〈一掴み〉 一握り 〔ひ〕の省略
どっかりする どっきりする 重厚な味で満腹感がある
とづかん とどかん 届かない 達しない 行き渡たらない
とっきげん〈時機嫌〉 お天気屋 斑(むら)whim
とつきとうか 10ヶ月と10日 妊娠期間
とづく 古語【届(とづ)く】reach 届く 達する 行き渡る
どづく 近世語【ど突く】 殴る strike 懲らしめる《京》
とづくどもん 届くでしょう 達するでしょう
とっくやす とっくゎやす 取り壊す(建物など)
とっくり【徳利】 酒を入れる容器
とつけむなか とつけむにゃー とつけんなか 途轍(とてつ)もない
  とんでもない 思いがけない 滅相もない
どっこいどっこい 力量が同じ 互角 釣り合う 均衡する
とっこす 頭の腫瘍 こぶ
どっさり 大量に 沢山に
どっじゃい どっじゃいろ どっじゃろかい どれだか
とった していた 「見とった」
とっちーて とりちーて 取り付いて 取り掛かる 着手して
どっちさね どっちさん どっちゃん どっつぁん どちらへ
どっちしょ どちらでしょう
どっちつかず どちらとも決めかねる
どっちっちゃ どっちでん どっちとめ どっちとも どちらも
どっちなっと《京》 どりなっと どんなっと どちらか
どっちみち《京》 どのみち どうせ どうしたって
どっちもどっち どちらも大差無い どちらも悪い
どっちゃん どっつぁん どちらへ
どっちゃんでん どっつぁんでん どちらにでも
どっちんとじゃいろ じゃろかい どちらの物だろうか
とっつぁま とっつぁん《京》 ととさん 父親 father
とっつかまえる とっつかまゆる 捕り押える 捕まえる
とつづき とつるぎ【一続き】 続けて 一連 〔ひ〕の省略
とっつきにっか 親しめない 素っ気ない
とつっぱり 指を広げた長さ A歩幅 〔ひ〕の省略
とっつらかす 無闇矢鱈に取る 不必要なものまで取る
とってある 保管してある 確保してある
とってえーた とってゑーた 取っておいた 確保していた
とってひっつけたごたる 態とらしい 不自然だ
どっでん どりでん どれでん どれでも どれにでも
どっでんかっでん どっでんこっでん どれも彼も
とっとう どっとう しているのか 「寝とっとう」
とっとかす とっとらす 取っていらっしゃる
とっとかでにゃ とっとかでん 取っておかないで
とっとかれん 取って置けない 保管できない
とっとく 取っておく 確保しておく《京》
とっとくと 取っておくのだ 確保しておきます
とっとけ とっとけぞ 残しておけよ 収めておけよ
とつとつ【訥々】口籠もる つかえながらゆっくり喋る
どっどっじゃいろ どっどりじゃいろ どれとどれだろうか
とっとっと とっとる 確保している 貯えている
とっとっとぞ とっとっとばな 確保しているよ
とっとっともとっとー 取っていると思っているのか
どっどみ どっども どっどん ど奴ら
とっとらんとぞ 取っていないよ 残していないよ
どっどっじゃい どりどりじゃいろ どれとどれだか
どっどり どりどり どれとどれ
とっぱさき とっぱな【突端】 先端 top 岬 cape
  最初 first
とっぱづく 先走りする
とっぱなるる とっぱなれる 距離が開く 間が離れる
  跳び離れる
とっぱもん〈剽軽(ひょうきん)funny おどけ者
とつび とつぶ【一粒】〔ひ〕の省略
とっぴょうしもなか【突拍子】 とんでもない
とっぺん …さき …ちょう 天辺(てっぺん) 先端 頂上 summit
とっぽう とっぽ 筒袖 袖口が小さい作業用和服
どでー どでゃ【土台】foundation 基礎 基盤 元来 元々
とてー  なのに 「良かとてー」いいのに《鬼池》
どでー  だろうに 「見っどでー」
とでーた とでた【届いた】
どてぐえ【土手崩れ】 崖崩れ 崩土
とてつもなか …にゃー【途轍】 途方もない 法外な 意外な
とてもじゃか とてもじゃなか 到底無理なこと
ととう【徒党】band 仲間
とどくる【届ける】 send 託する
とどこおる 古語【滞る】stagnate 停滞する 渋滞 滞納する
ととこれー〈一箇所に〉 〔ひ〕の省略 「ととこれかたまれ」
ととしか ととしゅうなる 目が霞んで見えにくくなる
どどノつまり《京》 どどンつまり 結局は 最終的には
ととろはげ 斑点状の禿
とな? とね? なのか 「行くとな」
となろ となろうば なれば 「すっとなろ」
とに 処なのに のに 「良かとに」
とにぎり〈一握り〉 片手で握る分量 〔ひ〕の省略
とにゃー  とは 「お前とにゃー違う」
とねずみ〈一撮(つま)み 一摘まみ〉 一掴(つかみ)み 〔ひ〕の省略
との とン のが 物が 「良かとのある」
どのみち どうせ どうしたって
どは 土止め 土手 bank 土の堤防《京》
とばい とばえ とばいた なのよ だよ
とはしながら であるが故に 当然であるから
とばしり《京》とばしゅる 古語【迸(ほとばし)り】 飛沫 A巻き添え
とばり【帳】 垂れ布(きぬ) カーテン curtain
とばんじゅう〈一晩中〉 〔ひ〕の省略
とび とびわら〈鳶藁〉 乾燥させる為に積んだ稲藁の束
とびあがり 古語【跳び上がり】 突飛でそそっかしい人《京》
トビシャゴ トミシャゴ 鳳仙花(ホウセンカ) 爪紅(ツマクレナイ) ツリフネソウ科
とびとび 跳びながら 飛び飛び 間を抜かして
とびゃー とべー なのよ 「せんとびゃー」
とびゃーっさるく とべーっさるく 走り廻る 飛ばし廻る
どぶ どぶざけ〈溝酒〉 どぶろく 濁り酒 《京》
とぶくら とぼくら【戸袋】 雨戸収納箇所
とぶり〈一振り〉 振分荷物の一荷 〔ひ〕の省略
どべ どべこす どんけつ どんこす どんべ 最終尾
どべくる どべる【滑る】slip 滑って倒れる
どべどべ 滑らかに
トベラ 匂いの強い蔓 A女性性器の異臭 stink
とほうもなか【途方】 手段が無い 方法が無い
とぼくる とぼける【惚()ける】 素知らぬ振りする《京》
どぼくるる どぼくれる 先端が潰れる 鈍角になる
どぼくれ どぼれ (鉛筆など)先端が潰れた物
とぼくんな 惚()けるな A知らぬ振りするな 白化くれるな
とぼす 古語【点(とぼ)す】 点(とも)す 点灯する 灯を点す《京》
とぼとぼ 力なく歩く
とぼる 古語【点(とぼ)る】burn 灯が点(とも)
どま《京》 どみゃ 共は 位は 程は 「今夜どま」
とまいどら【唐米俵】 玄米を入れる麻袋
どまぐるる 近世語【どまぐれる】 まごつく A捨鉢になる
どまぐれ 自棄を起こす A捨鉢になった人
とまっとる 止まっている 動かない
とまらせもせ とめもせ【泊め申せ】 お泊まり頂け
とまわり〈一回り〉 一巡 a round 一干支 〔ひ〕の省略
とみ【唐箕】 穀物選別機 (農具)
どみ ども 共 等 と一緒に 「子どみ」
とみぐり【唐箕繰り】 唐箕で穀物を選別する
トミシャゴ ツリフネソウ科 ホウセンカ
とむりゃー とむれー 古語【弔(とぶら)ひ】 死者の魂を慰める
とめ 共に と同時に 全部 「一掃とめ遣りもせ」
どめ 共に 等に 「子どめ」子どもたちに
とめどものう 際限なく 限りなく
とも【艫】stern 船尾 船の後方
どもー【老耄(ろうもう)】 老耄性痴呆症(認知症) 〔ろ〕の転音
ともあれ ともかく 兎に角 それはそれで
どもーて ともて どもて と思って 「雨ともて」
ともーり ともり【一盛り】 一回分の荷物運搬 〔ひ〕の省略
ともぐい 同じ種族同士で食い合う 利益を奪い合う
どもこも どんこん 古語【どもかうも】 どうにもこうにも
どもこもじゃか どんこんじゃか 到底不可能 とても無理
どもこもならん どんこんならん どうにもならない
ともじ 古語【葱()】 ※(一文字) 葱(ねぎ) 小葱 分葱
ともとった どもとった と思っていた
ともも【太股】 大腿部 〔ふ〕の省略
どもる【吃る】 ことばが滞る 吃語
どもん? だろう でしょう 「行くどもん」
とや 古語【鳥屋 塒】 鳥小屋 鶏小屋
とや? なのか 「良かとや」
どやさるる どやされる 叱られる 殴られる
どやす 叱りつける 懲()らしめる 打つ 叩く《京》
どやつか【ど奴か】 〔誰か どの人か〕の卑語
どやらん 不用意に いい加減に
どやらんこつ 無責任でいい加減なこと
とやりげ 度々 often 始中終(しょっちゅう) always 始終 常に 何時も
どゆうこつか どゆこっか どうゆうことか
どゆうふう どゆふう どんな調子 どんな様子 具合
とよ なのよ 「良かとよ」
どようする【土用】 立秋の前十八日間(夏の土用)A猫の発情
どようなみ【土用波】 土用(七月二十日頃)の大波
どようぼし どよぼし《京》 古語【土用干し】 虫干し
どよめく 古語【動めく】 大勢がざわざわ騒ぐ ざざめく
どら どりゃ どうれ どれ そら それ
どら どらむすこ 道楽者(息子) 放蕩(ほうとう)者《京》
とらいた とらった とりやがった 取った
とらした とんなした とんなはった お取りになった
とらす どらす していらっしゃる
とらまえる《京》 とらまゆる【捕らえる 捉える】
とらるる 盗られる 盗まれる
どり 鶏卵のからざ 鳥の肺臓
どり 技量 作法 etiquete 使い様 「箸どりン悪か」
どり どる どれ【ど奴】 どの品物
とりあえず 古語【取り敢へず】at once まず 当面 差し当り
とりあげばーさん とりやげばさん【産婆】 助産婦《京》
どりー? どりかい どれだい どれですか 誰ですか
とりくーだ とりこーだ 取り込んだ A味方にした
とりこみ【取込】 収穫 A味方にする B不意な出来ごと《京》
とりこむ 古語【取り込む】 収穫する A味方にする《京》
どりさね どりさん どるさね どるさん どの方へ
どりじゃいろ どりじゃろかい どれだろうか
どりしょ? どれでしょう どれだか判りますか
とりそくなう 取り損なう
とりたて 古語【取り立て】借金取り A登用 appointment
  抜擢(ばってき)
とりちーて 取り付いて 取り掛かる 着手して
  A怨霊が乗り移って
とりつくろうて 古語【取り繕う】 体裁を作って
どりでも どりでん どれーでん どれでん どれにでも
どりとりようはなか どれを取るか決めようがない
どりなー どりね どりやー どの品物か A誰だい
とりなっせ とんなっせ お取りください A召し上がれ
どりなっと どれなっと どんなっと どれなりとも
どりばー どりばな どりばや どれを どれだい
とりまえ【取り前】 取り分 取得権 分け前
とりめ 収穫量目 収穫量
どりもかりも どりもこりも どれでも A誰も彼も
とりもつ 古語【執り持つ】 世話する A仲介する
どりゃ どりゃー さて それ どれ ほれ
とりゅーきゃー とりゅーけー とりゅうに 取れる筈がない
とりやる【取り遣る】 取り片付ける 持ち運ぶ
とる どる  している 「勝っとる」《京》
どるー? どれ? どれな? どれだい どの品物か A誰だい
どるしこ どれしこ どれだけ
とるる【取れる】 剥がれ落ちる A解釈できる
とれー とろか 古語【鈍し】 鈍い slow 鈍感 愚鈍(ぐどん) foolish
どれーしゅうかい どれーするかい どれにしようか
どれでんこれでん どれもこれも
とろうきゃー とろうけー とろうに 取るはずがない
どろかぶる 泥を被る A不利を承知で役目を負う
どろくさか【泥臭い】 田舎臭い 野暮ったい センスがない
どろくさんみゃー〈泥三昧〉 泥遊び A泥塗(まみ)れ 泥汚れ
どろくれ 古語【土塊(くれ)】 土の塊
どろぐゎっちょう 泥塗れ 泥汚れ A野良仕事
どろしごつ どろしごと〈泥仕事〉 土を扱う仕事 A農作業
どろだらけ 泥塗れになる 泥がついて汚れる
どろで どろでー〈泥手〉 泥で汚れた手
どろどろ 溶けて粘りけがある
どろまくりん どろまくれ【泥塗(まみ)れ】
とろろまめ〈陸蓮根〉 アオイ科オクラ Okra
とを とんを 古語【十(とを)ten
どわいか どわっか どわっちか どわっちゅかい
どわーる どわるか どわんな いいではないか 構わない
どわいらんこつ 無責任でいい加減なこと
どわすれ 瞬時に思い出せないこと《京》
とわたり 古語【門渡り】 狭い所を渡る 切り立った山の脊梁
  A会陰部と肛門の間「蟻の門渡り」
どわなん でしょうよ 「来らっどわなん」
とわん 届かない 到達しない
とん ぞ のに だが 「遅るっとん」
とん の が のが なのが「良かとんある」
とん 共 ともあれ 兎も角 「是非とん」
どん どの どれの どこの 「どん色」
どん でも 「酒どん飲むか」
どん 共 ども たち 「わっどん」
どんがめ 亀 tortoise 屑亀 石亀
とんがらかす《京》 とんぎる 先端を削(けず)shave 尖らせる
とんがる【尖(とが)る】get sharp 先端が細くなる
ドンキュウ【蛙】 《佐伊津》
ドンク【蛙】 土蛙 (両生類動物)《ポ》
どんくりゃ どんくれー どんくんにゃ どれ位
どんくろ ドンコ カワアナゴ科の淡水魚 A怠け者
どんけつ どんこす …こべ …じり どんべ 最終走者 最後
どんこじゃい どんこじゃいろ どの子だろうか
ドンゴロス 《印》dungarees 麻袋 麻製の粗布 dungaree
どんこん 古語【どうもかうも】 如何にも どうにも とても
どんざ 古い布を重ね縫いした長着 ぼろ着物 仕事着《京》
どんしー どんわれ どの衆(人達)ですか どの人ですか
どんじー【土ン槌】 どんじゅ 土塊を打ち砕く木槌(農具)
とんじゃく【頓着】care 関心 interest 気遣い worry
とんじゃくせん とんじゃくなか 相手にしない
とんじゃくゎなか ンなか 無頓着 等閑(なおざり) neglect 忽(ゆるが)
とんずら 逃げる 逃避する escape
どんずまり 最終局面 最後の手段 A最後尾
どんずわる 地べたに尻を付けて座る
どんぞこ 一番底 bottom 最低 lowest 最悪 worst《京》
とんだ 近世語【とんだ】 意外な 案外に 思わぬ
どんだ【土手】bank 堤防 高く築いた土手
どんたく 《オランダ語》zondag 休日 holiday 日曜 sunday
どんだけ 如何程 どれだけ《京》
どんちゃんさわぎ 鐘太鼓など鳴り物入りの酒宴《京》
とんちんかん【頓珍漢】 辻褄が合わない 意味不明瞭《京》
どんづまり 結局は 最終的には A終点 terminus
とんでもなか 途方もない 考えられない
とんと 近世語【とんと】 全然 全く まるで Aさっぱり
どんどや どんどやき 鬼火焼き 左義長(さぎちょう)
とんとん 損得無し A互角《京》
どんどん ずんずん 見る間に 「どんどん増える」
とんとんびょうし 順調 順風満帆(まんぱん) 《京》
とんな とんね とんやー のがですか
どんなー どれか A誰か 「あんたがたーどんなー」
とんにがす【捕り逃がす】 捕え損ねる
とんばもん とんま〈頓馬〉 間抜け のろま 馬鹿
どんばら 太鼓腹 A妊婦《京》
どんぴしゃ どんぴしゃり 丁度良い 打って付け 的中 hit
どんびゃくしょう 愚百姓 貧農 A専業農家
とんぴんかん ひょうきん者 軽率 careless
とんぷく〈頓服〉 薬効の早い薬 直ぐ効く薬
とんべら 先端 head 頂上 summit 天辺 top
とんぼか 鋭い sharp 尖っている
とんま【頓馬】 のろま 間抜け 馬鹿 抜けている人
どんまいどんまい 構わない やれやれ 良い調子
とんまくる 跳び回る
とんまめ【唐ン豆】 空豆(ソラマメ) 蚕豆(ソラマメ) マメ科の一年草
どんみろ でもみろ どもみろ 「来てどんみろ」
 
  な 行
…な …しないか 「来んかな せんかな」
…な …するな 「行くな 見んな」
…な …ですね 「良かもんな」
 は 「銭ナ無か」
…な …はどうした 「忘れ物な?」 念を押すことば
…な …なー …しますか …ですか 「行くかな 本当かな」
…なー …なのか 「良かなー」
…なー …ねぇ 「あんなー」 呼び掛けのことば
なーし なして【何為】why 何故 どうして
なーなー 暗黙の了解 いい加減 A慣れっこ
なーんもござっせんばって なーんもなかばって
  何の持て成しもできませんが
ない だよね 同意を求めることば 「良かもんない」
ないがしろ 古語【蔑(ないがしろ)】 侮って無視する
ないたっちゃどい 泣いてもどうなるの
ないちゃがや ないちゃんば ないとさな なっちゃんば
  なるのですよ 《牛深》
ないない 古語【内々】 内密に 密かに こっそり《京》
ないば ならば できれば 《牛深》
なう 古語【綯ふ】twist 撚り合わせる あざなう《日ポ》
なえとる なえる《京》 なゆる【衰える】 くたびれる
なおざりーしとる 古語【等閑】neglect 疎(おろそ) いい加減 random
なおす 古語【直(なほ)す】 正す 修理する A片付ける
  仕舞う 収納する B隠す《京》
なおらい なおりゃ 古語【直(なほ)(らひ)
  神事の後、御神酒や神饌を下げて頂く酒宴《京》
なおらん【直らない】 A治らない 完治しない
なおる 古語【直(なほ)る】 正しくなる A場所を移る
なか【無い】nothing 無くなっている 「何もなか」
ながあめ【長雨】 梅雨(つゆ) 梅雨期
なかいにゃー なかいねー【仲担い】 二人で担う 逆天秤
なかいや なかつな なかとね なかんねー 無いのか
なかがー なかばえ 無いよ 無くなっているよ
ながき〈長木〉 架け木 稲の架け乾しに使用する長竿
なかぎゃー なかげー【仲買】broker
なかこたなか 無いことはない 必ずある 少しは有る
なかごたる  無いようだ 紛失したようだ
なかごっしなる なかごつなる なかごてなる なかごとなる
なかごんなる 無くなる 紛失する A残らない
なかさね なかさん なきゃー なけー 中へ 中の方へ
なかさん なかせん 泣かせない 悲しませない
ながし 《日ポ》 ながしどき 梅雨 梅雨期
ながじご ながじり〈長尻〉 排便時間が長い A長居
なかじゃっかい …きゃ …けー なかもね 無いではないか
なかす 泣かせる 悲しませる
なかす なかっす なきなす なきなはる お泣きになる
なかずみ【中墨】《日ポ》 建材の中心線 墨付けの中心点
なかすんな 泣かすな 悲しませるな
なかせんか なかで なかでか 無いから
なかたー なかもね なかとん 無いではないか
なかたぎゃー なかたげー【仲違い】 不仲
なかだち【仲立ち】 仲人 媒酌人
なかたなか なかもんななか 何でもある
なかつかい …かな …きゃ …け なかつな 無いのか
なかったー なかっばい なかとばい 無いのだな
なかっどかい なかっどかにゃ なかっどかね 無いのだろうか
なかつな なかとね なかんねー 無いのか
なかっばしノごて なかばしンごて 無いわけでもないのに
なかでん【就中】 特に とりわけ その中でも
なかとなろ なかとなろば 無ければ 
なかなか 古語【中々】 余程 かなり 随分 容易に
ながなが【長々】 長い間 永久に
なかなかなか〈中々無い〉 滅多に無い 容易に見付からない
なかにゃー なかなー なかねー 無いね
なかばい なかばえ なかべー 無いよ 無いようだ
なかはざーなか なかはずなか 無い筈はない
なかまうち【仲間】companion 仲間同士
なかまうち【仲間討ち】 同士討 仲間の争い
なかまはずし 仲間から外す
なかまわれ 仲違い 仲間が分裂する
ながもち 古語【長持ち】 長櫃(ひつ) 衣装調度品入れ
ながもてする 長く保時する 長い間使える A持ちがよい
なかもね 無いではないか
なかもん 無いよ nothing 無いのだもの
なかやすみ なかよくぃ なかよこい 小休止 休憩 rest
なからんば なかろうば なかんなろー 無ければ
なからんばん 無ければならない
なかりーろ なかろうかい …かにゃ …かね 無いだろうか
ながるる【流れる】flow 世に広まる A計画が中止になる
なかればなかもん 中々無いものだ 中々見つからない
ながわずりゃー ながわずれー 長期の病
なかん 泣かない A鳴かない B囀(さえず)らない
なかんな なかんね ないのですか
ながンなぎゃー ながンなんか 長さが長い 距離が長い
なかんなろう なかんなろば 無いのであれば
なぎ 古語【凪】lull 無風で波穏やかな海
なきおった なきよった 鳴いていた 囀っていた
なきかぶる なっかぶる 泣きそうになる
なきじょうご【泣き上戸】 (酒に酔って)泣く癖のある人
なきつく【泣き付く】 泣きすがる 哀願する 無理に頼む
なきなき【泣き泣き】 泣き乍ら 不承不承 嫌々ながら
なきべす《京》 なきべそ なくべす なくべそ 泣き虫
なきゃー なけー【中に】 「なきゃひゃーれ・なけへーれ」
なぎゃー なげー【長い】 A時間が掛る
なきゃーた なけーた 泣かした A悲しませた
なぎゃーた《京》 なげーた【流した】 A不成立にした
なぐさむる【慰める】console 労(いたわ)る 宥(なだ)める
なぐさめ【慰み】amusement 気晴らし 癒(いや)cure 慰安
  A弄(もてあそ)toy
なくべす なくべそ 泣き虫
なぐる【投げる】 遠くへ投じる A放る throw 放棄する
  断念する
なぐるる なぐれる 古語【なぐる】 零落する 落ちぶれる
なぐれもん 落ちぶれた者 身を持ち崩した者
なげく【嘆く】 悲しむ 悲しんで泣く 嘆息する
なげつらかす【投げ散らす】 ぞんざいにする
なこうい なごうして なごうて 長くて 長すぎて
なこうごたる なこごたる 泣きたい A悲しい B悔しい
なごうなか なごうにゃー 長くない A寿命だ 死期が近い
なごうなごう なごなご《京》 長々と 長い間 延々
なごうなる なごなる《京》 時間が過ぎる A横になって休む
なごうなんなっせ なごなんなっせ 横になってお寛(くつろ)ぎ下さい
なごうひろう なごひろ 長く広く 永久に広範に
なごうまで なごまで 長時間 longtime
なごうみん なごみん 長い間、会っていない 姿を見ない
なごっさま なごっさん【夏越し】 厄払い神事
なごなご 長々と 長い間 延々と
なごびゃくしょう【名子百姓】 農地を持たない雇われ百姓
なごりうーか 古語【名残惜し】 名残尽きない
なさけなか なさけンなか【情け無い】 残念だ
なさけにゃーもん 情けないものだ 残念なことだ
なさけようしゃなか【情け容赦無い】 同情や許すことがない
なさした 為された 為さった 「ゆうなさした」
なさんな なすな なさいますな
なしぃ …かい なして 古語【何為(なじ・なにし)に】 何故 why どうして
なしーしなる なしーひなる 無くなる 消滅する
なしーなす なしーひなす 無にする 無くしてしまう
なしくじーて 物事の解決をお座なりにする
なしたり なんだり などして [見たんなしたり」
なしてじゃいろ なしてじゃろかい 何故だか どうしてだか
なしてな なしてね なしてや なしな なしや 何故ですか
なしでにゃ なしにゃ 無くては でなければ
なしなしノぜん なしなしンぜん 無けなしの金
なじみ なじゅみ【馴染】 親しい関係 A情婦 mistress
なじゅうだ【馴染んだ】 調和した A打ち解けた
なすい《牛深》 なすくる なする 塗り付ける
なすか なはるか なさいますか 「気張ンなすか」
なすっつくる なすっつける 汚れを落とす A責任転嫁する
なすな なさいますな 「行きなすな」
なすび《日ポ・京》 なすーび【茄子(ナス)eggplant ナス科の一年草
なすびンつう 茄子の蔕(へた)
なずる【撫でる】stroke 撫ぜる 軽くさする 《日ポ・京》
なずる 古語【準(なぞら)ふ 擬(なぞら)ふ】 準(なぞら)える 似せる A透け書き
なすンば 乳歯から永久歯に変わる時の黒っぽい歯
なそえ 斜めに添える 斜交(はすかい) slant
なだむる 古語【宥(なだ)む】 宥(なだ)める 慰める console
なだめすかす【宥(なだ)め賺す】 煽てて慰める
なだめすきゃーて 機嫌を取り成して 気持ちを安らかにして
なっかぶる〈泣き被る〉 泣きそうになる
なっきる〈泣き切る〉 ひどく泣く 息を止めて泣く
なつけ【菜漬】pickles 高菜や白菜などを塩漬けにした食品
なっしょ 古語【納所(なっしょ)】 禅寺で食料や供物の収納所
  A炊事(すいじ) cooking
なっしょかた 調理人 炊事婦
なっしょしごつ なっしょしごと 調理 料理の仕事
なっしょべた 家計の切り盛りが苦手 料理下手
なっせ なはりまっせ なさいませ 「来なっせ」
なった《京》 なはった なさった 「お出でなった」
なったー 位は なりとも 「ちっとなった」
なっだけなろうば なろうば できることなら
なったごつ なったごて なったように
なっちゃーおる 様になってはいる A実っている
なっちゃいろ なっちゃろかい なるのだろうか
なっちゃかろかい なっとじゃかろかい なるであろう
なっちゅかい なっどかい なりーろ なるだろうか
なってんならでん ならんでん なってもならなくても
なっと 古語【なりと】 なりとも《京》「何なっと」
なっどもん なるだろう
なっとらん なっていない 出鱈目だ《京》 A実っていない
なっとる なっている A枝に付いている 実っている
なづな【薺(ナズナ)】 ペンペン草 シャミセン草 (春の七草)
なづらンよか 人当たりが良い
なっとん なりとも でも 「お茶なっとん」
なでくりまわす なでくっつらかす なでまくる 撫でまわす
なでくる 撫でる stroke 《京》
なでつくる【撫で付ける】 Aこってり油を付けて整髪する
なでぼとけ【撫で仏】 賓頭廬(びんづる)尊(十六羅漢の一人)
なな しては駄目だよ 「来んなな すんなな」
なにーいらん なにゃーいらん 何とも知れないもの
なにーくわんつら 知らぬ顔 何も知らない振りをする
なにーきってきんなるか 何の役にも立たない 役立たず
なにーでん なんにでん 何にでも
なにーンならん なにンならん 何にもならない
なにがなぼしか 古語【何がな欲し】 何か食べたい 空腹だ
なにがなんでん 何があろうとも 是が非でも
なにくれとなく なんくれとのう 何やかやと 色々と
なにしてん なんしてん 何をしても 何れにせよ
なにしてん なにしてーん なんしてーん おやまあ《新和》
なにせ なんしろ なんせ 何しろ 何れにせよ
なになるか なになろきゃ なになろに 何になろうか
なにゃー 何は あれは(ことばに詰まった時のせりふ)
なぬか《京》 なのか 古語【七日】
ナバ 《ポルトガル語》naba 茸(たけ・きのこ) mushrooms 「白なば」
なはい なはり なさい 「戻んなはり」
なはる なさる《京》 「来なはる」
なばンごてひなる なびゃーなる 萎える 活力が無くなる
なはんな なさいますな 「飲みなはんな」
なびく 古語【靡(なび)く】 横に流れる A心が傾く B従う
なぶる【嬲る】 からかう tease 弄ぶ 虐(いじ)める 《京》
なま【生】 元の状態 刺身 煮えていない A不十分
なまあくび【生欠伸】 中途半端な欠伸
なまおぼえ 古語【生覚え】 うろ覚え
なまがわき なまひやがり 生乾き 乾燥不足
なまくさか 古語【生臭し】fishy 生の魚や肉の匂い 血腥(なまぐさ)
なまくさけ …もん 古語【生臭気】 酒の肴(さかな) 魚料理 fishy
なまくさぼうず【生臭坊主】 戒行を守らない僧
なまくら【鈍ら】 切れない刃物 A怠け者《京》
なまくる【怠ける】neglect ずぼら 怠慢 物臭 indolence
なまじ 中途半端 なまじっか なまはんか へたに
なましか【生々しい】fresh 枯れていない 乾いていない
なます 古語【鱠】 野菜に魚肉を加えた酢和え
なまぢけ〈生血気〉 お産後の容体 産婦
なまつば【生唾】 美味しそうな食物を見たとき出る唾液
なまにえ【生煮え】 半熟 soft-boiled 未熟
なまぬるか【生温い】 冷めた A手ぬるい《日ポ》
なまはんか【生半可】 中途半端 なまじっか へたに 不十分
なまひやがり【生渇き】 半乾き
なまぼし【生干し】 一夜干し 不完全乾燥
なまぼとけ 死体 屍(しかばね) 遺体 亡骸 死骸
なまもん【生物】 鮮魚類 刺身肴 A生野菜 greens《日ポ》
なまやけ【生焼け】 生焼き(肉の焼き具合) rare
なまンこっじゃか 普通の程度を超えている 大儀だ
なまンゆうじんせんば 並以上 特別に 余程、用心しないと
なみかぜたつンな 古語【波風】 風波 もめ事を起こすな
なみゅうかい なみゅうだ (刺身や副食品を)食べましょう
なむい 刺身や副食品を食べる《牛深》
なむる【舐める 嘗める】lick しゃぶる
  A刺身や副食品を食べる
なむる 侮る 見下す A辛い経験する B燃え尽きる
なむんなえ なむんなぞ 嘗()めるな A侮(あなど)るな 軽く見るな
なめじょい〈舐め醤油〉 醤油の諸実(もろみ)
なめたくる なめづる 古語【舐めづる】 舐め回す
なめとる 侮る 軽く見ている 見くびっている
なめなっしぇ 魚・副食品を食べませんか
なや【納屋】barn 物置小屋 《京》
なゆる 古語【萎()ふ】 萎れる 萎縮 力が抜ける《日ポ》
ならーっと 整然と並んで A同列に 同等に
ならくノどんぞこ 古語【奈落】《梵語》 地獄の果て
ならした お為りになった なられた 「為った」の謙譲語
ならしならし 慣らしながら どうにか慣れる 馴らして
ならす 鳴る 雷鳴 お鳴りになる(事象敬語)
ならす ならむる【均す】level 平坦にする 平均 average
ならす なれかす【馴らす】 飼い馴らす 調教する
ならるっど なれるはずだ
ならわし 古語【習はし】custom 習慣 風習 しきたり
ならん してはならない A出来ない 「来いならん」
なり【身形】 服装 装い 立ち居振る舞い
なり きり まま するやいなや [面見るなり」
なりあがり 古語【成り上がり】 出世する 金持ちになる
なりき【成り樹】 果樹 fruit tree 果物がなる樹
なりくだ なりもん《京》【成り果物】 果物 果実 fruit
なりこ 果実の形 形状 「なりこンわるか」
なりさがる 古語【成り下がる】落ちぶれる Aたわわに実る
なりそくにゃー なりそこにゃー なりそくねー なり損ね
なりふりかまわんで かんまず 身形や格好を構わないで
なりもんいり 三味線や太鼓で賑わう
なりゃーごと なれーごつ【習い事】
なりわい 古語【生業(なりはひ)living 職業 A農業 agriculture
なる なさる される《京》 「来なる」
なるうた なろうた【習った】 学習した 教わった
なるうで なろうで なろで【並んで】 同列で 揃えて
なるうどる なろうどる 並んでいる
なるえ なるゑ【習え】 学べ 学習しろ
なるば なるばっ ならば できれば だけど《下浦 新和》
なるべくそうろう なるようにしかならない
なるみゃー なるめー ならないだろう なるまい
なるる 古語【慣る】 習慣になる 熟練する 上手になる
なるる 古語【馴る】 馴れる 馴染む 懐(なつ)
なるる 古語【熟(こなれ)る】 熟成する 「味噌ン塾るる」
なるわすい《牛深》なるわする 古語【習はす】 学ばせる
なるわん 習っていない 教わらない
なるをー 習いたい 教わりたい
なれかす 古語【馴らす 慣らす】 練習して慣れ親しませる
なれたもん 手慣れている 熟達している
なれなれ 果樹を「なれン棒」で叩く正月行事
なれなれしか 古語【慣れ慣れし】 慣れ親しんでいる
なれば ならば 《京》 「すっとなれば」
なれやー 古語【馴れ合ひ】 慣れ親しんだ友達
なれんぼう 川柳の表皮を削った棒 御幣の原型
なろ なら であれば 「良かんなろ」
なろうで なろで【並んで】 同列で 揃えて
なろうば なろば 出来れば 出来ることなら であれば
なわさした なわしなした 隠された 仕舞った 片付けた
なわしこくる 用心深く隠す 仕舞う
なわしろ 古語【苗代(なはしろ)】 苗床 稲苗を育てる床
なわす 古語【直(なほ)す】correct 正す 修理する A片付ける
  仕舞う 収納する B隠す《京》
なわす【治す】 病気や怪我を治癒させる
なわってねろ 転た寝しないで正式に寝床に着いて寝ろ
なわなう【縄綯()う】 藁など縒()って縄をつくる
なわる 直る recover A場所を移動する 移転する
なゑぇーとく なゑゃーとく 仕舞う 片付ける A隠す
なゑゃーた 修理した A片付けた 仕舞った B隠した
なん ですか ますか 「おらすかなん」
なんいいなすか なんバいいなすか 何を仰いますか
なんいうか なんいうとかい なんいうとな 何だと言うのか
なんか【長い】long 物が長い 時間が長い A間隙がある
なんかい なんかな なんかなん なんかん 何ですか
なんかなかかな なんかなかきゃ なんかなかな 何か無いか
なんかかる 凭(もた)れ掛かる 寄り掛かる A頼りにする
なんかくる なんかける 立ち掛ける A責任を負わせる
なんかたなかかな 長い物はないですか
なんがなー ねなんがー なんがや なんやー 何ですか
なんがなんでも なんがなんでん 是非とも どうしても
なんぎ 古語【難儀】 難渋 苦労 辛い思い《日ポ・京》
なんぎはなし なんぎなし 何の気は無く 悪気ではなく
なんきゃー なんけー 何ですか
なんぎゃる【投げ遣る】 投げ捨てる 放棄する
ナンキン pumpkin 南瓜(カボチャ)の異称(瓢箪型) ウリ科の一年草
なんきんまめ【南京豆】 落花生 peanuts
なんくうだ なんこうだ 投げ込んだ
なんくりかえし なんこやし 山の向い側の迫
なんくりかやす なんくりやる 投げて逆さにする
なんごつ なんごつな なんごつね  何事ですか
なんこむ【投げ込む】 投げ入れる
なんころびなっせ 寝転んで下さい《新和》
なんこやし 山の裏側
なんさすと なんしなすかなん 何をなさいますか
なんさま 《日ポ》 なんさん 古語【何様(なにさま)】 如何にも
  何しろ 兎角
なんさまかんさま なんさんかんさん 何はともあれ 兎角
なんじあるー なんじあるかい なんじあんね 何時ですか
なんしーが なんしーぎゃ 何をしに
なんしぇ(せ) なんしろ 何しろ 何分(なにぶん)
なんしても なんしてん 何をしても 何れにせよ
なんじゃい なんじゃいろ じゃろかい 何だか 何だろう
なんじゃかんじゃ 古語【何や彼や】 なんだかんだ
なんじゃった なんじゃったつや 何であったか
なんじゃったろば なんじゃれば もしも何なら
なんじゃろかい なんちゅう なんちゅかい 何だろうか
なんじゃもん なんじゃろもん なんじゃん あれだよあれ
  Aことばに詰まった時
なんしゅうかい きゃー けー  何をしようか
なんじゅうしとる 古語【難渋】 悩み苦しんでいる
なんしゅうぞ 古語【何せうぞ】 何をしようと
なんしゅうに なんすっか なんするか 無駄なことだ
なんしょ 何でしょう 何だか判りますか
なんしよいとか なんば… 何をしているのか 《牛深》
なんしようはなか 何もしようが無い 何もできない
なんしよっとー …しよっとか …きゃー 何をしているのか
なんしよるっか なんば… 何をしているのか《佐伊津》
なんしろ なんせ 何しろ とにかく
なんすっちゃ なんすってちゃ 何をするにしても
なんすっとー なんすっとか 何をするのか
なんせんばん どうにかする (ことばに詰まった時)
なんぞ 古語【何ぞ】 何か 何であるか どうしてか
なんたるこつか なんたることか 何と言うことか
なんちー …ちさい …ちなー …ちなん …ちやー …ちゅう
  何だい 何だって
なんちか なんちゅか なんちゅかい 何だろう
なんちゅう なんてやー 何だい 何だって
なんちでん なんてでん 何とでも
なんちゃよか なんでんよか 何でも良い
なんちゅう 何ですか 何だって 何だよ
なんちゅうこたなか 殊更言うことでもない
なんちゅうこっか 何と言うことか
なんちゅうたっちゃ なんちゅうてん 何と言っても
なんちゅうとかい なんちゅうとね 何だと言うのか
なんちゅうふうか 何と言う風体か 無様な様子か
なんてー なんてさい なんてな なんてや 何ですか
なんでじゃい なんでじゃいろ なんでじゃろかい 何でか
なんでな なんでね なんでや 何でですか どうしてですか
なんてろん なんてろんかんてろん  何やら 何や彼や
なんでんかんでん 何でも彼でも 総て
なんでんなか なんもじゃか 何でもない
なんど 古語【納戸】 衣類や調度品を収納する所《京》
なんとはなし 古語【何とは無し】 何と言うことはなく
なんともしれん なんとんしれん 何とも知れない
なんともつくれん なんとンつくれん 何の役にも立たない
なんな なんね なんや 何ですか
なんなっと〈何なりと〉 何かに《京》
なんなら なんなろば 良かったら 良ければ 都合では
なんなんかな なんなんな〈何々〉 何々ですか
なんの 古語【何の】 何で 何ほどの Aどういたしまして
なんのかんの 古語【何や彼やで】 様々で《日ポ・京》
なんのこたーなか 思ったほどではない A簡単なことだ
なんのたしーもならん 何の足しにもならない
なんのだんじゃか 何の算段もできない A構って居れない
なんのにゃ なんのま 否違う 何でもない
なんバ 何を あれを Aことばに詰まった時に言うことば
なんバいうか なんバいうとね 何だと言うのか
なんばな なんばね なんばや 何をですか
ナンバンガキ【南蛮柿】無花果(イチジク) 日本初葡萄牙(ポルトガル)より天草移植
ナンバンキビ【南蛮黍】 モロコシ 唐黍(とうきび)
なんべんちゃ なんべんでん【何遍も】何度も many a tim
なんぼ どれだけ いくら Aどんなに 如何に《京》
なんぼなんでん 如何なる理由があろうとも 如何にも
なんもかも なんもかんも 何もかも 何でも
なんもござっせんばって 何もございませんが
なんもじゃか 何でもない 気に掛けることではない
なんもせん 何もしない 怠けている
なんもなか なんもにゃー 何もない お持て成しができない
なんもなかばって 何もありませんが
なんや なんやー 何ですか 何だって 何だよ
なんやかんや 古語【何や彼やで】 色々で 様々で《京》
 
  に 行
 はずがない 「何の来ぅに」
にあげ にやげ【縫い上げ】 〔ぬ〕の転音
にあげあぐる にやげあぐる【縫い上げる】 着丈を調整する
にあわん にやわん 似合わない
にいじ【人数】 頭数 「うーにいじ」大勢《本町》
にいじん《日ポ》 にじん【人参】carrot セリ科の野菜
にーだ【脱いだ】 裸になった 〔ぬ〕の転音
にーて【貫いて】 (串などで)貫いて 「にーて焼ーて」
にーでにゃ にーでん 似ないで 似ずに
にーでぬる 脱いで寝る 〔ぬ・ね〕の転音
にーとい にとい 似ている 似る resemble《牛深》
にーどる 脱いでいる 〔ぬ〕の転音
にーになる にーンなる 荷物になる
にーろ にろ だろうか 「来るにーろ」
にえ 古語【贄(にへ)】 神仏への供え物 「生け贄」
にえきらん にえん 煮えない A態度が曖昧
にえくさる にえくる【煮え腐る】 煮え過ぎる
にえくりかえる 古語【煮えかへる】 激怒する《京》
にえたぎる 沸騰する A激怒する 「腹ン虫がにえたぎる」
においンせん におわん 匂いがしない
におう 古語【匂(にほ)ふ 臭(にほ)ふ】smell 香る A臭う stink《京》
におうとる によとる 似合っている 釣り合っている
  調和している
にが にこそ の方が 「山にが多か」
にかえ《京》 にかえだて 二階 二階建て
にがか にぎゃー 古語【苦い】bitter A苦しい
にがごうり にがごり にが瓜《日ポ》
にがさー にぎゃー にげー 苦いな A苦しいな
にがね 腫瘍 おでき
にがま にがまだけ 川竹の一種
にがみばしっとる 顔立ちが引き締まっている
にがむしかんつぶす 顔をしかめる 嫌な顔をする
にがり〈苦汁〉 海水から塩を取り出した残りの苦い液体
にがりきっとる〈苦り切る〉 不愉快極まりない状態
にき 古語【ねき】 傍らに そばに 近くに 「親ンにき」
にぎあわする 賑やかにする 活気づける 豊富に見せる
にぎおうた にぎようた 古語【賑はふ】 賑わった 活気
にぎっつくる にぎっつける 睨み付ける
にぎっつぶす【握り潰す】  A証拠を隠す 抹消する
にぎっとる にろうどる 睨んでいる
にぎにぎしか 古語【賑々し】 大勢で賑やかな様
にぎゃーた にげーた 逃がした 逃がしてしまった
にぎゅい にぎうゅだ にぎゅわい 逃げよう
にぎり【握り】 Aどん欲 けち しみったれ《京》
にぎりめし【握り飯】 お握り お結び rice ball
にぎる 古語【睨(にら)まふ】 睨む glare at 目を怒らして見る
にくじ〈憎事〉 嫌々で反抗的仕種(しぐさ) A憎まれ口 悪口
にくたらしか にっか 古語【憎し】 憎々しい《京》
にくまれぐちたたく 憎まれ口を言う
にくまれもん 憎たらしい人 嫌われ者
にぐる【逃げる】escape 逃れる 逃避する 避ける avoid
にぐんな 逃げるな 避けるな
にげおうす 古語【逃げ果(おほ)す】 逃げ切る
にげこうじょう【逃げ口上】 言い訳
にげそくなう【逃げ損なう】 捕らえられる
にげたくる にげつらかす にげまくる 逃げに逃げる
にげまどう 古語【逃げ惑ふ】 逃げ場を失う
にごうい にごうして にごうて にごして【苦くて】
にこごり【煮凝り】 魚の煮付けが冷えて固まったもの
にごっざけ にごりざけ【濁り酒】 どぶろく
にこよん 昭和二十年代日給二四〇円から日雇い労務者の俗称
にしあげ 西風 west wind
にしぇ【二世】 嫡男 総領息子 長男 A若者
にしぇもん【偽物】 模造品 imitation
にしがむる にしがめる【顰(しか)める】 螺噛む 顔をしかめる
にしがめっつら にしがめづら しかめっ面 不機嫌な顔
にしがめて にしごうて 顔をしかめて
にじっつくる つける 古語【躙る】 じりじりと押しつける
にじみづる にじみでとる【染み出る】
にじむ にじゅむ【滲む】spread 染みる
にしむる【煮詰める】 よく煮込む
にしめ【煮染め】 野菜や肉を煮込んだ料理《京》
にしゃ【二才】 青二才 greenhorn 未熟者
  若者 youg man youth
にじりこむ 古語【躙り込む】 無理やり詰め込む
にじりよる【躙り寄る】 じわじわ寄ってくる
  躄(いざ)り寄る 膝行(しっこう)する
にじる 古語【躙る】 膝(ひざ)を押しつけて進む 擦り寄る《京》
にする【似せる】imitate 真似る 似るようにする
にせ【二世】 嫡男 総領息子 長男 A若者
にせもん【偽物】 模造品 imitation
にそくさんもん 古語【二足三文】 安物 捨て値
にたうつ 鳥獣が土浴びをする 転んで土がつく
  A腰砕けになる 《アイヌ語》ニタ(湿地 沼地)
にたすけ【若気(にやげ)】 にやけた男
にたき【煮炊き】cooking 炊事 おかずを煮たりご飯を炊く
にたにた 声を出さずに気味悪く笑う
にたりよったり よく似ていて大差がない《京》
にちゃにちゃ にちゃつく 柔らかく粘り気がある
にっか 古語【憎し】 憎々しい《京》
にっかみだす 歯を剥き出す
にっちも さっちも どうにも動きが取れない《京》
にっぱち【二八】 二月・八月は仕事が閑散な時期《京》
にてもにつかん 全く似ていない 親に似ない
にてもやーてもくえん 始末におえない A油断できない
にでん にでも 「明日にでん」
にとい《牛深》 にとる《京》 似る resemble 似ている
にどいも〈二度芋〉 じゃがいも 春秋の二度収穫できる芋
にどじき【二度食】 一日に二度の食事を摂る
にどねえり【二度眠り】 目覚めた後また眠ること
にどぼれ【二度惚れ】 魅力の再発見
にとらす にとらる にとんなす なはる 似ていらっしゃる
にとらっさん にとんなっせん 似ていらっしゃらない
にとらん にん【似ない】 似ていない
にのまい【二の舞】 前者の失敗を繰り返す A人真似をする
にばんくさとる 二度目の除草 A再度金品を要求する
にばんごえ【二番肥】 追肥
にばんせじ【二番煎じ】 二度目の煎じ薬 A新鮮みがない
にばんぞえ【二番添え】 後妻 second wife
にひゃー にへー【二杯】 two cup
にもん【煮物】cooking 煮つけ料理
にゃ には 「山にゃ行くな」
にゃ なければ ねば 「行かにゃならん」
にゃー だよね だねぇ ねぇ 「じゃっとにゃー」
にゃー【無い】 〔な〕の転音 「何もにゃー」
にゃーた【泣いた】 〔な〕の転音
にゃーとる  泣いている 悲しんでいる 〔な〕の転音
にゃいかん なければいけない 「せにゃいかん」
にやくる にやける《京》 古語【若気(にやげ)】 にやにやした男
にやげあぐる 和服の着丈調整の縫い込み 縫い上げ
にやわん 似合わない そぐわない
にゃん ねばならない 「掃除せにゃん」
にゅうい かい  だい だね 寝ようか
にゅうかね にゅうかにゃ 寝ようかな 〔ね〕の転音
にゅうごたる 寝たい A眠りたい
にゅうみゃーだ にゅうめーだ 寝ないで起きていよう
にゆる【煮える】 食物に充分熱が通る お湯が沸く《日ポ》
にょいぼう【如意棒】 僧が持つワラビ状の棒 思いが叶う
にようとる によとる《京》 似合っている
にょろにょろ 蛇行する 体を捻じる うねる くねる
にらみきかする 監視の目が届く A威圧する
にらむ 古語【睨(にら)まふ】 睨む A見当を付ける《日ポ》
にらん にん【似ない】 「親ー似ん」
にれーっとして 薄笑って にたりとして
にればにたもん にればにるもん 良く似たものだ
にろ やら だろうか 「来たにろ」
にろうどる 睨んでいる A見当付けている @厳しく監督する
にろく〈二禄〉 二番芽ぐみの稲穂
にわか 古語【俄(にはか)suddenly 突然 いきなり 急に
にわかじこみ〈俄仕込み〉 急に間に合わせに教え込む
にわかじたて〈俄仕立て〉 間に合わせに作った物
にわりもん〈二割物〉 二級品 粗悪品
にん にんばにんもん〈似ない〉 全く似てないね
にんぎまま お握り rice ball(幼児語)
にんげんノわるか 人柄が良くない A思い遣りがない
にんげんよし お人好し 誠実な人
にんそく【人足】 人夫 土方 力仕事をする労働者
にんそンわるか【人相】 顔つきが悪い 悪人顔
にんにん【人人】 各人各様 人それぞれ
にんみゃー にんめー【二枚】
にんみる 人格を見る 相手の人間性を見る
 
  ぬ 行
ぬいあげ ぬいやげ 着物の丈を調整する縫い込み
ぬいもん 裁縫 和裁 《京》
ぬうだ【飲んだ】 〔の〕の転音 《佐伊津 五和》
ぬうだ【伸びだ】 〔の〕の転音 《佐伊津 五和》
ぬうだろうにゅう ぬうだろにゅう 飲んだら寝よう(転音)
ぬうだろが ぬうだろもん 飲んだでしょう〔の〕の転音
ぬうておく ぬうとく 縫っておく
ぬうでみゅうだ ぬうンみゅうだ (酒を)飲もうよ
ぬうどっどー 飲んでいるだろう 飲んでいるな(転音)
ぬうどる 飲んでいる 酔っている《佐伊津 五和》(転音)
ぬうどる 伸びている 《佐伊津 五和》 〔の〕の転音
ぬうなし【能無し】 才能がない 気が利かない 〔の〕の転音
ぬうノよか 脳(頭)が良い (猫などが)知恵がある 能力
ぬかす 古語【吐かす】 ほざく 〔言う〕の卑語《京》
ぬがすなえ ぬがすなぞ ぬがすめーぞ 逃がすなよ
ぬかよるこび【糠喜び】 喜びが実現せず当てが外れる
ぬかる 古語【貫く】pierce 貫通する 突き通る
  A埋まる 《日ポ》
ぬかる 古語【抜かる】 油断する 失敗する しくじる
ぬきさしならん どうすることもできない
ぬぎつらかす 脱ぎ散らす 脱衣を散らす
ぬきゃーて ぬけーて 抜かして 取り落として 間をとばす
ぬくぃー ぬっか【温い】warm 暑い hot 暖かい《日ポ》
ぬくぃもん ぬくさー 暑いものだ
ぬぐいそうじ ぬぐぃそうじ 拭き掃除
ぬくーい ぬくーして ぬくーて 暑くて 暖かくて
ぬぐう【拭く】wipe out 汚れを落とす 綺麗にする 清める
ぬくーござす ぬくーござっす 暑いですね
ぬくーなった ぬくなった 温かくなった
ぬくーなる ぬくなる《京》 温暖になる 暑くなる
ぬくーぬくーしとれ 常に暖かくしていろ
ぬくしぇ ぬくしゃー (ぬくせー)  暑がって 暖かくて
ぬくたらしか 暑苦しい 暑くて体が怠い
ぬくぬくしとる 近世語【ぬくぬくと】 図々しく 図太く
ぬくみンちーた 気候が温暖になった
ぬくむる ぬくめる《日ポ・京》 古語【暖む】hot up
  A鳥の抱卵
ぬくもる 温かくなる 暖まる warm《京》
ぬくる ぬぐる 古語【抜く】 抜け出る 脱落する 外れる
ぬげ 土手 bank 堤防 崖 cliff
ぬげぐえ 土手崩れ 崖崩れ
ぬけさく 間抜け 気が利かない人(罵言)《京》
ぬけじゃーた ぬけでーた 抜け出した
ぬけとる 通り抜けている 離脱している 間が抜けている
ぬけぬけと 厚かましく 臆面もなく 図々しく《京》
ぬけめノなか ぬけめンなか 手抜かりがない
ぬげンくえる ぬげンくゆる 土手が崩壊する
ぬさり 授かり 天の恵み 巡り合わせ 良縁 宿命 destiny
ぬさる 授かる 良いめにあう 思いが叶う 有りつく
ぬさん 我慢ならない 勢いに負ける
ぬし 古語【主】master 主人 夫 君 あなた A所有者
ぬしがえ ぬしげ あなたの家
ぬしがつ ぬしがと あなたの物 君の物
ぬしがね ぬしがのい ぬしがのう 主がね あなたがね
ぬしだ ぬしどま ぬしどみゃ【主共】 君達は
ぬしゃ お主は 君は お前は
ぬすくる《京》 ぬすっつくる ぬする 古語【塗る】
  擦り付ける
ぬすくる ぬすける 知らぬふりする 白を切る 間抜ける
ぬすけ ぬたすけ 間抜け 知恵なし 気が利かない人
ぬすけとる 知らんぷりしている 間が抜けている
ぬすっと ぬすど【盗人】thief 泥棒 盗賊《京》
ぬた【饅】 酢味噌を擂り潰したもの《京》
ぬたあえ【饅和え】 酢味噌和えの料理
ぬたくっつくる ぬたくる 粘り気のあるものを塗り付ける
ぬたつく べとつく べっとりとしている
ぬっか【温い】calm 暑い 暖かい warm 熱い《日ポ》
ぬっかろじゃー ぬっかろでー  暑いだろうに
ぬったくる ぬっつらかす やたらと塗る
ぬっつく へばり付く ぴったりとくっ付く
ぬっぺらぼう 凹凸がない顔 A目鼻がないお化け
ぬてーっとしとる 掴み所がない
ぬのこ【布子】 綿入れの着物
ぬびゃーて ぬべーて 伸ばして 長くして〔の〕の転音
ぬぶる ぬべる【延べる】 延ばす 延期する〔の〕の転音
ぬまる 砂や土中に埋まる 埋没する 泥濘(ぬかるみ)に入り込む
ぬめくる ぬめる 古語【滑(ぬめ)る】slip 滑って前に倒れる
ぬめくったわす ぬめったわす 滑って転倒する
ぬめぬめ ぬらぬら 滑り易い ねっとり
ぬめり 古語【滑(ぬめ)り】 粘り気のある粘液 ウナギなどの粘液
ぬらか ぬりー ぬるか ぬれー ぬろか【鈍(のろ)い】
  動作や速度が遅い A頭の働きが鈍い〔の〕の転音
ぬらかす ぬれかす【濡らす】wet
ぬらりくらり ぬれんくれん のらりくらり 不真面目に
ぬりー ぬるか 古語【微温(ぬる)し】 生暖かい A手緩い
ぬりかけ 塗装工事の途中
ぬりたて 塗装して直ぐ 塗料が未乾燥の状態
ぬりもん【塗り物】 漆器類 漆塗り
ぬりゃー ぬれー【鈍(のろ)い】 動作が遅い A頭の働きが鈍い
ぬる 古語【寝()る】 寝()る 眠る sleep 横になる A病気する
ぬるーい ぬるーして ぬるーて 温くて 温すぎて
ぬるーしなる ぬるーひなる ぬるーなる 冷めてしまう
ぬるかい ぬるきゃー ぬるけー  寝るか 休むか 眠るか
ぬるまゆ 古語【微温湯(ぬるまゆ)】 ぬるい湯 Aのろま 愚鈍《京》
ぬるむ 古語【微温む】 冷める 温くなる 水温が上がる
ぬるぬる 滑り易い ねっとり 滑らかになる
ぬるる 古語【濡る】 濡れる get wet 水で湿る《日ポ》
ぬれーっと ぬれっと のっそりと ぼんやりと
ぬれきゃーた ぬらけーた 濡らした
ぬれくさる〈濡れ腐る〉びしょ濡れになる
ぬれとる 濡れている A潤っている
ぬればー ぬればよかもね 寝るが良いよ 寝たらどうですか
ぬんだ 背が伸びた A延期になった 〔の〕の転音
ぬんどる 伸びている 〔の〕の転音 「かんげンぬんどる」
ぬんな【寝るな】 眠るな 〔ね〕の転音
ぬんなな ぬんなね 寝ないでよ 眠らないでよ
 
  ね 行
ね ねー ですか なのか 呼び掛けや念を押すことば
ねいしゃ ねーしゃ 仕事が丁寧な人 入念な人《新和》
ねいっとる【寝入る】 熟睡する
ねー【根】 植物の根 A根本原因 本性 B灸のつぼ
ねーいれて ねんいれて 念入りに 入念に
ねーえん ねーきらん  ねきらん 眠れない A寝られない
ねーおろす 患部の壷に灸の箇所を記す A落ち着く
ねーさん ねーちゃん 姉さん A夫人 奥さん《京》
ねーた【泣いた】 〔な〕の転音《佐伊津 五和》
ねーった ねた ねった 眠った
ねーっとい《牛深》 ねーっとる ねとる 眠っている
ねーとる 泣いている 〔な〕の転音《佐伊津 五和》
ねーならん 眠れない  A寝られない《竜ヶ岳 御所浦》
ねーにもつ ねーもつ 恨みに思う 根にもつ
ねーられん ねーらん ねーりえん ねーりきらん 眠れない
ねーりしんどる 熟睡している
ねーりはな ねはな ねばな 眠りについて直ぐ
ねーる ねる【眠る】 睡眠をとる 寝入る sleep
ねーれ ねろ【眠れ】
ねーろうだ 眠ろう A就寝しよう
ねーんな ねんな 眠るな 居眠りするな
ねおき 古語【寝起く】 寝起き 目覚め
ねおきさま ねおきざま 古語【寝起く】 目覚めて直ぐ
ねおきさみゃー 寝起様に 目覚めて直ぐに
ねおずみ 古語【寝覚め】 目覚めて呆然とした状態《日ポ》
ねおる ねたおす ねたわす 病に仆れる 病気で寝込む
ねがえりうつ 寝ている体位を変える 敵方に付く
ねがけ【寝掛け】ねかかり 寝て直ぐ《日ポ・京》
ねかする ねかせる ねする 味噌麹などを発酵熟成させる
ねかぶる 古語【眠気がさす】 ぼんやりする
ねぎ ねぎさん 古語【禰宜】 神官 神職
ねぎっつくる ねぎる 古語【睨(にら)まふ】 睨み付ける glare at
ねぎっとる 睨んでいる 〔に〕の転音《日ポ》
ねぎる【値切る】 値引き交渉 値段を安く交渉する
ねぎる【睨む】 目を怒らす A見当する《日ポ》
ねぎれ【根切れ】 根絶 完治 完全に切れない
ねぎれンせん (病が)完治しない
ねぐせ【寝癖】 寝相 A起床後髪型が崩れている様
ねぐぜいう 幼児が眠いときにむずかる
ねぐるしか ねまぐるしか 寝苦しい 暑くて寝づらい
ねごうてもなか ねごうてンなか 願ってもない
ねこかたる ねこする お世辞を言う おべっかを言う
  諂(へつら)う 阿(おもね)
ねこかぶる【猫っ被り】 知らん顔する A本性を隠す《京》
ねこじた【猫舌】delicate tongue 熱いものを飲食できない人
ねごすけ 寝坊 目覚めの悪い人
ねこそぎ〈根刮ぎ〉 根ごと削(けず)りそぐ Aあるだけ全部
ねこだましい【猫魂】 Aずる賢いこと
ねごついう【寝言】睡眠中に発する言葉 A訳の分からない話
ねごうてもなか ねごてもなか 思い掛けない 思いの他
ねこなでごえ【猫撫で声】 阿(おもね)る おべんちゃら おべっか
ねこばば【猫糞(ねこばば)】 拾得物を自分の物にする《京》
ねこまたぎ〈猫跨ぎ〉 猫も食べない魚 A無関心
ねこまんま〈猫飯〉 汁を掛けたご飯
ねこよりまし 手伝う子どもをからかって言うことば
ねころうで 寝転んで 寝そべる
ネコンシャミセン〈猫の三味線〉ナズナ(春の七草)
ネコンチンチン〈猫の珍々〉 A猫柳(ネコヤナギ) 川柳
ねざめ【寝覚め】 目覚め 眠りから覚める
ねじっつくる 捩じ伏せる
ねじき【寝敷き】 衣服を布団の下に敷いてプレスする
ねじくる【捻じる 捩じる】twist 無理に回す《京》
ねしな《京》 ねはな 寝しな 寝際 寝てすぐ
ねじるる 捻じれる 捩じれる 無理に回る 逆に回る
ねずむ 抓(つね) pinch A指先で挟んで強く摘(つま)む 摘む《日ポ》
ねする【寝せる】 寝かす 横になって休ませる
ねする 味噌麹などを発酵熟成させる
ねせがね〈寝せ金〉 活用しない金
ねせつくる ねせつける 幼児をあやして寝かせる
ねせていっちょく ねせとく 寝せておく
ねぞーンわるか【寝相】 寝姿が乱れている
ねそべる 寝転ぶ 横たわる《京》
ねた【種】material 材料 食材 A取材記事《京》
ねだおし【根倒し】 立木を根から伐採する
ねたおす ねたわす〈寝 仆(たお)す〉 病気で仆れる 寝込む
ねたがい ねたぎゃー ねたげー【寝違い】 首の筋肉痛
ねたがわす 寝違える 寝相が悪くて首の筋肉痛を起こす
ねたごうた ねちごうた 寝違えて首の筋肉痛を起こした
ねたばっか ねたばっかし …ばっかり 寝て直ぐ
ねたぼ ねたぼう〈寝た坊〉 寝たきりの病人
ねたむ 古語【妬む】 嫉妬する jealousy 羨(うらや)む A憎む
ねだったわす 無理にせがむ せびる A拝む
ねだる〈強情る〉tease せがむ せびる
ねたろうかい ねつろうかい 眠っただろうか
ねたろうば ねつろうば 眠ったら A寝たならば
ねたわす〈寝 仆(たお)す〉 病気で仆れる 寝込む
ねちか ねつか ねっか 熱心だ 丁寧だ 念入り A執拗
ねちがい ねちぎゃー ねちげー【寝違い】
ねちねち ねっちり 執拗に 辛抱強く ねばり強く《京》
ねちゃねちゃ ねとねと《京》 粘っこい
ねつか【熱心】 入念
ねつかん 眠り付かない 熟睡しない
ねつく【寝付く】 寝込む A病に伏す 長患(わずら)
ねつけ ねっつ【根付け】 根元 root
ねったくり ねったぼ《牛深》 餅と甘藷を煮て練り潰した食物
ねったくる よく練る
ねっちねっち ねっちりねっちり ゆっくりと 入念に
ねとけ ねとれ《京》 眠っていろ 寝ていろ
ねどこ【寝床】 寝るために敷いた蒲団 bed
ねどころ【寝所】 寝室 bedroom 《京》
ねとぼくる ねとぼける《京》【寝惚ける】
ねとらす ねとんなす ねとんなはる 寝ている 眠っている
ねとらっさん ねとんなっせん 寝ていらっしゃらない
ねとられん 寝ていられない
ねとらん 眠っていない 寝ていない 徹夜する
ねとる 眠っている 寝ている 《京》
ねとんな 眠らずに目を覚ませ 寝ないで起きていろ
ねなしぐさ【根無し草】 浮き草 A風来坊
ねばか ねんばか 粘り気がある 粘っこい
ねばし ねば綿  絹綿 蒲団等の仕立てに使う屑繭の綿
ねばっとる 粘り気がある A粘り強く続けている
ねはな〈寝端〉 寝てすぐ
ねはにゃー ねはねーに 寝てすぐに 眠りにつく頃
ねばり 草木の根 四方に張り出した根
ねばりおろす 居着く 永住する A安定する B固定する
ねばる【粘る】 柔くてくっ付き易い A根気良く頑張る
ねびーもん ねみー 眠たいものだ
ねぶうい ねぶうして ねぶうて 眠くて 眠たくて
ねぶーなか ねぶなか 眠くない
ねぶーなった ねぶなった 眠くなった
ねぶか ねぶたか ねむか 古語【寝ぶたし】 眠むたい
ねぶしゃー ねぶしゃ ねぶせー ねぶせ 眠さに 眠たがる
ねぶち〈根鞭〉 川竹の地下茎で作った鞭 《京》
ねぶった 目を閉じた A独楽(こま)が静止した
ねぶった 古語【舐()ぶる】 舐めた Aしゃぶった
ねぶっつらかす 舐め回す やたらとしゃぶる
ねぶらする ねぶらせる 舐めさせる
ねぶりかぶる 古語【眠気がさす】 ぼんやりする
ねぶりこくる ねぶりこけとる 寝惚けている
ねぶりはぐ 舐める 皮膚が剥げる程舐める
ねぶる 古語【舐()ぶる】舐()める lick しゃぶる《日ポ・京》
ねぶる【眠る】sleep 目を閉じる A独楽が静止する《京》
ねぼくる ねぼける《京》【寝惚ける】
ねぼけ【寝惚け】 完全に睡眠から覚めず惚けた状態
ねぼすけ 朝寝坊 目覚めの悪い人 《京》
ねほりはほりきく〈根堀葉堀〉 何から何まで詳しく聞く
ねま【寝間】 bedroom 寝部屋 寝所 A納戸《京》
ねまちづき【寝待ち月】 十九夜の月
ねまる【粘る】 腐敗する A熟睡する 寝る Bうずくまる
  C遅滞する 《日ポ》
ねまわし【根回し】 移植前の根切り A事前交渉《京》
ねむか 古語【寝ぶたし】 眠むたい
ねむりかぶる【眠気がさす】 ぼんやりする
ねもはもなか 根も葉も無い 根拠がない
ねらいた ねらった ねらした 寝られた お休みになった
ねらまるる 睨まれる 着目される 〔に〕の転音
ねらみつくる 睨み付ける 〔に〕の転音
ねらむ 古語【睨(にら)まふ】 睨む 狙う A見当をつける《京》
ねられやした 就寝しました 身内敬語用法
ねられん 寝られない A眠れない
ねらん ねん【寝ない】 A眠らない
ねらんかい な ね ば  寝なさいよ
ねりがき お湯や焼酎で渋抜きをした柿
ねりもん【練物】 羊羹(ようかん)や寒天 A竹輪や蒲鉾(かまぼこ)
ネル flannel 毛織物
ねるる ねれる【練れる】 捩(ねじ)れる 熟練する A渋味が取れる
ねれ ねろ ねろい ねろな ねろね 寝なさい 眠れ
ねろうだ【狙った】 目指した A睨んだ
ねろうて ねろうで【狙って】 狙いを定めて 目指して
  A睨んで
ねろかい ねろだい ねろわい 寝ましょう
ねわすれた 朝寝坊した 《御領》
ねんいれて 念入りに 入念に
ねんかかる 凭(もた)れ掛かる 背中から寄りかかる
ねんかくる ねんかける 立ち掛ける
ねんがら 杭を地面に射ち込んで遊ぶ遊具《京》
ねんからねんじゅう 一年中 毎日毎日《京》
ねんき【年忌】 命日の法要《京》
ねんき【年期】 期間 期限 「年期奉公」
ねんきぼうこう【年季奉公】 期限付き契約就労 使用人
ねんきもん【年季物】 年季を経た貴重品 骨董品
ねんごろ 古語【懇(ねんご)ろ】 親切 kind 丁寧 丁重 念入り
  A密通
ねんころぶ【寝転ぶ】 横になる
ねんしゃ【念者】 丁寧な人《大道 新和・京》
ねんずる 念じる 一心に思う 深く願う 祈る 経を唱える
ねんぞくな〈念俗〉低俗 A生意気な 小癪な 不相応な
ねんちょかくる かける 目を付ける 狙う A欲しがる
ねんねこ 幼児を背負う時、上から着る半纏《京》
ねんねこばっちょ〈合歓(ネム)の木(ノキ)〉 ネムノキ
ねんねせろ(幼児語) お眠りなさい
ねんノいっとる 入念だ 仕事が丁寧(ていねい)
ねんば 寝なければ A寝なさい
ねんばい《牛深》 ねんばる【粘る】 A熱心 くどい《志柿》
ねんばか 粘り気がある 粘っこい
ねんばりぐち ねちねち話をする人
 
  の 行
 が 「日和ノ良か」 《日ポ》
のい のう【喃】 だよね ですね なのか 
のいこ【乗子】 船員 crew sailor《牛深》
のいとけ のいとれ 退いておけ 避けておけ
のいね〈野稲〉 陸稲 陸穂
のう【喃】 ですね しないか 「呑気じゃのう」
のーうっだす 頭に血が上る のぼせ上がる
のうして のうて 無くて 〔な〕の転音  「何ものうして」
のうしなる のうなる《京》 無くなる 減る 〔な〕の転音
のうじみゅうだ のうでみゅうだ (酒を)飲んでみよう
のうだ【飲んだ】 「薬のうだ」
のうだいきー 酒を飲んだ勢いで 飲んだ序でに
のうたりん〈脳足らず〉 知恵無し 馬鹿 (罵言(ばげん)
のうだろうにゅう のうだろにゅ 飲んだら寝よう
のーち のちー のちぃさね 後で 済んでから
のうっくだっせ のみなっせ 飲んでください
のうっさるく のうでさるく のうンまわる 次々と飲み歩く
のうてある のうとる 古語【綯()ふ】twist 撚合わせてある
のうでみゅい のうンみゅい 飲んでみよう 飲もうか
のうどっとー 飲んでいるのですか
のうどっどー (酒を) 飲んでいるだろう 飲んでいるな
のうどる 飲んでいる A酔っている
のうなし〈脳無し〉 才能がない 知恵無し 馬鹿
のうなす 無くす 紛失する
のうなる 無くなる 〔な〕の転音
のうのう 全くだよね そうだろう
のうのなか 能力がない 機転がきかない
のうノよか 頭脳が良い 頭が良い 知恵がある
のうまくりん 脳無し 知恵無し 馬鹿 (罵言)
のえとる のえる《京》 木などが立派に伸長している
のえンなんか 生体が長く伸びている 成長している
のがさん 逃がさない 見逃さない 〔に〕の転音
のかす《京》 のくる 古語【除く】 取り除く 除外する
のがす 古語【逃がらかす】 逃がす let go《京》
のがすもんか 決して逃がさない 〔に〕の転音
のかせ 移動しなさい A取り除け
のがるる 古語【逃る】escape 逃れる 避難する 避ける avoid
のかん 退かない 移動しない 動かない
のぎ のげ【芒】 稲麦穂先の針状突起 喉に刺さった魚の骨
のぎゃーた のげーた 逃がした 取り逃がした
のく《京》 のくる 古語【退()く】退ける 他の場所に動かす
のく《京》 のくる【除ける】 take off 取り除く A別にする
のぐそ〈野糞〉 のぜっちん〈野雪隠〉 野外脱糞
のけ 古語【退()け】 退(しりぞ)け 立ち去れ《京》
のけーた のけた 残こした
のけーとく のけとく 残こしておく
のけーとけぞ のけとけぞ 残しておけよ
のけーとらす のけーとんなす 残こしていらっしゃる
のけずる のけぞりかえる のけぞる 胸を反らす 威張る
のけもん 仲間外し 除外者
のける【除ける】 取り除く 別にする
のごう 古語【のごふ】 拭(ぬぐ)wipe out 汚れ拭き取る《京》
のこくず【鋸屑】 おが屑 鋸引きで出来た屑
のこっとる 残っている 余地がある
のこびき【鋸挽き】 鋸で木を切る
のこりうーか 古語【残り多し】 心残りだ 名残惜しい
のこりおしか【残り惜しい】 心残りだ 残念だ
のさすみゃー のさっさんぞ 心労だろう お困りだろう
のさった 授かった 良いめにあった 叶った 有りついた
のさっとる 幸運に恵まれている 運がよい
のさばる 威張る 幅を利かせる 自分勝手な振る舞いをする
のざめ めだか 川に棲む小魚
のざらし 古語【野晒し】 日光や風雨にさらす
のさらん 運が無い 不運 願いが叶わない 有りつけない
のさり【授かり】 天の恵み 巡り合わせ 幸運 良縁 恩恵
  A宿命 destiny
のさる【授かる】 良いめにあう 思いが叶う 有りつく
のさん のさんぞ 我慢できない 耐えられない A勝てない
のさんノなか 運が無い 良いめにあえない
のし【主】 お主 汝 お前 君《京》 〔ぬ〕の転音
のしーにゃ のしでにゃ のしにゃ 無くては 無しでは
のしかかる 覆い被さる 上から乗りかかる
のしがのい のしがのう お主がねぇ 君がねぇ
のしだ のしどみゃ のしどんな お主たちは 君たちは
のしゃえん 乗せることができない
のしやっせん 勝てません A我慢できません 困ります
のしゅうかい 乗せてやろうか 乗せようか
のすか のすこっか 耐えられない 我慢できない
のすこっじゃか 耐えられない 我慢ができない
のすっちょ〈頬白(ホオジロ)〉 ホオジロ アトリ科の小鳥
のすノおうどか 心根が横着である
のすみゃー のすめー のすもんか 耐えられないだろう
  我慢できないだろう
のする 古語【乗す】上に置く 上になる A計略に賭ける
のする【載せる】 積載する A掲載する
のせー のせっくれねー のせなー 乗せてくれ
のぜーた【覗いた】 隙間から見る
のせっくだっせ のせなっせ 乗せてください
のぜっちん〈野雪隠〉 野外脱糞 野原で用便する
のそっうと のそのそ のっそり ゆっくり ぐずぐず
のたうちまわる のたうつ《京》近世語【のたうつ】
  七転八倒する 苦しんで転げ回る
のだつ〈野立つ〉 巣立つ A成長する
のちー のちーさね 後で 後ほど
のちぞい のちぞえ【後添え】 後妻 second wife
のちのち【後々】 以後ずっと 後世
のっきに 近世語【のっきに】 いきなり 最初に 始めに
のっけから いきなり 最初から《京》
のっそり 鈍く ゆっくり ぼんやり突っ立っている
のっつくる のりつくる 乗り物でその場まで来る
  A乗り慣れている
のっとらん 乗っていない A掲載されていない
のっぴきならん どうしようもない やむを得ない《京》
のっぺっらぼう 凹凸がなく平ら A禿げ頭
のつぼ〈野壷〉 人糞肥料を野外で貯める壷《京》
のでーたつ 喉に(煙などが)染みる
のでーつかゆる のでーつまる 喉に食べ物などが滞る
のどえぐる のどこさぐ 喉の不快感 喉通りが悪い
のどくちーひゃーらん ゆっくり食事ができる状態ではない
のどけたぐる のどこする 喉通りが悪い
のどこ のどこだー〈野床〉 苗床 育苗床
のどちんこ のどちんぽ〈喉珍宝〉 喉仏 咽喉の突起
のどぶえ〈喉笛〉 喉 咽喉 throat 声帯
のどンかゑーた のどンかゑゃーた 喉が渇いた
のねら〈野鼠〉 山や田畑に生息する鼠
ののこ【布子(ぬのこ)】 綿入れの着物 《京》 袢纏 〔ぬ〕の転音
のば〈野葉〉 稲の葉 稲苗 
のばこする【野葉擦(こす)る】 稲葉で腕を擦る
のびふんじゃー のびふんで のびほうじゃ【伸び放題】
のびゃーた のべーた 延ばした 伸ばした
のふうぞ のほうず【野放図】 横柄 勝手気儘 A締まりない
のふうぞもん【野放図者】 勝手な振舞をする人《富岡》
のべたち のべだち 古語【野辺送り】 葬送 葬列
のべつまくなし 絶え間なく ひっきりなし 矢継ぎ早に《京》
のべーんみさい 延ばしてご覧 伸ばしてご覧《佐伊津 五和》
のぼしぇ(のぼせ)かやる 逆上する
のぼする 古語【上(のぼ)す】 逆上する A夢中になる 好きになる
のぼすんな 逆上するな 興奮するな A思い上がるな
のぼせ 古語【上(のぼ)す】 上り坂 傾斜道 A逆上する
のぼせもん 逆上し易い人 A調子者 夢中になる人
のぼっちょうし【上り調子】 調子付いて盛んになる 昇龍
のほほーんとして 何も考えないで のんびりして
のぼりいゑぇ《五和》 いゑゃ【鯉幟祝】 男児の節句祝
のぼる 古語【上(のぼ)る】rise A首都へ行く
のませー のませなー のませろね 飲ませて下さい
のませぎゃーノなか のませげーンなか 飲ませた甲斐がない
のまるる 飲み込まれる A圧倒される B酒に酔う
のみえん のみきらん のみゃえん 飲めない
のみかい〈飲み会〉 のみかた のみくゎい 酒宴 祝宴
のみくーで のみこーで 飲み込んで Aよく理解して
のみこみ 飲み込む A理解する 分かる
のみしろ【飲み代】 飲酒代金 酒代
のみすけ のんべー〈飲兵衛〉 のんだくれ 大酒飲み《京》
のみノふうふ【蚤の夫婦】 小柄な夫と大柄な妻
のみのみやんなっせ 飲んで小休止しながらやってください
のみやっしゅい のんまっしょかい  (酒を)飲みましょうか
のめる 近世語【滑(ぬめ)る】 滑って前に倒れる 〔ぬ〕の転音
のむのむ 勿論飲みます 飲まないわけがない
のむみゃー のむめー 飲むまい 飲まないことにしよう
のもい のもかい のもだ のもや のもわい 飲みましょう
のもい ね ですね だよね 《志柿》
のもかい のもだー のもだな のもわい (酒を)飲もうよ
のもごたなか のもごつ のもごて のもごと 飲みたくない
のられん のらっさん のんなっせん 乗らない A応じない
のらりくらり 掴(つか)み所がない
のり のりめん〈法(のり)(めん)〉 傾斜面 傾斜角度 勾配 slpe《京》
のりゃえん 乗れない
のれー のろか【鈍い】slow 動作や頭の回転が鈍い 遅い
のればー 乗りませんか 乗ったらどうですか
のろ のろま 古語【野呂間】 鈍間(のろま) 愚鈍 間抜け《京》
のろくる のろける【惚気る】 恋人や伴侶のことを自慢する
のんがえ のんげ【己(おのれ)の家】 私の家 自宅《苓北》
のんきもん【呑気者】 気楽で苦労のない人
のんだくれ 酔っ払い だらしない酒飲み
のんな のんなな のんなね 乗るな A応じるな
のんなっせ お乗り下さい
のんにゅ〈余計〉 沢山 many 多く 大勢
のんびらーっと のんびりと ゆったり 楽に
のんべんだらり だらりん ゆったりしてけじめがない《京》
のんぼいむき《牛深》 のんぼりむき【上り向き】 下座
のんぼり【上り】ascent 上り坂
のんぼりくんだり【上り下り】
のんまっしゅい のんまっしょい (酒を)飲みましょうか
のんもん【飲物】 飲料 drinks 酒 焼酎 ジュース juice
 
  は 行
 を なら しなければ 「ありバ見らんば」
  しよう しないと 「早よ行かんバ」
ばー  したらどうか 「来ればー」
ばーさま さん やん ばさん【婆】 お婆さん old woman
はーし【箸】 chopsticks (短音長呼)
ばーっかり ばっかり ばかり それだけ 限定 limitation
はーノすびく 歯が凍みるように痛む
はい【蝿(はえ)fly 「はいノひゃーっとる」蝿が入っている
ばい ばいた ですよ なのだ の様だ だろう
はいかく 腹を立てる 怒る《牛深》
はいけー はよけー サーおいで
はいずる【這い出る】 四つん這いになって出る
はいつくばる【這う】crawl 平伏する《京》
はいっざき 入る隙間 空席 空間 spasce
ばいどん【馬医】 獣医
ばいな ばいね ばいの のようだな ですよ
はいのう【背嚢】 背負い式袋 Rucksack
はいよ 古語【拝領】 下さい 頂戴 give me
  恩賜(おんし) 主君から物を貰うこと
はいらん 入らない 加わらない
はいんな 入るな 加わるな
はえ はえごち はえノかぜ《日ポ》 はえンかぜ
  南風 south wind
ばえ ですよ なのだ の様だ 「降っじゃーたばえ」
はえーもん はやーもん 早いものだ
はえとる 生えている 芽生えている《京》
はえなわ【延縄】 長い縄に幾つもの釣針を仕掛ける漁法
はえぬき 古語【生え抜き】 土着人 地域に生れ育った人
はえる はゆる 古語【生えす】 生える grow 芽生える
はえる はゆる 古語【映える 栄える】glow 見映えが良い
はえる はゆる【延える】 長く延ばす
はえンする 見映えが良い パッとする
ばか 衣服に付着する植物の種子 ひっつき虫
  チジミザサの種子 オオバコの種子
ばかいあう ばかいぐら ばかう〈奪い合う〉 取り合う
はがいか はがいらしか 古語【歯痒ゆし】 焦れったい
  もどかしい 苛々する 面倒臭い
はかいかん はかどらん 捗らない 捌けない 膠着(こうちゃく)する
はかいく《日ポ・京》 はかどる【捗る】 進捗(しんちょく)する
  仕事が捌ける
はがいじめ【羽交い締め】 後ろから両腕を締め上げる
はがいしゃしとる はがいせしとる 焦れったくて苛々している
ばかが ばかにゃー ねー ばい ばえ 馬鹿だな
  知恵なしだネ
ばかし ばかり 「ちぃっとばかし」少しばかり《京》
はかじゅん【墓順】 A年齢順の座席 上座 上位座席
はかしょ【墓所】 はかわら 墓場 墓地
ばかたしながら 馬鹿故に 知恵が足りないばかりに
ばかつくって しらを切って 知らない振りして
ばかといっしょ ばかとおなしこつ 馬鹿同然
はかどらん 捗らない 捌けない
ばかばい ばかばえ ばかにゃ 馬鹿ではないか
ばかばしじゃいろ 馬鹿だろうか 馬鹿なのか
ばかばしんごて 馬鹿でもあるか
はがま【羽釜】 炊飯用器具 鍔(つば)付きの鎌
はかまるめ〈墓丸め〉 埋葬後、土葬墓の盛土を搗き固める
はかみゃーり はかめーり《佐伊津 五和》【墓参り】
はがゆーい はがゆうして【歯痒くて】 焦れったくて
ばからしか 馬鹿馬鹿しい A引き合わない
はがるる 剥がれる 剥げ落ちる
  A知られたくないことが露見する
はかわら 墓場 墓地《日ポ》
ばかンごたる 馬鹿げている 馬鹿馬鹿しい
ばかンごて 馬鹿のように
はかんノよか 量り込んで多めに入れる
はぎ 古語【脛】 足のはぎ 「はぎノなんか」脛が長い
はぎし はげし【歯茎】gums
はぎしり【歯軋り】 歯を擦り合わせて音を出す A悔しがる
はきはきしとる 発言や態度がはっきりしている
ばきゃーしとる ばけーしとる 馬鹿にしている
  軽蔑している 見くびっている
はぎりしか 焦れったい 面倒臭い 《大浦》
ばくりゅう 古語【伯楽(ばくろう) 博労】 馬喰 博労 家畜商人
はくる【捌ける】 流通する A水が滞り無く流れる
はぐる【剥げる】 色があせる
  A塗装や張物が取れる《日ポ》
はぐる【禿げる】 髪の毛が抜ける A山の木が無くなる
ばくる【化ける】 姿を変える A素性を隠す
はぐるる はぐれる 連れを見失う
はげ はげぜっく はげどん 古語【半夏】 半夏生
  半夏節句 田植えの終了時期 農休日
はげだご【半夏団子】 半夏節句に神に供える団子
はげみず 陽暦七月二日頃の大雨 田植え後の大雨《日ポ》
はげらしか【歯痒い】 焦れったい もどかしい 苛々する
  面倒臭い
はげンそ 剥げた山背 剥げ山
はこ 古語【糞器(はこ)】清箱(しのばこ) 便器 A大便 「はこ垂るる」
ばこうて ばこて 奪い合って A競い合って
はこする はこたるる 排便する 脱糞する 用便
はごたえ【歯応え】 噛んだ反応 A張り合い 遣り甲斐
はざ《日ポ》 はだ する間 時間 「飯喰うはざ待て」
はざぐぃ はだぐい 間食 snack 食間に食べる
ばさま ばさん《京》 ばやん お婆さん old woman(短呼)
はさむ はそむ【挟む】 挟み切る A髪を切る
ばさらか ばさらしか ばさらっか ばさりゃー ばされー
  古語【婆娑羅(ばさら)】 乱暴 violence 粗雑 大雑把 rough
ばさるう ばさろう 古語【婆娑羅(ばさら)】乱暴に 粗雑に
  大雑把に A甚だしく 著しく
はさんぼ 蟹のハサミ
ハジ【黄枦(はぜ)】 枦 ウルシ科の落葉高木
ばし ばしか でもあるか 「休みばしじゃいろ」
はしかいん【麻疹犬】 狂犬 A暴れ狂う人 癇癪者
はじきゃーた はじけーた【恥じた】 恥をかいた
はじくる【弾ける】 裂ける 膨張して皮が剥ける
はしくれ【端くれ】 仲間の下っ端 A用材にならない切れ端
はじけまめ【弾け豆】 空豆を焼いて弾けたもの《京》
はじさらし【恥曝し】 恥になることを世間にさらけ出す
ばしじゃいろ でもあろうか 「無かっばしじゃいろ」
ばしするごて する訳でもないのに
はした 古語【端】fraction 残り物 不揃い 半端《京》
はしたぜん はしたがね《京》 僅かなお金
はしたなか【端無い】 中途半端 A不作法 不躾
はしっつらかす はしりまくる 走り回る
はしどり 箸の使い方 箸使いの所作
ばしな ばしね ばしや でもあるか「休みばしや」
はじまけ はぜまけ【黄枦(はぜ)負け】 黄枦による皮膚の炎症
はじみゅうかい 始めましょうか 開始しましょうか
はじむる【始める】begin 開始する
はしゃぐ【燥(はしゃ)ぐ】 浮かれて騒ぐ 調子に乗る 《京》
はしり 古語【走り】 A初物 旬の野菜や果物《日ポ・京》
はしりぐら はしりぐりゃ 古語【走りこぐら】 徒歩競争
はしる《日ポ》 はじくる 破裂する 飛び散る
  A跳ねる はぜる
はじンほう 端 edge 先端《今津 大浦》
ばしンごて でもないのに 「上手ばしンごて」
ぱすい《牛深》 ぱする《高浜》 食べさせる
はすーで はそーで 挟んで
はすーどく はそーどく 挟んでおく
はすかい【斜交(はすかい)slant 筋交い 斜めの補強材《京》
はずかっしぇ(せ)する はずかっしゃする 恥ずかしがる
はずむ 古語【弾む】spring 調子づく 賑わう
  A金品提供する
ぱせー (幼児語)食べさせてくれ《高浜》
はぞ 古語【筈 杷()ぞ】 果物を千切る道具 矢筈状の竹竿
はた【端】edge 側 傍ら 「端迷惑」周囲の人に迷惑が及ぶ
はた【旗】flag A和凧 凧 kite 「はた揚げ」凧揚げ
はだかぜん 財布に入れずにむき出しのお金
はだかばりー 裸で 裸を人目に曝して
はたがる 古語【はだかる はたかる】 両足を広げる
はたがれ はたげろ 両足を広げなさい
はだがん〈肌燗〉 体温程度の酒の燗 温めの燗
はだきゃー はだけー【裸に】 着衣無しで A無一文に
はたく 払いのける A全部使い切る 無一文になる《京》
はだぐい はだぐぃ 間食 snack 食間に食べる つまみ食い
はたぐる はだける 合わせ目を開いて広げる 両足を広げる
ばたぐるう ばてぐるう 体をばたつかせて暴れる 七転八倒
はたけうち〈畑打ち〉 畑を耕すこと
はたさく〈畑作〉 畑の作業 A畑の作物
はだざむか はだざんか【肌寒い】 肌に感じる寒さ
はだしばりー【裸足で】 素足で
ばたつく ばたばたする 足掻(あが)く もがく A忙しく動き回る
ばたっといく ばたりいく 急に仆(たお)れる 急死する
はたと 古語【はったと】 全く Aすっかり 突然 急に
ばたばた 慌てる A続けて倒れる 風で煽られる
はため《京》 はたンめー【傍目】 第三者からの見方
はためーやく はためーわく【傍迷惑】 周囲に迷惑が及ぶ
はたらきもん【働き者】 勤勉家
はたる 豆や穀類を石臼で粉に碾く 「はっちゃん粉はたる」
はたんきゅう【巴旦杏(ハタンキョウ)】 スモモの一種
はたンもん 他の者 第三者 傍にいる者
はち 接頭語 「はちけ」来るといいよ
はちあわする【鉢合せ】 衝突する 嫌な人と会う
ばちかぶる【罰被る】 罰が当たる A人の分を支払う
ばちかやす ばちがやす 引っ繰り返す
はちきさね はちきはちき 来て直ぐ 来て早々
はちきなっせ お出で下さい いらっしゃいよ
はちきるる はちきれる 容器が破れて出る A若さが溢れる
ハチク 古語【淡竹(ハチク)】 中国原産の竹
ばちぐいかやす《牛深》 ばちくりかえる 引っ繰り返す
はちくう 来てしまおう 出向こう 〔はち〕は接頭語
はちくったい はちけ はちけい 来るが良いよ お出で
はちくる 待てずに来てしまう Aこちらから行く
はちげん〈八言〉 自慢話 大法螺 大袈裟な話
はちげんはっどん はちげんはり 大法螺(ほら)吹き
はちノすう はちンすう【蜂の巣】
はちもん【鉢物】 鉢植えの花木 A鉢盛りの料理
はちわるる はちわれる【割れる】 壊れる 〔はち〕は接頭語
はつお 古語【初穂】 神仏に供える初物
はつおろし【初卸】 使い始めの品 A処女 virgin
ばっか ばっかし ばっかり《京》 ばかり だけ
  限り 直ぐ
はつかしか 恥ずかしい 照れ臭い きまりが悪い
はつかっしぇ(せ)する はつかっしゃする 恥ずかしがる
はっかぶる 吐きそうになる 嘔吐(おうと)する
はっきらーとせん 明瞭でない 判然としない
はっじゅうはちや【八十八夜】 立春から八十八日目の夜
はっじょろさま【初精霊】 はっぜろさま 初盆を迎える精霊
はったいこ はっちゃんこ はってゃんこ はってんこ
  古語【はったいこ】 麦粉 麦を炒って碾いた粉《京》
はったおす【張り倒す】 平手で殴り倒す《京》
はったり 実際以上に見せかけた虚言や行動《京》
ばったり 古語【はったと】 全く A急に 突然 差し迫って
ばったり いかん 事態が急変する 駄目になる
ぱっち 股引 細身のズボン 《朝鮮語》《京》
ばっちぎるる ばっちぎれる 張り裂ける
ばっちょがさ 古語【ばってう笠】 真竹皮製笠 菅笠《京》
ばっちらかす ばっつらかす 放り散らす
ばっちり 完璧に 充分に きっちり A抜け目なく
はっつくる はっつける 貼り付ける
はつっこう はなし 歯無し 歯が抜けた人
ばっづまり 消化不良で満腹状態になる
ばっつまる ばっづまる 詰まってしまう 咀嚼できない
ばって ばってか 古語【ばとて】 然し だけど でも but
はってーた はってた はってとる 古語【果て行く】
  行ってしまった 帰った A死去した 逃げている
はってかいた 行っしまった 逃げた 帰った A逝去した
はってかした はってきなした 帰られた A逝去なさった
はってかす お行きになる 帰られる A逝去なさる
はってきゃーた はってけーた《佐伊津 五和》 逃がした
はってく 古語【果て行く】 行ってしまう 帰る A死ぬ
はってけ 行ってしまえ A帰れ 戻れ
はってこ はってこーだ 行こう 帰ろう 戻ろう
バッテラ《ポルトガル語》bateira 発動機舟
  A舟形の押し鮨《牛深》
ばってん ばってんか 古語【ばとて】 然し but だけど
ぱっとせん 感心しない A見栄えが良くない 目立たない
はつなのか【初七日】 葬儀後7日目の法要
ばっぱ ばっばい 祖母 grandmother《牛深》
はつほ はつを 古語【初穂】 神仏に供える初物
はつもん【初物】 初めての物 旬の物 A処女 virgin
はつる 古語【削(はつ)る】 削り取る 剥ぐ《京》
はつる【果てる】 終わる end 尽きる A死ぬ die
はでか【派手】gaiety 華美 A大袈裟(おおげさ)
ばてぐるう 体をばたつかせて暴れる 七転八倒する
はでごろしゃ はでしゃ〈派手者〉 派手好きな人
はでなもん 派手なものだ 大袈裟だ
はと【波戸】 波止場 《日ポ》
はな 古語【端】edge 始め 最初 外れ《京》
ばな ですよ するよ なのだ のようだ「来たばな」
ばない するのですよ しなさいよ 「来んばない」
はなあたま はながしら【鼻頭】 鼻 nose
はないきンあらか 鼻息が荒い 威勢がよい
はなかぶら 古語【鼻蕪(はなかぶら)】 鼻 nose
はなから【端】 初(しょ)っ端(はな)から 最初から
はなぐり〈鼻繰り〉 牛の係留用鼻輪
はなさき【鼻先】 鼻のあたま 目前 直前 just before
  先端 top
はなさす はなしなす はなしなはる お話しになる
はなしがい はなしぎゃー〈離し飼い〉 放牧 A放任
はなしもって【話以て】 話した上で 話ながら
はなしンつくれん 話にならない 問題解決できない
はなだご【鼻団子】鼻状の米団子 盆料理
はなたて【花立て】 墓所の供花用花筒
はなたれ はなだれ【初(はな)垂れ】 酒の一番絞り
はなたれ はなったれ【洟垂れ】 A未熟者
はなつきあわする 対面する 折衝する
はなつっこ 鼻先から突っ込む 鼻先から落ちる
はなっぱしら【鼻柱】 鼻筋 nose bridge A強情
はなつまみ〈鼻摘み〉 嫌われ者
はなづら 古語【鼻蔓 鼻面(はなづら)】 鼻先 鼻頭《京》
はなつんぼ 嗅覚障害
はなはじき〈鼻弾き〉 鼻を弾くほど辛い食品 A部外者扱い
はなびえンする〈花冷え〉 桜が咲く頃冷える
はなひる はなへる【洟放る】 洟をかむ 鼻汁を吹き出す
はなもたする【花持たす】 その人の手柄にしてやる
はなもひっかけん 全く相手にしない
ばなん ですよ だよ なのだ「良かばなん」
はなンす〈鼻腔〉 鼻の穴
はにゃーた《京》 はねーた【話した】 喋った
はにゃーた はねーた【放した】 離した
はにゃーっきかする はねーっきかする 話して聞かせる
はにゃーンみろ はねーンみろ 話してご覧 A相談してみろ
はぬる はねる【跳ねる】jump 跳び上がる 飛散 A終了
はぬる【撥ねる】 取り除く 排除する 弾き出す A不合格
はねくりやる はねくる はねやる 排除する
はねもん 取り除いた粗悪品 不良品
ばのい ですよ だよ するよ なのだ のようだ
はばかり 古語【憚(はばか)り】 遠慮 恐れ慎む A便所《京》
ばばさん ばばやん ばばん【お婆ちゃん】old woman
はばしか はばらしか【幅しい】 派手 A勢いが良い 荒い
ははじょ ははじょう〈母上〉 母親 mother
ばばせき 真竹の皮で製作した大型の笠
はびこる 古語【蔓延(はびこ)る】 草木が伸び広がる A盛んになる
はぶつる はぶてる 古語【不貞る】 不貞腐る
  不満があってすねる 当たり散らす 捨鉢になる
はぶりノよか はぶりンのよか【羽振り】 暮らし向きがよい
はぼん【羽盆】 食べ物や食器を入れる縁付きの容器
はまらんば 嵌まらなければ 専心せねば
はまる 古語【嵌る】 没頭する 合致する 傾注 熱中
  集中 熱中する A身動き出来ない B騙される《日ポ》
はまンくら はまンこうら はまンこら【浜ノ河原・小浦】
  海岸 海浜 海辺 seaside
はみ 古語【食()み】eat 食料 food 飼料 fodder《日ポ》
はみおけ 古語【食()み桶】 飼い葉桶 牛馬の飼料桶
はみくぃーノよか (牛馬の)食い込みがよい
はみずる【食み出る】 量が多くて外へ食み出す
はみゃーいく はめーいく 浜に行く
はむかう【歯向かう 刃向かう】逆らう 楯突く 反抗する
はやあがり はやじみゃー (仕事が)早く終わる
はやーもん はやさー 早いな 早い事よ 早いものだ
はやーもんがち はやかもんがち 早い者優先
はやいたーん あらまあ(感嘆詞)《下浦》
はやか【早い 速い】 quick 「ひこきゃ速か」
はやかいき 早い時期に 早いうちに
はやかいちり はやかだけ はやかばっかり 早いだけ
はやかほんぎょう 早さ第一に
はやかったたー はやかったもね 早かったじゃないか
はやからしたなん はやからしたよー 早かったですね
はやざく はやもん 早期栽培
はやさばけ【早捌け】 早く仕事が捗る
はやじみゃー はやじめー 仕事や食事が早期に終了する
はやす【生やす】 生えたままにする
はやとちり 古語【とちめく】 早合点 A狼狽する
はやまる 予定の時刻より早くなる《日ポ》
はやりくさり はやりすたれ【流行廃り】 流行遅れ
はゆる 芽生える 播種(はしゅ)しないのに芽吹く 「草ンはゆる」
はゆる 古語【映える 栄える】見映えが良い
  A綺麗で引き立つ
はゆる【延える】 長く延ばす A釣り糸を長く伸ばす
はよ はよう【早く】 「はよにゅうだ」早く寝よう
ばよ だよ 「雨ばよ」
はよあんなした お早いお着きで 早いお出ましでした
はようい はようして はようて 早すぎて 早いので
はようおすう はよおすう 早晩取り混ぜて 早期と晩期
はようから はように はよから 早くから 前から 以前に
はようきてじゃん はよきてじゃん 早かったのだね
はようきとく はよきとく 早く来ておく
はようけ はよけ はよけーい 早く来い
はようげん はよげん 早く 早くから 早めに
はようしゅうだ はよしゅうだ 早くしよう 急ごう
はよせー はよせろ はよせんか 早くしなさい hurry up
はよはよ 早々と 早くから Aさっさと てきぱきと
ばら 蚕の給餌に使う竹製の容器
はらいしぇー【腹癒】 怒りや恨みを晴らすための行為
はらいまえ【払い前】 支払い分 支払い義務
はらおび【腹帯】 岩田帯 妊娠5ヶ月目にする帯《日ポ》
はらかいた はらきゃーた はらけーた 腹を立てた
はらかかした はりかかした はるかかした ご立腹なさった
はらかかん はりかかん はるかかん 怒らない
はらかく はりかく はるかく 怒る angry 立腹する
  A悔しがる
ばらかす 暴(あば)く 秘密を人に知らせる Aバラバラにする
はらがんにゃー 胃弱体質 A腹具合が悪い 内蔵疾患
はらくだす 下痢する A金を使い果たす《京》
はらぐろか【腹黒い】wicked 根性が悪い A邪心がある
はらげい【腹芸】 A度胸や駆け引きで物事を処理する
はらごしらえ【腹拵え】 仕事に備え食事をする
はらごなし 消化を促進する食後の運動 A陰湿な苛め
  精神的な苦痛を与える意地悪
はらごもる はらむ 古語【孕(はら)む】conceive 妊娠する
ばらす 秘密を暴く 秘密を人に知らせる A殺す kill
はらぞくにゃー はらぞくねー 腹痛を起こす 下痢する
はらぞんぶん【腹存分】 腹一杯 満腹に
はらちぎゃー はらちげー【腹違い】 異母兄弟
はらつくばい はらばい 古語【蹲(つくば)ふ】 腹這い sprawl
 腹這いになる しゃがむ 抱腹 蹲踞(そんきょ)
はらつくぼうて はらぼうて【腹這って】 俯(うつぶ)せで 抱腹して
はらにすえかねる 我慢していたことが抑えきれなくなる
はらにもつ 内心の企み わだかまる 心に不平不満がたまる
はらばう【腹這う】 俯(うつぶ)せになる
はらばえ【腹這え】 俯(うつぶ)せになれ
はらはちごう はらはちぶ【腹八分】 控えめの食事
はらはら 気をもむ ひやひや どきどき
ばらばりゃーなす ばらばれーなす ばらばらに切り放す
ばらもん 古語【ばらもん凧】 唸り音を出す和凧
  A暴れン坊
はらわた 古語【腸】 内臓 A精神 心の内
はらンしくしくする 腹痛 腹が絞るように痛む
はらンすわる 度量が付く A覚悟する
はらンせく〈腹塞〉 腹痛 腹がひどく痛む
はらンたつ はらンきったつ【腹が立つ】 立腹する
はらンふとか 腹が大きい 満腹 A太っ腹 度量がある
  B妊婦
はらンかわンよじるる 腹の皮がひきつる A笑いすぎる
ばり 連れ 「みゅうとばり」
はりーぐさ〈払い草〉 刈り払った草 草を刈る
はりいまいやっと 払わなければならないのです《牛深》
はりおうて 古語【張り合ふ】 競合して 対抗して《日ポ》
はりかいた はりきゃーた はりけーた 腹を立てた
はりかきぶっつ はるかきぶっつ 怒りんぼ
はりかく はるかく 怒る angry 立腹する
はりくーで …こーで【張り込む】 思い切り金を出す 奮発して
はりこむ 近世語【はりこむ】 見張る A奮発する 高価な買物
はりしゃく ばりしゃく はち切れる 満杯で袋が破れる
ばりばり 物を破ったり剥がす音 Aてきぱき仕事をする
ばりゃーた 秘密を暴いた A魚を捕り逃がした
はりゃーたまる はれーたまる 腹にたまる
はりやーンなか 張り合いが無い 拍子抜け
はるう【払う】 支払う pay 振り払う
はるーだ はろーだ 孕んだ 妊娠した
はるうっしもた はるっしもた 支払ってしまった
はるーどる はろーどる 孕んでいる 妊娠している
はるかいた はるきゃーた はるけーた 腹を立てた
はるかかいた はるかかした 立腹された 怒った
はるかかす はるかきなす 立腹なさる お怒りになられる
はるがね【針金】wire
はるっどう はるっどもん 晴れるだろうよ
はるっどかにゃ はるりーろ 晴れるだろうか
はるばう【腹這う】 俯(うつぶ)せになる
はるばえ【腹這え】 俯(うつぶ)せになれ
はるぼうてぬる 腹這いで寝る sprawl 俯(うつぶ)せになる
はるる【映える】glow 見栄えする 奇麗で引き立つ《京》
はるる【晴れる】clear 青空になる A心が明るくなる
はるる【腫れる】swell 脹れる むくむ
ばるる ばれる 発覚する 露見する A魚を捕り逃がす
ばるる 暴(あば)れる rege Aふざける 〔あ〕の省略
はるればよかて はるればよかとん 晴れると良いが
はるゑゃーせーず 払わないのだもの
はれふさがる 目蓋が腫れて視界を塞ぐ 腫れ塞がる
はれもん 腫瘍 できもの
はれん はれんせん 見栄えがしない 引き立たない
ばれん 不正が暴露されない 見つからない
はろうだ【孕む】conceive 妊娠した
はわきだす 外へ掃き出す A金を使い果たす
はわきだめ 掃き溜め ゴミ溜め 《日ポ》
はわく 古語【掃(はは)く】sweep 掃()く 帚木(ははき)で掃()く《日ポ》
はゑーた はゑゃーた 古語【掃(はは)く】 掃()いた 帚木(ははき)で掃いた
ばん【婆】 お婆ちゃん《御所浦》
パン 《ポルトガル語》pão 食パン bread
ばん ですよ なのだ のようだ だろう
ばん しなければならない 「せんばん」
ぱん 食べない(幼児語)《高浜》 「飯ゃぱん。パンなろぷう」
ばんがた 夕方 exening 夕暮れ時 《京》
ばんげ【晩餉】 ばんめし【晩飯】supper 夕餉 夕食《京》
ばんげさにゃ ばんげさね  晩餉(ばんげ)の時刻 夕食時間に
バンコ 《ポ》banco 《オ》《ス》《イ》bank 縁台 長椅子
  夕涼み用腰掛け ベンチ bench
ばんざいした【万歳】 お手上げ 降参した A閉口した
はんしょ【半鐘(はんしょう)】 はんしょがね(※鐘の重複)
ばんしとる 見張り番をしている 監視
はんずがめ はんぞうがめ【(はんぞう) はんどがめ 水甓(みずがめ) jar
はんだい【飯台】 食卓 dining table 《日ポ・京》
はんだる 勃起(ぼっき)する erect 《高浜》
はんどん はんどんたく 半休(土曜日) Saturday
はんにゃとう 古語【般若湯】《梵語》お酒(僧侶が使う隠語)
ばんノみず〈番の水〉灌漑用水を順番で使用する 引水の順番
はんノみぞ はんノみんぞ はんノめ〈針の溝 針の目〉 針穴
はんぱもん【半端物】不揃いの物 中途半端な品 不足品
ばんばらげ 囲いがなく見透視がよい所
バンビュー バイ科の貝 バイ貝
ばんまえ〈番前〉 当番 順番 turn 序列 order
 
  ひ 行
ヒアカシ ヒヤカシ〈非紅し〉ヒバカリ 赤褐色の蛇
ひあがらん 乾かない 乾燥しない
ひあがり【昼上がり】 昼休み
ひあがる 干し上がる A喰いっぱぐれる
ひあっか ひやっか【非赤】 あせた赤色
ひー ひーさま【日】 太陽 sun お日様 (短音長呼)
ひーたく 火を焚()く 燃やす burn
ビーだま ガラス玉
ひーちゃーた ひーてーた 火を焚()いた 燃やした
ビードロ 《ポルトガル語》vidro 硝子 glass
ひーとる 引いている 潮が引く
ぴーなっせ(幼児語) 食べて下さい 召し上がれ《高浜》
ひーノてっとる 日が差している 晴れている
ひーばーさん ひゅうばーさん 曽祖母
ヒーメン《ラテン語》hymen 処女膜
ひーやがい ひりゃがい【昼上がり】《牛深》
ひえーた 冷やした 冷ました《佐伊津 五和》
ひえなまくさか じっとりして不快な感じ A血生臭い
びえん【無塩】《牛深》 鮮魚 刺身
ひおこし【火熾し】 火気を強める A火吹き竹
ひおる【萎(しお)れる】wither 撓(たわ)む 萎()える 萎(しぼ)
 しょんぼりする
ひがないっちんち 古語【日がな一日】 一日中 終日
ひがみこんじょう【僻み根性】 捻くれた心 直でない気持ち
ひがむ 古語【僻む】 心が捻くれる 直でない
ひがら ひがらめ ひんがらめ 僻(ひが)目 眇(すがめ)  斜視《日ポ》
ひからす 稲光 稲妻が光る(事象敬語) 雷光 A目立つ
ひからべとる ひからぶる【干乾びる】
ひかり 投影法(建築) A金品を出し合って飲食する
ひかるる 轢()かれる 下敷きになる
ひがん【彼岸】 《梵語》 あの世
  A春分と秋分の前後3日間に行う仏事
ひがんごもり【彼岸篭もり】 彼岸祭で夜中まで籠もる
ヒガンボ【彼岸花】曼珠(まんじゅ)沙華(しゃげ)《梵語》manjyusyaka
ひき【引】 血縁 A引き立て 手づる つて 贔屓筋(ひいきすじ)
ビキ ビキジョ ビキタン 蛙(かえる) frog
ひきあう【引き合う】 採算が取れる
ひきあわん 古語【引き合わぬ】 割に合わない
ひきしゃく《京》 ひきしゃぶる【引き裂く】 破る tear
ひきたくる ひきつらかす やたらと引っ張る《日ポ》
ひきちぎる ひっちぎる【引き千切る】《日ポ》
ひきつけ【引き付け】 痙攣
ひきでもん ひきもん【引き出物】 贈答品 進物 present
ひきむすび【引き結び】 蝶結び 片蝶結び
ひきよーたこっじゃか 古語【引き合わぬ】 割に合わない
ひぎれ【干潟】dry beach 干潮時に現れた所
ひく【吹く】blow  「風ンひく」〔ふ〕の転音
ひく【敷く】spread 《京》 〔し〕の転音 「布団ひく」「油ひく」
びく【魚籠(びく)】 魚を入れる籠
びく びんく 蛙(かえる) frog アカガエル アマガエル
びく 古語【比丘(びく)】《梵語(ぼんご)bhiksu 出家した男性の僧侶
ひくぃー ひっか【低い】low
ひくーい ひくーして ひくーて 低くて 低すぎて《京》
ひくーげん《下浦 楠浦》 ひくーに ひくーひくー 低めに
びくちいとる びくつく 恐れてびくびくする 怖じる
びくつかす 恐れてびくびくなさる おどおどなさる
びくともしぇ(せ)ん 恬(てん)としている 動かない 身動きしない
ひくひく ぴくぴく 痙攣する 臭いを嗅ぐ 鼻を動かす
ひぐらし 古語【日暮らし】 生業 A終日
 B夕暮れまでの残業
ひくる【退ける】 退出する A学校や仕事が終わる
ひぐれさにゃ ひぐれさね【日暮れ】 夕刻に
びくん びくんさん 古語【比丘尼(びくに)】《梵語》 出家した尼僧 nun
びくんノしょうべん 〈比丘尼ノ小便〉 冷めたお茶
ひけてから 退ける A終了してから
ひげぶっく ひげぶっくう ひげもじゃ 毛深い人
ひけらかす 近世語【ひけらかす】自慢する A見せびらかす
ひこくれ 変形した物 歪んだ物
ひこずる【引き摺る】 地面を摺って引く 無理に引っ張る《京》
ひこはゆる 古語【孫生(ひこは)ゆ】 切株から発芽する A長く延る
ひこぼる 古語【凹(へこ)む】sink 窪む
ひざがしら ひざかっぷ ひざぼうず ひざンかっぷ 膝関節
ひさかたぶり ひさしかぶり【久し振り】
ひざらし〈陽晒し〉 直射日光に晒(さら)
ひざる 古語【退(しざ)る】 退(しりぞ)く 〔し〕の転音
ひじぇ(ぜ)にかせぎ ひぜんかせぎ【日銭稼ぎ】 日傭
  日雇い労働
ひじがね ひじこっぷ 肘関節
びしっとせんか ぴしっとせんか 真剣にしなさい
ひして 古語【日ひと日】 一日 終日 all day long
ひしておき ひしてごし 隔日 every other day 一日置き
ひじてつくらう【肘鉄砲】 肘で突く A拒絶される
びしびしやれ 厳しくやれ
ひしめく【犇く】 軋(きし)creak Aぎゅうぎゅう詰めで押し合う
びじゃっか【微弱】weakness 普通より弱い
ぴしゃっと きちんと しっかり
ひしゃばか か弱い feeble 丈夫でない A頼りない
ぴしゃり ぴしゃりどん ぴったり ちょうど良い A清楚
びしょぬれ ずぶ濡れ 全身が濡れる
ひじる 膝行(しっこう)して身体を避ける 膝行して擦り寄る《日ポ》
ひそひそ 小声で話す 内緒話
びたいちもん 古語【鐚一文】 ごくわずかなお金《京》
ひたすら 古語【只管】intently 一途に 一筋に 只それだけに
ひたひた 食材がやっと水に浸る程度
ひだらん 火不足 A煮えてない
ひだりー ひだりか 空腹だ お腹がすいた hungry
ひだりうちわ【左団扇】 A裕福な暮らし《京》
ひだりぎっちょ 左利き southpaw《京》
ひだりまき【左巻】 逆回転 A気違い 馬鹿 fool 《京》
ひだりみゃー〈左舞〉 逆境 苦境 A経済不振
ひだるか ひだりぃ ひもじか 古語【ひだるし ひもじい】
  空腹だ 饑(かつ)える お腹がすいた hungry《日ポ・京》
ひだるしゃしとる ひだるせしとる 腹を空かせている
ひだるばら 空腹 hungry 空きっ腹
ひち 接頭語 「ひち見たむなか」
ひちくでー ひちくどか【諄(くど)い】 しつこい
ひちこんじょンわるか【根性悪い】 性悪
ひちみたむなか 古語【見たうもなし 見たむなし】 見苦しい
ひちめんどうか ひちめんどくさか【面倒臭い】
ひちゃかちゃ ひちゃくゎちゃ 無茶苦茶 出鱈目に random
ひっ 接頭語 「ひっ固まる」「ひっちじむ」
ひっかえろ 引き換えてしまえ 交換しろ
ひっかかえる ひっかかゆる 持ち上げる 抱き上げる
ひっかがむ ひっかごむ【屈む】bend 腰を曲げて屈む
ひっかかりまっかかり 順調に進まぬ
ひっかかる【引き掛る】 物が僅かに掛る 御用となる
ひっかくる ひっかける 水を掛ける 浴びせる pour
  A少し酒を飲む
ひっかぐる ひっかげる【欠ける】break
ひっかじむ ひっかじゅむ 縮こまる 萎縮する 体を縮める
ひっかたぐる【担ぐ】shoulder ひょいと担ぐ
ひっかたまる【固まる】haeden 直ぐに固くなる A集まる
ひっかぶる【被る】put on 頭を覆う 《日ポ》
ひっかまゆる【構える】 全身で引き受ける 態勢を取る
ひっからう ひっかるう 背負う shoulder おんぶする
ひっからぐる ひっからげる 簡単に結い付ける 荷造りする
ひっかんがす ひっくゎんがす 引き抜く 脱ぎすてる
ひっきびる 簡単に結ぶ さっとしばる
ひっきる【引切る】 木を切る 切ってしまう《日ポ》
ひっきんなし【引切なし】 次々と 絶え間なく
びっくいすい 驚く be surprised びっくりする《牛深》
ひっくうだ ひっこうだ 引き込んだ
ひっくりかえす ひっくりかやす 逆さにする 裏返しにする
ひっくりかえる ひっくりかやる 仰向けに倒れる《京》
ひっくりかりぐる 袖や裾まくりする 裾を折り曲げる
びっくりする 魂消る 驚く be surprised
ひっくゎぬぐ ひっくゎんがす 引き抜く 脱ぎすてる
ひっくゎんげた 引き抜けた 脱落した
ひっけんぎょう 片足跳び
ひっこがす ひっこんがす 根扱ぎする A引き抜く
ひっこぐ ひっこぬぐ 草木を引き抜く A脱衣させる
ひっこぼす 零す 水などをこぼす
ひっこぼる 古語【凹(へこ)む】sink 窪む
ひっこみンつかん 収拾がつかない おさまらない
ひっこむ 古語【凹(へこ)む】sink 窪む A退場する《京》
ひっこむる 出したものを戻す 引き篭もる
ひっさぐる 古語【提(ひっさ)ぐ】 手に提げて持つ 携帯する
びっしーか びっしか びっすいか 酸っぱい sour
びっしぇーだ びっしゃーだ 潰(つぶ)した 砕けた
ひっじぶん ひるじぶん【昼時分】 昼頃
びっしゃぐ 押し潰す 潰す crush
びっしゃぐる びっしゃげる 押し潰れる 砕ける
びっしゃり びっしり 古語【びっしり】 透き間なく
ひっじゅう【昼中】 昼の間中
ひっじゅう【七十】 七十歳 古希
びっすいか 酸っぱい sour
ひったくる〈引っ手操る〉 無理に奪う 強奪(ごうだつ)する《京》
ひったまがる【魂消る】 驚く be surprised
びったるか 潰れて薄く平らになる
ひっちーた くっついた A夫婦になった 結ばれた
ひっちーてはなれん くっ付いて離れない
ひっちがう【違う】 〔ひっ〕は接頭語
ひっちぎる【引き千切る】《日ポ》
ひっちぢゅむ ひっちぢむ【縮む】shrink
ひっちゃーけた ひっちゃいけた ひっちゃけた 落ちた
ひっちゃいかす《牛深》 ひっちゃかす 落とす fall
ひっちゃいくる ひっちゃくい《牛深》 ひっちゃける
  落ちる fall
ひっちゃかましか【喧(やかま)しい】noisy 面倒  しつこい
ひっちゃく【引き裂く】 破く 破る tear
びっちゃぐ 潰す crush 押し潰す
びっちゃぐる びっちゃげる 押し潰れる
ひっちゃけた《牛深》 落ちた
ひっちゃけた ひっちゃぶれた 引き破けた
ひっちゃこっち ひっちゃこっちゃ 本来とは逆に 反対に
ひっちゃぶるる ひっちゃぶれる【破れる】be broken
びっちりもせん 身動きしない
ひっつかまえる ひっつかまゆる 捕まえる catch《日ポ》
ひっつかん 密着しない くっつかない
ひっつきつらかす あちこちへくっ付く
ひっつく ぴったりくっ付く べっとり付く《日ポ・京》
ひつっこか しつこい 〔し〕の転音
ひっづめ【昼詰め】 遅昼 仕事が昼の時間に食い込む
ひっつる 引き吊る 筋肉が収斂する 引き縮まる
ひっでくる ひっとづる ひっとでる 我慢限界で思わず出る
びっでくる びっでける 裂け目から中味が出てくる
ビっどんのもだ bier ビールでも飲もうか
ひっぱぐる 古語【引き剥()ぐ】 剥げ落ちる《日ポ》
ひっぱずす【外す】 取り外す 除く take off A反らす
ひっぱずるる ひっぱずれる【外れる】
ひっぱたがる 古語【はだかる はたかる】 股を広げる
ひっぱたく【叩く】beat A素手で張る
ひっぱっつらかす やたらに引っぱる
ひっぱなるる ひっぱなれる 離脱する 剥ぎ取られる
ひっぱり ひっぱりこっぱり 親類縁者 縁続き
ひっぱりだこ【引張り凧】 人気があり方々から求められる
ひっぴゃーだ ひっぺーだ 剥ぎ取った
ひっぽどく ひっぽとく【解く】untie
ひっぽとくる ひっぽどくる 結んだものが解ける
ひでー ひどか【酷い】 惨(むご)cruel 残酷 A甚だしい
ひでっつらかす ひでくりまくる ひでりまくる
  皮膚がひりひりする
ひでり【日照り】 旱魃(かんばつ) A晴天
ひでりくそか ひでろくそか 大雑把 不精 ものぐさ
ひでる〈火照る〉 暑く感じる 皮膚が焼けて痛む《日ポ》
ひといきいるる 一息入れる 小休止する
ひどうあんなした ひどうござした お疲れ様でした
ひどうなる 酷くなる 程度が悪くなる
ひとえ ひとえに 古語【偏に】 一途に ひたすら 専らに
ひとえ ひとンえ【他人の家】 他所の家
ひとえンと 他家の物や財産
ひとぎ 古語【粢(しとぎ)】 神前に供える餅米の団子
ひとぎきンわるか 古語【人聞き】 外聞 評判が悪い
ひとぎれ ひとけ【人気】 人がいる気配
ひとごこち【人心地】 生きている実感 蘇(よみがえ)る心地
  正気 right mind
ひとごつ【人事】 自分に無関係なこと
ひとしお 古語【一入(ひとしお)especially 一段と 一層 一際(ひときわ)
  格別
ひとじかか【人近い】 人付き合いが良い 人柄がよい
ひとしきり【一仕切】 一段落  暫(しばら)く 暫時(ざんじ) 一時
ひとしじゃー ひとしでー【人次第】 人の言いなり
ひとしじゃーか 人を差別した態度
ひとすかさん 人賺(すか)す 人を瞞(だま)す 悪事を企む
ひとそうどう【一騒動】 もめ事 いざこざ
ひとたま〈一玉〉 一滴(しずく) 点滴 垂れ落ちる水滴
ひとたまりもなか 古語【一溜まり】 たまった物では無い
ひとちぎゃー ひとちげー【人違い】
ひとっつくら〈一懐〉 同衾(どうきん) 共寝 添い寝
ひとつぶせ 間を抜いて 間をとばして《日ポ》
ひとどうか〈人遠い〉 集団を好まない人 内向性の人
ひとばきゃーする ひとばけーする 人を軽蔑する
ひとはな 古語【一花】 一時期 暫くの間 短時間
ひとはな さかする 一時期華やかに活動する
ひとびゃーずく ひとべーずく 子供が人の前ではしゃぐ
ひとみしり【人見知り】 人おじする 初対面で馴染めない
ひとめンある【人目】 三者から見たものの見方
ひともじ 古語【葱()】 ※(一文字)  葱(ねぎ) 小葱《日ポ・京》
ひとりもん【独り者】 独身者 bachelor
ひとンしぇーにする 人の責任にする 責任を回避する
ひとンしなもん ひとンと 人の品物 他人の所有物
ひとンすかん 人好きしない 人気が無い
ひな ひなまめじょ 陰核 clitoris
ひなか【日中】 daytime 昼間 《京》
ひなた【日向】sunshine 日光が当たっている場所《京》
ひなたくさか 太陽に干した匂い
ひなたばっこ ぼっこ 古語【日向ぼこり】日光浴 sun bath
ひなたびら 日当りの良いところ
ひにちがくすり 一日一日の養生で快癒(かいゆ)する
ひにゃーて ひねーて してしまって
ひねくる 古語【捻(ひね)くる】 捻(ねじ)twist 無理に回す《京》
ひねくれもん 素直でない者 こましゃくれ者
ひねもん 古語【陳者(ひねもの) A陳物(ひねもの)】 老熟者 A中古品 不良品
ひねる 古語【陳る】 古くなる 老ける《京》
ひねる【捻る】 A播種する 種や粒剤を播()
  鳥の首を絞めて殺す《京》
ひのいっちんち 終日 一日中 all day long
ひノかさ【暈(かさ)halo 太陽の周囲に見える輪状の光《日ポ》
ひのくれ《京》 ひのくれやー【日の暮れ】 日没 sunset
ひのけ【火の気】 火種 残り火
ひのけ ひのけだまし 臆病者
ひノとぎ【火の伽】 火種 人心を慰める燠(おきび) 薪の燃え残り
ひノなんか 日が長い 夏至(六月二十一日頃)
  A時間の経過が遅い
ひばつお【日初穂】 天照皇大神の祭礼行事
びびる 恐れる 怖じ気づく 躊躇(ちゅうちょ)する 気後れする《京》
ひびわれ【罅(ひび)割れ】 罅が入って割れる
ひびンきるる【皹】 寒冷のため皮膚が裂ける
ひびンひゃーる ひびンへーる《佐伊津 五和》 ひび割れる
ひぼ 古語【紐(ひも)】 A手づる 付帯条件 B情夫《京》
ひまーいらん ひまいらん 古語【隙(ひま)】 間もなく かれこれ
ひまいる  古語【隙入る】 手間入る 時間が掛かる
ひまかぎ ひまかげ【暇欠き】 無駄に時間を割く
ひまぐらし【暇暮し】 退屈な時間を過ごす
ひまぐらしか ひまぐるしか 目映い 眩しい
ひまじん〈暇人〉 暇のある人 無精者 怠け者
ひまついえ ひまづうえ ひまつーやし〈暇費え〉時間浪費
ひめぐらしか ひめぐるしー 眩しい
ひもしか ひもじか 古語【ひだるし】 空腹(女房詞)hungry
ひもちンせん【日持ち】 鮮度が保てない
ひもん 干し物 魚の乾物
ひゃー【蝿】fly 害虫 A鵜合の衆 「ひゃーンひゃーる」
ひゃー【灰】ash 草木が燃焼した残留物
ひゃー 接頭語 「ひゃーおきさねー」
ひゃー びゃー ぴゃー【杯】 「いっぴゃー・2ひゃー」
びゃー ですよ だよ [良かびゃー」
ひゃーあがる 急いで這い上がる
ひゃーおきさにゃ ひゃーおきさね 這い起き様に 起きて直ぐ
びゃーずく 子供が大人の気を引く 子供がはしゃぐ
ひゃーた【履いた】 履物やズボンを着用した〔は〕の転音
ひゃーた【吐いた】 嘔吐(おうと)した 〔は〕の転音
ひゃーだ【剥()いだ】
ひゃーっざきンなか 入る隙が無い
ひゃーっとけ 入って居ろ
ひゃーっとる 入っている 加入している 〔は〕の転音
ひやーて 冷やして 冷まして 〔は〕の転音
ひゃーて 履いて A着用して 《京》
びゃーら びゃら 粗朶(そだ) 炊き枝 柴 木の枝
ひゃーらする ひゃーらせる 入らせる 入れてやる
ひゃーらすんな 入らせるな 〔は〕の転音
ひゃーらせろ 入らせろ 〔は〕の転音
ひゃーらせん 入らせない 入会させない〔は〕の転音
ひゃーられん 入れない 〔は〕の転音
ひゃーらん 入らない 〔は〕の転音
ひやーり ひやり〈日遣り〉 気長に 悠長に ゆっくりと
ひゃーりぎゃいく ひゃーりげ… 入りにいく〔は〕の転音
ひゃーりくーだ ひゃーりこーだ 入り込んだ〔は〕の転音
ひゃーりぐち【入口】 門口 gate 戸口 玄関 porch
ひゃーりこむ 入り込む 〔は〕の転音
ひゃーる ひゃる【入る】enter 入場する 中に入る《京》
ひゃーれ ひゃーれな ひゃーれね 入りなさい〔は〕の転音
ひゃーろーい ひゃーろーだ 入ろうよ 〔は〕の転音
ひゃーんな ひゃーんなな ひゃーんなね 入るな
ひゃーんなっせ お入りください 〔は〕の転音
ひやか 冷ややか 冷たい cold A涼しい B寒い cold
ヒヤカシ ヒバカリ ナミヘビ科
ひやかす からかう A買わないで見るだけ《京》
ひやがらん 乾かない 乾燥しない
ひやがりうせん ひやがりこなさん 乾く間が無い
ひやがる 干上がる 乾く 喰いっぱぐれる《日ポ・京》
ひゃくしょういっぱた 百姓専門 専業農家
ひゃくしょうわら〈百姓原〉 農村 farm village
ひやくる 陽焼ける 陽に焼ける A水不足でし折れる
ひゃっかんち【百箇日】 死後百日目の法要
ひやっとする ひやりとする 危うい dangerous
ひやひや【冷々】 ひやりする 冷たい感じ A危なげで気をもむ
ひやめし【冷飯】 冷めたご飯 A待遇が悪い
ひやめしくい 奉公人 A労が報われない立場の人 冷遇
びゃんびゃん 勢いが良い様子
ひゆい《牛深》 ひゆる【冷える】 寒くなる《日ポ》
ひゆう ひゆ 古語【日傭(ひよう)】 日雇いの賃金
ひゆうか ひゆか 怠ける neglect 怠慢 無精
  物臭 indolence
ひゅうかがみ 中腰 中屈み
ひゆうかせぎ【日傭稼ぎ】 日雇い労務者
ひゆうじ ひゆじ 無精者 怠け者 idle fellow ぐうたら
  物臭 怠慢 無精 A寒がりや《宮地岳》
ひゆうじかく ひゆじくる ける 怠ける neglect 怠慢
ひゅうたん【瓢箪】 《志柿》
ひゆうとり ひゆとり【日傭取り】 日雇い労務者
ひゆうひゆうがえ 同じ価値で交換する 物々交換
ひゆうひゆうまご 玄孫(やしゃご) 曽孫の子
ひゆうまご【曾孫(ひまご)】 孫の子
ひゆる【冷える】 寒くなる《日ポ》
びゅんびゅん 勢いが良い様 音を立てて通り過ぎる
ひょいと ひょくっと ひょこっと 突然に 不意に
ひょうきん【剽軽】 ひょうげ おどけ者《日ポ・京》
ひょうくる ひょうぐる ひょうげる 戯れる おどける
ひょうしぬけ【拍子抜け】 気抜け 張合いがない
ひょうしノごつ ひょうしンごつ【拍子】 軽々しく
ひょうしもん 滑稽(こっけい)な人 A軽薄な人
ひょうそくせん【平仄(ひょうそく)】 辻褄(つじつま)が合わないこと《下津浦》
ひょうつきゃーて ひょうつけーて 馬鹿にして
ひょうつきゃーとる 嘲っている 小馬鹿にしている
ひょうろ ひょうろう ひょろ 古語【兵糧】 食物 餌(えさ)《日ポ》
ひよがむ ひよんがむ ひんよがむ 歪(ひず)む 曲がる 変形する
ひょくっと ひょこっと 突然に 不意に 急に 出し抜けに
ひよごうどる ひよごどる【歪(ゆが)む】 歪んでいる
ひょこたん《京》 ひょっきん 剽軽 おどけ者
ひょこたんづく おどけてみせる
ひょこる〈誇る〉 性器が勃起する erection〔ほ〕の転音
ひょっくり ひょっと 突然 suddenly 不意に 急に
  出し抜けに
ひょっこらひょっと ひょっこらひょんと 突然 予期なく
ひょっとしぇろば ひょっとすれば もしかすると
ひより 古語【日和】 天気 weather A成り行き《京》
ひよりみ 形成を伺って態度がはっきりしない
ひよる 撓(たわ)bend 弓形に曲がる 撓(しな)
ひょろなぎゃー ひょろなんか 痩せて背が高い 細長い
ひょろひょろ 足がふらつく 細長く伸びる《京》
ひよわか 虚弱 微弱 体が丈夫でない
ひょんぐる ひょんげる 人を笑わす仕種をする おどける
ひよんごうだ ひんよごうだ 歪(ゆが)んだ 歪んでしまった
ひょんな ひょんなか 古語【ひょんな】 妙な 意外《日ポ》
ひよんノよか 古語【日和】 晴天 fine weather
ひら ひらあげ 豆腐の揚げ物(精進料理)
ひらいたん 大型の風呂敷
ひらう ひるう【拾(ひろ)う】 落し物を取り上げる A抜き出す
ひらかん 開かない 開催しない
ひらきだー 開墾田 新田
ヒラクチ マムシ 蝮(マムシ) クサリヘビ科の毒蛇《日ポ》
ひらくゎ〈平靴〉 平下駄 下駄
ひらひら 風に吹かれて翻(ひるがえ)る様 花びらが舞う様
ひらべったか 平らか 平坦
ビリ ビル 《オランダ語》bier 麦酒 beer
ひりーださん ひりゃーださん ひれーださん 拾う間がない
ひりひり 火傷などの傷が痛む 火照る
ぴりぴり 日焼けで皮膚が痛む A敏感に感じる
ひりゃーた ひれーた【開いた】 開花した 開催した
ひりゃーもん ひれーもん 掘出し物 A拾得物
ひりゃがり ひるあがり《京》【昼上がり】 昼休み 昼食時
ひる 古語【干る】 潮が引く
ひる 古語【放る 痢る】 体外へ放つ 排泄する
ひるう【拾(ひろ)う】pick up 落し物を取り上げる A抜き出す
ひるうた ひるた ひろた【拾った】
ひるうだうちー ひるうだすきー【怯(ひる)む】 怯んだ隙に
ひるおり ひるおれー【昼折】 昼の時間
ひるかっじゅう ひるからじゅう 午後中 afternoon
ひるひなか ひんノひなか 古語【昼日中】 日中 daytime
ひるまえじゅう〈昼前中〉 午前中 forenoon
ひるめし【昼飯】 昼食 lunch
ひるよくぃ〈昼憩い〉 昼休み noon recess
ひれー ひろか【広い】wide
ひれーもん ひろかよー ひろさー 広いものだ
ひろーい ひろうして ひろうて 広すぎて 広いので
ひろーげん 広く 広めに 《下浦 楠浦》
ビロード 《ポルトガル語》veludo 光沢のある起毛布 velvet
ひろぐる【広げる】 広くする 開く open
ひろげたくる ひろげまくる 矢鱈と広げる
ひろさもひろさ 大層広い
ひろしき【風呂敷】《牛深》 〔ふ〕の転音
ひろみゃー ひろめー 《佐伊津 五和》 広間に hall
ひろむる【広める】 拡張する
ひわっか 古語【日若し】 日若い 歳若い 可憐で若々しい
ひわるる 古語【干割る】 干割れる 割れ目ができる
ひわれ 古語【日割れ 干割れ】 乾燥して割れる 罅(ひび)割れ
ひん  接頭語 「ひん曲がる」
ひん【品】 品位 品格 気品 品性(ひんせい) character
  人格 personality
びん【鬢】 もみ上げ A頭 head 頭脳 brain
ひんがひんに ひんがみゃーにち 毎日 every day 日毎に
ピンからキリ 《ポルトガル語》pinta A最上から最悪
ビンク ニッポンアカガエル
ひんごまんご 曲がりくねる くねくね
ぴんしゃぐる ぴんしゃげる 圧し潰す 踏み潰す
ひんじゃっか【貧弱】 みすぼらしい
ひんそ 古語【貧相】 貧しい相 みすぼらしさ《京》
びんた 頬 cheek ほっぺた 頬を平手で叩くこと A頭
びんたぶら びんづら 古語【鬢頬(びんづら)】 頬 cheek ほっぺた
びんつけ びんつけあぶら【鬢付】 髪油 整髪料
びんづるそん【賓頭廬尊】(十六羅漢の一人) 撫で仏
ぴんときた 直感した
びんどめ【鬢止め】hairpin《京》
ひんなえる ひんなゆる 萎えてしまう 〔ひん〕は接頭語
ひんにぎる 握る 素早く握る 〔ひん〕は接頭語
ひんぬうだ ひんのうだ 飲んだ 飲み込んだ 丸呑みにした
ひんぬく《日ポ》 ひんぬぐ 古語【引ン抜く】 引き抜く
ひんね【昼寝】nap 午睡 《京》
ひんねーる【眠る】sleep つい眠ってしまう
ひんのむ 飲み込む 〔ひん〕は接頭語
ひんノなか 上品さが無い 品位が無い
びんノひっか【鬢】 頭が低い 丁重だ
ひんノひなか 古語【昼日中】 日中 daytime 真昼間
ひんのみえん きらん ゃえん 飲み込めない
ひんノみゃー ひんノめー 昼間 daytime 昼の時間
ひんのむ【飲む】drink 飲み込む 丸呑みにする
ひんノよか 上品だ 格好良い 素敵だ splendid
ひんノわりー ひんのわるか 下品だ 見っともない
びんぼうゆすり 足を小刻みに振るわせる《京》
ひんまがる【曲がる】bend 曲がってしまう
ひんまぐる ひんまげる 《京》 曲げる
ひんむすぶ【結ぶ】 引き結ぶ 繋(つな)ぐ さっと結ぶ
ひんよがむ【歪む】be crook 変形する 列や線が乱れる
 
  ふ 行
 古語【符】 運 destiny 天の巡り合わせ《日ポ》
  「符ノ良か」
【歩】rate 割合 割り前 取り分 「歩ノ悪か」割が悪い
ぶあいそ【無愛想】 愛嬌(あいきょう)がない 愛想が悪い《京》
ふあんない【無案内】 様子をよく知らない
ふあんびゃー ふあんべー【不塩梅】 具合が悪い 不都合
ふいきん【布巾】 食器類を拭く布 《日ポ》
ふいになる 役立たなくなる 努力が無駄になる
ふう ふうむし〈椿象(カメムシ)〉 亀虫 カメムシ科の昆虫
ぶー ぶぶ(幼児語) 水
ふう の感じ 風合い 感触 似たもの 「そいふう」
ぷう 食う eat 食べる(幼児語) 「パンぷう」《高浜》
ふうがか【風雅】 A風変わりだ 変だ
ふうがじん〈風雅人〉 偏屈人 変わり者 頑固者
ふうがな【風雅】 A一風変わった 妙な
ふうかぶり【頬被り】 頬を覆う〔ほ〕の転音
ふうげた ふうたん 近世語【頬桁(ほおげた)】 頬骨 頬 cheek
ふうけとる【惚(ほう)ける】 惚()けている 夢中になる
ふうじゃー ふうでー【放題】 勝手気まま 放埒(ほうらつ) 不躾
ふうずき〈酸漿(ホオズキ)〉 ナス科の多年草 〔ほ〕の転音
ふうたい【風袋】《京》 ふうてー 軽量時の容器の重さ
ふうちゃー ふうてー【風体(ふうてい)】風貌 外観 形振(なりふ)り 体つき
ふうは(ヮ)なか【風采】 格好が悪い 無様だ
ふうばっちょ ふばっちょ〈頬張れ〉 お多福風邪(かぜ)
  〔ほ〕の転音
ふうばる【頬張る】 口一杯に食べ物を入れる〔ほ〕の転音
ふうびんた ふうべた 近世語【頬桁(ほおげた)】 頬骨
  頬 cheek 《日ポ》 〔ほ〕の転音
ふうらいぼう【風来坊】 安定せず気紛れな人
ふうわらしゅう ふんわりと 柔らかく膨らんで
フェラチオ 《ラテン語》fellatio
  ペニスを口で愛撫する行為 尺八
ぶえん 古語【無塩】 塩分を含まない鮮魚《日ポ》
ぶえんずし【無塩鮨】 魚肉を入れた鮨(すし)
ふかか ふきゃー《京》 ふけー【深い】deep
ふかす〈蒸かす〉 蒸す steam 蒸気を通す
ふかづめ〈深爪〉 爪を短めに深く切る《京》
ふかで【深手】 ふかぶち 重傷 痛手
ぶかぶか 着物が大きくて緩い
ぷかぷか 水に浮いている様子
ふかぶちーはまる 進退窮まる 抜き差しならない状態になる
ふかり【深み】 水の深いところ
ふぎ【不義】 不義密通 不倫 immorality
  道に外れた行為 《日ポ》
ふきおろし【吹き下ろし】 高い山から強い風が吹く
ふきかぶる ふっかぶる〈吹き被る〉 沸騰して噴きこぼれる
ふきさらし【吹き曝し】 遮蔽(しゃへい)物がなく風が吹くままの状態
ぶきっちょ【不器用】 《京》
ぶきん ぶく ぶくちん ぶくてん ぶくと ぶくりん 河豚(フグ)
ふくぶくしか 太って豊か 豊かで幸福そう
ぶくぶく 膨れる 太る A溺(おぼ)れる
ふくらかす《京》 ふくらまする 膨らませる
ふくらはぎ〈脹ら脛〉 脛の後側上部 腓(こむら) calf
ふぐり〈陰嚢〉 睾丸(こうがん) 金玉 「犬のふぐり」
ふくる【更ける】 夜になって時間が経つ 季節が深まる
ふくる【老ける】 老いる 年をとる《日ポ》
ふくる【耽る】 夢中になる 心を込める 「色恋にふくる」
ふくるる ぶくるる【脹れる】 膨らむ Aむくれる《日ポ》
ふぐわい【不具合】 不適当 不適切 不都合 A不調
ふけ〈雲脂〉scurf 頭皮から剥がれ落ちた表皮
ぶげんしゃ 近世語【分限者】 金持ち
  富豪 rich man 《日ポ・京》
ふこうい ふこうして ふこーて 深くて 深すぎて
ぶこつもん【無骨者】 不作法な人 不都合者 A才能無し
ぶさいく【不細工】 出来が良くない A不器量《日ポ・京》
ふざかっぷ ふざぼうず ふざンかっぷ【膝関節】
ふさがる 古語【塞がる】 閉じてある A胸が詰まる
ふさぎこむ ふさっこむ【塞ぎ込む】憂鬱になる 気が詰まる
ふさぐ 古語【塞ぐ】block 閉じる shut 蓋(ふた)をする
ふさしかぶり ふさしゅー【久し振り】 〔ひ〕の転音
ふさばけ【不捌け】 処理が遅い 捗らない
ふさわしゅうなか ふさわん 相応しくない
ふしぇ(せ) 古語【布施】 仏僧に施す物品や金銭(仏教語)
ふしぇ(せ) 当て布 接ぎ当て 繕い 破れの補修《日ポ》
ふしぇーだ ふしゃーだ 古語【塞ぐ】 蓋をした 閉じた
ふしぇ(せ)ーどく ふしゃーどく 塞いでおく
ふしぇ(せ)こっけ 何度も繕った着物
ふしこっぷ 樹木の節
ふしぶし【節々】 A関節
ふじゅうか ふじゅか【不自由】 物が不足する 貧しい
ぶしゅうぎ【不祝儀】 不幸な出来事 A葬儀
ふしょうぶしょう【不承不承】 嫌々ながら 渋々 仕方なく
ぶしょうもん〈無精者〉 怠け者
ふしん 古語【普請】《梵語》 building 土木建築をする
  工事 A禅寺の工事
ぶす ぶすくれ ぶすけ【無粋】 粋でない人 野暮な人
  醜女 醜男(ぶおとこ) 不機嫌
ぶすくるる ぶすくれる ご機嫌斜め 不機嫌 愛想が悪い
ぶすくれづら 不機嫌な顔 ふて腐れた顔
ぶすぶす ぷすぷす 簡単に突き刺さる
ふすま〈麸〉 製粉するとき出る粕 小麦の外皮(飼料)
ふする ふせる【伏せる】 うつ伏せになる A病気になる
  B苗を床に移す C隠す
ふせする 繕う 衣服の破れを補修する
ふせっとる 伏せる A病気なっている
ふぞう 財布《牛深》
ふそうおう【不相応】 ふさわん 似つかわしくない
ふた ふたぐち ふちゃー ふちゃーぐち ふてー【額】
ぶたあえ 茄子などを味噌で和えた料理
ふだいか 古語【ひもじい】 腹が減った hungry《牛深》
ふたぐ 古語【塞ぐ】block 蓋をする 閉じる shut
ふたっづれ ふちゃっづれ【二人連れ】
ふたっとめ ふちゃっとめ【二つとも】 A二人共
ぶたぶた 大き過ぎ ぶかぶか
ふためく 慌ててバタバタする 立ち騒ぐ
ふたりばりー ふちゃーりばり 二人お揃いで avec
ぶち 古語【鞭(ぶち)】 鞭(むち) whip 《京》
ぶち 古語【斑(ふち・ぶち)】 斑点 speck 斑紋 まだら《日ポ》
ぶちかまする 叩きのめす 打ち伸す 負かす
ぶちくうだ ぶちこうだ 打ち込んだ 叩き込んだ 入牢
ぶちこわす【打ち壊す】 駄目にする
ぶちぶくれ〈斑脹れ〉 皮下出血
ふちゃー ふちゃがしら ふちゃぐち ふてー【額】 眉の上
ふちゃーり ふちゃり【二人】《下浦 新和》
ふちゃべら【頬】cheek 《志岐》
ぶちょうづら ぶっちょづら【仏頂面】 膨れっ面《京》
ぶちょうほう 古語【無調法(ぶてうはう)】 粗相 粗忽(そこつ) 不行き届《京》
ふちょーり ふちょり ふとーり ふとり【一人】
ふちょっで ふとりで ふとっで 一人で 〔ひ〕の転音
ふつ キク科の多年草 蓬(ヨモギ)《日ポ》
ふっ 接頭語 「ふっ魂消る」
ぶっ 接頭語 「ぶっ千切るる」
ふっかじむ ふっかじゅむ 体を縮こめる
ふっかぬぐ ふっくゎぬぐ 脱ぎ捨てる
ふっかぶる【噴き被る】 沸騰する A大笑いする
ふっかんがす ふっこがす 引き抜く A根扱ぎする
ふっきやす ふっけす《日ポ》 吹き消す
ぶっきん ぶっく【河豚(フグ)】 フグ科の硬骨魚
ぶっく 古語【泡(あぶく)foam 泡粒
ふっくりかえる ふっくりかやる 引っ繰り返る
ふっこがす 引き扱ぐ 引き抜く 〔ひ〕の転音
ふっこぐる 引き扱げる 引き抜ける 〔ひ〕の転音
ふっこべえーた ふっこべた 噴き零した
ふっこぼる 凹む
ぶっこみ 全部含めて 一緒にして
ぶっこむ【打()ち込む】 勢い良く中へ入れる
ぶっこわす【打()ち壊す】 駄目にする
ぶっそむなか【物騒】danger 穏やかでない 危ない
ぶったくる ぶっつらかす 振る sway 振り回す
ふったけん ふったせん ふったで ふったでか 降ったので
ぶったたく 強く叩く 殴る strike
ぶったまがる ふったんがる 魂消る びっくりする 驚く
ぶっちぎる【振り千切る】 無理に引き千切る
ぶっちょうづら ぶっちょづら【仏頂面】 膨れっ面《京》
ぶっつ ぶつぶつ 粒 grain 泡 foam 泡粒
  A湿疹 面皰(にきび) pimple
ふつつかもん【不束】 無骨者 下品 気が利かない人
ふっつく 引っ付く くっつく
ぶっつぶす【潰す】crush 潰してしまう
ぶっつり いちきる 近世語【ぶっつり】 ばっさり切り離す
ふっつる ふつる ふてる【捨てる】 廃棄する《京》
ふってた ふてた【捨てた】 〔す〕の転音
ふってつらかす ふてつらかす 捨て散らす 〔す〕の転音
ぶっとおし 続け様 引き続き 休まず続ける
ぶっとばす 勢い良く走る 激しく突き跳ばす
ふっとる 降っている 降りている
ふっぱい【引っ張る】 〔ひ〕の転音《牛深》
ふっぱさまる【挟まる】
ぶっぱん ぶっぱんさん【仏飯】 仏壇に備えるご飯
ぶつぶつ 泡 A発疹 できもの
ふっぽがす 孔をあける 穿(うが)dig
ぶて〈不手〉 不器用 苦手「ぶてなもんで」不器用ですから
ふでい 皮膚がひりひりする《牛深》
ふてー ふてゃー【額】 眉の上 〔ひ〕の転音
ふてー ふとか【太い】thick 大きい big 太い
ふてーこついう 大きいことを言う 大法螺を吹く
ふてーつらしとる 大胆不敵 不適不適しい 図太い
ふてーめあう ふてーめにあう 酷い目に合う
ふてーもん ふとさー 大きいな 太さよ 大きいものだ
ふてくさる ふてくさるる【不貞る】 捨て鉢になる
  不満に思う
ふでけ【不出来】 不作 出来が悪い
ふてぶてしか 図太く図々しい 横着 横柄
ふてね【不貞寝】 ふて腐れて寝る 捨て鉢
ふでる【火照る】 暑く感じる 皮膚が焼けてひりひりする
ふと【人】man 人間 〔ひ〕の転音《牛深》
ふとう ふとうげん ふとうに 太く 太さ加減に 大き目に
ふとうい ふとうして 太すぎて
ふとうこもう ふとこも 大小とり混ぜて
ふとうたこうなる ふとたこなる 体が大きく成長する
ふとーつ ふとつ【一個】one 同じ 〔ひ〕の転音
ふとーっつくら ふとっつくら 同衾(どうきん) 共寝 添い寝
ふとーなる ふとなる 太くなる A大きくなる 成長する
ふとうふとう ふとぶとと【太太く】 大大的に 大規模に
ふとーり ふとり【一人】one person 〔ひ〕の転音
ふとえ ふとンえ【他人の家】 〔ひ〕の転音
ふとかしー ふとかもん 大人 adult 大きな物 big
ふとかったー 大きいな 大きいのだな
ふとくら【懐(ふところ)】 懐中 胸の内側 和服の胸部分
  A金回り 所持金
ふとさー 太いな 大きいな 太いことよ
ふとどきもん【不届者】 法に背いた者 罪人 不埒者
ふとはな【一花】 一時期 暫くの間 短時間
ふとぶとうする 見栄を張る 物事を派手にする
ふなと【船津】 港 漁師村 漁村 fishing village
ふノよか 古語【符】 護摩符 運がよい 恵まれている lucky
ふノわるか【符が悪い】 運が悪い unlucky
ぶノわるか【歩が悪い】 割が悪い
ぶびき〈歩引き 分引き〉 代金の割り引
ふびんか【不憫】 可哀想 気の毒 哀れな様 幼(いと)けない
ふまいる〈暇要る〉 時間が掛かる 〔ひ〕の転音《牛深》
ふまゆる ふんまゆる 拠り所にする A足で踏む《日ポ》
ふみもん ふんもん【履物】footwear
ふむ【踏む】 A履く 履物を足につける《日ポ》
ふむき【不向き】 適していない 不適応
ふもとり〈不悖り〉 不捌け 事が順調に運ばない
 A意に反する
ふやくる ふやける 水分を含んで膨張する
ふゆーか 無精 物臭 indolence 億劫がる
ふゆうじ ふゆじ 無精者 怠け者 idle fellow 物臭
ふゆうじ ふゆじ 寒がりや《宮地岳》
ぶゆーじんか【不用心】 注意緩慢 用心が足りない
ぶよぶよ 締まりなく太っている 水膨れ
ぶらさがり 既製品 redy-made A縊死(いし)
ぶらさがる 垂れ下がる A欲しい物が手の届くところにある
ふらさぐる ぶらりと提げる 宙づりにする
ふらす 降雨 rainfall お降りになる(事象敬語)
ふらちもん 古語【不埒】 不届きな者
ぶらちん 素っ裸 A水泳パンツを付けないで泳ぐこと
フラッキ フラホ 《オランダ語》vlag 旗 フラッグ flag
ふらふら 不安定 揺れる 体や考えが不安定 A歩き回る
ぶらぶら 無就労で何となく暮らす A当てなく歩き回る
ふらるる れる【振る】 嫌われる 失恋する broken heart
ブランコ 《ポルトガル語》balanco 遊具 鞦韆(ブランコ)
ぶらんぶらん ぶらさがって揺れる
ぶり 土砂運搬用具の籠 畚(ふご) basket《日ポ》
ふりー ふるい【篩】 編み目を通して選別する道具
ふりー ふるか【古い】old
ぶりかえす《京》 ぶりかやす 病気を再発する
ふりかぶっとる ふりかぶる 降りそうになる
ふりかぶる 振りかざす 頭上に振り上げる
ブリキ 《オランダ語》blik 錫をメッキした薄い鋼板
ふりくーだ ふりこーだ 降り込んだ A振り込んだ
ふりぐすり 漢方薬 煎じ薬
ふりする【振り】 それらしくする 姿格好を似せる
ふりそで【振り袖】 未婚女性の晴れ着《日ポ》
ぷりぷり 弾力のある肉体 A怒る 立腹する
ぶりやる【放り遣る】 放る throw 放り投げる
ふりようだ ふりゆうだ 降り止んだ
ふりようでござす よく降りますね(挨拶ことば)
ふりよる 降っている
ふる 古語【放()る】leak 放(ほう)る 排泄する 体外放出
ふる【振る】sway 撒き散らす sprinkle A嫌う dislike
ぶる ぶるる【振る】sway 揺れる shake
ふるい ふるいけ【震い気】《日ポ》 高熱で悪寒がくる症状
ふるう【拾う】pick up A選ぶ 〔ひ〕の転音《牛深》
ふるうい ふるーて ふるうして 古くて 古すぎて
ふるーて ふるて 震えて
ふるみゃー ふるめー【振る舞い】 持てなし 接待
ふるる【触れる】touch 接触 A触れ(回覧)を回す
  知らせて回る
ぶるる【振れる】 揺れ動く A脇にずれる B迷う
ぶるんびゃー ぶるんべー《五和 佐伊津》 青蝿
ふれ【触れ】 広く一般に知らせる 回覧 吹聴 announcement
ぶれ【振れ】 揺り動かせ A変動 change
ふれーひゃーる ふれーへーる《五和》 風呂に入る
ふればふるもん 良く降るものだ 土砂降りするよ
ふれやく 古語【触れ役】 情報屋 おしゃべり
ぶん 接頭語 「ぶん殴る」
ぶん【分】 区分ける 余分に残す A身分 status
  分際(ぶんざい) class
ふんかぬぐ ふんくゎぬぐ 寝具を蹴り跳ばす
ふんきる ふんぎる 思い立つ A発起する 発念
ふんくぅで ふんこぅで 踏み込んで
ふんくやす ふんこわす 踏み潰す 踏みつけて壊す
ふんこくる ふんたくる 何度も踏む
ふんしぇ(せ)ーだ ふんしゃーだ 踏みつぶした
ふんじゃー ふんでぇ ふんでゃ【放題】 無制限
ふんしゃがる ふんちゃがる 踏む tread on 踏み付ける
ふんしゃぐ ふんちゃぐ 踏み潰す
ふんぞりかえる 胸を反り返らせる 威張る proud
ふんたくる ふんたわす【踏み倒す】 踏みにじる 代金不払い
ふんだったー 踏んだのだよ A踏んだのだね
ふんちらかす ふんつらかす 踏み散らす 矢鱈に踏み付ける
ふんつくる 足で踏みつける 抑圧する 弾圧する
ふんつらきゃーた ふんつらけーた 踏み散らした
ふんどる 踏んでいる 物を踏み付けている
ぶんどる 古語【分捕る】 強奪(ごうだつ)する 奪い取る
ぶんなぐる 思いっきり殴る strike
ふんなら それでは《牛深》
ぶんにする 区分する 別にする
ふんのむ 飲み込む 飲む drink 〔ふん〕は接頭語
ふんぱずす 踏み外す
ふんぱたがる 足を広げて立つ 立ちはだかる《日ポ》
ふんばる【踏ん張る】 踏み応える
ふんぴしぇーだ ふんぴしゃーだ 踏み潰した 踏みつけた
ぶんぶるびゃー ぶんぶるべー 青蝿 Aうるさい人
ぷんぷん 怒る 立腹する
ふんぽがす 踏み破る 踏んで穴をあける
ふんまがる【曲がる】bend 〔ふん〕は接頭語
 
  へ 行
へいこうすっぞ【閉口】 困ったことになる
へいちゃら へーちゃら へっちゃら 平気 た易い
へー【屁】fart おなら 肛門から出るガス
へー【灰】ash 燃え粕 焼却残留物 〔は〕の転音
へー【蝿(はえ)fly 昆虫 A鵜合の衆 〔は〕の転音
へー べー ぺー【杯】 「一杯(ぺー) 二杯(へー) 三杯(べー)
へー なるほど そうなのですか
へー 接頭語 「へー起きさね」起きてすぐ
べー 大便 feces 糞(くそ) dung
べー だよ ですよ 「良かべー」
ぺー【食え】(幼児語)喰え 食べろ 「飯ぺー」《高浜》
ぺー  だよ ですよ 「するっぺー」《佐伊津》
へーおきさねー 起きてすぐに
へーかまする 放屁する A相手を騙す
へーこく へーひる へーふる へーへる 放屁する
へーこら 頭が挙がらない 従属 《京》
へーすきゃーた へーすけーた へーへった 放屁した
へーじ へじ【返事】 返答 「へーじンなか」
ぺーじゃった 駄目だった
へーた【履いた】 履物やズボンを着用した 〔は〕の転音
へーた【吐いた】 嘔吐した 〔は〕の転音《佐伊津 五和》
へーた【干した】 日光や熱を当てた 乾かした
へーだ【剥()いだ】 表面を削り取った《佐伊津 五和》
へーたごっしとる 干したようだ 沢山広げてある
べーたんご 肥(こえ)担桶(たご) 下肥を入れて担う桶
へーつかす へーつきゃとる へーつけーとる 馬鹿にしている
  侮(あなど)っている
へーったろもん へーっつろもん 入ったでしょう
へーってみろ 中に入ってみなさい《佐伊津 五和》
へーっとる 入っている《佐伊津 五和》
へーてえーた へーてゑーた 干しておいた
へーとく 干しておく 水分を抜く
へーノごたる へノごたる 軽い light 簡単だ simple
へーノひっとでた 思わず屁が出た
へーノへーっとる 蝿が入っている《佐伊津 五和》
へーひる へーふる へーへる 放屁(ほうひ)する おならする
べーら 粗朶(そだ) 炊き木 木の枝 柴《佐伊津 五和》
へーらけーた へーらせた 入らせた《佐伊津 五和》
へーらする 入らせる 入れてやる《佐伊津 五和》
へーらすんな 入れるな《佐伊津 五和》
へーらせろ 入らせなさい《佐伊津 五和》
へーらせん 入れない 入れてやらない《佐伊津 五和》
へーられん 入られない《佐伊津 五和》
へーらん 入らない 加入しない《佐伊津 五和》
へーりくーだ へーりこーだ 入り込んだ《佐伊津 五和》
へーりげいく 入りに行く《佐伊津 五和》
へーりこむ 入り込む《佐伊津 五和》
へーる【入る】enter 中に入る A加入する  入場
へーれ へーれな 入りなさいよ《佐伊津 五和》
べーろ べろ《京》 舌 tongue A反意 「べーろさした」
へーろーだ 入ろう A参加しよう 加入しよう
へーんな【入るな】《佐伊津 五和》
へーんなっせ お入りください《佐伊津 五和》
へがす へがめる【減らす】 数量を少なくする
へがる 古語【剥がる】 減る 少なくなる A集団から出る
へき【肩癖(けんぺき)】 首から背中 back 体の後側 「へきン痛か」
へぎ 古語【折(へぎ)】 竹籖(ひご) 竹を薄く削り取った籖(ひご)《日ポ・京》
へぎへぐ 竹を薄く削って竹籖(ひご)を作る
へぎゃーて へげーて へりゃーて 減らして 減量して
へぐ 古語【削ぐ】 表皮を薄く削る《日ポ・京》
へぐらし 古語【日暮らし】 夕暮れまでの残業 A終日
へぐろ 釜や鍋底の煤(すす) 鍋の黒い煤
ぺけ【×】 間違い mistake A失敗
へげとる【剥げる】 剥離(はくり)している
へこ【兵児】へこんたん  褌(ふんどし) A腰巻き《日ポ》
へご〈裏白(ウラジロ)〉 ヘゴ科の木性シダ
へこたるる へたる【兵児垂れる】 へたばる 挫折する
へこへこ 頭を何度も下げる 従属する
ぺこぺこ 頭を何度も下げる 従属 A腹が減る
へこぼる【凹む】sink 窪む
べざいてんさん べだいてん【弁財天】 七福神の一
へしおる【圧()し折る】曲げて折る 一気に折る《日ポ・京》
へしかくる【圧()し掛く】 煽動(せんどう)する agitate おだてて唆(そそのか)
へしくずす へちくずす【圧()し崩す】 圧力で潰す 打ち壊す
ぺしゃんこ ぺっしゃんこ 押し潰れる
へす へらかす【減らす】 減量する 少なくする
へずる 削り取る 切り取る A量を少しずつ減らす《京》
へずれ へせ へらかせ【減らせ】 減量しろ
べそかく 泣き顔になる
へた 古語【辺 端】 辺田 岸辺 bank
へた【蔕(へた)stem 柿や茄子のなり口にある額《京》
へた へたくそ《京》 へたくわっちょ【下手】 不器量
べた 全面的に Aすっかり 「べたなぎ」波一つ無い凪ぎ
べたつく べとつく 粘りつく A纏(まと)わりつく
へたばる へたる へばる 脱落する 伸びる 疲れる《京》
べたべた 粘り着く 粘っこい A纏い付く ぞっこん
べたぼめ やたらと誉める
べちーする べちべちーする【別々】 別にする 区別する
ぺちゃくちゃしゃべる 止め処なくよく喋る
へったくれ 取るに足らない 「糞もへったくれもあるか」
べったり《京》 べっちゃり ぴったり 隙間なく
へっちゃら 平気 cool A簡単 simple 《京》
べっとりくっつく 粘り気のある物が染み込む
へっぴりごし〈屁放腰〉 および腰
べっぴん べっぴんさん【別嬪】 美人 beauty《京》
へつらう【諂ふ】 阿(おもね)る ご機嫌を取る 追従する
へつる 削り取る 切り取る 量を少しずつ減らす《京》
へつろうて ご機嫌取って 阿(おもね)って
へど【反吐】 嘔吐 食べたものを戻す《京》
へとへと 酷く疲れる 疲労困憊(こんぱい)
べとべと べとつく 油などがべっとりと付着する
へなへな へにゃへにゃ 体が柔らかく撓る 体をくねらす
べにさしゆび〈紅刺し指〉 薬指 ring finger《京》
へノごたる〈屁の如し〉 何とも無い 容易い たやすい
へノかっぱ《京》 へノこっぱ 簡単だ 平ちゃらだ
へノげ〈丙の下〉 最低 最悪 worst
へノつっぱりにもならん 何の役にも立たない 力にならない
へばっつく へばりつく ぴったりとくっ付く
へばる 疲れる《京》 脱落する Aぴったり付く
へびる 恐がる 怖じ気づく びびる《竜ヶ岳》
べべ べんべん(幼児語) 着物 《京》
べべ べべンこ 子牛 calf《京》
へべれけ 泥酔状態 深酔い 「へべれけに酔うた」
へぼ 下手なこと 「へぼ将棋」
へま 失敗 不手際 失策 error どじ ぽか《京》
へゆたれ 弱虫《有明》
へら【箆】spatura 糊などを塗る道具 竹箆《日ポ》
へらうつ〈箆打つ〉 詭弁(きべん)使い 言い逃れする
へらずぐち【減らず口】 憎まれ口 駄弁(だべん)《京》
べらっと べらり 全部 all みんな 総て ことごとく
へらへら 意味無く笑う A軽薄
ぺらぺら ぺらんぺらん 薄っぺら 薄い
べらべら よくしゃべる 余計なおしゃべりをする
べらり 全面的に 全部 all みんな 総て ことごとく
へり【縁】edge 物の端 畳やカーテンの端
へりきる【縁切る】 仕切る 区切る
へりくだる【遜る】 謙遜する 自らを卑下する
へりくつ【屁理屈】 詭弁 筋の通らない言い訳
へりくりかえる へりくりかやる 反り返る
へりゃーて へれーて 減らして 減じて 少なくして
へる 古語【放()る】 放る 排泄する 体外放出
へんか へんなか へんにゃー【変だ】 不思議だ wonder
ベンガラ 《オランダ語》bengala 紅殻 朱色粉末塗料
  インドベンガル産
へんぐる〈変繰る〉 変更する 変える
へんこつ【偏屈】eccentric 変わり者《京》
へんごまんご くねくね 曲がりくねって 折れ曲がる
べんざし【弁指】 漁労長 網漁業の総指揮者
へんじょこんじょぬかすな【遍照金剛】 Aくどく言うな
べんた べんたさん  京人形
へんちくりん【変梃(へんてこ)accident 不思議 wonder《京》
べんちゃら ご機嫌取り Aおしゃべり《京》
へんてこりん【変梃(へんてこ)accident 不思議 wonder《京》
へんど《京》 へんどか 古語【辺土】 不便だ 便が悪い
へんどさん【遍路さん】 巡礼者
へんなか へんにゃー【変だ】 不思議だ Aまともでない
べんノたつ 能弁(のうべん) 雄弁 弁舌が巧み よくしゃべる
べんノわるか 便利が悪い 便が無い
へんぱく【弁駁(べんばく)】 反論 抗弁 口返答 口答え
へんぴか【辺鄙(へんぴ)】 辺地 不便な所だ
へんびゅう へんぶ へんぼ【蜻蛉(トンボ)dragonfly《栖本》
べんべん(幼児語) 服 《京》
 
  ほ 行
ほいから《京》 ほいせん ほしてから それから
ほいけん ほいしぇな ほーせな それだから だから
ほいつぁー それは Aその奴は《佐伊津》〔そ〕の転音
ほいっぴゃ ほいっぺー ほういっぴゃ【精一杯】 思う存分
ほいで《京》 ほっで ほれーで それだから だから
ほう ほりゃ ほら 「あったい、ほう・ほりゃ、来たたい」
ぽー ぽーだ(幼児語) 食べよう 「飯ぽーだ」《高浜》
ぼー ですよ だぞ なのよ 「あっとぼー」
ほうがいむのう ほうがいものう 法外もなく 並外れて
ほうがいもなか 法外だ 並外れている
ほうがくもなか 途方もない とんでもない
ほうくる ほうける【惚(ほう)ける】 夢中になる《日ポ・京》
ほうげた ほうべた ほっぺた【頬】cheek
ぼうじーなる 頭を丸める 坊主頭になる 丸刈りする
ほうしてから ほうしてかる そうしてから
ほうじゃ〈海蜷〉 ウミニナ科ウミニナ 尻の尖った蜷(にな)
ほうじゃじご 出っ尻 尖った尻
ほうじゃろう ほうだろ そうだろう
ぼうじょ 魚 (幼児語)《御領》
ほうしょうがみ ほうしょがみ【奉書紙】 儀式用の上質和紙
ホース 《オランダ語》hoos ゴムやビニール製の管
ぼうず【坊主】 僧侶 A男児 男子の丸刈り B釣果無し
ぼうずがり〈坊主刈〉 植木を丸く刈り込む 丸刈り
ぽーすと ぽすと 突然 suddenly 急に 不意に
ほうずもなか【方図】limit 途方もない 限り 際限 範囲
ほうするぎっ ほうするぎり ほうするぎりゃ そうするなら
ほうた【這った】 腹這いになる
ほうちさるく ほうっさるく ほうてさるく 這い回る
ほうっとする ほっとする 安心する 安堵する
ほうとうづく【放蕩(ほうとう)】 遊んで仕事をしない 道楽する
ほうばる【頬張る】 口いっぱいに食べ物を詰め込む《京》
ほうびゃ ほびゃ〈朋輩〉 友達 親友
ぼうふら ぼうふり【孑孑(ぼうふら)】 蚊の幼虫
ボウブラ 《ポルトガル語》abobora ウリ科の野菜
ほうほうなめにあう 〈這う這う〉 ひどい目に遭う
ほうめん【方面】《ペルシャ語》 方角 direction A分野 部門
ぼうもりさま〈坊守様〉 真宗寺でお坊さんの奥様の呼称
ほうらつか 古語【放埒(はうらつ)】 無駄使い おびただしい《日ポ》
ほうりやる 放り遣る 投げ捨てる 振りほどく
ボーロ 《ポルトガル語》bolo 菓子
ほえかかる (犬が)吠えて跳びかかる《日ポ》
ほえづらかく【吠え面】 泣き顔をする
ぼおっつぁま ぼんさん【お坊さん】
ほおっつらかす ほおりつらかす【放り散らす】
ぽか 失敗 failure 不手際 失策 error どじ へま
ほがしこ ほぎゃしこ ほげしこ ほしこ それだけ
ほかす 捨てる 廃棄する 《京》
ほがす 《ポルトガル語》 孔(あな)を開ける 穿(うが)dig《日ポ》
ほかほか ほくほく 嬉しい様
  A水分が少なく柔くて温かい食べ物
ほがん ほぎゃん ほげん《佐伊津 五和》 そんなに
ほがんかなー ほぎゃんかな ほげんかな そうですか
ほかんし ほかんもん〈他の人〉 第三者 関係のない人
ほがんじゃか ほげんじゃか そうではない
ほがんすれば ほがんせろば そうすれば
ほがんと ほげんと《佐伊津 五和》 そんな物
ほかンにわ〈外庭〉 庭 garden A穀物干場
ほき 古語【箒(ははき)】 箒(ほうき) broom (長音短呼)《竜ヶ岳》
ほきゃー ほけー【他に】 他所に
ほぎゃーて ほげーて 穴を開けて 穿(うが)って
ほくそえむ ほくそわりゃー【北叟笑む】 してやったりと笑う
ほくそに 無闇に 矢鱈に at random 大層に
ぼくと ぼくとう【木刀】 木剣 棒 pole
ほくほく ぽくぽく 嬉しい様 A柔くて温かい食べ物
ほくら 古語【神庫(ほくら)】 祠(ほこら) 石祠 小さな社(やしろ)
ほぐる《日ポ》 ほげる 穴が開く 通りが良くなる
ぼくる【惚ける】absorbed
ほけ〈湯気〉 steam 水蒸気 A惚け《日ポ・京》
ほけ ぼけ【惚け 呆け】 耄碌(もうろく) 気が利かない《京》
ぽけーっとしとんな ぼさーっとしとんな ぼんやりするな
ほけいっちょけ ほけおけ そこに置け 〔そ〕の転音
ほけだし 憂さ晴らし 気晴らし 気分転換
ポケツ pocket ポケット
ほけつく ほけづく【惚ける 呆ける】 馬鹿騒ぎする
ほげる 穴が開く 通りが良くなる
ほげんいうたっちゃ そう言っても《佐伊津》
ほけンごたる 惚けているようだ 放心している
ほけンたつ〈湯気〉steam 湯気が上がる
ほご 太陽熱 灼熱(しゃくねつ) 熱射 熱気 熱風 「ほごンひどか」
ほごにする【反古】 書き捨てた紙 A不要扱い
ほこば【其処を】 〔そ〕の転音
ほこりンたつ ほこんノたつ〈埃〉dust 埃が舞う
ほこる 生い茂る 繁茂する《京》
ほこる 古語【誇る】 自慢する 得意になる A勃起《日ポ》
ほこるる《日ポ》 ほこれる 古語【綻(ほころ)ぶ】 縫目が解ける
ほこれ 古語【綻(ほころ)び】 縫目が裂けたもの
ぼさ ぼさくれ ぼんやりした人 A髪の乱れた人
ほさぎ〈火先木〉 焚き火を掻き回す棒
ほざく 近世語【ほざく】 ぬかす 〔言う〕の卑語《京》
ほざくる《日ポ》 ほじゃくる ける 潤(ほと)びる ふやける
ぼさぼさ 乱れた髪 Aぼんやりしている様
ぼし【帽子】cap hat (長音短呼)
ほしいままに ほしかしこ 古語【恣(ほしいまま)に】 望み通り
ほしか 煮干し 熬()りこ 《京》
ほしか【欲しい】want 所望する desire
ほじくっつらかす ほじっつらかす 矢鱈に掘り出す 詮索
ほじくる ほじる〈穿る〉dig 土を掻き出す 穴を掘る
  A詮索する 探る
ほじけた【解けた】 縫目や網目が解けた
ほしばれとる【星晴れ】 晴天の星空
ほしゅうしてたまらん のさん 欲しくてたまらない
ほしゅうなか 欲しくない 望まない
ぼすぼす 思い切る A貫き刺す ずばずば ずけずけ
ほせー ほそか【細い】slender
ほぞ 古語【?(ほぞ)】 木材の接合部分の凸起 雄器(おんき)《京》
ほぞ 古語【臍】navel 臍(へそ) A果実の蔕
ほぞかむ【臍噛む】 後悔する remorse
ほそびき 細縄 麻紐 《日ポ・京》
ぼそぼそ 小声で話す Aゆっくり B乾涸らびた食べ物
ほたえる ほたゆる 近世語【ほたゆ】戯れる 暴れる 騒ぐ
ほたぎ 古語【榾木(ほたぎ)chip パルプ用木片 A焚き木《日ポ》
ほたくっだす ほたっだす ほたりだす【放り出す】
ほたくりやる ほたりやる【放り散らす】 跳ねやる 投げ遣る
ほたくる ほたる 古語【放(はふ)る】throw 放り散らす 投げ遣る
ほたくんな ほたんな 放り散らすな
ほたじる 鳥が蹴爪などで土を掻き出す
ほたっちらかす ほたっつらかす【放り散らす】 乱雑にする
ぽたぽた 水滴が続けて落ちる
ぼたもち【牡丹餅】 粒小豆で包んだ餅団子
ほたゆる 近世語【ほたゆ】 戯れる joke 騒ぐ 巫山戯(ふざけ)る《京》
ほたゆんな 戯れるな 暴れるな 騒動するな
ほだら ほだれ 古語【連連(つらつら)】 氷柱(つらら) 垂氷(たるひ)《大矢野 有明》
ほたる 古語【放(はふ)る】throw 放り散らす 放り遣る
ボタン 《ポルトガル語》botão 釦 ボタン button
ぼたんなべ【牡丹鍋】 獅子鍋(猪肉)
ぼちぼち ぼつぼつ 急がず ゆっくり 気長に《京》
ぼちぼちせろな せろん やんなっせ 気長にやれよ
ほちょ ほちょう【包丁】 (長音短呼)《竜ヶ岳》
ほっくらーと ほっこらーと ほくほく 温かく柔らかい
ほっけん ほっで ほりけん そうだから ですから (転音)
ほっこくなめにあう ひどいめに遭う
ぼっこみ 近世語【打込(ぼっこ)む】 込みで 一緒に含める
ほっしゃする ほっせー 古語【欲す】 欲しがる《日ポ》
ほっじゃあろー ほっじゃあろーば それではまた (転音)
ほっじゃどい ほっじゃどーし それではだめだ (転音)
ほっじゃば そうだが そうだけど《下浦 新和》(転音)
ぼったくる ぼる 暴利を貪る《京》
ほっだしもん【掘り出し物】 思い掛けない見つけ物
ほったつる ほったてる 四つん這いで尻を高くする
ほったてごや 柱を地中に埋めて建てた小屋
ほったらかす《京》ほっちらかす ほっつらかす 放り散らす
ほったらきゃーて ほっつらけーて 散らかして A構わないで
ほっちゃにゃー ほっちゃまー それでもねー (転音)
ぼっつぁま お坊さん
ほっつきまわる 彷徨(さまよ)wander うろつく
ほっつくな 彷徨するな うろつくな
ぼっつらぼっつら ぼつぼつ そろそろ ゆっくり 気長に
ほっでさい たー わい それでだよ だからだよ (転音)
ほっとけ 放っておけ 構うな 関わるな《京》
ほっぱらかす 放任する 構わない
ほっぺた【頬】cheek 《京》
ぼつぼつ 急がず ゆっくり 気長に
ほっぽりだす【放り出す】 放棄する
ほつるる ほつれる 古語【綻(ほころ)びる】rip 縫目や網物が解ける
ほつれ 古語【綻(ほころ)び】 縫目や網物が解けたもの
ほてーた ほてた 解いた 解体した
ほてる ほでる 古語【火照(ほて)る】 皮膚が暑く感じる
ほど 古語【程】 分際 socal position 分限 A体格
ぼと 何枚も重ね縫いした着物 防寒着 A寝具
ぼと ぼとねこ 牡猫
ほどき 稼ぎ 「銭ほどき」
ほどき しながら 中途半端 「あすびほどき」
ほときさま ほときさん【仏様】《京》
ほとく【解く】 解きほぐす もつれや縫物を解く《日ポ》
ほとくら【懐(ふところ)】 懐中 胸の内側 A金回り 所持金
ほとくりゃいるる ほとくれーいるる 懐に入れる
ほとくる ほどくる【解ける】 縫目や結び目が解ける
ほどし 程度 する程 する位
ほとばしっでくる 古語【迸(ほとばし)る】 勢い良く飛び出る
ほとびる《京》 ほとぶる ほとべる 古語【潤(ほと)ぶ】
  水を含んでふやける
ほとほと つくづく よくよく A非常に 入念に
ほどほど【程々】 適度 適当 度を越さない程度
ほとぼり 余熱 A人々の関心事 B感情のしこり
ほとめく 潤う be moistuer 充足する A持て成す
ほどゆう【程良く】 調度良く 都合良く
ほどゆうしとけ 丁重に待遇しろ
ほどンふとか 体格が大きい 背が高い
ほねがましか 小骨が多い(魚)
ほねぐうどる 薪(たきぎ) 太い薪 A骨格が頑丈
ほねごまか 骨格が貧弱 小柄 痩せている
ほねなし 気骨がない人 根性無し《京》
ほねぶとか 骨格が頑丈 体格がよい 胆太い
ほねぼねしか 骨々しい 痩せている
ほねやすみ ほねやすめ【骨休み】 休息日 農休日
ほねやみ【骨病み】 過労で病む
ほノよか【符】 運が良い lucky 恵まれている〔ふ〕の転音
ぼぼ 性交 intercourse 交接 交合 交尾 種付け
ほむる 古語【誉む 褒む】 誉め称える admire《日ポ》
ほめきようでござす 蒸しますね (挨拶ことば)
ほめく 古語【火()めく】 蒸し暑い《日ポ・京》
ほや【火屋】 ランプの炎を覆うガラス製の筒 ランプカバー
ほや 脱穀した後の穀物の殻(から)
ぼや 大事に至らない火事
ぼやーっと ぼやっと ぼやぼや ぼんやり 気が利かない
ぼやく 残念がって小言を言う 不平不満を言う《京》
ぼやくる【暈(ぼや)ける】 惚ける はっきりしない
ほやけ〈火焼け〉 痣(あざ) 黒子《日ポ》
ほやちーとる ほやつく 蒸かし立てでほくほくしている様
ほゆる【吠える】 獣の声 A怒鳴る B泣く
ほらふき【法螺吹き】 自慢話をする人
ほり ほりー ほる ほれ それ 〔そ〕の転音
ほりから ほりかる それから 〔そ〕の転音
ほりきり ほりぎり それきり その時限り 〔そ〕の転音
ほりくりかやす 掘り返す 埋めてある物を掘り出す
ほりけん そうだから ですから 〔そ〕の転音
ほりで ほれーで それで そうだから 〔そ〕の転音
ほりば ほるば それを その物を その人を 〔そ〕の転音
ほりばって ほるばって そうだけど 〔そ〕の転音
ほりゃ ほらー ほれ ほら そら それ
ほりゃーあって それはつまり しかし だけど〔そ〕の転音
ほりゃみろ ほれ見なさい 言わない事じゃない
ほるば それを その人を《有明》 〔そ〕の転音
ほるる【惚れる】 恋する 好きになる 異性を好きになる
ほれくうだ ほれこうだ【惚れ込んだ】 すっかり好きになった
ぼろ【襤褸(ぼろ)rag 着古し 破れた布 A失策 欠点
ほろか 脆(もろ)い 壊れ易い
ぼろくそ【襤褸(ぼろ)糞】 値打ちの無いもの こてんこてん《京》
ぼろくっちょ ぼろくぞ ぼろくだ《牛深》 首筋 首根っこ
ぼろぼろ 酷く傷んだ様子 A粘りけがない Bこぼれ落ちる
ぽろぽろ こぼれ落ちる 剥がれ落ちる
ぼろもうけ 非常に多く儲ける 労せず儲ける《京》
ほん《京》 ほんなこつ ほんなこて 本当 truth
ぼんがら ぼんぎり 竹筒
ぼんぎり お盆限り 盆まで 半年間 A季節労働
ぼんくら ぼんくらあたま【盆暗】 知恵無し まぬけ
ぼんくれ【盆暮れ】 盆と年末 借金返済のけじめ時
ほんけがえり ほんけがやり【本卦還り】 還暦
ほんこし【本腰】 本気 真剣な心構え
ほんしょうに【本性】nature 本気で 真面目に《牛深》
ポンシン 《スペイン語》poncho 袖無しの綿入れ上着 vest
ポンス ポンズ 《オランダ語》pons ポン酢 柑橘系の酢
ほんちょ【本当】truth《竜ヶ岳》
ぼんぢょうちん【盆提灯】 初盆に贈る提灯
ほんてー ほんに ほんなこて 本当に 真に 正に
ぼんでー【盆礼】 お盆のご挨拶 Aお中元
ほんとー ほんとにー ほんときゃー ほんとけ 本当ですか
ほんとじゃか じゃなか 本当でない A体調が思わしくない
ぼんどん〈盆殿〉 盆 (事象敬語)
ほんなー ほんね ほんなこっか ほんなこつな 本当ですか
ほんなーり ほんなりー そのままで
ほんなこて 本当に
ほんなもん ほんまもん【本物】 本来の物 本調子
ほんなもんじゃか じゃなか 本調子でない 本来でない
ほんなら《京》 ほんなれー ほんなろー それでは
ほんになー ほんにねー 本当ですか そうですか
ぼんのう 古語【煩悩】《梵語》 心身を迷わす欲望や迷い
ぼんのくぼ 古語【盆の窪】 後頭部の窪み《京》
ぼんばたらき 盆に働くことを嘲ることば
ほんばえ ほんばなー 本当ですよ
ポンプ 《オランダ語》pomp 井戸ポンプ戻る
ぼんべー バイ科の貝 バイ貝《佐伊津》
ぼんぼや 鬼火焼き 左義長 どんどや
ぽんぽん お腹 (幼児語)
 
  ま 行
  もう 「ま一遍、見ゅうごたる」
まー なさいよ 「来ーじゃまー」
まーあっか まっかっか【真っ赤】deep red
まーいっちょ まいっちょ もう一つ あと一つ
まーいっとき まいっとき【間一時】 もう暫く
  暫時 short time
まーいっぴゃ まいっぴゃー まいっぺー もう一杯
まーいっぺん まいっぺん《日ポ・京》 もう一編 もう一度
まーた まーたんたび またどん またンたび 又の機会に
まーだ まーだでん まだでん まーだん 未だに まだ
まーちっと まーちょい まーちょっと《日ポ》もう少し
まーんま まんま【儘】 そのまま
まい まいげ 古語【眉毛】eyebrow《日ポ・京》
まいかじぇ(ぜ) 【竜巻】 つむじ風《京》
まいぎり 旋毛(つむじ) 頭髪の巻毛
まいっどき【真一時】 同時に same time 瞬時に moment
まいない 古語【賄(まいない)】 お礼の品 A賄賂 bribery
まうぇっくれな 回して下さい 回送して下さい
まうごつ まうごて 大層 きりきり舞いするように
まえうしろ【前後】 前後が逆転してる様
まえだり まえだれ 古語【前垂れ】 前掛け《日ポ・京》
まが まぐゎ【馬鍬(まぐわ)】 牛馬に引かせて土を均す農具
まがいごと 過ち fault A災い 禍(わざわい) 凶事 B間違い
まがいもん【紛い物】 偽物 模造品《京》 imitation
まがう 古語【紛ふ】 入り乱れて区別できなくなる 混じる
まかする 古語【任す】leave 自由にさせる
  他人にやらせる《京》
まかせっくだっせ まかせなっせ お任せ下さい
まがっとる《京》 まごうどる 曲がっている
まかなう 古語【賄う】 食事を供応する Aやりくる
  間に合わせる
まかにゃーつき まかねーつき 食事付の労働条件
まかふしぎ 古語【摩訶不思議】 非常に不思議 大層不思議
まきゅうごたなか まきゅごんなか 負けたくない
まきゅうもん まくっどもん 負けるだろうよ
まぎらする まぎらわする【紛らす】 気分を変える
  A他に化ける
まぎらわしか 古語【紛(まぎらは)し】 間違い易い 区別がつかない
まぎる【曲がる】bend A進行方向を変える turn
まぎれむなか まぎれもなか 紛れようがない 明確だ
まくしたつる 古語【まくしたつ】 べらべら喋る
まくらぎょう【枕経】 仏教で死者の枕もとで読経すること
まぐらしか 焦れったい 面倒だ 《今津》
まくりあぐる 巻き上げる《日ポ》
まくる 古語【負く】 負ける 戦に破れる 抵抗しない
  A安くする B被(かぶ)れる
まくる 古語【捲る】巻き上げる A盛んにする《日ポ・京》
まぐる 古語【曲ぐ】 曲げる 捻曲げる A自分を押える
まくるる 古語【捲る】 捲り上がる 巻き付く
まぐれ【粉れ】 偶然 A当てずっぽう
まくんな まけちゃならん まけどんすんな 負けるな
まけずし【巻き鮨】 寿司
まけっくだっせ 安く勉強(値引き)して下さい
まげて 古語【枉げて】 無理に 強いて 是非とも
まごうで 曲がって A腰をかがめて
まごちーて 戸惑って 狼狽(ろうばい)して うろたえて
まごつく まごまごする 戸惑う 狼狽する うろたえる
まこて まこてー 古語【誠に】 全く quite 本当に truth
ま・さぐる 古語【弄(まさぐ)る】grope 弄(いじ)る 弄(いら)う 弄(もてあそ)
まざる 古語【交じる】 人中に入る 仲間に入る《京》
まし【増し】 まあ良い 少しは良い《京》 「猫よりまし」
ましかたる 古語【阿(おもね)る】 おべっかを言う
まじにゃー まじねー【呪(まじな)い】 神力に祈って災難を逃れる術
まじゃー までにゃ までは 「きゅうまじゃー」
ましゃくにあわん 古語【間尺】 割に合わない《京》
まじわる【交わる】 仲間入りする A混合する B性交する
ます まする 上代敬語【申(まう)す】 為申す
  為て差し上げる《栖本》
まずる 古語【混ず 交ず】mix 混合する《日ポ》
ませ【老成(ませ)】 老成る 大人びている《京》
まぜくる まぜる 混ぜ合わせる mix A混乱させる《京》
ませくれ (ましぇくれ) おませ 大人びている
まぜこくる まぜたくる まぜつらかす 無闇に混ぜる
まぜこぜ《京》 まぜまぜ 混ぜながら 混合して
まぜめし 五目飯 野菜などを交ぜ合わせたご飯
ませろ 上代敬語【申せ】為て差し上げなさい《栖本》
またがる 古語【跨ぐ】 股を開いて上に乗る
またくら 古語【股座(またぐら)】 股間 股の付根 A陰部《京》
またごえ またごし またごゆる 跨いで越える
またじくだっせ またじくれな 待たないでください
またすんな またせちゃいかん …ならん 待たせるな
マタタビ サルナシ科の落葉藤本植物
またでんくだっせ くれな 待たないで下さい
またんか またんね まってくれ まてね お待ち下さい
まちえん まちきらん まちゃえん 待っておれない
まちがえた まちごうた【間違った】
まちぎゃー まちげー【間違】
まちぎゃーなし まちげーなし 間違無し 約束通り
まちくたびれた まちくたぶれた 待ち兼ねた 待ち疲れた
まちごうちゃおらんね 間違いではないか 勘違い
まちった まちっとだ まちっとどま もう少し位は
まちっと まちょい まちょっと《日ポ》 もう少し
まちながか なぎゃー なんか 待ち兼ねた 待ち疲れた
まちなごーあんなした ござした お待ち遠様でした
まちなっせ まってくだっせ お待ち下さい
まちまち 様々 色々 種々雑多 不揃い
まっきーろ まっきんなか【真黄】 濃い黄色 黄色一色
まっくらすみ 古語【暗隅】 暗闇 darkness 真っ暗
まっくろけ【真黒】 黒焦げ A日焼け 《京》
まっこ まっこう【真っ向】 真正面 A額《牛深》
まっこうから【真っ向】 真正面 心底 真剣に
  A額の真中から
まっこんがやる 頭を屈めて回転する 前転する
まっさかさま【真逆様】 逆転 reversal 頭が下になる
まっさかさみゃー まっさかさめー 真逆様に
まっさら〈真新〉 初下ろし 新品 A処女 virgin《京》
まっしゅ まっしゅい まっしょ まっしょい ましょう
まっしょうじき【真正直】 嘘や誤魔化しがない
まっすんか 真っ直ぐ 真線 A真っ正直
まっせ ませ 「お出でまっせ」「来なはりまっせ」
まっせん  ません 「ありまっせん」
まっだし【丸出し】 かくさず全てを出す 洗いざらい
マッチ 《オランダ語》 燐寸(マッチ) match
まっちょる まっとる《京》 待って居る
まっちらかす まっつらかす 古語【放()る】 撒き散らす
まっでだめ まっでつまらん 丸で駄目
まっと 古語【もっと】 もう少し あと僅か《日ポ・京》
まっとうか【真っ当】 誠実 正直 honesty《京》
まっとうする【全う】 完全に成し遂げる やり遂げる
まっとけ まっとれ《京》 まてい 待っていろ
まっとっで まっとるけん まっとるせん 待って居るから
まっとられん まっとれん まてん 待って居れない
まつのうち【松の内】 正月の門松がある間 十五日正月まで
まっぱじめ【真始め】 一番初め 最初 first 開始早々
まっぱだきゃー まっぱだけー 素っ裸に nude
まっぴるま【真っ昼間】 昼間 日中 daytime
まっぽし〈真星〉 図星 的中 hit そのものずばり A真正面
まっぽしどん〈真星殿〉 易者 占い師
まつぼり 古語【まつべり】 集め纏める Aへそくり
まつる【纏る】 まつり縫いする
まつわりつく 古語【纏(まつ)はす】巻き付く 絡みつく 付き纏う
まどう 近世語【償ふ】 弁償する《京》
まどう 古語【惑ふ】puzzle 迷う 思い悩む A慌てる
まどうか まどろしか 古語【間怠(まどろ)し】 手緩(ぬる)い もどかしい
まとも〈正面〉front 真っ正面 真っ正直 当前《京》
マドロス 《オランダ語》matroos 船員 crew sailor
まなーし まなし 古語【間無し】 絶え間なく 頻繁(ひんぱん)
まにあわん 間に合わない 役立たない A遅刻する
まにっちゅう【真日中】 昼間 日中 daytime
まにんげん【真人間】 真面目な人 正義派の人
まぬがるる 古語【免(まぬが)る】escape 免罪される 逃れる
まぬがれん 逃れることが出来ない
まぬけ【間抜け】 動作が遅い A馬鹿 fool
まねかた【真似方】 真似事 それらしく形を真似る
まねごろ まねしごろ【真似】imitation 人真似する人
まねだーすんな まねどんすんな 真似たりするな
まねばかし まねばっかり 僅かばかり 気持ちだけ
まばいか まぶしか 古語【目映し 眩(まばゆ)し】《日ポ》
まばゆうい まばゆうして 古語【目映し 眩(まばゆ)し】
まひょうしあわん【間拍子】 間に合わない
ままこ【継子】 親と血縁のない子ども
ままならん ままンならん 思い通りにならない
ままんご まめんご【飯事(ままごと)】 子供の遊び ごっこ
まみるる 古語【塗(まみ)る】 濡れて汚れる
まむる まめす《日ポ》 まめる 近世語【塗(まぶ)る】 粉をまぶす
まめ【肉刺(まめ)】 皮膚が擦れてできる水脹れ
まめ【豆】 beans A陰核 clitoris
まめ 古語【忠実(まめ)faithful 真面目 実直 誠実《日ポ》
まめからす 古語【忠実(まめ)】 苦労を厭わず働く 熱心だ
  A多情である
まめぜってゃ【豆接待】 子どもの成長祈願 地蔵盆行事
まめぞう【忠実(まめ)僧】 まめで手のかかる子供 小僧《京》
まめつく 真面目に働く 甲斐甲斐しく働く A動き回る
まめなもん 熱心だね A気の多い人だ
まめらん 回らない Aことばが出ない 訥弁(とつべん) slow speech
まめる【廻る】 よく動く A流暢にことばが出る
まもん【魔物】 物の怪 specter 霊 化物 悪魔 devil
まもん〈真物〉 偽りのない本物 純粋な物 鋼
まや 古語【馬屋】 馬小屋《京》
まやかしもん【瞞(まやか)し物】 偽物 imitation
まようとる まよとる 迷っている 心を決めかねる
まら【魔羅】《梵語》 @仏道修行の妨げになるもの
  A人心を惑わすもの B男性の性器 陰茎 penis
まらぼね〈魔羅骨〉 勃起した陰茎(骨があるみたい)
まりくり まるくり くれ 塊(かたまり) 集団 group Aひと固まり
まる 古語【放()る】放(ほう)throw 投げ出す A大小便をする
まるきり まるっきり 全くquite 全然
まるくって まるこくって 丸めて 一緒に A縺(むつ)れて
  絡み合って
まるくらきゃーて まるくらけーて 丸めて
まるごえる まるごゆる 上を跨いで越える
まるごて まるごと【丸毎】 全部 総て all
まるこむる まるこめる うまく騙して味方につける 籠絡する
まるはだきゃーなる まるはだけーなる 素っ裸になる
まるむる【丸める】round 丸くする 大きく纏める
  A剃髪(ていはつ)する
まるもって 纏まって ひと固まりになって 一緒に集まって
まわりこなさん 掌握できない 管理できない
まゑゃっくだっせ まゑゃっくれなっせ 廻して下さい
まん 古語【間()】の転 幸運 lucky 運 巡り合わせ《京》
まんぐる【万繰る】 万障繰り合わせる 都合をつける
まんぐゎんじょうじゅ【満願成就】 神仏祈願日が成就する
まんぐんノわるか 段取りが悪い 仕事積もりが悪い
まんごし 大漁 壱万替え(漁獲の単位)《富岡 牛深》
まんざら【満更】 それ程でも 必ずしも
まんじゅ まんじゅう【饅頭】 お菓子 cake
まんじゅ まんじゅう〈まん中〉 A女性性器 vagina
まんだら 古語【曼陀羅】《梵語》 蓮の実 A仏の絵
マント 《フランス語》manteau 袖のないコート coat
まんのまま 切らずに そのままの形で
まんのみ【丸飲み】 鵜呑み swallow 噛まずに飲み込む
まんノよか 古語【間()】の転 A運がよい 幸運 lucky
まんノわるか 古語【間()】の転 運が悪い 不幸 unlucky
マンビキ シイラ(魚名)
まんべんのう【万遍無く】 隈無く 全てに行き渡って
まんま まま そのまま 「着たまんま」
まんまえ 真正面 front 目の前
まんまんがりゃー 肩車 肩に跨らせて担ぐ てんぐるま
まんまんさま まんまんさま 仏様 A正直者 馬鹿正直
まんまんなか ど真ん中 middle
まんりき【万力】 ジャッキ jack バイス 鈎(かぎ)のお《京》
 
  み 行
み みー【箕】 穀物除塵用の農具(短音長呼)
みあかし【御明し】 燈明 神仏に供える灯明
みあたらん 見当たらない 見掛けない
みあわする 古語【見合はす】 検討する 次回に廻す
みいぎゃーいく みいげいく 見に行く A見学する
みいきらん みきらん 見ることが出来ない 看病出来ない
みーじゃまー みーじゃねー 見ないと駄目だ
みいちくゑ みいてくゑ (皮を)剥いて食べろ
みいっとる 見とれている 見つめている 注意して見ている
みいっぱっとる 何もしないで見て知らぬ振りする
みいて【向いて】〔む〕の転音 「こっちみいてみろ」
みいて【剥いて】〔む〕の転音 「蜜柑ばみいて喰え」
みいとこ【三従兄弟】 従兄弟の三代《日ポ》
みいどんすんな みてどんみろ 見たりしたら承知しない
みーならん 看れない 見れない A見るに堪えない
みーは(ヮ)せーず 見ていないのだもの
みいみいせろ 見ながらしなさい 時々見張れ
みーもせん みもせん 見もしない 関知しない
ミーラ 《ポルトガル語》mirra 乾燥して原型を残した死体
みいり【実入り】crop 収穫量 収入 「みいンのすくなか」
みえん 見えない 姿を見ない A来ない
みおーたしこ 古語【見合ふ】 つりあった分量
みおとりンする みおとんノする【見劣】 比較して劣る
みかぎる【見限る】 見放す 見捨てる
みかげん〈身加減〉身に感じる程度や調子 体感温度
みかじめ【見ヶ〆】 取り仕切り 面倒を見る 後見
  監督 director
みがまゆる【身構える】 相手や目的に対処する姿勢
  敵対する態度
みがん〈身燗 身寒〉体感温度 肌身に感じる時候 気温
みがんノゆうなりやしたな 凌(しの)ぎやすくなりましたね
みかんばん【見看板】 見栄え 「見看板のよか」
みぎゃーた みげーた 磨いた
みきり 古語【見切り】 様子を見届ける 決心 A見限る
  B安売り
みぎれーか 身なりが清潔である 清楚(せいそ)である
みくーで みこーで【見込んで】 期待して 当てにして
みくびっとる みくびる【見縊る】 軽蔑する 侮る
みくる みける【剥()ける】 剥()がれる 〔む〕の転音
みぐるしか【見苦しい】shabby 見っともない
みぐるみ 身につけている物全部
みげらしか 可哀想だ《牛深》
みさ みさい みさな して見なさい してご覧
みさきゃーなし みさけーなし【見境】 分別なく 加減なく
みさする みする 古語【見す】 見せる A決意表明
みさせん みしぇん みらせん 見せない
みざーなか みざーにゃー みざなか 水はない
みしぇー みしぇっくれー みしぇな 見せてくれ 見せてよ
みじぇーもん 可愛いものだ 愛くるしい charming
みしぇもん【見世物】show
  珍しい物を大勢に見せて金を取る興業
みしぇもんじゃか じろじろ見るな
みしぇん みらしぇん 見せない
みじぇん【身銭】pocket money 自分の所持金
みしぇんみろ みしぇんみんね 見せてご覧
みしかか みじきゃー【短い】short 間隔が狭い 短時間だ
みしきゅうだ 見付けてみよう 探してみよう
みしくる みしける みつくる 探す 発見する discovery
みしけじゃーた みしけでーた 見つけ出した 探し出した
みしけださん みつけださん 探し出せない 探す隙が無い
みしけもん 思い掛けない捜し物 大収穫 発見
みしこう みしこうに みじこう みじこうに【短く】
みじまい 古語【身仕舞ひ】 身支度 dress 着付け
  A化粧直し
みしみし 重みで軋る音
みしゃーされず 見せないのだもの 見せる訳にいかない
みしゅい みしゅだ みしゅわい 見せよう
みしゅうかい みしゅかい 見せようか
みしゅうごたなか 見せたくない
みしゅうみゃーだ みしゅうめーだ 見せないことにしましょう
みしらん【見知らぬ】 顔を知らない 初対面 first meeting
みしらんしぃ みしらんもん 知らない人 初対面の人
みしり 顔見知りする 初対面で知り合う first meeting
みじろぎ みじろぐ 古語【身動(みじろ)く】 少し体を動かす
みずあべ【水浴び】 行水 tub bathing A水泳 swimming
みすいで《牛深》みすっけん  でか みするせん
  見せるから
みずおち みぞおち【鳩尾(みぞおち)】 胸の下の窪んだ部分 stomach
みすかさるる される【見透かす】see through 見抜かれる
みずくさか みずくしゃ【水臭い】reserved 打ち解けない
みずご 古語【水子】 流産した胎児
みすっとー みすっとなー みすっとねー 見せますか
みすっどもん 見せてくれるだろうね
みずのこ 野菜類を刻み米を混合せた物 精霊への供物
みずもん【水物】 飲物 A変動し易く当てにならないもの
  縁起物
みずや【水屋】 台所 kitchen 食器棚
みするもんじゃか 見せるものではない 見せてはならない
みすんな みすんない みすんなえ みすんなぞ 見せるなよ
みせー みせっくれー みせなー 見せてくれ 見せてよ
みぜーもん みぜもん 可愛いものだ 愛くるしい charming
みせじみゃー みせじめー【店仕舞い】 店を閉める 閉店
みせしめ 処罰を示して戒める warning
みせちゃいかん みせちゃならん 見せてはならない
みせっくだっせ みせなっせ 見せてください
みせづらノよか みせづらンよか 愛想がよい 愛嬌
みせてみろ みせてんど みせんみろ 見せてご覧
みせでにゃ みせでん みせんで 見せないで
みせなすな みせなはんな 見せないでください
みせなはらん みせらっさん みせられん お見せにならない
みせびらかす みせぶらかす 自慢げに人に見せる
みせびらき【店開き】 店舗を開く 開店
みせぶらきゃーて みせぶらけーて 自慢げに見せ触らして
みせもん【見世物】show 珍しい物を大勢に見せて金を取る興業
みせもんじゃか じろじろ見るな
みせん みらせん 見せない
みぜん【身銭】pocket money 自分の所持金
みせんとん 見せないのだが
みせんみろ みせんみんね 見せてご覧
みぞうあらす みぞからす 可愛いくていらっしゃる
みぞういのさん みぞうして みぞうて とても可愛い
みぞうか みぞか みぞうからす みぞからす 古語【無慙(むぞう)
  可愛い darling 可愛らしい charming 〔む〕の転音
みぞうかにゃー みぞかにゃー みぞかね 可愛いね lovely
みぞうがらす みぞがらす 人に愛情を注がられる
みぞうがらるる みぞがらるる 人から可愛がられる
みぞうがりころす みぞがりころす 大層可愛がる 溺愛(できあい)する
みぞうがる みぞがい《牛深》 みぞがる 可愛がる
みぞうげ みぞうげん なげ みぞげ みぞげん みぞなげ
  古語【無惨気 無慙気】 不憫だ 痛ましい 可哀相 pitible
みぞうげむなか みぞげむなか みぞげンなか 可愛気が無い
みぞうさー みぞさー 可愛いな 可愛いものだ
みぞうさもみぞさ みぞさもみぞさ 可愛くて仕方がない
みぞうしゃ みぞうせ みぞしゃ みぞせ 可愛くって
みぞうなか みぞなか 可愛くない 素直でない
みぞうらしか みぞらしか 可愛い darling 可愛らしい
みぞおち【鳩尾(みぞおち)】 肋骨下部の窪み stomach
みそくのうた みそこのうた 見損じた A期待が外れた
  買い被る
みそつけた 汚点がつく 失敗する 面目を失う 醜態を曝す
みそもくそもなか 区別のないこと
みたいちり みたばかし みたばかり ただ見ただけ
みたがさいご〈見たが最後〉 見たりしたら 見たからには
みたがらん 見たがらない
みたごたる  前にも見たようだ 見覚えがある
みたこつなか みたことなか みたこンなか 見たことがない
みたつ みたと 見たのだ
みたっじゃいろ みたっちゅかい 見たのだろうか
みたっどかにゃ みたっどかね みたりーろ 見ただろうか
みたつる 見立てる 診断する 良し悪しを決める
みたて 診断 A見定め 善し悪しを決める《日ポ》
みたばっか ばっかし ばっかり 見ただけ 見て間がない
みたみなか みたむなか みたんなか  古語【見たうもなし】
  見っともない 見苦しい《日ポ》
みたもんナおらん みたもナおらん 見た者は居ない
みたらん みたりん 見足りない もっと見たい
みだりーすんな【妄(みだ)り】 無闇矢鱈にするな
みだれおーし みだれおし〈乱れ生し〉苦労して子育てする
みたろうが みたろが みたろもん 見たでしょう
みたろうば みたろば 見たならば
みたんなしたり 見たりなどして
みちずうり 古語【道すがら】 道中 journey 来る途中
みちなーご みちなごー 長い道中 来る途中 道すがら
みちばちゃー みちばてぇー【道端に】
みちぶしん【道普請】 道路工事
みちみち 道中 来る途中 道すがら
みちゃーいかん …ならん 見てはならない
みちゃーおれん みとられん 見ておれない 忍びない
  A可哀想だ
みちゃみるもんぞ みてにゃみるもんぞ 見ておくべきだ
みちょる みとる 見ている
みっかばしか【三日麻疹】 風疹
みづくろい 古語【身繕ひ】 身支度 dress 着付け A化粧
みつけじゃーた みつけでーた 見つけ出した 探し出した
みつけださん 探し出せない 探す隙が無い
みつけもん 諦めていた物を探し出す 捜し物
みっちゃろう みっど みっどもん 見るでしょう
みっぶせ 三つ違い
みってくる【満ちる】fill いっぱいになる A満潮 flow
みっとむなか みっともなか 古語【見たうもなし】
  見っともない 見苦しい《日ポ》
みてくだっせ みてはいよ みてみなっせ ご覽下さい
みてくれ 古語【見掛け】 見栄 外見 上辺《京》
みてくれがし これ見よがし 誇らしげに見せつける
みてどんみろ 見たりしたら承知しない
みてみさい みさな みされ んど 見てみなさいよ
みてみったなー 一度ご覽なさいよ 見るといいよ
みてみやっしゅうかい みてみゅうかい 見てみようか
みてみゅうもん 見てみたいものだ お目に掛かりたいものだ
みてゑ みてゑっか 見ておいて《下浦》
みとがむる 古語【見咎(みとが)む】 見咎める 見て怪しく思う
みとけ みとれ よく見ていろ
みとけー みとれー 今に見ていろ 覚えていろよ
みとこい みとこうだ 見極めよう 見ておこう
みどこり みどこる 古語【見所】 将来性 A値打ちある所
みところはん【三所半】 大雑把 rough いい加減 中途半端
みどこんノある 古語【見所】 将来性がある 頼もしい
みとった 見ていた A看()取った 看病した
みとってみろ みとれー 今に見ていろ
みとどくる【見届ける】 見極める 最後まで見る
みとらす みとらる みとんなはる 見ていらっしゃる
みとらすかなん みとんなすか みとんなはるか 見ていますか
みとらっさん みとんなはらん ご覧になっていない
みとられん 見ておれない 可哀想だ 見るに忍びない
みとらんど みとらんどもん 見ていないでしょう
みとりゃーせーず 見ていないのだもの
みとる 見ている A見られている
みとる【看取る】 看病する 病人の世話をする
みとんな 見ているな(手伝え) A眺めてばかりいるな
みな 古語【蜷(にな)】 海や川湖にすむ巻貝類 〔に〕の転音
みながら トキワガキ カキノキ科の落葉高木 小粒の山柿
みなくち 古語【水口】 水田の取水口《京》
みなさった みなした みなはった ご覧になった
みなすな みなはんな 見ないで下さい
みなっせ みなはい《京》 みなはりまっせ ご覧下さい
みなっせんか みなはりまっせんか ご覧になりませんか
みなるう 古語【見習ふ】 見て覚える
みなるえ 見習え 見てそれに習え
みなん みにゃならん みにゃん みんばん
  看護しなければならない
みなんびら みなんべら〈南平〉 南向きの平地
みにくうぃどい みにくうしてどい 見辛くてどうも
みにっか【醜い】ugly 見苦しい 見辛い みっともない
みにならん 実益が伴わない
みノいらん 身構えが出来ていない 真剣味が足りない
みのけノよだつ みのけンよだつ ぞっとする
みノしぼる 小便が出にくい 疝気
みばえノよか みばえンよか みばノよか 見栄えがよい
みはらしノよか みはらしンよか 展望がよい 景色がよい
みびーきする【身贔屓(みびいき)】 自分の関係者を贔する
みまちぎゃー みまちげー〈見違え〉 A誤診
みまちごうた 見間違えた 見違えた
みみあか みみくそ みみご【耳糞 耳垢】ear wax
みみたぼ【耳朶(みみたぶ)earlap みみノは《日ポ》 みみンは 耳たぶ
みみっちか けち しみったれ 小心
みみなば 木耳(キクラゲ) キクラゲ科の茸《日ポ》
みみなりンする みみなんノする 耳鳴りがする
みみゃー みめー 見舞い 訪ねて元気付ける
みみんぞ みんず みんぞ【蚯蚓(ミミズ)】 環形動物
みむきもせん 知らぬ振りする
みめンよか 古語【見目 眉目】 見た目が良い 容貌が美しい
みもふたもなか 身も蓋もない 露骨で情味も含蓄もない
みもち 古語【身持ち】conduct 品行 行い A妊娠《京》
みゃー みゃい まい すまい 「行くみゃー」
みゃー【枚】 「五ンみゃー」 〔ま〕行の転音
みゃーがひにち みゃーにち【毎日】every day 連日
みゃーぎり 旋毛(つむじ) 頭髪の巻き毛
みゃーげ【眉毛(まゆげ)eyebrow 〔ま〕の転音
みゃーしつくる とる みゃーすつくる …とる
  古語【阿(おもね)る 諂(へつら)ふ】 ご機嫌を取る 迎合する 追従する
みゃーた【撒いた】 播種した A散らした〔ま〕行の転音
みゃーた【巻いた】 丸めた 捻巻いた 取り巻いた
みゃーて【巻いて】 丸める 捻回す 取り巻く《京》
みゃーらん 参らない お詣りしない
みゃーりぎゃいく みゃーりげいく お参りに行く
みゃーる みゃる【参る】visit 参拝する 参詣する《京》
みゃーろい みゃーろだ みゃーろわい お参りしましょう
みゃひょうしあわん【間拍子】 間に合わない
みやみゃーり みやめーり【宮参り】
みゅい みゅうかい みゅうだ わい【見よう】 見ましょう
みゅうごたる みろごたる 見たい
みゅうごたなか みゅうごつなか 見たくない
みゅうと みょうと 古語【夫婦(めをと)couple 夫妻
みゅうみゃーだ みゅうめーだ 見ないことにしましょう
みゆる 古語【見ゆ】 見える be seen A解釈できる《日ポ》
みょうだい 古語【名代】 代理人
みょうなか みょうなもん【妙】 不思議だ 変だ おかしい
みようみまね【見様見真似】 見て仕種を真似る
みょうもんのごて 珍しくもないのに
みよらす みよんなはる ご覧になっている
みらいた みらした みらった 見た
みらす みらる 上代敬語【見らる 見りゃる】 ご覧になる
みらっさんかな みらっさんかなん ご覧になりませんか
みらっさんじゃったかなん 見掛けませんでしたか
みらにゃん みんばん 看護しないといけない
みられん 見れない 見るに耐えない A見劣りする
みらん みん 古語【見ぬ】 見ない
みらんずく みんずく みんまま 見ないままに
みらんと みんと 見ないのだ
みらんどもん みんどもん 見ないでしょう
みらんとん 姿を見ないのだが 確認できないが
みれぞ みろえ みろぞ みんば 見なさいよ
みればー みればよかもね 見ると良いのに
みろごたなか ごつ ごて ごと ごン 見たくない
みろごたる 見たい
みん 古語【見ぬ】 見ない
みんか …かい …かな …かん …きゃー …け 見ないか
みんず みんぞ【蚯蚓(ミミズ)】 環形動物
みんせんじゃん みんせんたー 見ないからだよ
みんぞばれ 皮膚が蚯蚓(みみず)状に細長く腫れる
みんちゃが みんちゃもね みんちゃもん 見ないのだもの
みんとか みんときゃー けー ね  見ないのか
みんどもん 見ませんか A見ないでしょう
みんとん 見ないのだが
みんな【見勿(みるなかれ) …い …え …ぞ …ね 見るな
みんなー みんねー みんやー 見ないか
みんなンと 皆の物 共有物
 
  む 行
むうらしか むらしか 蒸し蒸しする 湿度が多い
  鬱陶しい gloomy
むかい むかえ【向側】 向こう側 反対側  対岸
むかご 古語【むかご】 山芋(ヤマイモ)の実
むかぜ【百足(ムカデ)】 多足類の節足動物
むかつく むかむか 腹が立つ 癪(しゃく)に障る A吐き気がする
むかる 古語【立ち向かふ】 挑(いど)む 敵対する 対峙する
むかんな 歯向かうな 逆らうな
むきーなる【無気】 我を忘れて逆上する 無鉄砲な気持ち
むきけ《日ポ》 むっけ 吐き気 嘔吐を催す
むぎしのう むぎしの【麦収納】 麦を脱穀する
むきふむき【向き不向き】 適応と不適応 相応不相応
むきむき 好みやタイプの違い 相応 A適所
むぎわらえ むっからえ 麦藁葺(わらぶき)きの家
むぐめし【麦飯】 麦ご飯 (麦の転音)
むくりゅう ムクロジの実 ムクロジ科の落葉高木
むくる【捲(めく)れる】 皮が剥げる 砕ける A交渉が成立する
むくるる むくれる【剥ける】 捲(まき)れる Aふて腐る
  不機嫌になる
むけ むけい 向きなさい 「こっちむけ」
むけー むこーさね むこうさん 向こうに
むげー むげなか《上津深江》 むげらしか 古語【惨(むご)い】
  無慈悲だ
むけん 砕けない 打ち解けない A交渉が不成立
むごう 大層 very とても Aひどく 随分
むこういき むこうぎ【向こう気】 張り合う気持ち 鼻っ柱
むこうずね むこずね〈向こう脛〉 足の脛 leg《京》
むこうづら〈向こう面〉 額(ひたい)
むこうふんどし〈向こう褌〉 相手の元手で利を稼ぐ
むこうめし〈向こう飯〉 賄い付き 食事付きの労働条件
むこうもち〈向こう持ち〉 相手側が経費を負担すること
むごか むごたらしか 古語【惨(むご)い】 酷(ひど)い 冷酷 残酷
むこどん【婿殿】 婿 花婿
むさくるしか 汚らしい 散らかしている
むざむざと 無惨に A訳もなく 無造作に
むざん 古語【無惨】 残酷 乱暴 violence むごたらしい
むしえ【虫追い】 害虫退散祈願の農家行事
むじぇ(ぜ)ー むぞうか むぞか 古語【無慙(むぞう)】可愛い darling
むじぇ(ぜ)ーなもんじゃん 可愛いものだ
むしくれ【虫喰い】 虫が囓った果実や穀類
むしけら【虫螻(むしけら)】 害虫 A身分の卑しい者
むしごっぱ【蒸し木っ端】 薄切り芋を蒸した乾燥食品
むしずノはしる【虫唾】 苦い胃酸が上がる A大層嫌なこと
むしっつらかす むしりつらかす やたらと毟る
むしぬくぃ むしぬっか 蒸し暑い
むしノしらせ むしンしらせ 悪い予感
むしノすかん むしンすかん 相性が悪い
むしノつく むしンつく 虫がつく A不純になる
むしノよか むしンよか 自分勝手 身勝手
むしますなー むしやすなー 蒸し暑いですね
むしむし 湿度が高い 蒸し暑さ
むしゃくしゃする 腹が立つ 苛立つ 逆上する
むじゃっか【無邪気】 邪気がない あどけない 天真爛漫
むしゃノよか むしゃンよか 武者振りがよい 恰好良い
むじょう 古語【無常(むじゃう)】常でない はかない A葬式 弔い
むじょうこう【無常講】葬儀費用の足しに金品を出す講組織
むじょうまい【無常米】 弔いに持ち寄る米
むしる【毟る】pluck 草を摘む A魚を食べる
  B幼児がじゃれつく
むしろ 古語【莚】 稲藁などで編んだ敷物《日ポ》
むしん【無心】 何も考えない A金をねだる《京》
むすーとして 無口で 不機嫌で 無愛想
むすぼる【結ぼる】 取っ組合う A男女合体 交接
むすめじょう【娘嬢】doughter 〔娘〕の愛称
むする 古語【咽ぶ】sob むせる 咳込む
むぞうがる むぞがる 古語【無慙(むぞう)】 可愛がる
むぞうげ むぞうなげ 古語【無慙(むざん) 無慚(むざん)】 不憫(ふびん) 可哀相
  気の毒 痛ましい A残酷
むぞうしぇ(せ) むぞうしゃ むぞしゃ 可愛さに
むぞうしてのさん むぞうてのさん 可愛くてたまらない
むぞか 古語【無慙(むぞう)】 可愛い darling 可愛らしい charming
むぞげ《日ポ》むぞげか …げん …なげ 古語【無慙(むざん) 無慚(むざん)
  不憫(ふびん) 可哀相 気の毒 痛ましい A残酷
むぞげムなか むぞげンなか 可愛げがない
むぞらしー むぞらしか 可愛いらしい
むだがね むだじぇ(ぜ)ん むだぜん 無駄金
むだぐちたたく【無駄口叩く】 駄弁
むたむなか むたんなか 見たくもない みっともない
 見苦しい 〔み〕の転音
むつかしか 古語【難し】difficult 面倒だ 煩わしい
むつかしか むづがいか【むず痒い】
むっからえ 麦藁葺(わらぶき)きの家
むづがる 古語【憤(むつか)る】 機嫌を悪くする 不快になる
むっくり 盛り上がっている A急に起きる
むっじゃなかろかい むりじゃかろかい 無理ではないだろうか
むっじゃろう むりじゃろ 無理だろう
むつるる 古語【縺(もつ)る】 絡まる A仲互い B混乱する
むなあげ【棟上げ】 上棟式 建ち家
むなくそンわるか【胸糞悪い】 不愉快 気分が悪い
むなぐら【胸倉】 胸襟の部分《京》
むなさわぎ【胸騒ぎ】 心配事 悪い予感
むなざんにょう【胸算用】 暗算
むなつけ むなづけ【胸付け】 会食前の摘み食い
むねくじる 胸焼けする 胃酸過多
むねそくなう むねそこなう 食後気分が悪くなる
むねにくる 思い当たる 深く感じる 心に響く 共鳴する
むらぎ【斑気】whim 移り気 気が変わりやすい
むらしか 蒸し蒸しする 湿度が多い 鬱陶しい gloomy
むらはちぶ【村八分】 葬儀と火災意外は村仲間の交際を外す
むらむら 感情の高まり 逆上 興奮
むらやく【村役】 地区の公役 世話役人
むらンでくる むらンなる【班(むら)】 班点ができる 染め斑
むりゆう むんなこつゆう 無理な難題を言う
むるる【蒸れる】be steamed 熱や蒸気がこもる
むれ【蒸れ】 「むれンあがる」餅や赤飯が蒸し揚がる
むれとる【群れる】crowd 動物が一ヶ所に集る《日ポ》
むろぶた【室蓋】 蒸し器のふた
むんなこついうな 無理なことを言うな
 
  め 行
めいっぴゃー【目一杯】 限度ぎりぎりまで 精一杯に
めいしょンよか 目が冴えて眠気を催さない
めいどみやげ 冥土へのおみやげ 年老いて良い思いをする
めー【間】 〔ま〕の転音 「めーにあわん」間に合わない
めーかからん めかからん 見えない A見付からない
めーかかる めかかる 見える A見付かる
めーぎり 施毛(つむじ) 頭髪の巻毛《佐伊津 五和》
めーげ【眉毛】eyebrow 〔ま〕の転音《佐伊津 五和》
めーし めし【飯】 ご飯 食事
めーすかたる めーすとる 古語【阿(おもね)る 諂(へつら)ふ】
  おべっかを言う
めーた 蒔いた 播種した 撒いた 散らした《五和》
めーた 巻いた 丸めた 捻巻いた 取り巻いた《五和》
めーつっぱり オオバコの茎
めーとぎらかす 鋭い眼差し
めーとけ 巻いておけ 〔ま〕の転音《佐伊津 五和》
めーとる 巻いている 〔ま〕の転音《佐伊津 五和》
めーにあう 間に合う 〔ま〕の転音
めーにあわん めにあわん 間に合わない 〔ま〕の転音
めーにち【毎日】 連日 every day 〔ま〕の転音
めーにち【命日】dearth-day 忌日 亡くなった日を偲ぶ仏事
めーノはる めーはる 目が冴えて眠れない
めーノみえん めーンみえん 視力がない 見えない
めーノもーた めノもうた めンもうた 目眩(めまい)がした
めーらん 参らない お詣りしない《佐伊津 五和》
めーりぎゃいく めーりげいく お参りに行く
めーる【参る】visit 参拝する 〔ま〕の転音《五和 佐伊津》
めーれ【参れ】 参りなさい 参拝しなさい《五和 佐伊津》
めーろーだ めーろーわい 参りましょう《五和 佐伊津》
めーやくばって 迷惑ですが 済みませんが
めーわく【迷惑】《梵語》 他人が不利益や不快になる
めーンまわった めンまわった 目眩(めまい)がした
めかたンたおるる【目方】weight 重量が少し軽い
めぎる 睨む glare at《湯島》
めく それらしくなる 「ごっつぉーめく」
めくじら 目角 A小さなこと 「目くじらたつる」睨む
めくそ【目糞】 めやね【目脂(やに)eye wax
めくばせ【目配せ】wink 目で合図する
めくるる【捲る】 紙などが剥がれて裏返しになる
めげらしか 可哀相だ 《牛深》
めご 竹製の網目籠 天秤棒で担う竹籠《日ポ》
めごいにゃーどん 目籠担い A魚等の行商人
めざとか【目敏い】 着眼が早い 目覚まし易い
めさまし めざまし【目覚し】 A伽見舞い B幼児のおやつ
めざめん めノさめん 目が覚めない
めしくい《牛深》 めしくる めっくる 見付ける 探す
めしくぃまっしゅかい …やっしゅかい 食事しましょうか
めしくう〈飯喰う〉 めしぷう《高浜》 食事する
めしくゎせー めしくゎせな 食事させてくれ
めしくゎんかい めしくゎんけー 食事しないか
めしくゑー  ご飯を食べなさい 食事しなさい
めしくをーい めしくをーだ めしくをーわい 食事しよう
めしけじゃーた めしけた 見つけだした
めしじゃくし【飯杓子】 杓文字 ご飯をすくう道具
めしちゃーた めしてーた ご飯を炊いた
めしつぎ 古語【飯次】 飯櫃 ご飯の保温容器《日ポ》
めしつび めしつぶ【飯粒】 ご飯粒
めじゃなか 眼目ではない 目的ではない
めしゅる めしる〈目汁〉 涙 tear
めしンしぇ めしンしゃ〈飯ン菜 〉ご飯のおかず 副食品
めしンたね〈飯の種〉 生活の糧 生活手段
メス 《オランダ語》mes 手術用小刀
めずらしかよー めずらっさー お珍しいことよ
めずらしもん【珍品】 滅多に見ない物
めそめそ 女々しく泣く
めた めった【牝】 牝牛 cow
めちゃくゎちゃ【無茶苦茶】 出鱈目 random 度が過ぎる
めちゃめちゃ【滅茶滅茶】 出鱈目 度が過ぎる
めつきンわるか 目つきが悪い 目の表情が悪い
めっからん 見つからない
めっくる めっける 見つける find
めっけじゃーた めっけた 見つけた
めっそうで 目測 目分量 見当 見込 大体 大まか《京》
めっそうむなか めっそうもなか 古語【滅相(めっさう)】《梵語》 法外
  とんでもない
めった めっちゃ めってー 古語【滅多】 殆ど 無闇に
めったにゃなか めっちゃなか 希有だ rare 非常に珍しい
めっぽやたりゃ【滅法矢鱈】《梵語》 むやみに みだりに
めでちゃー めでてゃー【目出度い】 happy
めど【目処 目途】mark 目標 見当 目当て aim
めどり 目付き look 目使い 眼差し 視線
めどりノわるか めどんノわるか 目の表情が悪い
めとんぼまゑーとる 蜻蛉(とんぼ)の眼を回すが如く見回している
めどンたたん【目処 目途】 予測できない
めにあう 間に合う 役立つ 〔ま〕の転音
めにあわん めにゃあわん 間に合わない 役立たない
めにううた めにおうた 間に合った〔ま〕の転音
めにちーた 目についた
めノきく 眼力がある 観察力がある
めノこえとる 観察眼が優れている
めノかたき【目の敵】 目障りで憎らしく思う
めノさむる めンさむる 目が覚める 思い知る
めノさめん めンさめん 目が覚めない A懲りない
めノしょうがつ めノしょうぐゎつ 目の保養 珍品
めノどく 刺激的な光景 エロチックな光景
めノは めンは コンブ科の海草 若布(わかめ)
めノまわった めノもうた めンもうた 目眩(めまい)がした
めひょうしあわん【間拍子】 間に合わない〔ま〕の転音
めぶんりょう【目分量】 目測で量る
めみゃー【目眩(めまい)
めめじょ【女女女】 女性の性器 vagina
めめず《京》 めめぞ めめんず めめんぞ【蚯蚓(みみず)
めもん 目に入る塵 「めもんのひゃーった」
めやね【目脂(めやに)eye wax 目糞
めりくーだ めりこーだ 減り込んだ
めりこむ【減り込む】 沈んで填り込む
メリヤス 《スペイン語》medias 伸縮性の機械織物
めろめろ 愛情におぼれてだらしなくなる
めん【牝(めす) 雌(めす)】 動物のメス
めんくい【面食い】 美人 A美人好み
めンくりたま めンたま《京》【目玉】eyeball 眼球
メンツ【面子】《中国語》 面目(めんぼく) 対面 honor
めんどうか …くさか …くしぇー …くしゃー【面倒臭い】
  煩わしい trouble
メンハ ワカメ(海藻)
めンまえ【目の前】 目前 present
めんめんに 古語【面々】 各人で 一人一人に《日ポ・京》
 
  も 行
 にも 協調するときに使う 「どうもこうも」
もいっくゎい もういっくゎい もう一度 once again
もいっちょ もういっちょ もひとつ もう一つ あと一つ
もいっとき もういっとき【一時】 今暫く 暫くして
もいっぺん《京》 もういっぺん【一遍】 再度 again
もうから もうかる 早々と 早々に 早くから
もうくる【儲ける】 利益を得る 得する A子供をつくる
もうしあぐる もうしゃぐる もうしゃげる 申し上げる
  A言い付ける 告げ口する
もうじき もう直(じき) 間もなく 直ぐに 今に
もうた【回った】 回転した A舞った turn round
もうだ【揉んだ】 柔らかくした 捻じた A議論した
もうちょい《日ポ・京》 もうちょこっと もう少し 僅か
もうった【漏った】 A漏洩(ろうえい)した
もうっとる もれとる 漏っている
もうとる 回っている 回転している rotation
モートル 《オランダ語》motor 電動機 A回転している
もうり【守り】defense 子守 あやして面倒見る《京》
もうる もるる【漏る】leak out 液体が外へ零れる(長呼)
もうろくしとる【耄碌(もうろく)】 頭や体の働きが衰える 惚ける
もうやー お早いことですね お早いことで
もえー もやー 古語【舫ひ】moor 催合う 助け合う 共同
  共有
もえーた もやーた 播種(はしゅ)した 種を蒔いて芽吹かせた
もえーた もやーた【燃やした】 A感情を高ぶらせた 興奮した
もえさし【燃え差し 燃え止し】 燃え残り
もえっきた【萌えた】 芽生えた 芽を吹いた
もえん 萌えない 芽生えない 芽吹かない
もえん 燃えない A意欲が湧かない B興醒(きょうざ)めする
もがう 反抗する resistance 抵抗する 弁駁(べんばく)する
もくず【藻屑】 藻(海草)の屑
もくてん 思い掛けも無い 《志柿》
もぐもぐ もごもご 口を閉じて噛む Aはっきりしない喋り方
もぐり【潜り】 潜水 diving A無資格者 不法行為
もぐる 潜水する dive A姿を隠す 物陰に隠れる
もこもこ 盛り上がり 隆起する様
もさっとして 無口で気が利かないで ぼうっとして
もさもさ ぼんやり 気が利かない
もざがいか もぞがいー もぞがいか むず痒い
もじもじする 焦れる もどかしい 思うようにならない
もす 上代敬語【申す】 ます 敬って言う 「仕えもす」
もしぇ(せ) 上代敬語【申せ】 して差し上げろ 「遣りもせ」
もそもそ もぞもぞ 昆虫が這い回る A手足を小さく動かす
もたいた もたした 持った A産んだ 「子もたした」
もだえた 急いだ 慌てた A狼狽した 面食らった
もだえる もだゆる 古語【悶(もだ)ゆ】 煩悶する A体を捩る
  B思い悩む 心配する
もだえる もだゆる 急ぐ hurry 慌てる 焦る 早くする
もだえろ もだえんか 急げ hurry up 早くしろ
もたぐる 古語【擡(もた)ぐ】 擡げる 持ち上げる A煽(おだ)てる
もたす お持ちになる Aお産なさる 「こうもたす」
もたすんな 持たせるな A避妊しろ
もたせろ 持たせろ A産ませろ
もたちーとる もたつく もたもた 進捗(しんちょく)しない 動作が遅い
もだゆる 急ぐ 慌てる 焦る 早くする 
もだゆんな 急ぐな 慌てるな 焦るな
もたるる【凭れる】 他に体重を掛ける A胃に支える
もたれかかる【凭れ掛かる】 寄り掛かる
もたん 待たない A耐えられない 「体がもたん」
もち 保つ A負担する B担当する C所有する 持つ
もちあぐる もちゃぐる もちゃげる 持ち上げる A煽てる
もちぃっと もちっと《京》 もちょっと もっと もう少し
もちえん もちきらん もちゃえん 持てない 負担できない
もちくずす 古語【持ち崩す】 品行を乱す A破産する
もちこたゆる 維持する 継続する 支え続ける
もちだし 社交上の出費 支出
もちった もちっとだ もちっとどま もう少し位は
もちどンかめ 餅でも食べろ
もちなげ【餅投げ】 餅まき 上棟式の儀式
もちノよか もちンよか 長持ちする 持続する
もちまえ【持ち前】 もちぶん  生まれつきの性質
もちまっせん もちやっせん 持っていません
もちもん 携帯品 所持品 A性器
もちゃぐる げる《京》 擡(もた)げる lift 持ち上げる A煽(おだ)てる
もちょっと もっと もう少し 更に anew それ以上に
もつ【娶(めと)る】 mary 「嫁ごもつ」
もつ産む】 「子もつ」
もつ 日持ちする 持ち堪える「天気は明日までもつど」
もっか もっきゃ(幼児語) 尻を持ち上げる仕種
もっけ【勿怪】 思い掛けないこと 「もっけのさいわい」
もっこ 古語【畚(ふご)basket 畚(もっこ) 背負い式運搬具《京》
もっこす 気質 character 気骨 spirit A頑固
  偏屈人 obstinacy
もった 持った A産んだ 「こーもった」子を産んだ
もったいなか もったいにゃ もっちゃなか
  古語【勿体無し】 《梵語》
もったつる もったてる【盛立てる】 高く積む
もったもん 金持ち rich man A財産家
もっつき【餅搗き】 餅米を蒸して臼に入れ杵で搗く
もっつっき【餅搗き機】
もっづき お産の近い月 臨月
もってーなか 古語【勿体無し】 物が粗末にされて惜しい
もってけー もってこい 持って来い 持っておいで
もってこい 最適 optimum うってつけ お誂えむき《京》
もってはちけ 持って来いよ 持ってくるが良い
もってはってく 持って行ってしまう
もっとけ もっとれ 所持しておきなさい
もっとっとー もっとっとねー 持っているのか
もっとらす 「持っている」の敬語 A金持ち
もっとらん 持っていない 持たない
もっとるや もっとんな …ね 持っていますか
もつる もてる 保存が利く A異性に人気が有る
もつるる【縺(もつ)れる】絡まる 混乱する A仲違いする《日ポ》
もつれきゃーた もつれけーた【縺れた】 絡まった
もてあすぶ【弄ぶ】 手で弄る 玩具にする 相手を愚弄する
もでーた もでた 戻した A嘔吐した B離縁した
もでーとけ もでとけ 戻して置け
もでーとらん もでとらん 戻していない
もてきらん もてん 我慢できない 耐えられない
もてとる 持続している A継続してる
もてなし 古語【持て成し】treat 接待 待遇 treatment
  振る舞い
もてん 持ちが悪い 耐えられない A異性に人気がない《京》
もとえ【元家】 本家 実家
もとえばたけ 自宅近くの菜園 菜園畑
もとおけ【元桶】 仕込み桶 大きな器
もどかしか 面倒くさい 焦れったい 苛立つ
もどかす 嘲弄(ちょうろう)する からかう 《竜ヶ岳》
もとかた〈元方〉 親方 master A実家 里 B主催者側
もどさん もどらせん 戻さない 帰さない
もどっとー もどっとなー もどっとねー 戻りますか
もどっど もどっどだ もどっどもん 戻るでしょう
もともと【元々】 損得なし A元来 元から 始めから
もどらす もどらる お戻りになる 帰られる
もどらっさん もどんなはらん お戻りにならない
もとらん 古語【回(もとほ)る】 口が思うように動かない
もどらん 戻らない 帰らない A回復しない B逆転しない
もどりがけ もどりしな 帰る途中に 帰路に
もどりにゃー もどりゃー 戻りは
もとる【悖る】 反する 背く 逆らう
もどろい もどろかい もどろだ もどろわい 戻りましょう
もとンさや〈元の鞘〉 あるべきところ A元の関係
もどんなした もどんなはった お帰りになった
もどんなっせ もどんなはりまっせ お帰りなさい
もね ものを  ではないか じゃないの 「来んもね」
もねー もんに 者に A物に
もねーならん 物にならない 成就しない 完成しない
もねーろ もねろ ものやら 「よかもねろ」
もねな だよね ものよね《倉岳 竜ヶ岳》
ものいーみちしらん 挨拶や社交辞令が出来ない
ものいい ものいう 挨拶する Aお悔やみを言う
ものいり【物要り】 家計の出費 経費が嵩む《京》
ものがなしか 古語【物悲し】 何となく悲しい
ものがましか 物々しい 大袈裟だ 仰々しい
ものごい【物乞い】 乞食 物貰い
ものごいか 色や味が濃い
ものごつ ものごと【物事】 家の行事 冠婚葬祭
ものずき【物好き】 好事家(こうずか)
ものだらん もんだらん もんだりん 物足りない
ものノ ものン 僅か(数量・時間)
ものノはでもなか 物の数でもない 僅かな数量
ものは(ヮ)そうだんばって 折り入っての相談だけど
ものもいわん 話もしない A挨拶もしない
ものもりゃー ものもれー 乞食 A瞼の腫瘍
もまるる 揉んで柔らかくなる A大勢で押し合う B議論する
もみくちゃ《京》 もみくっちゃ 人混みに揉まれる
もみすり【籾摺り】 籾の脱穀
もみたくる もみつらかす 矢鱈に揉む
もみどうら【籾俵】 籾を収納する俵
もむい《牛深》 もむる もめる《京》 近世語【揉める】
  ごたごたが起きる やきもきする 紛糾する
もめごつ もめごと 争い事 ごたごた 混乱 紛糾 trouble
もめかすな 混乱させるな やきもきさせるな 問題を起こすな
ももたぶら【股】 太股(ふともも) thigh 大腿部
ももひき【股引き】 ズボンの下ばき(下着)
もやー もやい《京》 古語【舫(もや)ひ】 催合い 助け合い 共有
もやーた もやた 播種した 芽生えた
もやーた もやた 燃やした
もやーぶね もやいぶね 古語【舫ひ船】 二隻を繋いだ船
もやう 古語【舫ふ】moor 催合う 助け合う 共同する
  共有する
もやかす【燃やす】burn A感情を高める
もやす【萌やす】 発芽させる
もゆる 古語【燃ゆ】 燃える burn 火がつく A意欲が沸く
もゆる 古語【萌ゆ】 萌える bud 萌えてくる 発芽する
  芽吹く
もようて もよて 古語【舫ふ】 助け合って 共同で 共有で
もようながめ【模様眺め】 様子見 成り行きを見定める
もらいそくのうた もらいそこのうた 貰い損ねた
もらいたか もらおうごたる 貰いたい A結婚したい
もらいてノなか もらいてンなか 貰ってくれる人が居ない
もらいもん もりゃーもん もれーもん【貰い物】gift 頂き物
もらわした 貰われた A嫁を迎えた《京》
もりゃーそくのうた もれーそこのーた 貰い損ねた
もるる【漏れる】 液体などが外に零れる A外部に伝わる
もろうた《京》 もろた【貰った】 嫁を迎えた A勝った
もろくって【諸繰】 縺(もつ)れて 絡み合って
モロコシ トウキビ 蜀黍、唐黍 イネ科
もろぶた【室蓋(むろぶた)】 料理を入れる木製容器〔む〕の転音
もろに【諸に】 直接 まともに
もん 物 者  「貰い物」「元気者」
もん ものだ だもの  「早ゃーもん」
もん でしょう の筈だ  「良かろもん」
もんか もんきゃー もんけー ものか
もんがまえ【門構え】 門がある家 格式のある家
もんき ものだから 「来たもんき」
もんくたるる〈文句垂れる〉 だらだらと文句言う 苦情
もんじゃか もんじゃなか ものではない
もんじゃけん もんじゃっで ものだから
もんぞ もんびゃー もんべー もんよ ものだよ
もんぞくにゃー もんぞくねー 誤って品物を破損する
もんだたん 不成立 役立たない 出来ない A勃起しない
もんだつる もんだてる 立案する 実施する
もんだらん もんだりん 物足りない 不満足
もんちゃく 古語《京》
もんで もので 「早ゃーもんで」
もんどりうつ 古語【翻筋斗(もんどり)】 宙返り とんぼ返り
もんナ 物は A者は 「大事な物ナなゑゃとけ」
もんな もんね もんや ものか ものですか
もんの ものの 「もんの3分」《京》
もんば ものを 「来るもんば」
もんばい もんばえ ものだ 「大したもんばい」
もんびつ 古語【籾櫃(もみひつ)】 籾の貯蔵容器
もんぺ【雪袴(もんぺ)】 婦人用作業衣 和式ズボン
 
  や 行
やー やのいを バリ
やー か ですか しますか 「見たやー」
やーしゃ やしぇ(せ)ー やしゃー【野菜】vegetables
やーた【焼いた】 燃やした 熱した 熱で加工した
やーた【妬いた】 嫉妬した jealousy
やーた【飽きた】 退屈だ 〔あ〕の転音
やーた【空いた】 A開いた
やーっとしてから しばらく経ってから
やーと やいと 古語【焼き処】の音便 お灸(きゅう)《京》
やーどり やどり 餅搗きの相手方
やーやーいうな うるさく言うな 急ぐな
やい【遣る】 呉れる《牛深》
やいちゃがや …ちゃんば …とさな 遣るのですよ《牛深》
やいで 遣りますから 遣るので《牛深》
やいまいやっと【遣り前】 遣り分なのです《牛深》
やいもせんばといもせん 遣り取りしない《牛深ハイヤ》
やいや《京》 やいやもう やれやれ さては はて困った
  Aどうしよう oh! my god
やうぇー やうゃー やわか【軟い】 柔らかい soft
やうち【家内】 家族 family 親戚
やうつり《京》 やなおり 転居 引っ越し
やおいかん やおなか 容易ではない 苦労する 難渋する
やおうい やおうして やおうて やぶろーい 柔すぎて
やおうなった やんぼうなった 柔らかくなった
やおら やをら おもむろに そろそろ
やおらしゅう やわらしゅう 優しく 穏やかに calm
やが するはずだ 「来っとやが」
やがな やがね ではないか 「大漁やがな」
やかましか 喧しい noisy 騒々しい 煩わしい A手厳しい
  詳しい
やかましからすばって やかましゅうござすばって
  ご面倒ですが
やかましもん うるさ型 A見識者 厳格者《京》
やかましゅーい やかましゅうして うるさくて
やかまっしぇ やかまっしゃ うるさがって A面倒がる
やから 古語【族】 一族 一門 一派 仲間 companion
やからいう やがらいう 我儘 駄々をこねる 聴かん坊
やきがらいも やっがらいも【焼き芋】
やきば【焼場】 火葬場
やきもき 気を揉む 苛々する
やきもち【焼き餅】 嫉妬 ねたみ jealousy
やきもん【焼物】ceramic ware 陶磁器 窯焼きで造った容器《京》
やくぃーたった 役に立った
やくざ【役座】 庄屋宅
やくしぇ(せ)ん  役立たない 利益がない
やくたいにゃー 古語【益体】 役に立たない
やくどし【厄年】男二十五歳と四十二歳 女十九歳と三十三歳
やくどん 古語【憩ふ】rest 休日 ※〔やく〕は〔憩ふ〕の訛
やくなし 古語【役無し】 無能 役立たない
やくぶそく【役不足】 端役 実力者に対し役目が軽過ぎる
やぐら【櫓】turet 高楼 物見などの高殿 「火ノ見櫓」
やぐらごたつ 炭火の炬燵
やぐらしか 面倒臭い 煩わしい troublesome A煩(うるさ)
やくる【焼ける】burn 熱が通る A変色する B手が掛かる
やくゎん 古語【薬罐】 湯沸し器 煎じ薬用の器
やけくそ 自暴自棄 捨て鉢 《京》
やけぞ【火傷(やけど)】 火や熱湯で皮膚が破壊される《五和》
やけん やけんが ですから だから
やこ【野狐】 狐 fox A物の怪 specter
やさおとこ【優男】 ひ弱な優しい男 《京》
やさしか 優しい gentle 思い遣りがある Aた易い 容易
  簡単
やしーこつ やしーもん 安いものだ 安価だ Aた易い
やしぇ やしゃー【野菜】vegetables
やしぇぎす《京》 痩せた人
やしぇこけ やしぇひごけ 酷く痩せている
やじぇらしか やじくらしか やじらしか 煩(うるさ)い やかましい
  面倒だ 鬱陶しい
やしないころす 可愛がって育てる 大事に飼育する
やしのうとる やしのとる 養っている
やしゃー やしゃ【野菜】
やしゃーぎれ 葉野菜 野菜類 vegetables
やしゃご【玄孫(やしゃご)】 孫の孫 曾孫(ひまご)の子《京》
やしゅうごたる やせたか やせてゃー 痩せたい
やしゅうだ 痩せるかもしれない 痩せようよ
やしょく【夜食】 夜遅く食べる食事
やじらしか 煩(うるさ)い やかましい 面倒だ 鬱陶しい
やす です でございます 「そうでやす」
やすうげん やすうに【安く】 安めに 安価に 格安に
やすーしてくれんか 安くして下さい 勉強してください
やすーしてよか 安いので良い(経済的だ)
やすうっくだっせ やすみなっせ やすみなはりまっせ
  お休み下さい
やすうどる 休んでいる A就寝している
やすうやすう 思い切って安く 格安に
やすがう【安買う】 侮(あなど)contempt 見下す《竜ヶ岳》
やすかほんぎょうに 安いことを第一に
やすごうて【安買う】 侮って 見縊って 見下して
やすましたかな やすみなしたか 就寝なさいましたか
やすまれやした 就寝なさいました (身内敬語)
やすみまっしゅい やすみやっしゅい やすもうだね
  休みましょう
やすむみゃーだ やすむめーだ 休まないで働こう
やすもんがい やすもんぎゃー 安物を買う
やすやす【易々】easily 容易に 簡単に
やする【痩せる】 体が細くなる A土地の肥力が落ちる
やすんなか 不甲斐ない《有明》
やせー【野菜】vegetables
やせぎす 《京》 痩せた人
やぜくらしか やぜくるしか やぜらしか 煩(うるさ)troublesome
  やかましい 面倒だ 鬱陶しい
やせこけ やせひごけ 酷く痩せている
やそ【耶蘇】 イエス jesus   キリスト教
やだ 〔嫌だ〕の略 駄々 我儘
やだいう 駄々をこねる 我儘を言う むずかる
やだすけ やだもん《京》 きかん坊
やたて【家建て】 新築 棟上げ
やたらかたりゃ やたらくゎたら 無闇矢鱈に
やたりゃー やたれー【矢鱈に】at random
やつぁー【奴は】 〔彼は〕の卑語
やっか やっきゃ やっけ ではないか
やっかいばりゃー やっかいばれー 厄介ものを追い払う
やっかみ 妬(ねた) 嫉妬 羨望 羨むこと
やっぎり【焼切り】 皮面を焼いた刺身
やっきりもし〈焼き切り申し〉 鬼火焼で病魔退散の呪い
やっこがれた 焼き焦げた
やっこくった 焼けた 焼けてしまった
やっさもっさ 交渉がもつれる
やっしぇ(せ)ん しません 「来やっせん 」
やっしゅ やっしゅい しましょう 「行きやっしゅ」
やっそこなう やりそこなう 失敗する
やつだ やっだ〈奴等〉 彼等は
やった であった だった「知らんやった」《苓北》
やったおす 仕事を遣り過ぎて仆れる 病に仆(たお)れる
やったゑーた やったゑゃーた 過労で仆れた
やっちゃっせん どうしても遣るのだから
やっちらかす やっつらかす 誰彼と無く物をやる
やっつくる 相手を負かす 遣り込める
やっつるぎ やっつるげ 引切なし 続け様に
やっで だから  「来っとやっで」
やっでー やっでか 遣るから 上げるから
やってえーた やっとった 渡しておいた
やってみさい みろ やってろ んか やってんど
  寄越しなさい
やってやりばなし やってやるばなし 遣り放題
やっと 近世語【やっと】 沢山 enough 大層 very
  多い much many
やっと 遙かに Aご苦労
やっとうあんなした やっとじゃんなした ご苦労様でしたね
やっといけん しているから《苓北》
やっとうか やっとか 苦労だ 大変だ 大儀だ 遙か遠い所
やっとうし〈矢継ぎ早〉 引切なし
やっとかっと やっとこさ やっとこせ《京》〈漸(ようや)く〉
  辛うじて
やっとかったなー やっとでござした ご苦労さまでした
やっとこしぇ(せ) ようやく
やっとこれ やっとに やるもね 遣るのに
やっどだ やっどもん 遣るでしょう
やっとっと すでに遣っているのだ
やっとっとこれ やっとっとに 遣っているのに
やっとてー 遣るのに 《鬼池》
やっどみ やつどん やっどん〈奴共〉 奴ら(卑語)
やっとらん 遣っていない Aしていない
やっとる 遣っている Aしている
やっとんこて やっとの思いで
やっぱ やっぱし《京》 やっぱり やっぱる 矢張り
やど〈奴〉 相手を卑下した呼び方 (卑語)
やといださん 雇うことが出来ない
やとうとる 雇っている 雇用している
やどり 餅搗きの相手方 捏()ね手
やどる 古語【宿す 宿る】conceive 妊娠する 子供を孕む
やな【梁簀】 魚を捕る仕掛けや籠 筌(うえ)
やなさって 明々後日 《牛深》
やにさがる 古語【脂下がる】 気取る 得意顔する
やね 脂(やに) resin 《京》 「こぶンやね」「松やね」
ヤノイヲ アイゴ バリ ヤー
やのいろだつ やのよる 内出血する
やは(ヮ)いかん 容易ではない 苦労する 難渋する
やは(ヮ)なか 古語【やむごとなし】 大変だ 大儀だ
やぶ やぶくら やぼ やぼくら【藪】bush 竹や草木密生地
やぶっつらかす 破り散らす 矢鱈に破く
やぶらか やわらしか 柔らかい soft A穏やか mild
やぶりゃーもん やぶれーもん 柔らかいものだ
やぶれかぶれ 破れかぶれ 自暴自棄 やけくそ
やぶれぐち【破れ口】 毒舌 cynicism 暴言
やぶろーい  やぶろーして やぶろうて 柔すぎて駄目だ
やぼ やぼくら【藪】bush 竹や草木密生地
やぼやぼ やんぼやんぼ 柔らかい 柔らかく
やまいき やまいきどん 山師 山林労務者
やまいん【山犬】 野犬 野良犬 cur
やまこぶ〈脂蜘蛛〉 黄金蜘蛛
やまさにゃ さね さん やみゃー やめー 山に 山へ
ヤマタロウ【山太郎】 モクズガニ 毛蟹
やまった 止んだ A治まった
やまる やむ 止まる A途絶える 治まった
やまンごつ やまンごて 山のように 沢山 many 充分
やまんば【山姥】 山の化物 A隠れ切支丹の秘仏
やみあがり やみあげ 病後
やみめ やんめ【病み目】 過労による眼病
やみゃー やめー 山に 山へ
やみゅうい かい だ わい 止めようか
やむ 古語【病む】 病気になる 患う be sick
やむんな やめなすな やめなはんな 止めるな
やめとかす やめときなはる 止めておかれる
やめとけ やめなっせ やめんかい 止めなさい
やめやっしゅかい やめやっしゅうだ 止めましょうか
ヤモ ヤモウ ヤモモ〈楊梅(ヤマモモ)〉 ヤマモモ科の常緑高木
やもめ〈孀〉 寡婦(かふ) 未亡人
ヤモリ〈守宮(ヤモリ)gecko ヤモリ科の爬虫類
やや ややこ 赤ちゃん 赤子 baby《京》
ややこしか ややっこしか 複雑だ 煩雑(はんざつ)complicated《京》
ややみせ 赤子の顔見せ 出産祝いの行事
やら だとか とか や 「木やら竹やら」
やらかす 失敗する 遣ってしまう へまをする
やらきゃーた やらけーた 失敗した へまをした
やらじゃねー まー  差し上げなさいよ 遣らないことには
やらす 上代敬語【やらす】 人に物を遣る 差し上げる
やらすみゃー やらすめー おやりにならないだろう
やらする【遣らせる】 A人を使う
やらすんな 遣らせるな A行かせるな
やらっさん やんなさらん やんなはらん おやりにならない
やらん 遣らない 与えない しない
やらんどもん やるみゃーもん 遣らないでしょう
やらんば 遣らないと しなければ
やりいせーだ 遣るのが早過ぎた 早く渡してしまった
やりーろ 遣るだろうか 渡すだろうか
やりぎゃー やりげー【遣り甲斐】
やりきれん 遣りきれない 我慢できない 心痛い
やりごたいらん ごつ ごて ごと 遣る必要はない
やりこむる やりこめる 相手を言い負かす
やりすごす 古語【遣り過ごす】 通過するのを待つ
やりそくなう やりそこなう 失敗する
やりそくにゃー やりそこにゃー やりそこねー【失敗】
やりそくのうた やりそこのうた 失敗した し損じた
やりにっか やんにくぃ やんにっか 遣りにくい 為にくい
やりばなし《京》 やるばなし【遣り放し】
  矢鱈に at random  際限なく
やりまえ【遣り前】 遣り分 相手に渡す義務分
やりまっしゅう やりやっしゅう やりやす 遣りましょう
やりまっせん やりやっせん 遣りません しません
やりもしやす やりもそー 差し上げましょう 差し上げよう
やりもす やりもそ(上代敬語)【遣り申す】 差し上げる
やりもせ【遣り申せ】 差し上げなさい
やりもって 遣りながら 遣っておいて
やりやり 遣りながら 続け様に Aすぐに
やりよンある【遣り様】 遣り方がある 方法がある
やるしゃなか やるせなか 気が揉める どうにもならない
  切ない
やるっしぇな(せな) 遣るので《佐伊津》
やるみゃい やるみゃだ やるめーわい 遣らない事にしよう
やるもね 遣るものを 遣るのに
やれい やれえ やれぞ【遣れ】 寄越せ 渡せ 決行しろ
やればー やれなー やれねー 遣ったらどうですか
やろう だろう 「来るやろう」
やろうきゃー やろうけー やろうに 遣る筈がない
やろーで やろで 遣るよ 上げるよ 上げよう しようよ
やろーだい やろだい だな わい 遣るよ 上げるよ
やろーどま やろーどみゃ【野郎共】 男衆は 若い男性群は
やろごつなか やろごてなか やろごんなか 遣りたくない
やわぇー やわか やわゃー 柔い soft
やわなか 容易ではない 苦労する 難渋する
やわらしか 柔らかい soft A穏やか mild B気性が優しい
やわらしからす やわらしゅあらす 人当たりが穏やか
やわらしゅう 優しく A穏やかに mild
やんちゃ 駄々をこねる わがまま《京》
やんちゃもん 腕白坊主 わがままな子ども《京》
やんな 古語【遣勿】 …え …ぞ …な 遣るな 与えるな
やんなさらん やんなっせん やんなはらん おやりにならない
やんなす やんなはる おやりになる
やんなすな やんなはんな 遣りなさいますな
やんなっせ やんなはりまっせ 遣って下さい
やんなおし やんなわし やり直し しなおし
やんなおせ やんなわせ 遣り直せ しなおせ(命令)
やんばか やんぼか 柔らかい A熟している
ヤンブウ ヤンブチ ヤンブツ ハヤ コイ科の淡水魚
やんめ【病み目】 過労による眼病
やんもち 古語【脂黐(やにもち)】 捕り黐 小鳥捕獲用の捕りもち
やんやいう やんやんいう 矢の催促する
やんわり 柔らかに 滑らかに A丁寧に
 
  ゆ 行
ゆあか【湯垢】 薬缶や風呂湯の底に溜まる残(ごり)
ゆあがり ゆうあがり 夕上がり 夕暮れに家路につくこと
ゆあんなすかなん 具合はいいですか 治りましたか
ゆい 古語【結ひ】 労力交換 農作業を互いに加勢し合う
…ゆい ゆいと 出来る 「来ぃゆい」《牛深》
ゆう 古語【善う】 よく well
ゆう【結う】 結ぶ 縛る bind 結わえつける
ゆうおいでなした ゆうきなした
  よくいらっしゃいました welcome
ゆうがー ゆうがな 言うとも 必ず言うよ 〔い〕の転音
ゆうぎっと ゆうぎり ゆうとしゃが 言うならば
ゆうきとる ゆうきとらす ゆうきとらる よく来ている
ゆうけん ゆうせん 言うから 言うので 〔い〕の転音
ユウゴ【夕顔】 瓢(フクベ) 瓢箪 A南瓜(カボチャ) pumpkin
ゆうこうでひんのめぞ よく噛んで飲み込めよ
ゆうごち【夕東風】 夕方に吹く東風
ゆうごつ ゆうごて 言うように 言ったように
ゆうこつが 言う台詞(せりふ)が 言えたことではない
ゆうこつきかん ゆうこっきかん 言いつけを守らない
ゆうこつきけぞ ゆうこっきかんば 言いつけを守れよ
ゆうこっでけん ゆうこんならん 言ってはいけない
ゆうされ ゆさり 古語【夜さり】 夜
  ※〔さり〕やってくるの意
ゆうしぇ(せ)な 言うから 言うので《佐伊津》
ゆうした 良くした 能()くした A修理した
ゆうしたもん 能()くしたものだ 調和が保たれている
ゆうしっとる よく知っている 〔よ〕の転音
ゆうしてえーた ゆうしてゑーた 修理しておいた
ゆうしとけ 良くしておけ 修理しておけ
ゆうじゃー 言うぞ 言い付けるぞ 〔い〕の転音
ゆうじゃっかい きゃー けー 言うじゃないか
ゆうしゅうだ ゆうしゅうで 良くしよう 修理しよう
ゆうしらん 詳しく知らない 良く解らない
ゆうじん【用心】care 〔よ〕の転音
ゆうじんせろえ ゆうじんせろぞ 用心なさい
ゆうず ゆうぞ 古語【善うぞ】 善くぞ well
ゆうする 良くする 修理する 改善する 〔よ〕の転音
ゆうずンきかん 融通が利かない A金の工面が出来ない
ゆうせろ【善くしろ】 直せ 〔よ〕の転音
ゆうせんじゃん いうせんたー 言うからだよ〔い〕の転音
ゆうせんば 良くしなければ 修理しなければ〔よ〕の転音
ゆうぞ 言うよ 言い付けるよ 〔い〕の転音
ゆうぞ【善くぞ】 良くぞ 〔よ〕の転音
ゆうぞおいでなした きなした 良くぞいらっしゃいました
ゆうぞゆうっくれた 良くぞ言ってくれた
ゆうた【言った】 〔い〕の転音 《京》
ゆうた【酔った】 酔っ払った〔よ〕の転音《五和》
ゆうだ【止んだ】 止まった 降り止んだ《五和》
ゆうだ【呼んだ】 招待した 〔よ〕の転音《五和》
ゆうだ【読んだ】 読書した 〔よ〕の転音《五和》
ゆうたいや ゆうたんな ゆうたんね 言ったのか
ゆうたっちゃ ゆうたてちゃ 言っても
ゆうたつる お湯を沸かす 風呂を焚く
ゆうたもね ゆうたろが 言ったではないか 〔い〕の転音
ゆうたンなしたり 言ったりなどして 〔い〕の転音
ゆうちゃいかん …ならん 言っては駄目だ 〔い〕の転音
ゆうちゃすまんばって 言っては済まないが 〔い〕の転音
ゆうちゃっかい ゆうちゃもね 言うのだよ 〔い〕の転音
ゆうちゃっせん ゆうちゃっで 言うのだから
ゆうちゃなんばって ゆうちゃわるかばって 言い辛いが
ゆうづ【融通】 臨機応変な処理 (長音短呼))
ゆうっかしゅうかい 言って聞かせようか 教えようか
ゆうっかする ゆうっきかする ゆうてかする ゆっかする
  言って聞かせる 諭す 教える
ゆうっかせん ゆっかせん 教えない 知らせない
ゆうっきかせろ ゆうてきかせろ 言って聞かせろ 教えろ
ゆうっくっどな 言ってください《竜ヶ岳》
ゆうっくるんなな ゆうっくれなすな 仰いますな
ゆうっくれて ゆうてくれて よく言うよ 
ゆうっくれな 言って下さい 知らせて下さい
ゆうっけー 行って言え 知らせて来い 〔い〕の転音
ゆうっしぇな 言うので 《佐伊津》 〔い〕の転音
ゆうったー 言うのだよ 《佐伊津》
ゆうっちゃがや ゆうっちゃんば 言うのだよ 《牛深》
ゆうっと 確実に ちゃんと しっかり きちっと はっきり
ゆうっとみろ ゆうみろ 良く見ろ
ゆうっぱい ゆうっぱなー ゆうっぺー 言うよ《佐伊津》
ゆうっゑ ゆうっゑっか 言っておいて 言ってから《下浦》
ゆうてどんみろ 言ったりしたら承知しない
ゆうてみろ ゆうてんど ゆうんみろ 話してご覧
ゆうときやす ゆうとこだ 言っておきます 〔い〕の転音
ゆうとく 言っておく 〔い〕の転音 《京》
ゆうとけ ゆうとけぞ 言っておけ A伝えておけ
ゆうとむなか ゆうともなか  古語【言いとうもなし】
  言いたくない 言わないことではない 無益だ
ゆうとらした ゆうとんなった 言って居られた《京》
ゆうとる 言っている 〔い〕の転音 《京》
ゆうとる 酔っている 〔よ〕の転音 《五和》
ゆうどる 止んでいる 〔や〕の転音 《五和》
ゆうどる 病んでいる 〔や〕の転音 《五和》
ゆうどる 呼んでいる 招待している 〔よ〕の転音《五和》
ゆうとん 言うよ 言うかもしれない 〔い〕の転音
ゆうなえ ゆうなぞ ゆうなな ゆうなね 言うなよ
ゆうなか ゆうにゃー 良くない 都合悪い〔よ〕の転音
ゆうなかった 良くなかった A気の毒だった
ゆうなしぇ(せ) 善くなせ 直せ A治せ
ゆうなしぇしとる ゆうなしゃしとる 気まずそうにしている
ゆうなった 良くなった  A治った 〔よ〕の転音
ゆうならん 良くならない A病気が治らない 改善しない
ゆうなりやしたっぞ 良く治りましたよ
ゆうなる 古語【善うなる】 A病気が治る 〔よ〕の転音
ゆうにゃーた ゆうねーた 直した A完治した
ゆうのうして 良くなくて
ゆうばしあるごて さして良くもないのに
ゆうは(ヮ)なかな ゆは(ヮ)なかね 良くはないか
ゆうふらすなー 良く降りますね(あいさつ詞)
ゆうべ ゆんべ【夕べ】 昨夜 夕方 evening
ゆうまぐれ【夕間暮れ】 夕暮れ evening 黄昏時 twilight
ゆうまじみ 夕空 夕暮れ evening《御領》
ゆうみゃー ゆうめー 古語【言う舞い】 言わずにおこう
  A言わないだろう
ゆうみとけ ゆうみとれ 良く注目していなさい
ゆうみる よく見かける Aよく観察する
ゆうめしンしゃー【夕食の菜】 夕餉のおかず
ゆうもわるーも 良くも悪くも 兎に角
ゆうもんじゃか ゆうもんじゃなか 言ってはいけない
ゆうもんじゃっで 言うものだから 〔い〕の転音
ゆうゆう【悠々】 立派に 完全に A程良く ゆとり
ゆうらゆうら ゆらゆら ゆっくり揺れ動く
ゆがく【湯掻く】boil 野菜などを煮て灰汁を抜く《日ポ》
ゆかん ゆくゎん【湯灌】 納棺前に死体を湯で拭き清める
ゆさぶる 古語【揺る】swing shake rock 揺り動かす
  振り動かす
ゆざまし【湯冷まし】 冷めたお湯
ゆしーで【濯いで】 水で汚れを落として
ゆしーどく ゆすいどく 濯いでおく
ゆすぐ【濯ぐ】rinse 水で汚れを落とす《京》
ゆすったくる ゆすっつらかす やたらと揺る
ゆすぶる ゆする 古語【揺る】swing 揺り動かす
ゆする【強請る】blackmail 金品を脅し取る
ゆずる【茹でる】boil 茹()でる 湯掻く 熱湯で煮る
ゆたーっと ゆっくらーと ゆっつらーと ゆったりと
  のんびりと 落ち着いて
ゆだーち ゆだち【夕立】 shower (長音短呼)
ゆたで 患部を湯で軽く叩くように拭く治療法
ゆたぶる 液体の入った容器を揺する swing
ゆだりかけ【涎(よだれ)掛け】 《有明》 〔よ〕の転音
ゆだりくさる 煮えすぎる
ゆだる【茹だる】 煮える boil up
ゆだれ 古語【涎(よだれ)】 口から流れ出る唾液 〔よ〕の転音
ゆだれくる 涎を垂らす 〔よ〕の転音
ゆだんもすきもなか 油断も隙もない 油断しない
ゆっかする 言って聞かせる 諭す 教える
ゆっくい ゆっくり のんびり《牛深 苓北》
ゆっくら ゆっつら ゆったり ゆっくり のんびり
ゆっくらーと ゆっつらーと ゆったりと  のんびりと
ゆっくりしなっせ おくつろぎ下さい どうぞごゆっくり
ゆっさゆっさ ゆらゆら 揺れ動く様
ゆっさんご〈鞦韆(ブランコ)〉 ブランコ balanco《手野》
ゆったくる ゆっつらかす 強く揺る やたらと揺する
ゆっつらーと ゆったりと のんびりと 落ち着いて
ゆつぼ【湯壷】 湯船 浴槽 bathtub
ゆとうじ ゆとじ【湯治(とうじ)】 温泉療法 (※湯の重複)
ゆどの【湯殿】 浴室 bathroom
ゆびがね【指環】 指輪 ring
ゆびき【湯引き】 熱湯を通した魚料理 湯通し boil slightly
ゆびく【湯引く】 魚等にさっと湯を通して調理する
ゆびしぇーて ゆびしゃーて 指さして
ゆびつっくうで ゆびつっこうで 指を差し込んで
ゆめーンごつ ゆめーんごと 夢のように ぼんやりと
ゆめさく 気が利かない ぼんやりしている
ゆめゆめ【努々】 決して 絶対に 間違っても
ゆめンごたる 夢のようだ 意識がはっきりしない
ゆもじ 古語【湯文字】(女房詞)腰巻き 和装下着 浴衣《京》
ゆりーろ 得るだろうか …できるだろうか
ゆる 得る 出来る 「教ゆる」「読みゆる」
ゆるい《牛深》 ゆるり【囲炉裏】 暖炉 炉《京》
ゆるうっと ゆるっと【緩く】 Aゆったりと のんびり
ゆるーどる ゆるどる 古語【緩い】mild 緩んでいる
ゆるーに【緩く】 柔らかめに 気楽に
ゆるか 古語【緩い】mild loose (ゆる)い 硬くない《日ポ》
ゆるむる【緩める】 緩くする
ゆるゆる 緩い Aゆっくり おいおい そのうちに
ゆるり【囲炉裏】 暖炉 炉《京》
ゆるる【揺れる】swing shake rock 振動する 動揺する
ゆわいた いわった 言った 仰った
ゆわえつくる 結び付ける 縛る bind
ゆわえる《京》 ゆわゆる 結ぶ tie 縛る bind
ゆわっちゃん いわっとたー 仰いますね よく言うよ
ゆわる 言う 仰っしゃる
ゆわるこつが 言うことが 意外なことを言うね 〔い〕の転音
ゆわれ【謂れ】reason 言い伝え tradition 由緒 history
ゆわれん 言えない 言う訳にはいかない 〔い〕の転音
ゆわんこつ 余計なことは言わないに限る
ゆんにゅ 沢山 enough  余計に 多く《有明》
 
  よ 行
 を 「タモよ貸せろ」《牛深 河浦》
よあかし【夜明かし】all night 徹夜 終夜《京》
よあすび【夜遊び】 深夜徘徊
よあんなすか 調子は如何ですか 良いですか
よい よいこりゃ よいよい おい もしもし(呼びかけ)
よいざまし 酒酔いを覚ます水や食べ物
よいたくれ ようたくれ よったくれ 酔っ払い 泥酔
よいっぱり 夜更かし 夜遅くまで起きていること
よいのくち【宵の口】 夜の始まり 《京》
よう【良く 善く】 well 良くぞ ようこそ《日ポ》
よう【瘍】 潰瘍(かいよう) おでき 皮膚病
ようい【容易】easy た易い 簡単 simpre
よういう よういうばい よういうばえ よく言うよ
よういなこっじゃか 容易ではない 簡単にいかない
ようかあんびゃー よかあんびゃー いい具合に 程良く
ようかささ ようかはざ 長い時間 しばらくの間
ようがす よがす よござす よございます
ようがましか 条件が多くて煩わしい 大袈裟である
ようきなした ようきなった ようこそ いらっしゃい
ようけ よけー【余計】extra 余分に 沢山 多く《京》
ようしたもんばい ようしたもんばえ 能くしたものだ
ようして 良くて よくいって 甘く見て
ようじにん【用事人】  訪問者 用件のある来客
ようじゃ【様態】mode 有様 状態 A散乱
ようじゃして【様態】 散らかして 散乱状態
ようしゃせん【容赦】 許さない 勘弁できない
ようじゃらしか 乱雑にしている
ようじょする 古語【養生】 療養する
ようそンわるか【様相】 様子や状況がおかしい
ようた【酔った】 酒や乗物に酔った A心酔した
ようだ【止んだ】 止まった 中止した 治まった
ようだ【読んだ】 A判断した
ようだ【呼んだ】 A呼び寄せた
ようたくる【酔っ払う】
ようっきかする ようできかする 読んで聞かせる
ようっと ようと 古語【能う能う】 ようやく 能く《日ポ》
ようで【呼んで】 来てもらって 招待して
ようてー ようてゃー【容体】condition 病状 A身なり
ようでー【様態】 有様 状態 A散乱《五和》
ようどらす ようどらる 病気していらっしゃる
ようなか ようにゃー 良くない
ようなし 古語【要(えう)なし】 お役御免 役に立たない
ようならいた ようならった 全快した 快気した
ようならした ようなんなはった 全快なさった 快気した
ようふらすなー 良く降りますね (あいさつ詞)
ようべ よべ【夕べ】 昨夜 last night
ようむき【用向き】 用件 business 用事
ようやっと ようよ ようよこて …して 古語【やうやう】
  漸(ようや)く やっと 能く《日ポ》
ようらっと 注意しながら そっと 大事に
ようらようら ゆっくり そろそろ
よか【良い】 素晴らしい good AOK 了解 nnderstand
よか【不要】 要らない
よか よった よりも 「飯よか好き」
よかあんびゃー よかあんべー【塩梅(あんばい)】 良い調子 良い具合
よかいちり よかばっかり 良いことずくめ 言うことなし
よかいば《牛深》 よかつば よかっば よかとば 良いのを
よかうち よかほう 良い方だ A幸運だった
よかうりーでござす【潤(うるお)い】 良い潤い(雨)ですね A慈雨
よかおとこ 美男子 handsome man
よかおなご 美人 beautiful woman 可愛い女性
よかがー よかっがー よかっぞー 思ったより良いよ
よかかい …かのい …かん きゃー けー 良いですか
よかがね《崎津》 よかじゃっか いいではないか
よかかも よかばい 良いよ 良いね A良いかもしれない
よかかもしれん よかかんしれん 良いかもしれない
よかきもん 晴れ着
よかこたきいた よかっバきいた 良い話を聞いた
よかこたさす よかこたしなす 良いことをなさいますね
よかごたでけん よかよにゃ… 良くできない 上手くできない
よかこつ 良いこと A男女の交わり
よかごつ よかごて 良いように A気に入るように
よかごっせろ よかごて… 良いようにしなさい
よかさい よかせん よかでー よかでか 良いから
よかざい よかわい 要らないよ 要るもんか
よかさいわい 幸運にも luck
よかささ よかはざ 長い時間 しばらくの間
よかしー 人格者 character 良心的な人 A分限者 金持ち
よかじぇー(よかぜー)よかっじぇー 良いぞ《佐伊津》
よかしぇな(よかせな) 良いので《佐伊津》
よかしこ 適当な量 必要な数だけ
よかじゃか 嫌とは言わせない
  要らないとは言わせない(無理強()い)
よかじゃっか …じゃっきゃー …じゃっけー 良いではないか
よかしょうがつでござす 正月目出度う(あいさつ詞)
よかせんや 良いから《二江》
よかた よかたい よかったー 結構だ いいだろう
よかたーなか よかつはなか よかとはなか 良いのはない
よかちー よかちゅう よかてー 要らないそうだ
よかちゅうび 程良い固さ 適当な味加減
よかちょうらい 都合良いことに 良い塩梅に
よかちんちん 立派な性器 A性器の模造品を付けて踊る余興
よかつ よかと よかべー よかよ 良いのだ
よかっかい きゃー けー な  良いのかい
よかっさい よかっさな さね じゃ  良いのだよ
よかっされ よかっされば 良いのだから 良いに決まっている
よかっじゃいろ …じゃろかい よかりいろ 良いのだろうか
よかっじゃが 良い筈だよ
よかっじゃって よかてー …とに …もね 要らないのに
よかっじゃば よかとじゃば 良いのだけど《新和》
よかっじゃもね それで良いのだ
よかっじゃん 良いのだ A仕方ないよ
よかっじょ 間抜け ぐうたら者 馬鹿
よかっじゅわ よかっじわ いいですよ OKだよ《嵐口》
よかっぞうな よかとぞうな 良いのだよ《新和》
よかっちかい 良いのだろうか《有明》
よかっどか よかっどかい よかろか 良いのだろうか
よかっどが よかろうが よかろがね 良いでしょう
よかっどだ よかっどもん よかろだ …もん 良いと思うよ
よかっばしのごて よかばしんごて 特に良い訳でもないのに
よかっばって よかとばって よかばってん 良いけど
よかっばゆうっくれて ご冗談でしょう
よかっびゃー よかっべー 良いのだよ
よかつな よかつね よかつや 本当に良いのか 大丈夫ですか
よかっばいうっくれて 調子良いことを言うよ
よかつめく よかとめく 良さが引き立つ
よかてー よかとこれ よかとに よかもね 良いのに
よかとけー よかとこれー よい所に
よかどこっじゃござっせん 勿体無い位です 最高です best
よかとてー 良いのに《鬼池》
よかとな よかな よかとね よかね よかや ですか
よかとんごつ よかとんごて 良いこととでも思っているのか
よかな …ね や 良いですか
よかにゃー よかねー よかよう 良いね 素敵ね A幸せね
よかにんげん 正直者 人格者 人柄が良い character
よかばい …ばえ …わい 良いね 上等だ 最高だ A了承
よかばえ よかわい 嫌だよ A要らないよ
よかばかり よかばっかり 良いことずくめ 最高 highest
よかはざ 長い時間 しばらくの間
よかはざーなか 良い訳がない 報いがある 天罰が下る
よかばってん よいけれども
よかはりーなりやした 良い春ですね (新春の挨拶ことば)
よかびゃー よかべー 良いぞ A嫌だよ
よかひよっでござす ですな 良い天気ですね(挨拶)
よかひより よかてんき 良い天気 晴天 fine weather
よかびん 幸便 良いついで
よかふう 恥ずかしい服装 Aみすぼらしい風采
  B気になる風貌
よかほう まだましな方 我慢できる程度
よかぼんでござす 良い盆ですね (盆の挨拶ことば)
よがまする よがませる 歪(ゆが)ませる A曲げる
よがまん よごまん 歪まない 〔ゆ〕の転音
よがまんごて よごまんごて 歪(ゆが)まないように
よがむ よごむ  古語【歪(ゆが)む】be crook 歪(ひず)む 変形する
  A曲がる 〔ゆ〕の転音
よかもね 良いね 良いではないか A良いのに
よかもねろ よかりーろ 良いものやら
よかもん 高級品 A珍品 curio
よかもん 要らないよ もういいよ A仕方ないよ
よかもんか よかもんね 良いものか 決して良くない
よかもんじゃか 感心しない みっともない
よかもんじゃけん よかもんじゃっで 良いものだから
よかもんのごて 良いことでもあるまいに
よかや 良いですか
よかよ【良い】 OK 了解 nnderstand A素晴らしい good
よかよか 結構 充分 fullness 〔良い〕の協調
よかよにゃでけん 善いようにはできない
よからしたろうかい 良かっただろうか A不要だろうか
よからしたろうば よからっせば よからっそうば よかったら
よからすかなん よございますか A具合はいいですか
よからっしーろ 宜しかっただろうか
よからっそうば 宜しければ
よかりーろ 良いだろうか
よがりごえ【善がり声】 性的快感によって思わず漏らす声
よがる【善がる 良がる】 良いと思う 満足する 得意になる
  A恍惚感 acme 性的快感を声や表情に表す
よかれ 良くあってくれ 良かろうと
よかれば よかろうば 良かったら A要らなければ
よかればよかもん 最高によい 絶好調
よかろうが よかろが 良いでしょう
よかろうかい よかろかい よかろかにゃ 良いだろうか
よかろうで 良いだろうに
よかろうもん よかろもん 良いだろう 良いと思うよ
よかろだ 結構だ いいだろう A必要ないよ
よかンした【床の下】 〔ゆ〕の転音
よがんどる よごうどる よごどる 歪んでいる
よかんなー よかんねー いいのですか
よかんなるば いいのですが 《新和》
よき 古語【斧】 手斧 木を切り割る道具《京》
よくぃ よこい 古語【憩(よこ)ひ】rest 休憩
よくぃなっせんか よくえなー よくわんね 休憩しませんか
よくぃやっしゅい よこいまっしゅかい 休憩しよう
よくぃよくぃしなっせ 時々休憩しなさい
よくう よこう《日ポ》 古語【憩(よこ)ふ】 休憩する A欠勤する
よくえ よくえば よくわんね 古語【憩(よこ)へ】 休憩しなさい
よくじーて よくずいて 欲張って 強欲に
よくしぇき (よくせき) よくぞ よくよく《京》
よくじん よくしんぼ《京》 たれ づら 欲深い人 けち
よくもとくもなか 欲や得がない 損得を考える余裕がない
よくよくノこつ よくよくンこつ 余程のこと
よくる 古語【避く】避ける 道を譲る A遠ざける《日ポ》
よけ よけとけ よけろ 古語【避く】 避けろ 脇へ避けろ
よけ 側溝 side drain 田圃脇の水路
よけー 古語【余計】extra 余分に 沢山 多く《京》
よけー よこさね よこさん【横に】 横様に
よけーおれ 横に居なさい 脇に居なさい
よげーた よごれかした よごれきゃーた けーた 汚した
よげーとる よげとる よごれきゃーとる 汚している stain
よけざらい よけざらえ 溝を浚える農作業
よこいう よこゆう 古語【邪(よこしま)】 邪な事を言う《京》
よこう《日ポ》 古語【憩(よこ)ふ】 休憩する A欠勤する
よごうだ よごだ よんごうだ【歪んだ】〔ゆ〕の転音
よごうどる よごどる よんごうどる 歪んでいる
よごえはっちょう 古語【夜声八町】 夜は遠くまで音が届く
よこぎる【横切る】 横断する cross
よこぎんな 横切るな 横断するな
よこざ 古語【横座】 上座 横敷物のある座席《京》
よござした よござす 要りません 間に合っています
よござしたろうかい 良かったでしょうか
よござす よござすと 古語【善う御座る】 承知しました
よござすかなん …どかい 良いでしょうか A要りませんか
よござすどぅ よござっしゅう 間に合っています
よござすどかい よござっしゅかい 良かったですか
よござすとぞ 古語【善う御座る】 良いのですよ
よこさね よこさん【横に】 横様に
よこしーなす よこせーなす 横にする
よこす【寄越す】 遣る 渡す
よこする 邪な事をする 不正をする ずる賢い
よこたくり よこたくれ 横様に 横にずれる
よこづち【横槌】 丸太を削った簡易の木槌《京》
よこっぱら よこばら 脇腹 side 腹の横側
よこっぺら《京》 よこびんた 横側 側面 side A頬
よこひいき 古語【依怙(えこ)贔屓(ひいき)】 一方だけひいきする
よごるる 古語【汚る】 汚す stain 汚れる《日ポ》
よこれ よころ 余計に extra 必要以上に 無駄な
よごれかぶる よごれくさる よごれたくる ひどく汚れる
よごれがっちょ よごれぐゎっちょ 汚れた服装 汚れる
よごれきゃーた よごれけーた 汚した
よさー 良いな 立派だな A奇麗 beautiful B幸運 better
よさそうなもん 良さそうなものだ
よざとか【夜聡い】 夜の物音に敏感
よさもよさ 最高潮 climax 最高に良い 絶好調 best
よさり 古語【夜さり】 夜更  夜 night 晩 evening
  ※〔さり〕は、やってくるの意《日ポ・京》
よさりさにゃ よさりさね 夜に 晩に 夜更けに
よざるき よたか 夜歩き 夜間徘徊
よさンのしごつ 夜の仕事 夜の営み
よしーしていっしょる 良い事にして済ませる
よしおる〈止し居る〉 居残る そのまま居る
よしおれ〈止し居れ〉 居残れ そのまま居れ
よしきた 宜しい 承知した A任せろ
よしなに 近世語【よしなに】 都合よいように 適当に
よしのく〈止し退く〉 遠慮して中座する 引き下がる
よじのぼる〈攀じ登る〉climb up 何かに掴まって登る
よしみ 古語【誼】friendship 親しい間柄 縁故 交わり
よじらかす 用心して扱う 大事に扱う そっと据える
よじらきゃーて よじらけーて 用心して 大事にして
よじる【捩る】wrench 捻()じる 体を捻(ひね)って避ける
よじるる よじれる【捩る】 捻()じれる 引きつる
よしれん 良しと思えない 良くない 余計な
よしわるし【善し悪し】 良かったり悪かったり
よする【寄せる】 加える add A集合させる B近づける
よせー【余所へ】 遠くへ 「よせーはってく」
よせーする 気持ちよさに悦ぶ
よぜき【余席】 利用できる僅かな空間 隙間 space 《御所浦》
よせざん【寄せ算】 足し算(算数)
よせつけん 他と抜きんでている A近付けない
よそあしか よそわしか 古語【様相悪し】 不潔だ dirty 汚い
よそいき よそゆき〈余所行き〉旅行 travel A晴れ着《京》
よそえ よそね よそンえ【余所の家】 他人の家
よそえんし よそもん よそンし 古語【余所者】 余所の人
よそごつ よそごと【余所事】 他人事
よそさん よそさね よそさにゃー 余所へ 他所へ
よそみーとんな よそみとんな 脇見するな
よそもん 古語【余所者】 余所から来た人
よそよそしか 他人行儀だ 親しみがない
よそわしか 古語【様相悪し】 不潔だ dirty 汚い
よたか〈夜鷹〉 夜歩きする人 夜遊び人
よだきぃ よだくぃ 疲れた 体がだるい
よたくれ よたくゎっちょ 服装や身なりを構わない人
よたもん 成らず者 不良 貧相の悪い男
よたよた よろよろ 酔ってふらつく A足下が揺らぐ
よたらん 良いと思えない 取るに足りない 余計な 無駄な
よだれくる【涎繰る】 涎を繰り流す《京》
よちょう【予兆】omen 兆し 前触れ 「訃報の予兆」
よちよち 幼児がやっと歩く状態
よつあし 古語【四つ足】 獣 beast 畜生
よっかかる 寄り掛かる 凭(もた)れる A頼りにする
よっこいしょ 残念だ A立ち上がる時の掛け声
よったかい《牛深》 よったかる 寄り集まる 群がる
よっださん よりださん 寄る暇がない 寄れない
よったり《京》 よっちゃーり よっちゃり《新和》【四人】
よっちーて よりちーて 寄り付いて 寄り集まって
よっつかん よりつかん 寄りつかない 近づかない
よっづき【寄り月】 閏月
よっつきにっか 近寄り難い 親しめない
よっつくな 寄り付くな
よっつらーと のんびりと ゆっくりと
よってたかって 寄って集って 大勢で取り囲んで
よっどりみどり 選り取り 好き勝手に選び取る
よっぱるーて よっぱろーて 酔っぱらって
よっぽど《京》よっぽで 古語【よきほど】 余程 かなり
よつんびゃー【四つン這】 両手を着いて這う
よどうし よどし【夜通し】 一晩中 all night《京》
よとぎ 古語【夜伽】 お通夜 死者を慰める宗教行事《京》
よどってねせん 患者が夜の看病で眠らせない
よどる〈夜取る〉 夜に看病させる《日ポ》
よな 火山灰
よなかさっこ よなきゃ よなけ 真夜中 深夜 midnight
ヨナバ ツツジ科常緑潅木 馬酔木(アセビ)
よなび よなべ 夜業 nightwork 夜仕事《日ポ・京》
よなよな 古語【夜な夜な】 毎晩 every evening
よノなんか 夜伽などで時間を長く感じる 長い夜
よのふて よんノふて よんノよふて 夜もすがら 一晩中
よばい よびゃー よべー 古語【婚(よば)ひ】
  セックスを目的に夜中に女の寝間へ忍び込む性風習
よばるる よばれる《京》 招かれる Aご馳走(ちそう)になる
よびよする【呼び寄せる】 身近に呼ぶ
よぶみゃーだ よぶめーだ 呼ばないことにしよう A誘うな
よぶり よぼり《京》 古語【夜振り】 夜間漁をする
よぶん【余分】spare 余計に 必要以上 沢山 多く
よべ よんべ【夕べ】evening  昨夜 last night
よぼうかい よぼかい 呼びましょうか A誘いましょうか
よぼし【夜干し】 夜風に晒す
よぼよぼ よぼんよぼん 力が衰えて動作が鈍い様子
よま 細い紐(ひも) string 《日ポ》
よまいごつ よまいごと 寝言 A戯けた事
よみじ 古語【黄泉路】 冥土へ行く路 あの世への路
よみでーノある よみでーンある 読み応えがある
よめご よめじょ【嫁御】 嫁 A妻 wife
よもひもあけん〈夜も日も明けぬ〉 頼りにする  A進捗しない
よもや【真坂(まさか)】 幾ら何でも 万が一にも
よよーして よよこて よよんこて よんよこて
  古語【やうやう】 漸(ようや)く やっと A次第に
よらす していらっしゃる 「行きよらす」
よらじゃった よらだった よらンじゃった 寄らなかった
よらっしーろ よらりーろ お寄りになるだろうか
よりーろ 寄るだろうか 近寄るだろうか
よりかかる 寄り掛かる 凭れる A頼りにする
よらっと よろっと そっと 大事に 注意して
よらるりーろ 寄る時間があるだろうか
よらんきゃ よらんけ よらんな よらんね 寄れよ
よりなわ【縒り縄】 縒り合わせた物 縄 rope《日ポ》 
より よりやー【寄合】meeting 会合 集会 常会 会議
よりくーだ よりこーだ 《日ポ》 喜んだ
よりこばりゅうともて 喜ろこんで貰おうと思って
よりださん 寄る暇がない 寄れない
よりノもどる よんノもどる【縒りが戻る】 元の状態になる
よりもよって 図らずも 生憎と 不運にも
よりより よろよろ ふらふら
よる している 「来よる」
よる【縒る】twist 捻って絡み合わせる 縄を綯う
よるる【縒れる】 縒った状態になる A閉口する sirence
よるるばえ よるるびゃー 参ってしまうよ 閉口するよ
よれなー よれねー よれのい お寄りなさいよ
よれたびゃー よれたべー 参ったよ 閉口したよ
よろい よろかい よろだ よろだね よろわい 寄ろうよ
よろつく よろよろ 足元がふらつく
よろづなもん 古語【万(よろづ)】 色々な物 各種雑多 A不要品
よろめく 配偶者以外の異性に気が向く A足元がふらつく
よわぎっちょ よわたれ ひ弱な人 弱い人
よわっとる よわる 弱る A魚の鮮度が落ちている
よわてーなって 病弱になって
よわらした よをーならした 覇気が無くなられた
よゑーもん よゑゃーもん 弱いものだ 弱いね
よんくみ〈余ン組〉 別の組 他の班 他の人たち
よんこたーいっちぇーて 他のことはさて置いて
よんこつ よんこて 漸(ようや)